27 / 57
青い春の嵐
14.告白
しおりを挟む
叫んだりなんだりするかと思ったら、先生は落ち着いた声と態度で『失礼しました』って、ヤってる羽間と松重先生に言って、俺の肩を抱いて保健室を後にした。
いや、落ち着き過ぎてないか!? 馬に蹴られて死ぬって何だ!?
ってか、肩を抱く先生の手が思ったよりも力強くて、俺の心臓がヤバい。
制服の上からだから良いけど、この手が、もし、あの二人みたく素肌に触れてたらって思うと…てか、思ってしまったら、ちょっと…ちょっとだけ、前屈みになってしまった。そんな俺をどう思ったのか、先生は更に強く俺の肩を抱いて来た。多分、あんな場面を見てショックを受けた…とか思ったのかも知んねーけど、逆効果だからっ!! 先生の匂い…てか、ちょっと爽やかなミカン系? そんな感じの良い匂いがして来て、もう血管バックバクだからっ!! 今、脈測られたらヤバいからっ!!
「ほら、のど飴だ。残り少ないから袋ごとあげるよ」
すぐそこなのに、やたらと遠く感じた職員室に着くと、先生は自分の机の引き出しから飴を取り出して、笑いながら袋ごと俺によこしてくれた。
残り少ないって言ってるけど、半分ぐらいは入ってる。
ああ、もう。
何で、ちょっとも迷わないでこんな事が出来んだよ。
本当に先生はずりぃ。
俺ばっか、どんどん好きになってく。
悔しい。
先生も、こんな想いすればいいのに。
「…落ち着いてんだな…デキてるって知ってたのか? 的場のくせに…」
けど、そんな事言えるハズもなくて。
やたらと落ち着いてる先生にぼそぼそと言えば、先生は苦笑しながら片手で首の後ろを掻いた。
「いや、知らなかったよ。そう云えば、お前、俺の事を止めていたなあ…お前こそ知って…って、俺のくせにって何だ」
「知らなかったのに、あんな落ち着いてたのか…的場って、やっぱ…」
先生は、男同士…同性愛とかに偏見は無いんだ…。
そうだよな、叔父と甥なら結婚出来る(出来ないけど)って、俺が言った時、男同士って言い掛けて、パートナーシップがあるって言ったんだもんな。人の気持ちは、想う心は自由だって言った時だって、嫌な顔とかしてなかった。そう言う想いを、先生は偏見なく見られるんだ。
それなら、俺、言ってもいいのかな? 好きだって。告ってギクシャクするのも嫌だけど、変な目で見られるのも嫌だったから、偏見が無いなら嬉しいし、ちゃんと受け止めて考えてくれそう。ってか、先生ならそうじゃなくても、真剣に考えてくれる。
「いや、かなり驚いたけどな? ほら、それ舐めながら帰れ」
俺が貰った飴の袋を指差してから、先生は俺に背中を向けた。
帰れって言われたけど、このまま帰れる訳がない。
「…好きだな…」
「ん?」
先生の隣の机に貰った飴の袋を置いて、俺は先生の腰に腕を回して抱き着いた。
「へ?」
間の抜けた声を出す先生を可愛いと思う。
こんな声も、授業の時の真面目な声も、からかう様な声も、優しく気を遣う様な声も好きだけど、でも、もっと違う声も聞きたい。
俺だけにしか聞かせない、そんな声を知りたい。
「…俺、的場が好きだ。寮に入って、片付けの合間に下見に来て、弁当を食ってるのを見た時から…」
心臓が五月蠅い。破裂するかも知んねーし、こうやって腰に回してる腕の血管も破裂するかも。でも、何か、あんな場面を見たせいか、今なら先生が鈍くても『好き』って伝わる気がしたんだ。卒業までなんて待てなかった。
俺、ガキだけどさ。
それでも、先生が好きなんだ。
弟でも、甥でも犬でもない。あ、いや、イヌにはなるのかも?
じゃなくて、そんな好きで股間はこんな事になんねーだろ?
