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番外編
決戦の勝負パンツ・後編
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「…あ…あ…」
「…ろーた…」
ろーたの吐く息が熱い。
ろーただけじゃなく、俺も。
グッグッと腰を動かして、ろーたのイイトコを刺激すれば、中がピクピクと震える。
中だけじゃなくて、身体全体もだけど。
相変わらず、俺は先に一回イってて、ろーたはまだだ。
うう、この。
この間アオッターで見た、炭酸水にちんこ浸ければ早漏が治るってヤツ、あれ実戦してみようかな?
「んん…っ…」
ろーたの手が、とっくにぐちゃぐちゃになったシーツを掴む。
ぴくぴく震えてる指が可愛い。
後ろからヤってるから、俺は手を伸ばしてろーたの松茸をそっと握る。
「…ろーた、かわい…」
…まあ、松茸は可愛いとは言えないけど。
ちゅっと汗が浮かんだ背中にキスをしたら、その背中がピクンって跳ねた。
ちゅっちゅってキスしながら、松茸を覆ってるゴムを外して行く。
「ほ、まれ…っ…!」
ビクンッて、手の中の松茸が跳ねた気がした。
ドクドク脈打ってて、熱い。
「嫌だ。ろーただって、俺が"受け"ん時、ゴムつけさせないじゃん。…汚れるとか、そんなん無しな? 今日は記念日なんだから」
「…っ…!」
先走りでぬるぬるの松茸を、手のひらでゆるゆると撫でながら言えば、ろーたが息を飲むのが解った。
後ろからだから、どんな表情をしてるのかは解んねーけど。
けど、耳が真っ赤だし、首も真っ赤だ。
もしかしたら、脳内で澄が暴れてんのかも?
それなら、それで良い。
だって、それって俺に興奮してるって事だろ?
俺以外には、そんなんなんねーし。
俺が、俺だけが良いって事だもんな。
「あ、あ…っ…! だ、め、だ…っ…!」
「出せよ。ろーたの全部、受け止めっから」
…流石に全部は無理だろーけど、今日ぐらいはカッコつけさせてくれよ。
「な?」
身体を倒して、ろーたの肩に軽く歯を立てながら、松茸を擦って、傘を親指で押し込めば、ろーたの身体が強張った。
「…っ、あぉ…っ…!!」
ビクビクと震えるろーたの噛み付いた肩をぺろりと舐めてから、俺は身体を起こす。
「あ、あ…ま、待ってく…!」
やーだよ、だ。
力の抜けたろーたの腰を、俺は両手でぐっと掴む。
ぬるっと右手が滑って、あ、やべって思ったけど、後の祭りってヤツだ。
後で洗ってやるからな。
「あ゙ぁっ!!」
抜けるギリギリまで腰を引いて思い切り押し込めば、ろーたが背中を仰け反らせた。
ぎゅうぎゅう締め付けられて、暴発しそうになるけど、我慢我慢って頭の中で言い聞かせながら、ゆっくりと腰を動かす。
ずっと、ろーたの中に居たい。
熱い熱い、ろーたの中に居たい。
「…ろーた…」
最初にセックスって言われた時は『何で?』って思った。
だって、それって、ただヤりたいだけじゃん? って。
昔の先輩達と何が違うんだ? って。
そりゃ先輩達とつるんでた時、俺だってヤりたいと思ってた。…まあ、思うだけで終わったけどさ。
軽い言葉で、先輩達はセックスの事を言ってたけど、もしかしたら…知ってたのかな?
…これが、すげー幸せで嬉しい事だって。
男と女じゃ違うのかも知んねーけど。
肉体だけが全てって訳じゃねーけど。
けど、誰も…ろーただって知らない、その中に入る事を許されてる、望まれてる、欲しがって貰える…それって、すげー事じゃね?
俺は、何の取柄もねーし、煙草だって学生の時に吸ってた。
羽間が言った通りに、それは当て付けだったんだけどさ。
そんなガキだった俺の言葉を真剣に受け止めてくれて、考えてくれて、たくさん悩んでくれただけでも嬉しいのに。
「…好きだ…ろーた…」
「んあ゙…っ、ああ…俺、も…」
そんな俺なのに。情けねー俺だったのに。
こうして、中を好き勝手されてんのに、息も絶え絶えだってのに、それでも、その声は優しくて。
何があっても、俺を喜ばせようとしてくれる。
本当に、それがどうしようもなく、泣きたくなるぐらいに嬉しくて。
こうして、二人重なって繋がってると、幸せで嬉しくて胸がはち切れそうになる。
全部、全部の俺をあげたい。
全部、全部のろーたが欲しい。
何度、これを繰り返しても、きっと全部なんて無理なんだろーけど。
でも、だから、こうして繰り返すんだ。
何度も何度も、その幸せを確かめるんだ。
「…っ…ずっと…っ…! ずっと、一緒だかんな…っ…!!」
「あ゙、ああ…っ…!!」
ラストスパートだと激しく腰を動かせば、ろーたの身体がビクンビクンって跳ねる。
これ以上の奥になんて届かねーけど、もっともっと奥に、深くに、俺を残したい。
ずっと、俺がここに居るんだって思って欲しいし、感じて欲しい。
「んん…っ…ろ、た…っ…!!」
そう思いながら、俺は我慢してた熱を吐き出した。
◇
「…なあ…こんなトコまで二人で来てさ…やっぱ、恋人同士なんだろ?」
プロポーズから数年後、プレオープンの日にやって来た羽間と松重先生の座るテーブルに、新しい水の入ったピッチャーを持ってくついでに、ずっと気になってた事を聞いてみた。
二人が勤める学校から離れてんのに、わざわざ二人で来てくれるなんて、さ。嬉しくないと言ったら嘘になるけど。休みとは云え、面倒だと思うんだけどな。…って、毎週金曜日にろーたのトコに通ってた俺が言う事じゃないって? 俺はろーた馬鹿だから、いんだよ。
「ええ、そうですよ」
と、松重先生が笑顔で答えれば。
「違ぇ」
と、不機嫌そうに返す羽間。
うーん、この。
二人の事だから、俺がとやかく言う事じゃねーけど。
けど、けど、だ。
一般的なセフレの関係とか知んねーけど、BLをそれなりに読んで来た俺の勘が『違う』って、言ってんだよな。
何だかんだで、二人には世話になったし。
だから、拗れてんなら、さっさとそれをどうにかして、幸せになって欲しいんだけど。
まあ、別に…二人とも不幸って訳じゃなさそうだし…良い、のかな?
幸せなんて、人それぞれだしな。
――――――――なんて、うんうんと頷いた俺だったけど。
『松重先生から、プロポーズの相談をされた』
と、頭を抱えたろーたから言われて、その内容を聞いて『おお…ぃ…』って、俺も頭を抱えるのは、もう少し先の話だ。
「…ろーた…」
ろーたの吐く息が熱い。
ろーただけじゃなく、俺も。
グッグッと腰を動かして、ろーたのイイトコを刺激すれば、中がピクピクと震える。
中だけじゃなくて、身体全体もだけど。
相変わらず、俺は先に一回イってて、ろーたはまだだ。
うう、この。
この間アオッターで見た、炭酸水にちんこ浸ければ早漏が治るってヤツ、あれ実戦してみようかな?
「んん…っ…」
ろーたの手が、とっくにぐちゃぐちゃになったシーツを掴む。
ぴくぴく震えてる指が可愛い。
後ろからヤってるから、俺は手を伸ばしてろーたの松茸をそっと握る。
「…ろーた、かわい…」
…まあ、松茸は可愛いとは言えないけど。
ちゅっと汗が浮かんだ背中にキスをしたら、その背中がピクンって跳ねた。
ちゅっちゅってキスしながら、松茸を覆ってるゴムを外して行く。
「ほ、まれ…っ…!」
ビクンッて、手の中の松茸が跳ねた気がした。
ドクドク脈打ってて、熱い。
「嫌だ。ろーただって、俺が"受け"ん時、ゴムつけさせないじゃん。…汚れるとか、そんなん無しな? 今日は記念日なんだから」
「…っ…!」
先走りでぬるぬるの松茸を、手のひらでゆるゆると撫でながら言えば、ろーたが息を飲むのが解った。
後ろからだから、どんな表情をしてるのかは解んねーけど。
けど、耳が真っ赤だし、首も真っ赤だ。
もしかしたら、脳内で澄が暴れてんのかも?
それなら、それで良い。
だって、それって俺に興奮してるって事だろ?
俺以外には、そんなんなんねーし。
俺が、俺だけが良いって事だもんな。
「あ、あ…っ…! だ、め、だ…っ…!」
「出せよ。ろーたの全部、受け止めっから」
…流石に全部は無理だろーけど、今日ぐらいはカッコつけさせてくれよ。
「な?」
身体を倒して、ろーたの肩に軽く歯を立てながら、松茸を擦って、傘を親指で押し込めば、ろーたの身体が強張った。
「…っ、あぉ…っ…!!」
ビクビクと震えるろーたの噛み付いた肩をぺろりと舐めてから、俺は身体を起こす。
「あ、あ…ま、待ってく…!」
やーだよ、だ。
力の抜けたろーたの腰を、俺は両手でぐっと掴む。
ぬるっと右手が滑って、あ、やべって思ったけど、後の祭りってヤツだ。
後で洗ってやるからな。
「あ゙ぁっ!!」
抜けるギリギリまで腰を引いて思い切り押し込めば、ろーたが背中を仰け反らせた。
ぎゅうぎゅう締め付けられて、暴発しそうになるけど、我慢我慢って頭の中で言い聞かせながら、ゆっくりと腰を動かす。
ずっと、ろーたの中に居たい。
熱い熱い、ろーたの中に居たい。
「…ろーた…」
最初にセックスって言われた時は『何で?』って思った。
だって、それって、ただヤりたいだけじゃん? って。
昔の先輩達と何が違うんだ? って。
そりゃ先輩達とつるんでた時、俺だってヤりたいと思ってた。…まあ、思うだけで終わったけどさ。
軽い言葉で、先輩達はセックスの事を言ってたけど、もしかしたら…知ってたのかな?
…これが、すげー幸せで嬉しい事だって。
男と女じゃ違うのかも知んねーけど。
肉体だけが全てって訳じゃねーけど。
けど、誰も…ろーただって知らない、その中に入る事を許されてる、望まれてる、欲しがって貰える…それって、すげー事じゃね?
俺は、何の取柄もねーし、煙草だって学生の時に吸ってた。
羽間が言った通りに、それは当て付けだったんだけどさ。
そんなガキだった俺の言葉を真剣に受け止めてくれて、考えてくれて、たくさん悩んでくれただけでも嬉しいのに。
「…好きだ…ろーた…」
「んあ゙…っ、ああ…俺、も…」
そんな俺なのに。情けねー俺だったのに。
こうして、中を好き勝手されてんのに、息も絶え絶えだってのに、それでも、その声は優しくて。
何があっても、俺を喜ばせようとしてくれる。
本当に、それがどうしようもなく、泣きたくなるぐらいに嬉しくて。
こうして、二人重なって繋がってると、幸せで嬉しくて胸がはち切れそうになる。
全部、全部の俺をあげたい。
全部、全部のろーたが欲しい。
何度、これを繰り返しても、きっと全部なんて無理なんだろーけど。
でも、だから、こうして繰り返すんだ。
何度も何度も、その幸せを確かめるんだ。
「…っ…ずっと…っ…! ずっと、一緒だかんな…っ…!!」
「あ゙、ああ…っ…!!」
ラストスパートだと激しく腰を動かせば、ろーたの身体がビクンビクンって跳ねる。
これ以上の奥になんて届かねーけど、もっともっと奥に、深くに、俺を残したい。
ずっと、俺がここに居るんだって思って欲しいし、感じて欲しい。
「んん…っ…ろ、た…っ…!!」
そう思いながら、俺は我慢してた熱を吐き出した。
◇
「…なあ…こんなトコまで二人で来てさ…やっぱ、恋人同士なんだろ?」
プロポーズから数年後、プレオープンの日にやって来た羽間と松重先生の座るテーブルに、新しい水の入ったピッチャーを持ってくついでに、ずっと気になってた事を聞いてみた。
二人が勤める学校から離れてんのに、わざわざ二人で来てくれるなんて、さ。嬉しくないと言ったら嘘になるけど。休みとは云え、面倒だと思うんだけどな。…って、毎週金曜日にろーたのトコに通ってた俺が言う事じゃないって? 俺はろーた馬鹿だから、いんだよ。
「ええ、そうですよ」
と、松重先生が笑顔で答えれば。
「違ぇ」
と、不機嫌そうに返す羽間。
うーん、この。
二人の事だから、俺がとやかく言う事じゃねーけど。
けど、けど、だ。
一般的なセフレの関係とか知んねーけど、BLをそれなりに読んで来た俺の勘が『違う』って、言ってんだよな。
何だかんだで、二人には世話になったし。
だから、拗れてんなら、さっさとそれをどうにかして、幸せになって欲しいんだけど。
まあ、別に…二人とも不幸って訳じゃなさそうだし…良い、のかな?
幸せなんて、人それぞれだしな。
――――――――なんて、うんうんと頷いた俺だったけど。
『松重先生から、プロポーズの相談をされた』
と、頭を抱えたろーたから言われて、その内容を聞いて『おお…ぃ…』って、俺も頭を抱えるのは、もう少し先の話だ。
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と思ってたら最後に名前出てきた〜w
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リバごちそうさまでした
空月 瞭明 (そりょ)様。
いつもありがとうございます(n*´ω`*n)
”だいしゅき~”
最初はろーたに説明させてたんですが…5000文字超えたので、ばっさりカットしましたッ(笑)
穂希が素敵ですとΣ(・ω・ノ)ノ!!?
と、尊いまでΣ(゚Д゚)ノ!?
ただの、ろーた馬鹿ですぞ!?
しかし、楽しんで戴けた様で何よりです(*ノωノ)
ありがとうございました(*'▽')
「愛してだかんな」!うきゃーかっこい~!
って「ピピピ」だとー!?w
私の中では完全にリアルということにしておきます!
空月 瞭明 (そりょ)様。
ありがとうございます。
かっこ良かったですか?
良かったね、穂希!(笑)
でも、ゆm…あ、リアルにされた(笑)