85 / 273
幼少期:森妖種王国編 改修予定
神樹の城
しおりを挟む
神樹とは森霊種達が崇拝する木々の頂点に君臨する意思を持たぬ神である。
白い幹に見るものの心によって色を変える葉、数キロにも及ぶ根はその巨大さに道標としても使われている。
この世界が生まれた頃から存在した大木は、かつて森霊種の国の中心で全てを見守る神としてその存在を世界中に知らしめていた。
そんな神木がへし折られたのはちょうど千年前のこと、森霊種が土精霊の手引きによって知らぬ間に鍛治神の夫を殺してしまった時から神木は不滅と思われたその姿を無くしてしまったのである。
だが神木は無くなったとはいえ不滅の存在、森霊種達は折られた神木を用いて白亜の城を作り出したのだ。
何者もにも破られる事は無い白亜の城、罪を犯したことによって作られたその城こ最も奥にある玉座で腰をかけていたのは森霊種の国の女王である。
「…………退屈ね」
そう口にしたのは森霊種の国の女王、アールヴ・オリーべ・エルグランデその人。
頬杖をつきながら神樹の新芽から取れる葉を編んで作られた錫杖に体重をかけている彼女は、退屈そうにして欠伸をする。
森霊種の寿命は平均的に三千から五千年と言われているさらなる寿命を得ている彼女の正確な年齢がいくつなのかもはや覚えている者もいないが、退屈を感じるには十分すぎるほどの時間が彼女の中で流れているだろう事は察することもそう難しく無い。
考えてみれば彼女の人生の中でも一番楽しかったのは神樹が折れた時だ、空一面が火に包まれていたのを見た時はその真新しさに驚き毎年開催しようと提案しかけたほどである。
「女王様、面会者が居るときにそのようなことを口にしてはよろしくありませんよ」
「だって退屈なんだもん。本当は私も喧嘩祭りを見に行きたかったのにさ、なんでまだ行っちゃダメなのかしら」
片膝をつきながら目の前で何かを言っていたそれを無視して、女王は悠々自適にそんなことを口にする。
目の前のそれ──共和国からやってきた使者をアールヴは対処したくてしていたわけではない。
正直言ってアールヴからしてみれば人間など瞬きの間に死んでしまうような種族の事は、よほど面白い人物でもなければ記憶に残ることすらないのだ。
だが国家というものを上手く運用していこうと考えるのであれば、やはり国同士の付き合いというものはしっかりとしなければいけないもので、適当に向こうからの言葉に相槌を打っていたのだがそれも面倒になってしまった。
「そちらの要件は理解しました。限定的ではありますが捜査権を認めましょう、正式な通知は追って知らせます。退出しなさい」
「女王様!」
「いえいえ構いません。ありがとうございました女王よ、それでは」
これっぽちも感謝する気のない感謝の言葉を耳にしながら、アールヴはそうして出ていった人間の姿をつまらないものを見る目で眺める。
王が殺されその調査をするためにやってきたと聞いたからどれほど復讐心に燃えた人間が見られることかと思えば、その目に宿っていたのは明確な下剋上の意思。
空いた席に座るのは自分だという浅ましいまでの考えは数千年他種族を見てきたアールヴからしてみれば隠せていると考える方が不思議なものだ。
去っていく男の背中を見つめながら考えることは、あいつはなんの目的でここにきていたのだろうということだ。
「最高位冒険者エルピス・アルヘオ氏の身柄確保ですか。正直関わりたくない案件ですね、聞けば騎士団から数人勝手に動いたものがいたとか、全く血の気の多いことですね」
「ふむ……なんっか最近妖精や精霊の調子がおかしいんだよね、みんな酔ってるみたいな。いつにも増して神樹の力を感じるしなんかありそうだな」
「なにか…と言いますとそのエルピス氏の事ですか?」
「私の感はなかなか外れないんだよ。いまから会いに行こうか」
「無茶をおっしゃらないでください、渦中の人に会いに行って良い結果が得られるとは到底思えません」
聞けばどうやら事件性のある最高位冒険者を追いかけてやってきたとのこと、アールヴにしてみればどうせ捕まえることなど不可能なはずなのによくそんな面倒な事ができるなというものである。
あの男の用事はその時点でアールヴにとってはつまらないものとなったわけで、次の面白そうな題材であるそのエルピスとやらについて聞いてみれば返ってきた返答は当たり前にそうだろうなというものであった。
「それは確かに。そうだな…、まずは誰か送り込んでみるか。騎士団長を呼んできて」
「了解いたしました」
直接接触するのが難しいというのであれば、次にアールヴが行うのは間接的に接触する手段の模索。
騎士団長という冠こそ被ってはいるものの、もはや女王の便利な使いとして顎で使われているその役職を引っ提げてフルフェイスの騎士がやって来るまでにはそれほどの時間を待つこともなく、片膝を着きながら騎士団長はアールヴの顔を怪訝そうに眺める。
「お呼びでしょうか」
白と緑の特徴的な鎧にその身を守らせて中世的な声音でそう問いかけてきたその声には、確かに忙しいのだからどうでもいい用事だったら怒るという意思が感じられるのだが、アールヴにそれを気にするようなそぶりはない。
「相変わらず来るの早いね、私だったら一月くらいはほったらかしにしちゃうのに」
「あいにく暇をしていない身ですので。それでどのような用事で?」
「分かったわよそんなにせかさないで。人類が何かこの神都で何かをしているのは知っている?」
「把握しています。一部の人類種から彫刻品などを輸入している家系の森霊種たちがその件に対して力を貸しているのも把握済みです」
「把握してくれていて良かったわ、貴女に対して罰を与えるようなことはしたくないもの」
罰とアールヴが口にしたとたんに室内の温度が気が付かない程度ではあるものの明確に下がる。
部屋の中に居るのはメイドと騎士団長とアールヴだけ、なのに温度が下がるという事はメイドか騎士団長か、はたまた両方が罰に対して怯えている証拠だ。
こほんと小さく咳ばらいをしたアールヴは話を続ける。
「要件は一つ。最高位冒険者エルピス・アルへオの身辺調査よ」
「アルへオ……アルへオ?」
「どうかした?」
「いえ、聞いたことのある家名だと思いまして」
「アルへオ家は我等がエルグランデにも居を置く亜人と人類種を結ぶ仲介役です。現状の家長は最高位冒険者イロアス氏、奥様はあの破龍クリム様です」
「なるほどあの二人の子供か、そうなってくると恩を売るのも悪くないわね。今どこにいるかは把握している?」
「……大変申し上げにくいのですが」
自分にしては珍しく話がトントン拍子で進んでいくななどとアールヴが考えていると、ふと騎士団長がその流れをいったん断ち切った。
数千年にも及ぶ長い付き合いでもはや家族といっても差支えのない関係であるというのに、何を言葉に詰まるようなことがあるのだろうか。
そう思いアールヴがメイドに対して目線を向けてみれば、メイドも疑問に思って居たのか首をかしげながら手元にある書類を数枚ぱらぱらとめくり数行文字に目を通すと同じように視線をそらし始める。
「女王として厳命する。知っている情報を吐きなさい」
「はい。現在エルピス・アルへオは騎士団によって身柄を拘束しようとしたもののその直前にやってきた新たな勢力に襲われ重体のため特別病棟で監禁中になっています」
「恩を売るどころじゃないわね」
森霊種の国では基本的に病院というものに寝泊まりするようなことはほとんどないといっていいい。
それは森霊種が薬学知識にたけていることもあるが亜人種ゆえの頑丈さから腹部を貫通したくらいならば、適切な威力環境さえあれば半日ほどで完全に治療が可能だからだ。
そんな森霊種の国で重体と呼ばれるような患者は基本的にもう死んでいる、魔法によって無理やり生かされているだけの存在を森霊種たちは重体者というのである。
アールヴが知っている重体者で生き残ったのは数千年前に臓器の過半数と全身の骨を失い魔法発動に必要な回路系全てもボロボロになっていた幼子くらいで、それ以外の重体者は例に漏れずそのすべてが死んでいった。
仲良くしておいた方がいいと口にしていたその前にそんな事が起きていると、さすがにアールヴもどうしようかと頭を悩ませるくらいのことはする。
最悪の場合は首都で英雄と破龍が暴れ始める可能性すらあるのだ、英雄の方は一般市民を巻き込むような真似はしないだろうが破龍に関しては理性が残るかどうか微妙なところだ。
「とりあえず今すぐ貴方はエルピス氏のところに行ってお詫びと状況説明を、ビアルスは悪いけれど関係者の洗い出しとさっきの申請書を遅らせておいて。私の方でも調べておくわ」
「了解しました」
「そのように」
騎士団長とビアルスと呼ばれたメイドが退出していくのを見送ると、アールヴも足早にその場を後にする。
大地に根を下ろしているのではないかと言われている程に動くのを嫌うアールヴだが、必要に追われてしまっては仕方がない。
重たい腰を上げながら問題解決のために動き出すのであった。
白い幹に見るものの心によって色を変える葉、数キロにも及ぶ根はその巨大さに道標としても使われている。
この世界が生まれた頃から存在した大木は、かつて森霊種の国の中心で全てを見守る神としてその存在を世界中に知らしめていた。
そんな神木がへし折られたのはちょうど千年前のこと、森霊種が土精霊の手引きによって知らぬ間に鍛治神の夫を殺してしまった時から神木は不滅と思われたその姿を無くしてしまったのである。