「は?」
グッと腕に力を入れて、身体を密着させれば、先生もそれに気が付いたらしい。
…俺が勃起してるって。
「…的場は…男同士とか気にしないんだろ? 想う気持ちは自由つってたし…松重と羽間がしてた事…俺も的場としてぇ…」
「え」
流石の先生でも、こんな風に言えば解ったんだろう。びくりと身体が強張ったのが解った。けど、驚いたからだよな? 男から…俺から告られて嫌だから、じゃないよな?
「ま、待てっ! 勘違いするな! お前が好きなのは、お前の叔父だろう!?」
ドキドキとビクビクとする俺に、何を思ったのか先生はそんな事を言って来た。
「はあ?」
あまりにもあんまりな先生の言葉に、俺のドキドキもビクビクも大人しくなった。
てか、おじって何だよ?
「幾ら俺に、大好きな叔父の姿を求めているとは云え、混同してはいけない」
「はあっ!?」
何言ってんだ、こいつ!?
思わず、またバカって叫びそうになって、俺はグッと堪えた。
ここで叫んで逃げたら、何も変わらない。
また、イジイジするだけだ。
「いや、驚かなくて良い。過酷な家庭環境の中で、お前の救いは、優しい叔父だった。そんな叔父に、お前は惚れてしまったんだろう? だから、俺は少しでもお前の支えになれるのなら、と、叔父らしく振る舞う事にした。叔父の様に、優しくお前を見守る壁になろうと…」
なのに先生は言い聞かせる様に、勝手な事を言う。
何だよ、それ?
何で、そうなるんだよ?
「いや…訳解んねーんだけど? おじさんは居るけど、優しくねーし。何がどうしてそうなった? 大体、俺、おじさんが居るとか、気になるとか、好きだなんて、一言も言ってねーし」
泣きそうになるのを堪えながら、何とか俺は言う。
めちゃくちゃ機嫌の悪い声が出たけど、これは本当に先生が悪いと思う。
「いや、隠さなくて良い。俺には…って…は?」
隠すって何だよ?
全部さらけ出してんだろ!
何で、そんな訳わかんねー勘違いしてんだよ!?
何かもう頭にキて、サバ折りしたくなったから、俺は先生の腰から手を離した。
振り返って来た先生に、俺は思い切り口を曲げて言う。
「勘違いしてんのは、的場の方だろ。俺、的場が好きだって言ったんだけど? 的場が変わった辺りから、的場の事を良いって言うヤツが増えて、何を今更言ってんだって、焦って。俺、何度も的場にアピールして来たし、好きだって何度も言ったよな?」
ただ、つきまとってるだけだけどさ。
好きもどさくさ紛れに言った様な物だけどさ。
けど、アピールはアピールだし、一時間も無い間に好きっていっぱい言ったし、嘘は言ってない。
いや、落ち着き過ぎてないか!? 馬に蹴られて死ぬって何だ!?
ってか、肩を抱く先生の手が思ったよりも力強くて、俺の心臓がヤバい。
制服の上からだから良いけど、この手が、もし、あの二人みたく素肌に触れてたらって思うと…てか、思ってしまったら、ちょっと…ちょっとだけ、前屈みになってしまった。そんな俺をどう思ったのか、先生は更に強く俺の肩を抱いて来た。多分、あんな場面を見てショックを受けた…とか思ったのかも知んねーけど、逆効果だからっ!! 先生の匂い…てか、ちょっと爽やかなミカン系? そんな感じの良い匂いがして来て、もう血管バックバクだからっ!! 今、脈測られたらヤバいからっ!!
