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本編
会計様と僕のドキドキなデート!①
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「す、すみません!!お待たせしましたか?」
「ううん。そんな事ないよ。」
僕が駅のホームから近くのカフェに駆け込めば、周りの視線を集めに集めている湊人様の姿が目に映った。
湊人様の格好はまさにおしゃれ男子。
さ、さっすが湊人様!!!!一般の方をも虜にするその魅力はまさしく神様のようです!
「じゃあ行こうか。」
「はい!!」
コーヒーをごくごくっと飲み干し、立ち上がった湊人様の後ろをトコトコと僕もついて行く。
「あははっ」
急に笑いだした湊人様にコテっと頭を傾げれば、ゆっくりと撫でられ、僕の顔は真っ赤に赤面した。
「なんだか子犬みたいだね瑠衣って。」
「~~~っ!?」
ピカピカと輝く笑顔でそんなことを言われたら僕の心はきゅぅっと締め付けられた。
「さて、何処に行こうか」
どこか行きたいところはある?っと聞かれ、僕はふるふるっと首を左右に振った。
「じゃー映画でも見に行く?」
「あ、はい!そうしましょう!」
じゃあ行こうかっと手を握られ、ズンズンッと僕の前を歩く湊人様に僕の顔は爆発寸前で、心もドクッドクッとすごい音を立てている。湊人様に聞こえてないか心配だ。
(僕の心臓持つかなぁ.......。)
僕がそんなことを考えていたなんて湊人様は知らないし、いつもより湊人様が、ニコニコと嬉しそうな顔をしていた事も僕は知らない。
※※
「ん~何見る?」
「そーですねぇ、、」
僕はじぃっと上映されている映画表を見ていれば、湊人様がこれとかどう?っと指を指した物に僕はピシッと固まった。
「ほ、ホラーですか、、」
さァっと僕は顔を青ざめた。
僕のいちばん嫌いなやつだ。
で、でも、湊人様から言われたものを僕が否定できるわけがない!!
「い、いーですねぇ!」
ピクピクっと口角が動いていたが、湊人様は映画表を見ていたので、僕の変化に気が付かなかった。
「ホラー系....瑠衣は、大丈夫なんだ。」
「そ、そうですねぇ」
少し心配気に見てくる湊人様に僕は胸を張った。
「もち!ろんです!!」
すみません湊人様!男のほんの少しの意地です。
※※
ポップコーンを持ち、ジュースを立てかけ、チュロスをパクリと食べる。
僕はチュロスが大好きだ。特にチョコ。
ん~!美味しいっと目をキラッキラに輝かせたのが、前髪の隙間から見えたのか、くすっとまた湊人様に笑われた。
「美味しそうだねぇ?」
パクリ。湊人様が僕のチュロスに噛み付いた。モグモグっと咀嚼する湊人様の口元をじぃーっと見つめた。
ん?っとこちらを見た湊人様から慌てて視線を逸らし、チュロスを見る。
(これって.......間接キスってやつだよね)
僕はゴクッと唾を飲み込み、アムっとチュロスを食べた。
柳瑠衣。17歳。今日僕は好きな人と間接キスをしました。今日ほどの喜びは初めてです。
僕はもう天に召される勢いで感動していた。そんな僕に悲劇のお知らせが届く。
「あっ!始まるよ?瑠衣。」
ニコッと笑った湊人様の顔が暗転していく。あぁ。地獄の始まりだ。
僕はキュッと気持ちを正して、スクリーンを眺めた。
ーーーーーー
1日、お休みさせていただきました!
また、再開します!!!すみません!
今回は番外編含め、2話投稿しました。
ぜひ、見てくださると幸いです。
「ううん。そんな事ないよ。」
僕が駅のホームから近くのカフェに駆け込めば、周りの視線を集めに集めている湊人様の姿が目に映った。
湊人様の格好はまさにおしゃれ男子。
さ、さっすが湊人様!!!!一般の方をも虜にするその魅力はまさしく神様のようです!
「じゃあ行こうか。」
「はい!!」
コーヒーをごくごくっと飲み干し、立ち上がった湊人様の後ろをトコトコと僕もついて行く。
「あははっ」
急に笑いだした湊人様にコテっと頭を傾げれば、ゆっくりと撫でられ、僕の顔は真っ赤に赤面した。
「なんだか子犬みたいだね瑠衣って。」
「~~~っ!?」
ピカピカと輝く笑顔でそんなことを言われたら僕の心はきゅぅっと締め付けられた。
「さて、何処に行こうか」
どこか行きたいところはある?っと聞かれ、僕はふるふるっと首を左右に振った。
「じゃー映画でも見に行く?」
「あ、はい!そうしましょう!」
じゃあ行こうかっと手を握られ、ズンズンッと僕の前を歩く湊人様に僕の顔は爆発寸前で、心もドクッドクッとすごい音を立てている。湊人様に聞こえてないか心配だ。
(僕の心臓持つかなぁ.......。)
僕がそんなことを考えていたなんて湊人様は知らないし、いつもより湊人様が、ニコニコと嬉しそうな顔をしていた事も僕は知らない。
※※
「ん~何見る?」
「そーですねぇ、、」
僕はじぃっと上映されている映画表を見ていれば、湊人様がこれとかどう?っと指を指した物に僕はピシッと固まった。
「ほ、ホラーですか、、」
さァっと僕は顔を青ざめた。
僕のいちばん嫌いなやつだ。
で、でも、湊人様から言われたものを僕が否定できるわけがない!!
「い、いーですねぇ!」
ピクピクっと口角が動いていたが、湊人様は映画表を見ていたので、僕の変化に気が付かなかった。
「ホラー系....瑠衣は、大丈夫なんだ。」
「そ、そうですねぇ」
少し心配気に見てくる湊人様に僕は胸を張った。
「もち!ろんです!!」
すみません湊人様!男のほんの少しの意地です。
※※
ポップコーンを持ち、ジュースを立てかけ、チュロスをパクリと食べる。
僕はチュロスが大好きだ。特にチョコ。
ん~!美味しいっと目をキラッキラに輝かせたのが、前髪の隙間から見えたのか、くすっとまた湊人様に笑われた。
「美味しそうだねぇ?」
パクリ。湊人様が僕のチュロスに噛み付いた。モグモグっと咀嚼する湊人様の口元をじぃーっと見つめた。
ん?っとこちらを見た湊人様から慌てて視線を逸らし、チュロスを見る。
(これって.......間接キスってやつだよね)
僕はゴクッと唾を飲み込み、アムっとチュロスを食べた。
柳瑠衣。17歳。今日僕は好きな人と間接キスをしました。今日ほどの喜びは初めてです。
僕はもう天に召される勢いで感動していた。そんな僕に悲劇のお知らせが届く。
「あっ!始まるよ?瑠衣。」
ニコッと笑った湊人様の顔が暗転していく。あぁ。地獄の始まりだ。
僕はキュッと気持ちを正して、スクリーンを眺めた。
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1日、お休みさせていただきました!
また、再開します!!!すみません!
今回は番外編含め、2話投稿しました。
ぜひ、見てくださると幸いです。
応援ありがとうございます!
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