だが神木は無くなったとはいえ不滅の存在、森霊種達は折られた神木を用いて白亜の城を作り出したのだ。
何者もにも破られる事は無い白亜の城、罪を犯したことによって作られたその城こ最も奥にある玉座で腰をかけていたのは森霊種の国の女王である。
「…………退屈ね」
そう口にしたのは森霊種の国の女王、アールヴ・オリーべ・エルグランデその人。
頬杖をつきながら神樹の新芽から取れる葉を編んで作られた錫杖に体重をかけている彼女は、退屈そうにして欠伸をする。
森霊種の寿命は平均的に三千から五千年と言われているさらなる寿命を得ている彼女の正確な年齢がいくつなのかもはや覚えている者もいないが、退屈を感じるには十分すぎるほどの時間が彼女の中で流れているだろう事は察することもそう難しく無い。
考えてみれば彼女の人生の中でも一番楽しかったのは神樹が折れた時だ、空一面が火に包まれていたのを見た時はその真新しさに驚き毎年開催しようと提案しかけたほどである。
「女王様、面会者が居るときにそのようなことを口にしてはよろしくありませんよ」
「だって退屈なんだもん。本当は私も喧嘩祭りを見に行きたかったのにさ、なんでまだ行っちゃダメなのかしら」
片膝をつきながら目の前で何かを言っていたそれを無視して、女王は悠々自適にそんなことを口にする。
目の前のそれ──共和国からやってきた使者をアールヴは対処したくてしていたわけではない。
正直言ってアールヴからしてみれば人間など瞬きの間に死んでしまうような種族の事は、よほど面白い人物でもなければ記憶に残ることすらないのだ。
だが国家というものを上手く運用していこうと考えるのであれば、やはり国同士の付き合いというものはしっかりとしなければいけないもので、適当に向こうからの言葉に相槌を打っていたのだがそれも面倒になってしまった。
「そちらの要件は理解しました。限定的ではありますが捜査権を認めましょう、正式な通知は追って知らせます。退出しなさい」
「女王様!」
「いえいえ構いません。ありがとうございました女王よ、それでは」
これっぽちも感謝する気のない感謝の言葉を耳にしながら、アールヴはそうして出ていった人間の姿をつまらないものを見る目で眺める。
王が殺されその調査をするためにやってきたと聞いたからどれほど復讐心に燃えた人間が見られることかと思えば、その目に宿っていたのは明確な下剋上の意思。
空いた席に座るのは自分だという浅ましいまでの考えは数千年他種族を見てきたアールヴからしてみれば隠せていると考える方が不思議なものだ。
去っていく男の背中を見つめながら考えることは、あいつはなんの目的でここにきていたのだろうということだ。
「最高位冒険者エルピス・アルヘオ氏の身柄確保ですか。正直関わりたくない案件ですね、聞けば騎士団から数人勝手に動いたものがいたとか、全く血の気の多いことですね」
「ふむ……なんっか最近妖精や精霊の調子がおかしいんだよね、みんな酔ってるみたいな。いつにも増して神樹の力を感じるしなんかありそうだな」
「なにか…と言いますとそのエルピス氏の事ですか?」
「私の感はなかなか外れないんだよ。いまから会いに行こうか」
「無茶をおっしゃらないでください、渦中の人に会いに行って良い結果が得られるとは到底思えません」
聞けばどうやら事件性のある最高位冒険者を追いかけてやってきたとのこと、アールヴにしてみればどうせ捕まえることなど不可能なはずなのによくそんな面倒な事ができるなというものである。
あの男の用事はその時点でアールヴにとってはつまらないものとなったわけで、次の面白そうな題材であるそのエルピスとやらについて聞いてみれば返ってきた返答は当たり前にそうだろうなというものであった。
「それは確かに。そうだな…、まずは誰か送り込んでみるか。騎士団長を呼んできて」
「了解いたしました」
直接接触するのが難しいというのであれば、次にアールヴが行うのは間接的に接触する手段の模索。
騎士団長という冠こそ被ってはいるものの、もはや女王の便利な使いとして顎で使われているその役職を引っ提げてフルフェイスの騎士がやって来るまでにはそれほどの時間を待つこともなく、片膝を着きながら騎士団長はアールヴの顔を怪訝そうに眺める。
「お呼びでしょうか」
白と緑の特徴的な鎧にその身を守らせて中世的な声音でそう問いかけてきたその声には、確かに忙しいのだからどうでもいい用事だったら怒るという意思が感じられるのだが、アールヴにそれを気にするようなそぶりはない。
「相変わらず来るの早いね、私だったら一月くらいはほったらかしにしちゃうのに」
「あいにく暇をしていない身ですので。それでどのような用事で?」
「分かったわよそんなにせかさないで。人類が何かこの神都で何かをしているのは知っている?」