「ほら、のど飴だ。残り少ないから袋ごとあげるよ」
すぐそこなのに、やたらと遠く感じた職員室に着くと、先生は自分の机の引き出しから飴を取り出して、笑いながら袋ごと俺によこしてくれた。
残り少ないって言ってるけど、半分ぐらいは入ってる。
ああ、もう。
何で、ちょっとも迷わないでこんな事が出来んだよ。
本当に先生はずりぃ。
俺ばっか、どんどん好きになってく。
悔しい。
先生も、こんな想いすればいいのに。
「…落ち着いてんだな…デキてるって知ってたのか? 的場のくせに…」
けど、そんな事言えるハズもなくて。
やたらと落ち着いてる先生にぼそぼそと言えば、先生は苦笑しながら片手で首の後ろを掻いた。
「いや、知らなかったよ。そう云えば、お前、俺の事を止めていたなあ…お前こそ知って…って、俺のくせにって何だ」
「知らなかったのに、あんな落ち着いてたのか…的場って、やっぱ…」
先生は、男同士…同性愛とかに偏見は無いんだ…。
そうだよな、叔父と甥なら結婚出来る(出来ないけど)って、俺が言った時、男同士って言い掛けて、パートナーシップがあるって言ったんだもんな。人の気持ちは、想う心は自由だって言った時だって、嫌な顔とかしてなかった。そう言う想いを、先生は偏見なく見られるんだ。
それなら、俺、言ってもいいのかな? 好きだって。告ってギクシャクするのも嫌だけど、変な目で見られるのも嫌だったから、偏見が無いなら嬉しいし、ちゃんと受け止めて考えてくれそう。ってか、先生ならそうじゃなくても、真剣に考えてくれる。
「いや、かなり驚いたけどな? ほら、それ舐めながら帰れ」
俺が貰った飴の袋を指差してから、先生は俺に背中を向けた。
帰れって言われたけど、このまま帰れる訳がない。
「…好きだな…」
「ん?」
先生の隣の机に貰った飴の袋を置いて、俺は先生の腰に腕を回して抱き着いた。
「へ?」
間の抜けた声を出す先生を可愛いと思う。
こんな声も、授業の時の真面目な声も、からかう様な声も、優しく気を遣う様な声も好きだけど、でも、もっと違う声も聞きたい。
俺だけにしか聞かせない、そんな声を知りたい。
「…俺、的場が好きだ。寮に入って、片付けの合間に下見に来て、弁当を食ってるのを見た時から…」
心臓が五月蠅い。破裂するかも知んねーし、こうやって腰に回してる腕の血管も破裂するかも。でも、何か、あんな場面を見たせいか、今なら先生が鈍くても『好き』って伝わる気がしたんだ。卒業までなんて待てなかった。
俺、ガキだけどさ。
それでも、先生が好きなんだ。
弟でも、甥でも犬でもない。あ、いや、イヌにはなるのかも?
じゃなくて、そんな好きで股間はこんな事になんねーだろ?
「は?」
グッと腕に力を入れて、身体を密着させれば、先生もそれに気が付いたらしい。
…俺が勃起してるって。
「…的場は…男同士とか気にしないんだろ? 想う気持ちは自由つってたし…松重と羽間がしてた事…俺も的場としてぇ…」
「え」
流石の先生でも、こんな風に言えば解ったんだろう。びくりと身体が強張ったのが解った。けど、驚いたからだよな? 男から…俺から告られて嫌だから、じゃないよな?
「ま、待てっ! 勘違いするな! お前が好きなのは、お前の叔父だろう!?」
ドキドキとビクビクとする俺に、何を思ったのか先生はそんな事を言って来た。
「はあ?」
あまりにもあんまりな先生の言葉に、俺のドキドキもビクビクも大人しくなった。
てか、おじって何だよ?
「幾ら俺に、大好きな叔父の姿を求めているとは云え、混同してはいけない」
「はあっ!?」
何言ってんだ、こいつ!?
思わず、またバカって叫びそうになって、俺はグッと堪えた。
ここで叫んで逃げたら、何も変わらない。
また、イジイジするだけだ。
「いや、驚かなくて良い。過酷な家庭環境の中で、お前の救いは、優しい叔父だった。そんな叔父に、お前は惚れてしまったんだろう? だから、俺は少しでもお前の支えになれるのなら、と、叔父らしく振る舞う事にした。叔父の様に、優しくお前を見守る壁になろうと…」
なのに先生は言い聞かせる様に、勝手な事を言う。
何だよ、それ?
何で、そうなるんだよ?
「いや…訳解んねーんだけど? おじさんは居るけど、優しくねーし。何がどうしてそうなった? 大体、俺、おじさんが居るとか、気になるとか、好きだなんて、一言も言ってねーし」
泣きそうになるのを堪えながら、何とか俺は言う。
めちゃくちゃ機嫌の悪い声が出たけど、これは本当に先生が悪いと思う。
「いや、隠さなくて良い。俺には…って…は?」
隠すって何だよ?
全部さらけ出してんだろ!
何で、そんな訳わかんねー勘違いしてんだよ!?
何かもう頭にキて、サバ折りしたくなったから、俺は先生の腰から手を離した。
振り返って来た先生に、俺は思い切り口を曲げて言う。
「勘違いしてんのは、的場の方だろ。俺、的場が好きだって言ったんだけど? 的場が変わった辺りから、的場の事を良いって言うヤツが増えて、何を今更言ってんだって、焦って。俺、何度も的場にアピールして来たし、好きだって何度も言ったよな?」
ただ、つきまとってるだけだけどさ。
好きもどさくさ紛れに言った様な物だけどさ。
けど、アピールはアピールだし、一時間も無い間に好きっていっぱい言ったし、嘘は言ってない。
0
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
何故よりにもよって恋愛ゲームの親友ルートに突入するのか
風
BL
平凡な学生だったはずの俺が転生したのは、恋愛ゲーム世界の“王子”という役割。
……けれど、攻略対象の女の子たちは次々に幸せを見つけて旅立ち、
気づけば残されたのは――幼馴染みであり、忠誠を誓った騎士アレスだけだった。
「僕は、あなたを守ると決めたのです」
いつも優しく、忠実で、完璧すぎるその親友。
けれど次第に、その視線が“友人”のそれではないことに気づき始め――?
身分差? 常識? そんなものは、もうどうでもいい。
“王子”である俺は、彼に恋をした。
だからこそ、全部受け止める。たとえ、世界がどう言おうとも。
これは転生者としての使命を終え、“ただの一人の少年”として生きると決めた王子と、
彼だけを見つめ続けた騎士の、
世界でいちばん優しくて、少しだけ不器用な、じれじれ純愛ファンタジー。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
前世が教師だった少年は辺境で愛される
結衣可
BL
雪深い帝国北端の地で、傷つき行き倒れていた少年ミカを拾ったのは、寡黙な辺境伯ダリウスだった。妻を亡くし、幼い息子リアムと静かに暮らしていた彼は、ミカの知識と優しさに驚きつつも、次第にその穏やかな笑顔に心を癒されていく。
ミカは実は異世界からの転生者。前世の記憶を抱え、この世界でどう生きるべきか迷っていたが、リアムの教育係として過ごすうちに、“誰かに必要とされる”温もりを思い出していく。
雪の館で共に過ごす日々は、やがてお互いにとってかけがえのない時間となり、新しい日々へと続いていく――。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
虐げられている魔術師少年、悪魔召喚に成功したところ国家転覆にも成功する
あかのゆりこ
BL
主人公のグレン・クランストンは天才魔術師だ。ある日、失われた魔術の復活に成功し、悪魔を召喚する。その悪魔は愛と性の悪魔「ドーヴィ」と名乗り、グレンに契約の代償としてまさかの「口づけ」を提示してきた。
領民を守るため、王家に囚われた姉を救うため、グレンは致し方なく自分の唇(もちろん未使用)を差し出すことになる。
***
王家に虐げられて不遇な立場のトラウマ持ち不幸属性主人公がスパダリ系悪魔に溺愛されて幸せになるコメディの皮を被ったそこそこシリアスなお話です。
・ハピエン
・CP左右固定(リバありません)
・三角関係及び当て馬キャラなし(相手違いありません)
です。
べろちゅーすらないキスだけの健全ピュアピュアなお付き合いをお楽しみください。
***
2024.10.18 第二章開幕にあたり、第一章の2話~3話の間に加筆を行いました。小数点付きの話が追加分ですが、別に読まなくても問題はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる