44 / 93
石の壁の章
石壁
デュパ達リザードマンを村民として迎え、そして拠点の名前をラベレと命名したその翌日。
俺はリディア達と一緒に敷地を囲う壁の建築に取り掛かる。
【壁!】
――ズゴゴゴッ
今までにない重厚な音を立て、分厚い石壁が地面から飛び出してきた。
「うわぁ、すごい……」
とリディアは驚いている。
実は俺もなんだけどね。これは頑丈そうだ。
「だな。しかし新しい壁か。これで村の防御力は間違いなく上がっただろうね」
壁の厚さは30㎝はある。
竹壁でさえかなり頑丈だったのにな。これをそう簡単に突破出来ないはずだぞ。
今夜から異形の襲撃があるはずだ。せっかくなので新しい壁の性能テストもしてみようと思う。
「ねぇライトさん。家は新しい壁で建て直すんですか?」
とリディアは聞く。
んー、実はそれも考えたんだけどねぇ。
石壁は木や竹に比べ、扱いが難しいみたいだ。
加工しにくいんだよね。
それに一番の問題はこの厚みだ。
「石壁なんだけどさ、かなりぶ厚くなってるだろ? これで家を建てるだけで敷地の面積を圧迫するからね。家にするにはもっと村を広くしないと」
「そうですか。ちょっと残念です」
「ははは、そう言いなさんな。それに家に関しては石より木の方が利点もあると思うよ。風通しはいいし、何より暖かいしさ。石壁だけの家はきっと寒いと思うぞ」
「ふふ、確かにそうですね」
まぁ、家の素材としては使えないが用途は色々考えられる。
とりあえず今は囲いを石壁にしておくだけに留めておいた。
色々と試したいことはあるが、今日は別のことをやらなければならない。
「今日は水路を作りに湖に行かなくちゃね」
「そうですね。人も増えて、そろそろ食べ物の在庫が少なくなってきましたし……」
そう、リザードマンの移住により村民が一気に増えた。
彼らを食わすためにも今は食糧の確保が最優先。
主食としてパンを考えているが、ナババの実は綺麗な水がないと育たない。
村でナババを栽培するには水路をここまで引く必要があるのだ。
「リディアは今日は……。そうか、別の仕事があったよな」
「はい、一緒に行けないのが残念です……」
と悲しい顔をする。
増えた村民のために弓を用意するのが彼女の仕事だ。
しかも作る弓は普段使いのものではなく、竹を張り合わせた複合弓を作る予定だ。
本来なら金属も使うみたいだが、生憎俺達には金属を扱う技術はないし、それ以上に鉱石なんかはまだ見たことがない。
その内地人……ドワーフに出会えたら金属加工なんかをお願いしてみるってのもいいかもな。
「ふふ、でもライトさんの竹なら金属を使わなくても充分に威力を出せるはずですよ。だって……」
ん? リディアが言葉を詰まらせてるぞ。
なんか顔を赤くしてモジモジしてるし。
「だってライトさんの竹のベッドってすごく頑丈で寝心地がいいんですもん」
「なるほどね」
顔を赤くしてる理由が分かった。
昨日はデュパ達の歓迎会でテンションが上がってしまった俺達は三人でベッドに入ることになったわけだ。
まぁエッチをしたんだけどな。
しかし、かなりアクロバティックなことにも関わらず竹のベッドは衝撃を吸収し、最高の寝心地を感じさせてくれた。
我ながら良いものを作ったと思う。
「こ、今夜もいっぱい可愛がって下さいね」
「あれ? 今日はアーニャの日じゃなかったか?」
エッチは一日置きと決めたはずだが、気分によって変わるみたいだな。
リディアをからかいつつ自宅に戻るとアーニャが荷造りをしていた。
「準備出来た?」
「はい! いつでも出られます!」
水路作りはアーニャに手伝ってもらうことにした。
彼女は魔法こそ使えないが、器用で何でもこなす。
料理に裁縫、薬学の知識もあるが、それ以上に彼女には他の者にはない機動力がある。
アーニャはラミアであり、その下半身は蛇の体をしている。
進みにくい森を歩くよりも速いスピードで進むことが出来るのだ。
一日に作業出来る時間は限られている。夜には異形の襲撃があるからな。
移動時間を短縮することで作業に使う時間を増やすことが出来るのだ。
「デュパ達は?」
「先に湖に向かいました。ライト様が来るのを待ってると言ってましたよ」
アーニャだけではなく、膂力の強いリザードマンも水路作りに参加してくれる。
水路を作るのは簡単なのだが、所詮壁を土の中に埋めただけのものだ。
その土を掘り出すのは人力でやるしかないからな。
さぁ行かなくちゃな。
リディアに行ってきますのキスをする。
こら、舌を入れるんじゃないよ。
「ぷはっ。続きは夜にな」
「んふふ、楽しみにしてます」
「もう。それじゃ行きますよ」
アーニャの背に乗って村を出る。
彼女はスルスルと森を進み、一時間もすると湖が見えてくる。
デュパ達は朝早くに出たんだろうな。
湖のほとりで魚を獲っていた。
「大漁だな」
「グルルルルッ? ライト、遅いぞ」
「ははは、すまない。それじゃ早速作業を……」
「ちょっと待ってくれ。提案があるのだが聞いてくれるか?」
とデュパが言う。
なんでも彼らは魚が大好物でほとんど毎日食べていたそうだ。
しかし住みかである洞窟を離れ、魚を食べられなくなるかと心配していると。
デュパの提案とは、たまにでいいので漁に行くことを許可して欲しいと。
「グルルルルッ。わがままを言っているのは理解している。しかし我らをここまで生かしてくれた湖の恩恵を手放すのは忍びなくてな」
「そういうことか。分かった、一応さ、考えはあるんだ。俺もデュパ達に負けないくらい魚が好きでね」
だって日本人だしな。
これはこの湖を見つけて思い付いたことだ。
以前の竹壁なら不可能だっただろうが、今の俺は石壁を作り出せる。
だからこそ可能なんだ。
「水路をここから引くと同時に村で魚の養殖を始めようと思う」
「養殖? どういう意味だ?」
デュパ達は基本的に狩りと漁で食を繋いできたらしい。
知らなくてもしょうがないかな。
「ライト様、それはつまり魚の牧畜ということですか?」
「ははは、アーニャは分かってくれたか。そういうこと。きっと拠点の防御力は格段に上がっている。今よりも村を広くしても問題無いはずだ」
敷地を大きくすることは、それに応じて異形から村を守る人員を増やさなければならない。
だが壁自体の防衛力が上がっているなら話は別だ。
人を増やさずに敷地を広げても石壁なら充分に村を守りきれるだろう。
「グルルルルッ! つまり村で魚を育てるということか!?」
「正解だ。まぁ、養殖に関しては俺達は全員素人だ。上手くいくかどうかはやってみないと分からないけどな」
とにかく養殖を行うにしても水路が無くてはどうしようもない。
失敗してがっかりさせるのもかわいそうなので、あまり期待をさせないような言葉を選んだつもりだった……んだけどな。
「グルルルルッ! 皆、死ぬ気で働くのだ! 今日中に水路を引くぞ!」
「「「グルルルルッ!」」」
デュパ達の気合いの入れようは半端じゃなかった。
死ぬ気ってさ。まぁモチベーションが上がっているのは好都合だ。
「ならしっかり水路を掘ってくれよ!」
俺は壁を発動し、水路を作り始めた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
お気に召しましたらお気に入り登録お願いいたします!
俺はリディア達と一緒に敷地を囲う壁の建築に取り掛かる。
【壁!】
――ズゴゴゴッ
今までにない重厚な音を立て、分厚い石壁が地面から飛び出してきた。
「うわぁ、すごい……」
とリディアは驚いている。
実は俺もなんだけどね。これは頑丈そうだ。
「だな。しかし新しい壁か。これで村の防御力は間違いなく上がっただろうね」
壁の厚さは30㎝はある。
竹壁でさえかなり頑丈だったのにな。これをそう簡単に突破出来ないはずだぞ。
今夜から異形の襲撃があるはずだ。せっかくなので新しい壁の性能テストもしてみようと思う。
「ねぇライトさん。家は新しい壁で建て直すんですか?」
とリディアは聞く。
んー、実はそれも考えたんだけどねぇ。
石壁は木や竹に比べ、扱いが難しいみたいだ。
加工しにくいんだよね。
それに一番の問題はこの厚みだ。
「石壁なんだけどさ、かなりぶ厚くなってるだろ? これで家を建てるだけで敷地の面積を圧迫するからね。家にするにはもっと村を広くしないと」
「そうですか。ちょっと残念です」
「ははは、そう言いなさんな。それに家に関しては石より木の方が利点もあると思うよ。風通しはいいし、何より暖かいしさ。石壁だけの家はきっと寒いと思うぞ」
「ふふ、確かにそうですね」
まぁ、家の素材としては使えないが用途は色々考えられる。
とりあえず今は囲いを石壁にしておくだけに留めておいた。
色々と試したいことはあるが、今日は別のことをやらなければならない。
「今日は水路を作りに湖に行かなくちゃね」
「そうですね。人も増えて、そろそろ食べ物の在庫が少なくなってきましたし……」
そう、リザードマンの移住により村民が一気に増えた。
彼らを食わすためにも今は食糧の確保が最優先。
主食としてパンを考えているが、ナババの実は綺麗な水がないと育たない。
村でナババを栽培するには水路をここまで引く必要があるのだ。
「リディアは今日は……。そうか、別の仕事があったよな」
「はい、一緒に行けないのが残念です……」
と悲しい顔をする。
増えた村民のために弓を用意するのが彼女の仕事だ。
しかも作る弓は普段使いのものではなく、竹を張り合わせた複合弓を作る予定だ。
本来なら金属も使うみたいだが、生憎俺達には金属を扱う技術はないし、それ以上に鉱石なんかはまだ見たことがない。
その内地人……ドワーフに出会えたら金属加工なんかをお願いしてみるってのもいいかもな。
「ふふ、でもライトさんの竹なら金属を使わなくても充分に威力を出せるはずですよ。だって……」
ん? リディアが言葉を詰まらせてるぞ。
なんか顔を赤くしてモジモジしてるし。
「だってライトさんの竹のベッドってすごく頑丈で寝心地がいいんですもん」
「なるほどね」
顔を赤くしてる理由が分かった。
昨日はデュパ達の歓迎会でテンションが上がってしまった俺達は三人でベッドに入ることになったわけだ。
まぁエッチをしたんだけどな。
しかし、かなりアクロバティックなことにも関わらず竹のベッドは衝撃を吸収し、最高の寝心地を感じさせてくれた。
我ながら良いものを作ったと思う。
「こ、今夜もいっぱい可愛がって下さいね」
「あれ? 今日はアーニャの日じゃなかったか?」
エッチは一日置きと決めたはずだが、気分によって変わるみたいだな。
リディアをからかいつつ自宅に戻るとアーニャが荷造りをしていた。
「準備出来た?」
「はい! いつでも出られます!」
水路作りはアーニャに手伝ってもらうことにした。
彼女は魔法こそ使えないが、器用で何でもこなす。
料理に裁縫、薬学の知識もあるが、それ以上に彼女には他の者にはない機動力がある。
アーニャはラミアであり、その下半身は蛇の体をしている。
進みにくい森を歩くよりも速いスピードで進むことが出来るのだ。
一日に作業出来る時間は限られている。夜には異形の襲撃があるからな。
移動時間を短縮することで作業に使う時間を増やすことが出来るのだ。
「デュパ達は?」
「先に湖に向かいました。ライト様が来るのを待ってると言ってましたよ」
アーニャだけではなく、膂力の強いリザードマンも水路作りに参加してくれる。
水路を作るのは簡単なのだが、所詮壁を土の中に埋めただけのものだ。
その土を掘り出すのは人力でやるしかないからな。
さぁ行かなくちゃな。
リディアに行ってきますのキスをする。
こら、舌を入れるんじゃないよ。
「ぷはっ。続きは夜にな」
「んふふ、楽しみにしてます」
「もう。それじゃ行きますよ」
アーニャの背に乗って村を出る。
彼女はスルスルと森を進み、一時間もすると湖が見えてくる。
デュパ達は朝早くに出たんだろうな。
湖のほとりで魚を獲っていた。
「大漁だな」
「グルルルルッ? ライト、遅いぞ」
「ははは、すまない。それじゃ早速作業を……」
「ちょっと待ってくれ。提案があるのだが聞いてくれるか?」
とデュパが言う。
なんでも彼らは魚が大好物でほとんど毎日食べていたそうだ。
しかし住みかである洞窟を離れ、魚を食べられなくなるかと心配していると。
デュパの提案とは、たまにでいいので漁に行くことを許可して欲しいと。
「グルルルルッ。わがままを言っているのは理解している。しかし我らをここまで生かしてくれた湖の恩恵を手放すのは忍びなくてな」
「そういうことか。分かった、一応さ、考えはあるんだ。俺もデュパ達に負けないくらい魚が好きでね」
だって日本人だしな。
これはこの湖を見つけて思い付いたことだ。
以前の竹壁なら不可能だっただろうが、今の俺は石壁を作り出せる。
だからこそ可能なんだ。
「水路をここから引くと同時に村で魚の養殖を始めようと思う」
「養殖? どういう意味だ?」
デュパ達は基本的に狩りと漁で食を繋いできたらしい。
知らなくてもしょうがないかな。
「ライト様、それはつまり魚の牧畜ということですか?」
「ははは、アーニャは分かってくれたか。そういうこと。きっと拠点の防御力は格段に上がっている。今よりも村を広くしても問題無いはずだ」
敷地を大きくすることは、それに応じて異形から村を守る人員を増やさなければならない。
だが壁自体の防衛力が上がっているなら話は別だ。
人を増やさずに敷地を広げても石壁なら充分に村を守りきれるだろう。
「グルルルルッ! つまり村で魚を育てるということか!?」
「正解だ。まぁ、養殖に関しては俺達は全員素人だ。上手くいくかどうかはやってみないと分からないけどな」
とにかく養殖を行うにしても水路が無くてはどうしようもない。
失敗してがっかりさせるのもかわいそうなので、あまり期待をさせないような言葉を選んだつもりだった……んだけどな。
「グルルルルッ! 皆、死ぬ気で働くのだ! 今日中に水路を引くぞ!」
「「「グルルルルッ!」」」
デュパ達の気合いの入れようは半端じゃなかった。
死ぬ気ってさ。まぁモチベーションが上がっているのは好都合だ。
「ならしっかり水路を掘ってくれよ!」
俺は壁を発動し、水路を作り始めた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
お気に召しましたらお気に入り登録お願いいたします!
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?