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26話 少し早い出会い
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「ふっ!」
ヘリックはオークの攻撃を盾で受けすぐに足首を斬り、体勢を崩し首を斬る。
ヘリックは簡単にやっているがオークの攻撃を受け止める自体そうそう出来ないし、その後のカウンターだって流れるようにやるにはそれなりの練習がいる。
「うわぁっちゃ!」
「あっ、ごめんコウタ」
「おま、ミミルもうちょい火力抑えろ!」
ミミルは色々な魔法を使えるが炎の魔法になると火力の調整が何故か出来ない、俺の援護をしようとしたのか近くのウルフに魔法を使っていたが、普通はウルフが燃える程度の奴が何故か小さいクレーターを作る位の魔力が込められる。
「まったく、次から気を付けろよ」
「ごめんね?」
「今のをよく流せますね」
「これで27回目だからな」
「……ホントにゴメンね」
つい嫌味みたいな事を言ってしまったけどいい機会だからしっかり反省してもらおう。
戦闘が終わりタクトがヘリックに話しかける。
「それにしてもヘリックさん強いですね、オークの攻撃を普通に受け止めて」
「ちゃんと受け流しながら受けてあるんだけどね、出来るようになるまで3ヶ月位掛かったよ」
「俺も1ヶ月ちょいですかね」
「………」
俺は半年以上掛かったんだが……。 本当に何なんだ天才しか居ないのか俺の周りには!?
「どうしたの、コウタさん?アホ顔だよ?」
「……それを言うならアホみたいな顔だユミ、どっちにしても失礼だけど」
「で、どうしたの」
「おまえ……、はぁ…才能溢れる若者がいっぱいで卑屈になってるだけだよ」
「気にしなくてもいいじゃない?」
「お前もその溢れる若者の1人だからな?」
「ーーーふっ……」
思わず無表情になるぐらいムカつくドヤ顔だった。
ーーーまただ………、さっきから何かの視線を感じる。気のせいかと思ったがどうやら違うようだ。
「ーー誰か僕達を見てるね」
「ヘリックさん、俺達の後ろに」
タクトがヘリックに頼み大人しくタクトの後ろに下がる。俺はさっきから強い気配のする方を見る。
ーーー居るな。
タクト達を庇う様に前に出る。もし俺達の手に余る様なら………。
俺は腰に着けているお守りに手を伸ばす、白銀の鎖に緑色の宝石が付いている。それを握り心を落ち着かせる。
大丈夫、これで覚悟は決まった必ずタクト達を生かす。この命に代えても逃がす。
「コウタさん?」
おそらく敵であろう気配が出てきた、しかもかなり強い……。それと同時にコウタさんが俺達の前に出てその気配と対峙する、でも何だか様子がおかしい様な……?
「!」
とつぜん草木の奥から氷の槍が飛んできた。コウタさんはそれを剣で俺達に当たらない様に逸らす。
「斬らずに剃らしたんだ……、よくやるわね」
「ひっ!」
ミスティが思わず声を出してしまうほど威圧感、他のみんなもミスティ程で無いにしろ苦しそうだ。
(あいつはいったい………?)
そんな中でコウタさんだけが涼しい顔をしながら言った。
「魔族か」
「ええ、そうよ」
魔族……、前に倒した奴とは比べ物にならない位強い。
女性の魔族だ、緑色の癖のある長髪。何よりも溢れ出てくる魔力。
ーーーあぁ、勝てない。
そんな考えたが自然と出てしまうほどの力の差、勝てない少なくとも今の俺では……。
「タクト」
「は、はい……」
「皆を連れて逃げろ」
「タクトさんは?」
「こいつを止める」
「無理ですよ!」
「ーーーやる、この命を使ってでも」
「コウタ……?」
ミミルさんがコウタさんの事を訝しげに見る。
「もう、いいかしら?」
「アイツらは殺らせないぞ」
「……」
魔族はコウタさんに向かって火球を放つ、それが戦いの合図となった。
コウタさんは強化したのだろう、凄い速さで火球を避け魔族に接近する。魔法を使い迎撃するが避け、あるいは剣で剃らしながら近づいて行く。
「……凄い」
「あぁ、でも……」
思わずミスティの呟きに答えてしまうほどコウタさんは凄かった。訓練の時とは別人の様だ。
だけど相手が強すぎる……、相手はまだ余力があり簡単な魔法しか使っていない。コウタさんは近づき斬る、魔法は簡単なやつ位しか出来ないらしい。
でも相手はどう見ても魔法使い、しかもかなり上位にいる。
「ーーータク逃げよう」
「! 優実、それは!」
「私達が全員で掛かっても勝てないわ」
「そ…れは……」
何も言い返せない、だけどコウタさんを見捨てるのは………!
「ーーーやっぱり助けに……?」
「……ゴメンねタク」
身体に強烈な衝撃と共に俺は意識を失ったーーー。
ヘリックはオークの攻撃を盾で受けすぐに足首を斬り、体勢を崩し首を斬る。
ヘリックは簡単にやっているがオークの攻撃を受け止める自体そうそう出来ないし、その後のカウンターだって流れるようにやるにはそれなりの練習がいる。
「うわぁっちゃ!」
「あっ、ごめんコウタ」
「おま、ミミルもうちょい火力抑えろ!」
ミミルは色々な魔法を使えるが炎の魔法になると火力の調整が何故か出来ない、俺の援護をしようとしたのか近くのウルフに魔法を使っていたが、普通はウルフが燃える程度の奴が何故か小さいクレーターを作る位の魔力が込められる。
「まったく、次から気を付けろよ」
「ごめんね?」
「今のをよく流せますね」
「これで27回目だからな」
「……ホントにゴメンね」
つい嫌味みたいな事を言ってしまったけどいい機会だからしっかり反省してもらおう。
戦闘が終わりタクトがヘリックに話しかける。
「それにしてもヘリックさん強いですね、オークの攻撃を普通に受け止めて」
「ちゃんと受け流しながら受けてあるんだけどね、出来るようになるまで3ヶ月位掛かったよ」
「俺も1ヶ月ちょいですかね」
「………」
俺は半年以上掛かったんだが……。 本当に何なんだ天才しか居ないのか俺の周りには!?
「どうしたの、コウタさん?アホ顔だよ?」
「……それを言うならアホみたいな顔だユミ、どっちにしても失礼だけど」
「で、どうしたの」
「おまえ……、はぁ…才能溢れる若者がいっぱいで卑屈になってるだけだよ」
「気にしなくてもいいじゃない?」
「お前もその溢れる若者の1人だからな?」
「ーーーふっ……」
思わず無表情になるぐらいムカつくドヤ顔だった。
ーーーまただ………、さっきから何かの視線を感じる。気のせいかと思ったがどうやら違うようだ。
「ーー誰か僕達を見てるね」
「ヘリックさん、俺達の後ろに」
タクトがヘリックに頼み大人しくタクトの後ろに下がる。俺はさっきから強い気配のする方を見る。
ーーー居るな。
タクト達を庇う様に前に出る。もし俺達の手に余る様なら………。
俺は腰に着けているお守りに手を伸ばす、白銀の鎖に緑色の宝石が付いている。それを握り心を落ち着かせる。
大丈夫、これで覚悟は決まった必ずタクト達を生かす。この命に代えても逃がす。
「コウタさん?」
おそらく敵であろう気配が出てきた、しかもかなり強い……。それと同時にコウタさんが俺達の前に出てその気配と対峙する、でも何だか様子がおかしい様な……?
「!」
とつぜん草木の奥から氷の槍が飛んできた。コウタさんはそれを剣で俺達に当たらない様に逸らす。
「斬らずに剃らしたんだ……、よくやるわね」
「ひっ!」
ミスティが思わず声を出してしまうほど威圧感、他のみんなもミスティ程で無いにしろ苦しそうだ。
(あいつはいったい………?)
そんな中でコウタさんだけが涼しい顔をしながら言った。
「魔族か」
「ええ、そうよ」
魔族……、前に倒した奴とは比べ物にならない位強い。
女性の魔族だ、緑色の癖のある長髪。何よりも溢れ出てくる魔力。
ーーーあぁ、勝てない。
そんな考えたが自然と出てしまうほどの力の差、勝てない少なくとも今の俺では……。
「タクト」
「は、はい……」
「皆を連れて逃げろ」
「タクトさんは?」
「こいつを止める」
「無理ですよ!」
「ーーーやる、この命を使ってでも」
「コウタ……?」
ミミルさんがコウタさんの事を訝しげに見る。
「もう、いいかしら?」
「アイツらは殺らせないぞ」
「……」
魔族はコウタさんに向かって火球を放つ、それが戦いの合図となった。
コウタさんは強化したのだろう、凄い速さで火球を避け魔族に接近する。魔法を使い迎撃するが避け、あるいは剣で剃らしながら近づいて行く。
「……凄い」
「あぁ、でも……」
思わずミスティの呟きに答えてしまうほどコウタさんは凄かった。訓練の時とは別人の様だ。
だけど相手が強すぎる……、相手はまだ余力があり簡単な魔法しか使っていない。コウタさんは近づき斬る、魔法は簡単なやつ位しか出来ないらしい。
でも相手はどう見ても魔法使い、しかもかなり上位にいる。
「ーーータク逃げよう」
「! 優実、それは!」
「私達が全員で掛かっても勝てないわ」
「そ…れは……」
何も言い返せない、だけどコウタさんを見捨てるのは………!
「ーーーやっぱり助けに……?」
「……ゴメンねタク」
身体に強烈な衝撃と共に俺は意識を失ったーーー。
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