とある少年の非行

如月圭

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 面白くもない中学生活が始まり、反抗期だった事もあり、直ぐに不良の真似事をした。家には寄り付かず、夜の世界に足を踏み入れる。

 最初に出会ったのは、夜の仕事をしている女の人、彼女は、俺の顔が好みだったらしく、逆ナンされて、家について行った。年を言えば、

 「君、中学生なの?見えない!」

 と笑い、

 「そうだ、良いこと教えて上げる!」

 そう言い、一番初めに、女性の抱き方を教えてくれた。それから、一週間お世話になり、自然と家事もするようになる。

 「君さ、親御さん心配せてるんじゃないの?まだ中一でしょ?」

 「俺ここに居ちゃいけないなら、他当たる。ありがとう、お世話になりました。」

 と言って、良い女の人の家を出た。行く当てもなく、ネオン街を歩いていると、ハイブランドに身を包んだ女の人に声を掛けられる。

 「ねえ、そこの貴方!」

 自分である事を確認して、自分を指差す。女の人は、

 「そう、そこの貴方、私と遊ばない?」

 「俺、お金持ってないけど、それでも良いの?」

 「あら、お金なら、私が出してあげる」

 その誘いに乗って、ついて行った。着いたのは、高級そうなホテル、ダブルベットがあり、内装も豪華だった。シャワーを浴びた後、二人目の人に、また、女性の抱き方を教えてもらう。その人は、どこが感じるとか、細かな事を色々教えてくれた。一晩で三万円のお小遣いを貰う。女性は、

 「会社があるから」

 シャワーを浴びたら、着替えて、出て行った。

 手に入ったお金で、コンビニでおにぎりとお茶を買って、食べた。朝になると、通勤のサラリーマンやOL、学生が、会社や学校へ行く為に、街を歩いていた。そんな中で、

 (自分は何がしたいんだろう?)

 と考える。家には帰りたくない。学校は馴染めなかった。

 夜のネオン街で、四、五人目の女の人に逆ナンされる。SEX込みで、家に転がり込み、女性を抱いた。どこが良いのか、キスマークを付けていくと、そこを攻めた。女性も果てて、自分も達した。感想を聞いてみると、

 「良かったわよ」

 そう言われた。朝食を作りながら、シャワーを浴びている女性に、

 「朝食出来たよ!」

 と声を掛ける。女性は、

 「分かった!ありがとう」

 髪を拭きながら、浴室から出て来た。

 「へぇ、美味しそう。いただきます」

 朝ご飯を食べると、女性から、

 「これから、どうするの?」

 そう聞かれて、言葉に詰まる。

 「本当の年齢は?何歳?」

 「十三歳、中一」

 「中一!?君ね、そういう事は早く言って、家まで送ってあげるから!」

 「家には帰りたくない」

 本音を漏らした。女性は困った様な顔で、

 「家には置いておけないわよ!?」

 そう言って、会社へ行く準備をしていた。自分はそれを見ながら、

 (今日、どうするかな?)

 考えながら自分もここを出ていく準備をした。行く当てもないので、取り敢えず、近くの図書館で、本を読んでいた。昔から、本を読むのが好きで、今も、暇さえあればこうして図書館へ通った。 

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