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9話
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そこから時間は数時間経ったのか、数分程の出来事だったのか。
二人に塚で横たわっているのを、満月が照らしていた。
「ううっ」
「痛たっ」
二人は頭をさすりながら、起き上がってくる。
「アイちゃん大丈夫?」
「うん。ごめんね、アイくん。巻き込んじゃって」
「「ん?」」
まず、この時点で一つ疑問に思った。
自分の喉から出てくる声がいつもと違う。
そして、相手の声も違った。
しかし、それとは別に相手の声に聞きなじみもあった。
「何だか声が低い。風邪ひいてたのかな」
「俺は声が高い気がする。どうしたんだろ」
二人は顔を上げた。
「「え?」」
二人は目を丸くして、驚いた。
((目の前の人、私/俺に似ている?))
一緒に落ちていたはずの人がおらず、何故か自分にそっくりな人がいたからである。
「すみません、近くに男の人いませんでした?私と一緒に落ちたので、怪我しているかもしれないんです」
と、アイザックが言う。
「悪い、見てないな。俺も女の子と落ちたんだけど、知らないか?」
と、アイリスが言った。
この時点でおかしいなと、お互いに思った。
村では自分たち以外にこんな遠くまで来る人はいない。
乱獲を避けるために、森の近場でしか収穫しないし、魔物も森全体にいるもの全てを退治しようとしている訳ではない。
今でこそ勇者の剣の塚があることを知られたが、村のみんなは忙しく、まだ見ることができていないという話だった。
また、村には自分たちより年上か年下しかおらず、最近外部から人が来た様子はない。
この森に入るなら、村を経由しないといけないから。
自分たち以外の同年代の人間がいるはずがない。
(何だか体が重くなった気がする。やっぱり、体調悪いのかな)
(体が何故か軽いな。注意していたが、酒でも飲んだか?俺まだ未成年だってのに、明日から旅に出るからいつ酒飲める日が来るか分からないって、おっさんたち勧めてきたからな)
二人とも大きなため息をついた。
そのとき、目線が下がる。
(む、胸が平らになってない!?まだ、子供だからこれから成長するよ、とはげまされたくらい控えめではあったけど、さらに無くなっている気がする)
(胸が出ていないか!?今までの特訓ではろくに筋肉つかなかったのに。いや、これって胸筋というより、女の…)
アイリスはショックを受けているが、アイザックは核心に迫りつつあった。
「あ、あのさ。もしかして、アイちゃん?アイリス?」
「そ、そうですけど。自分そっくりな人に名前聞かれるの、何だか変な感じだな」
相手の返答で、今自分たちに起きていることが分かってしまった。
「マジかよ。鏡、いやこんなところにある訳ないか」
「鏡じゃないけど、この下って川流れていたから、それで見れるかも…」
アイザックは岩盤からのぞき込もうとした。
「ま、待って」
それをアイリスが引き止める。
「ここからじゃ、水面なんて見える訳ないし。それにここからまた落ちたら、今度こそ助けられないし。この体じゃ、つかめそうにないから」
「そ、そうですよね」
アイザックは納得して、また座り込んだ。
しばらく二人は黙りこみ、静寂が流れる。
「あの、さっき助けたとか言ってましたけど。もしかして、アイくん?」
「そうだよ、俺はアイザック。ったく、何でこんなことになったんだか」
アイリスは先ほどより大きなため息をつく。
「落ちたときに一緒に頭を打ったからかな」
アイザックは不安ながらも、答えた。
「それか!アイちゃん立って!」
アイリスに促されるまま、立ち上がる。
上に戻ろうとするが、アイリスの背丈は届かず、ぴょんぴょん跳ねるだけだった。
自分の体ながらかわいいなと思い、微笑ましさを隠しきれず、にやけを抑えられなかった。
でも、このままではらちがあかないと思ったので、アイリスを押し上げた。
次に、アイリスがアイザックを持ち上げようとするが、びくとも動かない。
自分でも上がろうと、崖に手をかけたら、すんなりとはいかなかったが、引っ張るよりは早く戻ることができた。
「また、落ちて頭ぶつけよう」
「え、危なくない?」
「…危ないとは思う。それに、さっきから力の差を思い知ったから、アイちゃんに俺をつかんでもらうことになると思うけど」
「私の体が非力でごめんね?」
アイザックがアイリスを抱きしめ、一緒に飛んだ。
また、頭を打ったが。
「も、戻ってない?」
「もう一回!」
同じように上に戻って、また飛んでみるが。
「さっきのままだ」
「まだまだ!」
何度も飛んで戻るを繰り返す。
そのうちに宴会の喧騒も終わったが、二人は気づく様子はない。
何度も繰り返すうちに、疲れきっていた。
「アイくん、これ以上は。明日、アイくんこの村を出ていかないといけないのに」
「だからだよ!」
アイザックは大声を上げた。
「このままじゃ、俺の体のアイちゃんが魔王退治に行かないといけなくなる」
「…だから、そんなに焦ってたんだね」
アイリスは一息ついた。
「私が行ってもいいよ、魔王退治」
「な、何を言っているんだよ!アイちゃん特訓してないだろ!」
「まあ、確かにアイくんの手伝いしたぐらいだけどね。でも、アイくんもそんなに強くはなってないじゃん」
「うぐっ」
図星を刺されて、ショックで胸を抑える。
「村の外のより強い魔物と戦って、レベルを上げる。それが旅の目的でしょ。だったら、私でもできると思うよ。だって、中身はともかく勇者の体持っているんだから」
にっと自信ありげに笑う。
「立場逆転したけどさ、アイくんが私の帰り待っていてよ。それでここに戻ってくるまでに、元の体に戻る方法調べてくれたらうれしいな。ほら、結局何でこの村のこんなところに勇者の剣があるのか全然調べられてないし」
「分かった。本当にごめん。こんな大変なこと押しつけちゃって」
「それはこっちの台詞。私を助けるために、こんなことになってごめんね。ありがとう、アイくん」
アイザックはぐっと拳に力をこめる。
「女の子のフリ大変そうとか言ってられないね。こうなったら、アイちゃんをこの村一番の美少女にしてみせる」
「いや、そこまでしろとは言ってないけどさ。でも、私も勇者アイザックの体になったんだから、魔王退治しっかり頑張るよ」
二人に塚で横たわっているのを、満月が照らしていた。
「ううっ」
「痛たっ」
二人は頭をさすりながら、起き上がってくる。
「アイちゃん大丈夫?」
「うん。ごめんね、アイくん。巻き込んじゃって」
「「ん?」」
まず、この時点で一つ疑問に思った。
自分の喉から出てくる声がいつもと違う。
そして、相手の声も違った。
しかし、それとは別に相手の声に聞きなじみもあった。
「何だか声が低い。風邪ひいてたのかな」
「俺は声が高い気がする。どうしたんだろ」
二人は顔を上げた。
「「え?」」
二人は目を丸くして、驚いた。
((目の前の人、私/俺に似ている?))
一緒に落ちていたはずの人がおらず、何故か自分にそっくりな人がいたからである。
「すみません、近くに男の人いませんでした?私と一緒に落ちたので、怪我しているかもしれないんです」
と、アイザックが言う。
「悪い、見てないな。俺も女の子と落ちたんだけど、知らないか?」
と、アイリスが言った。
この時点でおかしいなと、お互いに思った。
村では自分たち以外にこんな遠くまで来る人はいない。
乱獲を避けるために、森の近場でしか収穫しないし、魔物も森全体にいるもの全てを退治しようとしている訳ではない。
今でこそ勇者の剣の塚があることを知られたが、村のみんなは忙しく、まだ見ることができていないという話だった。
また、村には自分たちより年上か年下しかおらず、最近外部から人が来た様子はない。
この森に入るなら、村を経由しないといけないから。
自分たち以外の同年代の人間がいるはずがない。
(何だか体が重くなった気がする。やっぱり、体調悪いのかな)
(体が何故か軽いな。注意していたが、酒でも飲んだか?俺まだ未成年だってのに、明日から旅に出るからいつ酒飲める日が来るか分からないって、おっさんたち勧めてきたからな)
二人とも大きなため息をついた。
そのとき、目線が下がる。
(む、胸が平らになってない!?まだ、子供だからこれから成長するよ、とはげまされたくらい控えめではあったけど、さらに無くなっている気がする)
(胸が出ていないか!?今までの特訓ではろくに筋肉つかなかったのに。いや、これって胸筋というより、女の…)
アイリスはショックを受けているが、アイザックは核心に迫りつつあった。
「あ、あのさ。もしかして、アイちゃん?アイリス?」
「そ、そうですけど。自分そっくりな人に名前聞かれるの、何だか変な感じだな」
相手の返答で、今自分たちに起きていることが分かってしまった。
「マジかよ。鏡、いやこんなところにある訳ないか」
「鏡じゃないけど、この下って川流れていたから、それで見れるかも…」
アイザックは岩盤からのぞき込もうとした。
「ま、待って」
それをアイリスが引き止める。
「ここからじゃ、水面なんて見える訳ないし。それにここからまた落ちたら、今度こそ助けられないし。この体じゃ、つかめそうにないから」
「そ、そうですよね」
アイザックは納得して、また座り込んだ。
しばらく二人は黙りこみ、静寂が流れる。
「あの、さっき助けたとか言ってましたけど。もしかして、アイくん?」
「そうだよ、俺はアイザック。ったく、何でこんなことになったんだか」
アイリスは先ほどより大きなため息をつく。
「落ちたときに一緒に頭を打ったからかな」
アイザックは不安ながらも、答えた。
「それか!アイちゃん立って!」
アイリスに促されるまま、立ち上がる。
上に戻ろうとするが、アイリスの背丈は届かず、ぴょんぴょん跳ねるだけだった。
自分の体ながらかわいいなと思い、微笑ましさを隠しきれず、にやけを抑えられなかった。
でも、このままではらちがあかないと思ったので、アイリスを押し上げた。
次に、アイリスがアイザックを持ち上げようとするが、びくとも動かない。
自分でも上がろうと、崖に手をかけたら、すんなりとはいかなかったが、引っ張るよりは早く戻ることができた。
「また、落ちて頭ぶつけよう」
「え、危なくない?」
「…危ないとは思う。それに、さっきから力の差を思い知ったから、アイちゃんに俺をつかんでもらうことになると思うけど」
「私の体が非力でごめんね?」
アイザックがアイリスを抱きしめ、一緒に飛んだ。
また、頭を打ったが。
「も、戻ってない?」
「もう一回!」
同じように上に戻って、また飛んでみるが。
「さっきのままだ」
「まだまだ!」
何度も飛んで戻るを繰り返す。
そのうちに宴会の喧騒も終わったが、二人は気づく様子はない。
何度も繰り返すうちに、疲れきっていた。
「アイくん、これ以上は。明日、アイくんこの村を出ていかないといけないのに」
「だからだよ!」
アイザックは大声を上げた。
「このままじゃ、俺の体のアイちゃんが魔王退治に行かないといけなくなる」
「…だから、そんなに焦ってたんだね」
アイリスは一息ついた。
「私が行ってもいいよ、魔王退治」
「な、何を言っているんだよ!アイちゃん特訓してないだろ!」
「まあ、確かにアイくんの手伝いしたぐらいだけどね。でも、アイくんもそんなに強くはなってないじゃん」
「うぐっ」
図星を刺されて、ショックで胸を抑える。
「村の外のより強い魔物と戦って、レベルを上げる。それが旅の目的でしょ。だったら、私でもできると思うよ。だって、中身はともかく勇者の体持っているんだから」
にっと自信ありげに笑う。
「立場逆転したけどさ、アイくんが私の帰り待っていてよ。それでここに戻ってくるまでに、元の体に戻る方法調べてくれたらうれしいな。ほら、結局何でこの村のこんなところに勇者の剣があるのか全然調べられてないし」
「分かった。本当にごめん。こんな大変なこと押しつけちゃって」
「それはこっちの台詞。私を助けるために、こんなことになってごめんね。ありがとう、アイくん」
アイザックはぐっと拳に力をこめる。
「女の子のフリ大変そうとか言ってられないね。こうなったら、アイちゃんをこの村一番の美少女にしてみせる」
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