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閑話 第178話〜新規登場キャラクター

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 ミラル
 第179話初登場。名前が出るのは第182話。白獣の村の村長の娘。白狼の獣人で魔王クラスの実力者。ミチナガと初めての出会いは補給部隊に紹介された時。預言を受け継いでいる人物で、とあることを知っているらしい。

 白獣の村の村長。
 第179話初登場。ミラルの祖母であり白獣の村の村長。元魔王クラスの実力者。様々な預言を託されており、未来を変えるためにすでに行動をいくつか起こしている模様。その全貌を知るものは本人以外にいない。預言の子であるミチナガが訪れることを待ち続けていた。

 モイル
 第179話初登場。白獣の村の深山の預言の書を安置している聖地を守る守護者。もう少しで魔帝クラスにたどり着くほどの実力者。ミチナガにより預言の書を回収された後は村を守るために日々研鑽に勤しんでいる。

 深山賢人
 第179話初登場。日本からやってきた異世界人。遠き未来の出来事を予知できる。ただし特定の未来をピンポイントで見ることは難しい。神獣を愛し、愛された唯一の人物。ある時、たわいのない会話から遥か未来の出来事を予知してしまい、ある真実を知る。そのことから法国から命を狙われることになる。そして法国と神獣が戦い時間を稼いでいる間に預言の書を作成。未来を変えるために全てを後世に託した。その最後は神獣との心中。

 バトリス
 第184話初登場。アンドリュー子爵の下で働く元A級冒険者。先代のアンドリュー子爵から仕えており、かなりの腕利き。対人戦、対モンスター戦どちらもこなせる執事長。もう歳なので後継に任せると愚痴をこぼしているが負けず嫌いで使用人の中にバトリスに勝てる人物はいない。

 白獣の子供達
 第186話初登場。様々な種族の白獣の子供。砂漠しか知らなかった子供だが、今では毎日森の中に探検に出かける。初めて見た生きている植物に感激しながら毎日を送っている。すでに学者志望の子まで現れるほどだ。

 花の大精霊
 第187話初登場。世界に3柱しかいない植物系の大精霊の1柱。花の国の女王。世界有数の安全地帯で避暑地や観光地として人気。多くの精霊が集まり、精霊蜂のハチミツが有名。一生のうちに一度は訪れるべき国の一つ。現在使い魔のフラワーが弟子入りしている。

 草の大精霊
 第187話初登場。世界に3柱しかいない植物系の大精霊の1柱。原始の森と呼ばれる希少植物の採取ができる特別地帯。植物学者が狂喜乱舞するほど特別な土地。ただし世界有数の危険地帯でもあるので行く際は最低でも魔王クラスの護衛が数名は必要。使い魔のファーマーが弟子入りしている。

 ゲンドイリアル
 第188話初登場。元砂漠で現在は使い魔のドルイドが精霊として森の管理をしている精霊の森にきた英雄の国の調査団のまとめ役。水生植物研究の第一人者。

 英雄の国からの調査団一行
 第188話初登場。ミチナガの命運をかけた精霊の森を調査しにきた一行。調査後、誰もがこの森に魅入られてしまい月一で調査に来ている。この調査で勇者神から勲章を得られる研究がいくつも出来上がっている。だがそれよりも精霊の森近くに研究所を新設する要望を出している。

 ギギアール
 第191話初登場。白蛇の獣人で魔王クラスの実力者。その艶かしい色気にミチナガは度々たじたじになるが、ギギアール自身は全くそんな気はない。魔法と弓が得意で、薬学や料理にも詳しい。実は既婚者で、旦那曰く、甘えん坊らしい。

 ケイグス
 第191話初登場。白亀の獣人で魔王クラスの実力者。寡黙な男で任務に忠実。ただミチナガ曰く、喋ってみると結構面白いやつとのこと。防御面に優れており、たいていの攻撃はその盾で防いでしまう。かなりの怪力でもあるらしい。ちなみに既婚者で、なんでも甘えん坊な嫁がいるとのこと。

 オレイル
 第191話初登場。魔導列車の中で出会った漁師の男。元冒険者だったのだが、戦いの才能はあまりなかったようだ。ある時今の漁師町に訪れた際に海に魅了されてしまい、すぐに漁師になることを決意した。両親思いで時折里帰りしている。

 宿屋経営の老夫婦
 第191話初登場。元漁師の老夫婦。現在では海から離れた場所でしがない宿屋を経営している。なんでも息子夫婦に誘われてここまできたらしい。現在は干物を提供する珍しい食事ということで、ちょっとしたファンがいる店まで成長したらしい。

 漁師町の宿屋の女将
 第192話初登場。ゴードラン組合で経営する宿屋の女将。実は現在の組合長のゴードランは入り婿で、女将の父親が先代の組合長。そのため、一番権力を持っているのは女将の方。漁師たちは全員女将に頭が上がらない。

 ゴードラン
 第192話初登場。ゴードラン組合の組合長。漁師としての腕はピカイチ。ただ現在、すべての組合は解体され、ミチナガ商会組合に加入している。反発するものも多かったが、ミチナガ商会組合に加入することで莫大な恩恵を得られるので、反発もすぐに無くなった。現在は氷国でミラルたちの仕事終わり待ち。

 他の組合長の一人
 第193話初登場。ミチナガたちの初航海から帰ってきたときに話しかけてきた男。元々この漁師町の3大組合の一つの組合長であったが、現在はミチナガ商会組合の幹部の一人。新しい漁の方法を確立しようと模索中。

 料亭の料理長
 第193話初登場。ミチナガと他の漁師たちの魚対決の際に調理してくれた男。現在は使い魔のウオによる指導により、寿司に目覚めた。寿司職人になるため修行中であり、ウオ曰く筋が良いらしい。

 漁師たち
 第193話初登場。ミチナガと魚対決をした際にやってきた漁師たち。全員小さい組合のトップだった。現在は魚種の部門ごとに、各々が部長についている。忙しいがやりがいのある仕事のようで毎日張り切っている。羽振りも良くなり、何人かは家を建て替える予定だ。

 ヨーデルフイト王国の使者
 第194話初登場。勇者神に謁見にやってきたヨーデルフイト王国の使者。ヨーデルフイト王国には娯楽が少ないため、なんともつまらない表情をしていた。そこで使い魔のユウがミチナガ商会の映像数本をプレゼントしたところ国王も含めてハマってしまい、ミチナガ商会を誘致した。今の楽しみはミチナガ商会のナイトのモンスター討伐記録と一般冒険者の冒険記。

 海上都市の監視員
 第195話初登場。海上都市に近づく全てを監視する警備隊のエリートで魚人。実力は魔王クラス上位で問題が起きた際は武力行使することも海神から許可を得ている。船を監視することも役目の一つであるが、一番は海中モンスターが近づいてこないか監視するのが一番の役目。三児の父親。

 ジョーイマリアス
 第195話初登場。ミチナガから使い魔たちの世話をお願いされた男。魚人であり、今は海上都市の警備見習いとして働いている。ただ武闘派ではないので書類仕事が主。現在使い魔たちの勧めもあって、幼馴染の元へ取引の仲介役として赴いた。そこで数年ぶりに片思いの女の人魚に声をかけたが、どちら様ですか?と言われてしまい、使い魔たちに慰められながらヤケ酒を呷り、翌日の仕事に影響が出て上司に散々怒られた。

 ミスティルティア
 第195話に名前のみ登場。魔神第7位で氷神と呼ばれる。氷国ニヴルヘイムを治める。大気を凍りつかせるほどの冷気を作り出すことができる。ただし、大気を凍りつかせるのは世界を滅ぼしかねないので魔神たちの協議の元、使用制限がついている。かつて歴代の氷神が大気を凍りつかせすぎた際には世界の平均気温が数度下がり、人間にも動物にもモンスターにも大きな被害が出た。

 氷国の入国管理官
 第196話初登場。氷国に入国する船を海から引き上げる作業をする。基本的にくるものは拒まずなので誰でも入国が可能。そのため治安が悪くなりそうなものだが、そこは他の警備隊に任せている。さらに家に住むことができなければ凍死するので、浮浪者などはいない。

 氷国の高級ホテルのホテルマン
 第196話初登場。氷国きっての高級ホテル。その建設には数代前の氷神が携わっている。いたるところにある氷の彫刻は国宝クラスのものがいくつもある。他国から多くの客人が訪れるのでどんな質問にも答えられる。この氷国きっての情報通でもある。

 トナカイソリのタクシー運転手
 第197話初登場。ミチナガたちを乗せて行ってくれた運転手。実はトナカイソリのタクシー業務は国家資格が必要。さらにトナカイソリ自体が金貨数千枚ほどの高級品。この運転手、なかなかのエリートなのだが、ミチナガたちはそれに気がつかなかったようだ。

 岡上鉄斎
 第197話初登場。元魔帝で二つ名はバーサーク。異世界人で大正9年生まれ。戦時中にこの世界に来た。狂人化という特殊能力を持っており、使用すると理性と思考が奪われる代わりに強靭な肉体を手に入れる。元冒険者でほんの数年でS級冒険者になった。しかしその頃にはまともな思考と理性は消えかけていた。
 ある時、同じ異世界人とのトラブルの際に相手を殺害。その際のショックで一時正常な理性と思考を取り戻す。そして正常な思考が行えるうちに先代の剣神にその両腕を切り落としてもらい、世界を放浪。10年ほど前に氷国に住み始めた。この世界に来た理由は戦時中に敵兵から手榴弾を投げられたことによる爆死。

 氷帝
 第197話初登場。魔帝最上位クラスで本名不明。常に白銀の鎧を着込んでいるため、素顔さえ見たものはいない。氷神の右腕として国に危険や異常がないか常に見回りを行っている。

 山田勘蔵
 第198話初登場。第72話で白骨死体となって登場している。古びた日記と設計図の作者。戦争末期に人員が足りなくなったため、曹長であった山田も零戦に乗せられた。零戦で出撃中に会敵。エンジンを撃ち抜かれ墜落していたところ、この世界にやって来た。
 その後、女と出会い恋に落ち、白虎の獣人からの頼みを聞いて日記と設計図を残した。遺産である零戦の所有者でその能力は人知を超えた設計図と技術力。ただし材料が手に入らなかったので本人は何も作ったことがない。最後の死因は老衰。

 女(記憶する者)
 第198話初登場。第72話で白骨死体となって登場している。古びた日記の作者。数千年の時を生き、世界の歴史を記憶している。世界の主要な情報や事件を知ることができる能力を持っている。ある時、知ってはならない情報を知ってしまい、彼女の両親とその一族は殺された。唯一生き残った彼女は聖樹で世界から隠匿されている特殊な空間に移り住み、たった一人で生きて来た。
 そんな時に山田と出会い、一目惚れしている。しかし死ぬことのできない彼女は山田を自分から引き離そうと冷たく当たる。そんな時に白虎の獣人から死んでも良い許可を得て、山田と最後の人生を共にする。その最後は自身の不老不死の呪いを解いたことによって起きた急激な老衰。

 白虎の獣人
 第198話初登場。魔帝クラスの実力者で深山の預言を受け継いだ白獣の一人。数代に渡りその預言を叶えるために動いて来た。記憶する者と山田に使命を与えたのちに、未来を変えるために大きな事件を起こし、その際に戦死。その死に顔は役目を成し遂げたと実に誇らしげなものであった。

 英雄の国中央国の女冒険者4人組
 第202話初登場。英雄の国で冒険者をしている少女4人組。全員の親はそれなりの金持ち。英雄の国の周囲は非常に安全なため、モンスター討伐などの仕事はない。基本的に家庭教師や護衛の依頼などが多く、駆け出し冒険者の死傷率は非常に低い。
 ミチナガ商会で一度買い物をして以来、化粧品ブランドメリアと服飾ブランド月夜の虜になり、毎月多額の買い物をしていく。
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