「把握しています。一部の人類種から彫刻品などを輸入している家系の森霊種たちがその件に対して力を貸しているのも把握済みです」
「把握してくれていて良かったわ、貴女に対して罰を与えるようなことはしたくないもの」
罰とアールヴが口にしたとたんに室内の温度が気が付かない程度ではあるものの明確に下がる。
部屋の中に居るのはメイドと騎士団長とアールヴだけ、なのに温度が下がるという事はメイドか騎士団長か、はたまた両方が罰に対して怯えている証拠だ。
こほんと小さく咳ばらいをしたアールヴは話を続ける。
「要件は一つ。最高位冒険者エルピス・アルへオの身辺調査よ」
「アルへオ……アルへオ?」
「どうかした?」
「いえ、聞いたことのある家名だと思いまして」
「アルへオ家は我等がエルグランデにも居を置く亜人と人類種を結ぶ仲介役です。現状の家長は最高位冒険者イロアス氏、奥様はあの破龍クリム様です」
「なるほどあの二人の子供か、そうなってくると恩を売るのも悪くないわね。今どこにいるかは把握している?」
「……大変申し上げにくいのですが」
自分にしては珍しく話がトントン拍子で進んでいくななどとアールヴが考えていると、ふと騎士団長がその流れをいったん断ち切った。
数千年にも及ぶ長い付き合いでもはや家族といっても差支えのない関係であるというのに、何を言葉に詰まるようなことがあるのだろうか。
そう思いアールヴがメイドに対して目線を向けてみれば、メイドも疑問に思って居たのか首をかしげながら手元にある書類を数枚ぱらぱらとめくり数行文字に目を通すと同じように視線をそらし始める。
「女王として厳命する。知っている情報を吐きなさい」
「はい。現在エルピス・アルへオは騎士団によって身柄を拘束しようとしたもののその直前にやってきた新たな勢力に襲われ重体のため特別病棟で監禁中になっています」
「恩を売るどころじゃないわね」
森霊種の国では基本的に病院というものに寝泊まりするようなことはほとんどないといっていいい。
それは森霊種が薬学知識にたけていることもあるが亜人種ゆえの頑丈さから腹部を貫通したくらいならば、適切な威力環境さえあれば半日ほどで完全に治療が可能だからだ。
そんな森霊種の国で重体と呼ばれるような患者は基本的にもう死んでいる、魔法によって無理やり生かされているだけの存在を森霊種たちは重体者というのである。
アールヴが知っている重体者で生き残ったのは数千年前に臓器の過半数と全身の骨を失い魔法発動に必要な回路系全てもボロボロになっていた幼子くらいで、それ以外の重体者は例に漏れずそのすべてが死んでいった。
仲良くしておいた方がいいと口にしていたその前にそんな事が起きていると、さすがにアールヴもどうしようかと頭を悩ませるくらいのことはする。
最悪の場合は首都で英雄と破龍が暴れ始める可能性すらあるのだ、英雄の方は一般市民を巻き込むような真似はしないだろうが破龍に関しては理性が残るかどうか微妙なところだ。
「とりあえず今すぐ貴方はエルピス氏のところに行ってお詫びと状況説明を、ビアルスは悪いけれど関係者の洗い出しとさっきの申請書を遅らせておいて。私の方でも調べておくわ」
「了解しました」
「そのように」
騎士団長とビアルスと呼ばれたメイドが退出していくのを見送ると、アールヴも足早にその場を後にする。
大地に根を下ろしているのではないかと言われている程に動くのを嫌うアールヴだが、必要に追われてしまっては仕方がない。
重たい腰を上げながら問題解決のために動き出すのであった。
4
あなたにおすすめの小説
神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!
yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。
しかしそれは神のミスによるものだった。
神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。
そして橘 涼太に提案をする。
『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。
橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。
しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。
さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。
これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる