29 / 55
28話 とある姫と青年の出会い
しおりを挟む
私が彼と会ったのは偶然だった。
「ね、姉さん……」
「大丈夫… 大丈夫だから」
裾を掴み震えている弟に言葉を掛ける。
声は震えていないだろうか?足は動くだろうか?頭は回るだろうか? そんな事ばかり考えている。 どんなに立場が上の人間も条件さえ整えれば下の者に討ち取られる。今の私がそうだ。私の力は私自身の力では無く私の周りにある物や人の力だ、だからその加護から外れれば私はそこらの娘となんの変わりも無いのだ。
「ーーーやーーっとみつけたぁ」
「!?」
裏路地の曲がり角から出てきたのはヒョロ長の女、白髪のショートで右目が髪で隠れている。女は両手に持った短剣を弄びながら楽しそうに笑いながら近づいて来た。
「アハハ、まさか自分からこんな所に入って来るなんて……、よっぽど恐かったんだ?」
「くっ……」
元々は大通りにいたのに裏路地に行けば撒けるかもしれないなんて思ってしまったのが失態だった。普通に考えれば人通りの多い所にいれば相手は襲いづらいし助けだってすぐに来た筈だ。
「っ……!ね、姉さんは僕が守る……!」
「あら、勇ましい」
弟が腰の剣を抜き私の前で構える。足は可哀想な程に震えている。『貴方は逃げなさい!』 と言うのが私の今出来る役目なのに声が出ない、自分が情けなくて腹が立つ。だけどここで怒鳴り散らしても意味はない……。いや、大きな声を出せば誰かが駆けつけてくれるかも。
「ーーーじゃあ、もう終わりね」
「ぐぁ!」
「ジーク! ……弟にこれ以上手を出してみなさい、貴方を絶対に殺してみせる………」
「口だけは達者ね……、死ね。ーーー!?」
突然女は両手の短剣を左側にクロスさせた、すると同時に何かがぶつかり女は後ろに下がった。そして女の居た場所には一人の男が立っていた。
男はボロボロだった至るところに血が染み込んでおり今にも消えそうだった、男は体をふらつかせながら目を虚ろにし、ーーー消えた。
「あー、面倒!」
男はいつの間にか女の後ろから剣を振っていた、女はそれをギリギリで防ぎ壁を蹴り三次元の動きで対抗した。
「これならあんたも来れないでしょ?」
女の挑発なんて聞こえないと言わんばかりに腰の鞘を抜き出し虚ろな目を女に向ける。
「っ……、気色悪い目をしやがって……!」
女の速度が増す、壁を蹴り上から、時には地を蹴り下から。様々な方向からの攻撃を男は剣と鞘でいなしている。
「姉さん……大丈夫?」
「あっ、ジークこそ怪我は?」
「打撲ぐらいかな………、凄いねあの人」
「えぇ、ただあの人はもう限界な気がするの」
「確かに、ボロボロだし今にも消えてしまいそうな感じだね……」
「えぇ……、! あと少しで助けが来るわ!」
「良かった、あっ!」
弟の驚いた声を聞き男の方を見直すとそこには剣が砕かれ鞘もどっかに飛ばされてしまった姿があった。
「ホントムカつく、あんたのせいで楽しむ時間が無くなったじゃない。そもそも武器の時点であんたの負けは決まってるの、そこらの剣と魔剣じゃあ戦いにならないわ」
男はその話を聞いていたのか聞いてないのか、体を揺らしながら一歩、また一歩と女に近づいて行く。女はその姿に何かを感じたのか思わず後ろに下がってしまう。瞬きを数回し目を開けたら男は女の右腕を絡み付き折ろうとしていた。
「えっ!いつの間に!?」
女は焦りながらも右手の短剣に魔力を込める、すると爆発が周りで起きた。男は爆風に飛ばされ此方まで飛ばされた。今のは避けきれなかったそうでうめき声が聞こえる。
「がぁ!?はぁ……かぁ……」
「ーーー流石に焦ったわ、武器が無くなってもやろうとするなんて」
「な、なんで傷ついて無いんだ?」
爆炎の中から女が腕を擦りながら出てきて、弟が驚く。ーーー恐らくあの短剣の効果であろう。魔剣の中には所有者には効かない攻撃魔法等が使える……、なんて話を聞いた事がある。
「この短剣の効果でねぇー、短剣から発動した魔法は所有者の私には効かないのよ。まぁそれなりに魔力を喰うんだけどね」
「そんなデタラメな……」
「彼女が言ってる事は本当よ……。ーーーなっ!? 無茶よ!」
「………まだ立つんだ……」
いつの間に男は更にボロボロになった体をを無理矢理立たせていた、その手には何処から拾って来たのか分からないが黒い短剣を持っていた。
「は?……あんたいつの間に取ったのよ」
どうやらさっき腕に絡み付いた時に女の腰に着けている数ある内の一つを取ってきたようだ。恐らく彼が持っている短剣も魔剣であろう。
彼は体の怪我を感じさせない動きで女に攻撃を加える。斬る、突く、殴る、蹴る。色々な攻撃を混ぜながら女を追い込んでいく。
(あれ?動きが良くなってきてる?)
そして彼の姿が段々と薄れていくのを感じる、"来る"そう思った瞬間に彼が消え、次の瞬間には彼の短剣が女の右腕を貫いた。
「ぐぅ!このガキがぁぁ!」
女は左の短剣で首を狙う、彼は避けきれないと悟ったのか自分の手を差し出した。
掌を貫く短剣をそのまま握り混んだ、そして彼は頭を後ろに引き思いっきり頭突きを噛ました。
「なっ、なんて無茶な……」
「ぐぅ……」
彼は右手に短剣を刺したまま左手の短剣を構え女を見る、すると曲がり角から数人の騎士が現れた。女はそれを見て舌打ちをして彼に言った。
「チッ、いるのよね街に一人や二人あんたみたいな化け物がさ……。今回は引かせて貰うわあんたのせいで大赤字よ……」
「行かせると思っているのか?」
「はぁ、加護持ちとは今は殺りあいたく無いわね……」
女はそう言うと、真っ黒な石を取り出し何かを呟いた、すると女の後ろに黒い道が出来た。
「まさかゲート?」
「あら、流石姫様よく知ってるわね」
「逃がすか!」
「止めなさいアイン!」
「ですが……」
「発動した時点で捕まえるのは難しいわ、無理して行っても貴方が危険に晒されるかもしれない」
「……わかりました」
私達が話している間に女はゲートから逃げた様だ。そして私達の意識はここまで私とジークを護って戦ってくれた彼に移る。
「姉さん、今は怪我の手当てをしないと!」
「そうだったわね、アイン彼を城に!」
「わかりました」
これが私と彼の出会い。彼はいつも自分は勇者じゃない、みんなに言われるような凄い奴じゃない。とか言ってるけど全てが終わった今だから言うわね……。
私や貴方の周りは、貴方の事を"英雄"だと思ってる。
「ね、姉さん……」
「大丈夫… 大丈夫だから」
裾を掴み震えている弟に言葉を掛ける。
声は震えていないだろうか?足は動くだろうか?頭は回るだろうか? そんな事ばかり考えている。 どんなに立場が上の人間も条件さえ整えれば下の者に討ち取られる。今の私がそうだ。私の力は私自身の力では無く私の周りにある物や人の力だ、だからその加護から外れれば私はそこらの娘となんの変わりも無いのだ。
「ーーーやーーっとみつけたぁ」
「!?」
裏路地の曲がり角から出てきたのはヒョロ長の女、白髪のショートで右目が髪で隠れている。女は両手に持った短剣を弄びながら楽しそうに笑いながら近づいて来た。
「アハハ、まさか自分からこんな所に入って来るなんて……、よっぽど恐かったんだ?」
「くっ……」
元々は大通りにいたのに裏路地に行けば撒けるかもしれないなんて思ってしまったのが失態だった。普通に考えれば人通りの多い所にいれば相手は襲いづらいし助けだってすぐに来た筈だ。
「っ……!ね、姉さんは僕が守る……!」
「あら、勇ましい」
弟が腰の剣を抜き私の前で構える。足は可哀想な程に震えている。『貴方は逃げなさい!』 と言うのが私の今出来る役目なのに声が出ない、自分が情けなくて腹が立つ。だけどここで怒鳴り散らしても意味はない……。いや、大きな声を出せば誰かが駆けつけてくれるかも。
「ーーーじゃあ、もう終わりね」
「ぐぁ!」
「ジーク! ……弟にこれ以上手を出してみなさい、貴方を絶対に殺してみせる………」
「口だけは達者ね……、死ね。ーーー!?」
突然女は両手の短剣を左側にクロスさせた、すると同時に何かがぶつかり女は後ろに下がった。そして女の居た場所には一人の男が立っていた。
男はボロボロだった至るところに血が染み込んでおり今にも消えそうだった、男は体をふらつかせながら目を虚ろにし、ーーー消えた。
「あー、面倒!」
男はいつの間にか女の後ろから剣を振っていた、女はそれをギリギリで防ぎ壁を蹴り三次元の動きで対抗した。
「これならあんたも来れないでしょ?」
女の挑発なんて聞こえないと言わんばかりに腰の鞘を抜き出し虚ろな目を女に向ける。
「っ……、気色悪い目をしやがって……!」
女の速度が増す、壁を蹴り上から、時には地を蹴り下から。様々な方向からの攻撃を男は剣と鞘でいなしている。
「姉さん……大丈夫?」
「あっ、ジークこそ怪我は?」
「打撲ぐらいかな………、凄いねあの人」
「えぇ、ただあの人はもう限界な気がするの」
「確かに、ボロボロだし今にも消えてしまいそうな感じだね……」
「えぇ……、! あと少しで助けが来るわ!」
「良かった、あっ!」
弟の驚いた声を聞き男の方を見直すとそこには剣が砕かれ鞘もどっかに飛ばされてしまった姿があった。
「ホントムカつく、あんたのせいで楽しむ時間が無くなったじゃない。そもそも武器の時点であんたの負けは決まってるの、そこらの剣と魔剣じゃあ戦いにならないわ」
男はその話を聞いていたのか聞いてないのか、体を揺らしながら一歩、また一歩と女に近づいて行く。女はその姿に何かを感じたのか思わず後ろに下がってしまう。瞬きを数回し目を開けたら男は女の右腕を絡み付き折ろうとしていた。
「えっ!いつの間に!?」
女は焦りながらも右手の短剣に魔力を込める、すると爆発が周りで起きた。男は爆風に飛ばされ此方まで飛ばされた。今のは避けきれなかったそうでうめき声が聞こえる。
「がぁ!?はぁ……かぁ……」
「ーーー流石に焦ったわ、武器が無くなってもやろうとするなんて」
「な、なんで傷ついて無いんだ?」
爆炎の中から女が腕を擦りながら出てきて、弟が驚く。ーーー恐らくあの短剣の効果であろう。魔剣の中には所有者には効かない攻撃魔法等が使える……、なんて話を聞いた事がある。
「この短剣の効果でねぇー、短剣から発動した魔法は所有者の私には効かないのよ。まぁそれなりに魔力を喰うんだけどね」
「そんなデタラメな……」
「彼女が言ってる事は本当よ……。ーーーなっ!? 無茶よ!」
「………まだ立つんだ……」
いつの間に男は更にボロボロになった体をを無理矢理立たせていた、その手には何処から拾って来たのか分からないが黒い短剣を持っていた。
「は?……あんたいつの間に取ったのよ」
どうやらさっき腕に絡み付いた時に女の腰に着けている数ある内の一つを取ってきたようだ。恐らく彼が持っている短剣も魔剣であろう。
彼は体の怪我を感じさせない動きで女に攻撃を加える。斬る、突く、殴る、蹴る。色々な攻撃を混ぜながら女を追い込んでいく。
(あれ?動きが良くなってきてる?)
そして彼の姿が段々と薄れていくのを感じる、"来る"そう思った瞬間に彼が消え、次の瞬間には彼の短剣が女の右腕を貫いた。
「ぐぅ!このガキがぁぁ!」
女は左の短剣で首を狙う、彼は避けきれないと悟ったのか自分の手を差し出した。
掌を貫く短剣をそのまま握り混んだ、そして彼は頭を後ろに引き思いっきり頭突きを噛ました。
「なっ、なんて無茶な……」
「ぐぅ……」
彼は右手に短剣を刺したまま左手の短剣を構え女を見る、すると曲がり角から数人の騎士が現れた。女はそれを見て舌打ちをして彼に言った。
「チッ、いるのよね街に一人や二人あんたみたいな化け物がさ……。今回は引かせて貰うわあんたのせいで大赤字よ……」
「行かせると思っているのか?」
「はぁ、加護持ちとは今は殺りあいたく無いわね……」
女はそう言うと、真っ黒な石を取り出し何かを呟いた、すると女の後ろに黒い道が出来た。
「まさかゲート?」
「あら、流石姫様よく知ってるわね」
「逃がすか!」
「止めなさいアイン!」
「ですが……」
「発動した時点で捕まえるのは難しいわ、無理して行っても貴方が危険に晒されるかもしれない」
「……わかりました」
私達が話している間に女はゲートから逃げた様だ。そして私達の意識はここまで私とジークを護って戦ってくれた彼に移る。
「姉さん、今は怪我の手当てをしないと!」
「そうだったわね、アイン彼を城に!」
「わかりました」
これが私と彼の出会い。彼はいつも自分は勇者じゃない、みんなに言われるような凄い奴じゃない。とか言ってるけど全てが終わった今だから言うわね……。
私や貴方の周りは、貴方の事を"英雄"だと思ってる。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
弁えすぎた令嬢
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。
彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!
碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!?
「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。
そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ!
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
私をいじめていた女と一緒に異世界召喚されたけど、無能扱いされた私は実は“本物の聖女”でした。
さら
恋愛
私――ミリアは、クラスで地味で取り柄もない“都合のいい子”だった。
そんな私が、いじめの張本人だった美少女・沙羅と一緒に異世界へ召喚された。
王城で“聖女”として迎えられたのは彼女だけ。
私は「魔力が測定不能の無能」と言われ、冷たく追い出された。
――でも、それは間違いだった。
辺境の村で出会った青年リオネルに助けられ、私は初めて自分の力を信じようと決意する。
やがて傷ついた人々を癒やすうちに、私の“無”と呼ばれた力が、誰にも真似できない“神の光”だと判明して――。
王都での再召喚、偽りの聖女との再会、かつての嘲笑が驚嘆に変わる瞬間。
無能と呼ばれた少女が、“本物の聖女”として世界を救う――優しさと再生のざまぁストーリー。
裏切りから始まる癒しの恋。
厳しくも温かい騎士リオネルとの出会いが、ミリアの運命を優しく変えていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる