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6話
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森を抜けると、そこは崖になっていた。
歩いて数歩で落ちるような狭いところではなく、数人が座って落ち着けるようなスペースがあった。
「今日はいい満月だね。あのときと一緒」
アイザックはアイリスにそう言って、笑いかける。
「本当に戻れると思うの?だって、あの時は何度落ちても元に戻れなかったのに」
アイリスの顔からは不安が隠しきれていなかった。
「戻れるよ。だって、勇者の仕事は終わって。もう、僕のことは求められていないんだから」
アイザックはずんずん前を歩いていく。
アイリスはその背中を見て、切なさを感じていた。
まだ何も聞かされていない、勇者をやっていたときにこんな悲しそうな顔になる原因があるんじゃないかと。
アイザックをアイリスは追いかける。
二人がそろうと、崖の下をのぞき込む。
遙か下の方には川の流れがある。
さほど激しくはないが、岩がボコボコと並んでいて、落ちてしまったら、頭を打ちつけてしまい、命の保証はないだろう。
しかし、崖からアイザックの背丈より十数センチ下には、人二人寝転がれる程の岩盤があった。
その岩盤には少しこんもりと盛り上がった塚があった。
「懐かしいね。ここに勇者の剣があったんだ」
背中にかかっている剣に目をやる。
「本当にまたやるの?」
心配そうにアイリスはアイザックに視線を向ける。
それに応えるようにアイザックも顔を向かい合う。
「何かずいぶん弱気になってない?その体にいるからかな」
「だって、女の子だし、大事な家族の体なんだよ!」
今まで張り上げてなかった大声を聞いたので、アイザックはびっくりする。
「それなら、大丈夫だよ」
また、アイザックは塚へと視線を向けた。
「僕、修行するうちに魔法使えるようになったんだけど」
魔法を使える人間はごくわずかであり、このロベ村には全くいなかった。
外からやってくる商売人も魔法を使える人はいなかったため、魔法に関しては村人の多数派が半信半疑でもあった。
魔法がなくても、生活をしていけたために不便さを感じていなかった。
実際、アイザックは勇者の剣を引き抜く前も、引き抜いたあと勇者になるための準備期間も、魔法を使える様子もなかった。
「え、すごい!」
アイリスは目をきらきら輝かせている。
アイザックもアイリスも魔法の存在を信じていたが、ただの村人である自分たちに使えるはずがないと思いこんでいた。
勇者に選ばれたという奇跡的なことも起きたのだが、それよりあこがれだった魔法が使えることに驚きが隠せなかったのだ。
「火とか水とかの簡単な攻撃くらいだけどね。それで、魔力の流れとか多少分かるようになったんだ。改めて見ると、ここすごいよ。塚に魔力がいっぱい溜まってる」
「勇者の剣があったところだもんな」
アイリスもまじまじと眺めている。
「なんか魔力がこっちおいで、って引き寄せてくるんだよね。塚を枕にして、寝転がるだけでも大丈夫そう」
「え。あの日、さんざん痛い思いして。それでも戻れなかった俺たちの苦労って」
アイリスはあの日のことを思い出し、ずんとうなだれて落ち込む。
「痛い思いした割には、全く怪我負わなかったよね。それもこの勇者の塚の力かなっと」
アイザックは話しながらも、崖をぴょんとジャンプして塚に降りる。
「ほら、おいでアイくん」
アイザックは崖の上のアイリスを見上げて、両手を広げる。
「アイちゃん。その手は何?」
言っておきながら、何をしようかとは薄々分かっているアイリスは一瞬体を後ろに引き、顔を引きつらせる。
「その身長だと降りるとき、大きくジャンプしないといけないでしょ。着地失敗して、痛い目に遭うよりはましかなって」
「…そうだよな。元に戻れたら、後で痛い思いするのはアイちゃんだし」
「いや、僕のことはいいんだけど」
アイリスは長く葛藤したあと、アイザックに体を預けることを決意した。
アイザックは両手でしっかりアイリスの脇をつかむ。
「軽っ!え、本当に食べてた!?なんか変に遠慮していたんじゃ…」
抱えたときのアイリスの思ったより軽いことにアイザックは驚く。
「食べてたよ。そりゃ、この可愛い体を維持しないととは思ったから、適度に運動とかはしたけど」
軽すぎたために、すっと早く地面に降ろすことができた。
「同年代の女の子の体を軽々と運べるとは。どれだけ鍛えたんだか」
「よし。塚に着いたし、一回寝転がってみよう。僕の見解が間違ってたら、ごめん。また、塚に向かって頭ぶつけることになるけど」
「まあ、数回くらいは覚悟していたしな。確実に元に戻れるなら安いものだ」
塚は頭二つ分のスペースがあった。
二人は塚に頭を載せて、地面に横たわり、足を伸ばした。
「うわ、そっちの体足がはみ出しそうで怖い」
「そっちはすっぽり埋まっているね」
二人はお互いの体を見合う。
そして、不意に月を見上げたくなった。
思うまま、月を一度見上げたあと、目を閉じる。
そして、また目を開いた。
「ねえ、アイちゃん」
アイザックがそう口を開くと、先ほどよりぱっと目を見開いた。
喉に手を当て、あーあーと低い声を出す。
起き上がり、腕や足にペタペタ触れ、胸に手を当てた。
「アイちゃん!俺たち元の体に戻れたよ!」
アイザックは歓喜を抑えきれずに、アイリスに振り返る。
しかし、アイリスの姿に息をのむ。
「アイちゃん?」
アイリスの目からは涙がぽろぽろとこぼれてくる。
「よかった」
「え?」
「アイくんにその体返せてよかった」
涙を流しながらも、安堵の言葉をかける。
「私は勇者じゃないのに、勇者のアイくんの体を使うことになっちゃったから。最初からアイくんがアイくんのままだったら、もっと上手くいったのに」
アイリスの不安の言葉に、勇者として動いていないアイザックはなんと声をかければいいか分からなかった。
でも、涙を止めようとは思えなかった。
少しでも、気分が落ち着くように、アイザックはアイリスの体を抱きよせる。
「勇者の仕事お疲れさま、アイちゃん」
よしよし、と優しく頭を撫でる。
(これでよかった。
だって、私最初から勇者じゃありません)
歩いて数歩で落ちるような狭いところではなく、数人が座って落ち着けるようなスペースがあった。
「今日はいい満月だね。あのときと一緒」
アイザックはアイリスにそう言って、笑いかける。
「本当に戻れると思うの?だって、あの時は何度落ちても元に戻れなかったのに」
アイリスの顔からは不安が隠しきれていなかった。
「戻れるよ。だって、勇者の仕事は終わって。もう、僕のことは求められていないんだから」
アイザックはずんずん前を歩いていく。
アイリスはその背中を見て、切なさを感じていた。
まだ何も聞かされていない、勇者をやっていたときにこんな悲しそうな顔になる原因があるんじゃないかと。
アイザックをアイリスは追いかける。
二人がそろうと、崖の下をのぞき込む。
遙か下の方には川の流れがある。
さほど激しくはないが、岩がボコボコと並んでいて、落ちてしまったら、頭を打ちつけてしまい、命の保証はないだろう。
しかし、崖からアイザックの背丈より十数センチ下には、人二人寝転がれる程の岩盤があった。
その岩盤には少しこんもりと盛り上がった塚があった。
「懐かしいね。ここに勇者の剣があったんだ」
背中にかかっている剣に目をやる。
「本当にまたやるの?」
心配そうにアイリスはアイザックに視線を向ける。
それに応えるようにアイザックも顔を向かい合う。
「何かずいぶん弱気になってない?その体にいるからかな」
「だって、女の子だし、大事な家族の体なんだよ!」
今まで張り上げてなかった大声を聞いたので、アイザックはびっくりする。
「それなら、大丈夫だよ」
また、アイザックは塚へと視線を向けた。
「僕、修行するうちに魔法使えるようになったんだけど」
魔法を使える人間はごくわずかであり、このロベ村には全くいなかった。
外からやってくる商売人も魔法を使える人はいなかったため、魔法に関しては村人の多数派が半信半疑でもあった。
魔法がなくても、生活をしていけたために不便さを感じていなかった。
実際、アイザックは勇者の剣を引き抜く前も、引き抜いたあと勇者になるための準備期間も、魔法を使える様子もなかった。
「え、すごい!」
アイリスは目をきらきら輝かせている。
アイザックもアイリスも魔法の存在を信じていたが、ただの村人である自分たちに使えるはずがないと思いこんでいた。
勇者に選ばれたという奇跡的なことも起きたのだが、それよりあこがれだった魔法が使えることに驚きが隠せなかったのだ。
「火とか水とかの簡単な攻撃くらいだけどね。それで、魔力の流れとか多少分かるようになったんだ。改めて見ると、ここすごいよ。塚に魔力がいっぱい溜まってる」
「勇者の剣があったところだもんな」
アイリスもまじまじと眺めている。
「なんか魔力がこっちおいで、って引き寄せてくるんだよね。塚を枕にして、寝転がるだけでも大丈夫そう」
「え。あの日、さんざん痛い思いして。それでも戻れなかった俺たちの苦労って」
アイリスはあの日のことを思い出し、ずんとうなだれて落ち込む。
「痛い思いした割には、全く怪我負わなかったよね。それもこの勇者の塚の力かなっと」
アイザックは話しながらも、崖をぴょんとジャンプして塚に降りる。
「ほら、おいでアイくん」
アイザックは崖の上のアイリスを見上げて、両手を広げる。
「アイちゃん。その手は何?」
言っておきながら、何をしようかとは薄々分かっているアイリスは一瞬体を後ろに引き、顔を引きつらせる。
「その身長だと降りるとき、大きくジャンプしないといけないでしょ。着地失敗して、痛い目に遭うよりはましかなって」
「…そうだよな。元に戻れたら、後で痛い思いするのはアイちゃんだし」
「いや、僕のことはいいんだけど」
アイリスは長く葛藤したあと、アイザックに体を預けることを決意した。
アイザックは両手でしっかりアイリスの脇をつかむ。
「軽っ!え、本当に食べてた!?なんか変に遠慮していたんじゃ…」
抱えたときのアイリスの思ったより軽いことにアイザックは驚く。
「食べてたよ。そりゃ、この可愛い体を維持しないととは思ったから、適度に運動とかはしたけど」
軽すぎたために、すっと早く地面に降ろすことができた。
「同年代の女の子の体を軽々と運べるとは。どれだけ鍛えたんだか」
「よし。塚に着いたし、一回寝転がってみよう。僕の見解が間違ってたら、ごめん。また、塚に向かって頭ぶつけることになるけど」
「まあ、数回くらいは覚悟していたしな。確実に元に戻れるなら安いものだ」
塚は頭二つ分のスペースがあった。
二人は塚に頭を載せて、地面に横たわり、足を伸ばした。
「うわ、そっちの体足がはみ出しそうで怖い」
「そっちはすっぽり埋まっているね」
二人はお互いの体を見合う。
そして、不意に月を見上げたくなった。
思うまま、月を一度見上げたあと、目を閉じる。
そして、また目を開いた。
「ねえ、アイちゃん」
アイザックがそう口を開くと、先ほどよりぱっと目を見開いた。
喉に手を当て、あーあーと低い声を出す。
起き上がり、腕や足にペタペタ触れ、胸に手を当てた。
「アイちゃん!俺たち元の体に戻れたよ!」
アイザックは歓喜を抑えきれずに、アイリスに振り返る。
しかし、アイリスの姿に息をのむ。
「アイちゃん?」
アイリスの目からは涙がぽろぽろとこぼれてくる。
「よかった」
「え?」
「アイくんにその体返せてよかった」
涙を流しながらも、安堵の言葉をかける。
「私は勇者じゃないのに、勇者のアイくんの体を使うことになっちゃったから。最初からアイくんがアイくんのままだったら、もっと上手くいったのに」
アイリスの不安の言葉に、勇者として動いていないアイザックはなんと声をかければいいか分からなかった。
でも、涙を止めようとは思えなかった。
少しでも、気分が落ち着くように、アイザックはアイリスの体を抱きよせる。
「勇者の仕事お疲れさま、アイちゃん」
よしよし、と優しく頭を撫でる。
(これでよかった。
だって、私最初から勇者じゃありません)
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