親友の秘密

ryuki

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親友の秘密

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 山川と一緒にマックに行った日から2日後、今、俺はカラオケをしに3駅電車に乗り隣町まで来ている。

 もちろん山川と一緒に…他に友達いないわけじゃないしー。せっかくの休日をぼっちで過ごすのが嫌なわけじゃないしー。すみませんでした。当たりです。許してください。

 しかし、今日の目的はそれだけじゃない。山川が話があると言ってきたのだ。

どうせアニメの話だろうと思うが聞いてみる
 「その話っていうのは?」
 「実は僕、……    。 」
 「はっきり言えよ」

 「実は僕、女の子なんだ」
 

え?  いつの間にか間奏だった俺のアニソンが2番に入る。あ、俺の好きなキャラのソロのところじゃん。

自分の耳が信じられずもう一回聞いて見る
 「いまにゃんて?」
 盛大に噛んでしまった恥ずかしい。
  「僕、女の子なんだ。」
 「… 冗談はやめたまえ」
   「冗談じゃないよ」
  「ドッキリかな?カメラはどこ?」
 「だから真面目に!」


その後男の格好をしている理由などいろいろなことを聞いた。
 
山川が女っていうことは…まだ信じきれないけど俺の高校生活も楽しくなっていくのかもしれない。


 
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