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第七話
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数時間前・・・
私達は。ロンギヌスに命令を受け、戦争を止めるべく、『山の王』との和平協定を結びに行くことになりました。
もちろんエリック王子らには秘密の交渉であり、必然使う数も少なくする必要があります。
そこで選ばれたのは私を含めた、レインハルト、アルフォンス、ランスロット、自称ロンギヌスの秘書長官(女)の五名です。
自称秘書長官は非常に有能そうで頼もしい御方です、
ロンギヌスと離れる時凄いいやそうな顔しておりましたが・・・
時折親の仇を見るかのように睨んできますが・・・、
ま、まあ、それはいいでしょう。
問題はランスロットを連れてきてよかったのかと言うことですわ・・・
う~ぬ・・・
ロンギヌスが貴重な戦力だ!連れて行った方がいい!と言いますので連れてきましたが、
正直選択を誤ってしまった感が否めないのですわ・・・・
大丈夫ですわよね・・・
ランスロットの起こした前科の数々を思えば、大丈夫では無いのは明らかなのだが、
エリザベータはその記憶を全部ゴミ箱に捨て、心の平穏を選びました。
☆
エリザベータ達を乗せた馬車はアルバート領最西の街。ルルカナの街道を通っていた。
今日はアルバート邸を出てから一日ちょい。
時刻は昼すぎ。
昼食を食べてから一刻ほど経った頃です。
それは突然でした。
「いい加減にしてください!」
「ふぇ・・え、な、何でしょうか?」
叫び声を上げたのはリナリー・エイベンシュタイン。ロンギヌスの遣わした女秘書殿でした。
私は驚き過ぎて変な声を上げていました。
「長官殿・・・何かお気に触れましたでしょうか・・・?」
なるべく下手に出て聞いてみます。
すると長官は・・・
「お気に触れました?じゃないでしょ!何なんですかこの緊張感の無さは!遠足気分ですか!」
そう言われて、馬車内を見て見ると確かに緊張感がない・・・
アルフォンスとランスロットは賭けチェスをしているし、レインハルトに至っては頬付きしながら爆睡している始末。
うん、これは怒るのも当然ですね。
私はパンパンと手を叩き注目を集めます。
「はいはいはい!アル、ランスロット、レインハルト少し聞いてください。まずアルとランスロット。チェスは構いませんが賭けは控えてくださいね。次にレインハルト寝るならバレない様に寝てください。」
と、一応言っておきます。
こう言わないと長官殿が怒ってしまいますからね。
私が満足げに頷き、座りなおすと、・・・・
「え~と・・・あの・・・長官殿・・・?」
目の前に般若が仁王立ちしておりました。
「あ、あの~・・・・。」
「エリザベータ様・・・。色々申し上げたいことはありますが、まず初めに、これだけは言っておきましょう。」
「え、ええ・・・ドンとこいですわ・・・。」
「今この場で、一番緊張感が無いのは貴女ですよ!」
「え・・・。」
「何でそんな心外そうな顔を出来るんですか!どう考えても貴女でしょう!先程からポリポリポリ・・・。休むことなくその珍妙なものを食べているじゃないですか?」
「ち、珍妙なものって失礼ね。我が家では結構普通に食されてるわよ。」
「しょ、正気ですか!信じられない!このようなものを食べるなど・・・」
長官殿は顔を引きつらせていました。
やられて初めて分かりましたが、これって結構傷付きますね・・・・・・
胸がグサッと来ましたよ。
ポリポリ・・・
確かにこの世界には無いものですけどね・・・ポリポリ・・・
結構自信作なんですよ・・・ポリ・・・
さて、今さらですが、
私が食べているのは前世の嗜好品・・・商品名『ポテトチップス・海苔塩味』と言われるものであります。
もちろん無添加、お手製です。
このクオリティーに仕上げるのは苦労したのですよ。
特に、この海苔塩の海苔を出すの!
何回只の塩味ポテチを食べた事でしょうか・・・
ですが、苦労したかいあってアルバートの家臣勢にもかなりの人気を博しているのです!
「食べてみますか?美味しいですわよ?」
アルバートの人間以外にあげるのは初めてですが、今日は特別です。
ポリポリポリ・・・
そう思ってポテチを差し出すと・・・
「け、結構です!これから大事な任務があるので・・・お腹でも下したら洒落になりません!」
と、失礼千万なことを言われました。
☆
王国歴三十八年 六月八日 十三時二十一分
「ここから先は馬車は使えない。騎馬で行きます。」
長官殿の言葉で、皆ぞろぞろと馬車を出ました。
ここはコネール山脈の山下。
ようやくスタートラインに立ったところです。
「それにしても、どこをどう進めばいいんでしょうか?」
前方を見渡しても、
街道らしいものは見当たらない。
全方位が獣道である。
私が皆に意見を聞くと。
「知らん。取り敢えず前に進めばいいんじゃないか?」とランスロットが・・・
「そうですね。時間もありませんし、迷ってる暇はありませんから。」とアルフォンス・・・
「私もここに来るのは初めてですので・・・。長官殿はどうですか?」
とレインハルトが聞き、長官に回ってくる。
長官殿は綺麗な眉をぎゅっと寄せ、
「自信はありませんし、詳しくは分かりませんが、大雑把には記憶しています。」
てな、答えを返した。
他に当ても無いわけですし、
アルの言う通り時間も無いので。長官を先頭にしてずいずい進むことにしました。
馬は四つしかないので、騎乗経験のない私はレインハルトと相乗り。他の三人は一対一での行進です。
~それからしばらく、馬を走らせ、他愛名の無い話に花を咲かせる。そして、成り行きで、話の話題は山の民の事へと変っていた~
話を切り出したのは長官殿。
「今さらですが、貴方達は山の民についてどの程度ご存知ですか?情報は共有しておいた方がいいでしょう。」
「ええ」「まあ」「うん」「そうだな」
私達は各々に相槌を打ちます。
正直なところを言えば、そこまで詳しくは知らないのです。
アルバート領のすぐ西にあるとはいえ、ここ百年近くマジで交流断絶してたわけですから・・・
だから、知ってることと言えば百年前の話・・・・
「家の書庫で読んだ報告書の話だけど・・・・120年くらい前だっけ・・・?・・・ボア王国とココナッツ王国とで、戦争になったことがあったでしょ・・・?」
「たしか、あれはアルバート領の北平原でしたか?」
レインハルトの相槌に私は首肯で答える。
「うん、その北平原でね、王国軍が公国軍に苦戦・・・いや、負けそうになっていたんだけど・・・その時、援軍五百を引きつれた山の民がやってきて、三千の公国軍を蹂躙したらしいわ。」
「「じゅ、蹂躙!?」」
アルと長官の声が重なった。
まあ、気持ちは分かるわ。
子供のころの私でも分かるほどあり得ないことですものね・・・
でも、事実なのです。
うんうんと、二人の反応に共感している私に背後から声が掛けられた。
「それで、どんな奇策を使ったんですか?」
レインハルトだ。
私はまたまた共感した。
「そう思いますわよね。・・・・でも、奇策なんて何も使っていないの。正面から、ただ純粋に圧倒的な戦闘力を持って殴殺して回ったのよ。」
「「「「・・・・・・」」」」
数秒の沈黙が流れた。
ようやく自分達が地獄の門をたたいてることに気付いたのでしょう。
長官殿なんて世界の終わりのような顔をしています・・・・
斯く言う私も・・・・
うー・・・だから行きたくないっていたんですよ。
怨念吐くのが精いっぱい。
自分で言っといて何なのですが、メッチャ怖くなってきました。
私達は。ロンギヌスに命令を受け、戦争を止めるべく、『山の王』との和平協定を結びに行くことになりました。
もちろんエリック王子らには秘密の交渉であり、必然使う数も少なくする必要があります。
そこで選ばれたのは私を含めた、レインハルト、アルフォンス、ランスロット、自称ロンギヌスの秘書長官(女)の五名です。
自称秘書長官は非常に有能そうで頼もしい御方です、
ロンギヌスと離れる時凄いいやそうな顔しておりましたが・・・
時折親の仇を見るかのように睨んできますが・・・、
ま、まあ、それはいいでしょう。
問題はランスロットを連れてきてよかったのかと言うことですわ・・・
う~ぬ・・・
ロンギヌスが貴重な戦力だ!連れて行った方がいい!と言いますので連れてきましたが、
正直選択を誤ってしまった感が否めないのですわ・・・・
大丈夫ですわよね・・・
ランスロットの起こした前科の数々を思えば、大丈夫では無いのは明らかなのだが、
エリザベータはその記憶を全部ゴミ箱に捨て、心の平穏を選びました。
☆
エリザベータ達を乗せた馬車はアルバート領最西の街。ルルカナの街道を通っていた。
今日はアルバート邸を出てから一日ちょい。
時刻は昼すぎ。
昼食を食べてから一刻ほど経った頃です。
それは突然でした。
「いい加減にしてください!」
「ふぇ・・え、な、何でしょうか?」
叫び声を上げたのはリナリー・エイベンシュタイン。ロンギヌスの遣わした女秘書殿でした。
私は驚き過ぎて変な声を上げていました。
「長官殿・・・何かお気に触れましたでしょうか・・・?」
なるべく下手に出て聞いてみます。
すると長官は・・・
「お気に触れました?じゃないでしょ!何なんですかこの緊張感の無さは!遠足気分ですか!」
そう言われて、馬車内を見て見ると確かに緊張感がない・・・
アルフォンスとランスロットは賭けチェスをしているし、レインハルトに至っては頬付きしながら爆睡している始末。
うん、これは怒るのも当然ですね。
私はパンパンと手を叩き注目を集めます。
「はいはいはい!アル、ランスロット、レインハルト少し聞いてください。まずアルとランスロット。チェスは構いませんが賭けは控えてくださいね。次にレインハルト寝るならバレない様に寝てください。」
と、一応言っておきます。
こう言わないと長官殿が怒ってしまいますからね。
私が満足げに頷き、座りなおすと、・・・・
「え~と・・・あの・・・長官殿・・・?」
目の前に般若が仁王立ちしておりました。
「あ、あの~・・・・。」
「エリザベータ様・・・。色々申し上げたいことはありますが、まず初めに、これだけは言っておきましょう。」
「え、ええ・・・ドンとこいですわ・・・。」
「今この場で、一番緊張感が無いのは貴女ですよ!」
「え・・・。」
「何でそんな心外そうな顔を出来るんですか!どう考えても貴女でしょう!先程からポリポリポリ・・・。休むことなくその珍妙なものを食べているじゃないですか?」
「ち、珍妙なものって失礼ね。我が家では結構普通に食されてるわよ。」
「しょ、正気ですか!信じられない!このようなものを食べるなど・・・」
長官殿は顔を引きつらせていました。
やられて初めて分かりましたが、これって結構傷付きますね・・・・・・
胸がグサッと来ましたよ。
ポリポリ・・・
確かにこの世界には無いものですけどね・・・ポリポリ・・・
結構自信作なんですよ・・・ポリ・・・
さて、今さらですが、
私が食べているのは前世の嗜好品・・・商品名『ポテトチップス・海苔塩味』と言われるものであります。
もちろん無添加、お手製です。
このクオリティーに仕上げるのは苦労したのですよ。
特に、この海苔塩の海苔を出すの!
何回只の塩味ポテチを食べた事でしょうか・・・
ですが、苦労したかいあってアルバートの家臣勢にもかなりの人気を博しているのです!
「食べてみますか?美味しいですわよ?」
アルバートの人間以外にあげるのは初めてですが、今日は特別です。
ポリポリポリ・・・
そう思ってポテチを差し出すと・・・
「け、結構です!これから大事な任務があるので・・・お腹でも下したら洒落になりません!」
と、失礼千万なことを言われました。
☆
王国歴三十八年 六月八日 十三時二十一分
「ここから先は馬車は使えない。騎馬で行きます。」
長官殿の言葉で、皆ぞろぞろと馬車を出ました。
ここはコネール山脈の山下。
ようやくスタートラインに立ったところです。
「それにしても、どこをどう進めばいいんでしょうか?」
前方を見渡しても、
街道らしいものは見当たらない。
全方位が獣道である。
私が皆に意見を聞くと。
「知らん。取り敢えず前に進めばいいんじゃないか?」とランスロットが・・・
「そうですね。時間もありませんし、迷ってる暇はありませんから。」とアルフォンス・・・
「私もここに来るのは初めてですので・・・。長官殿はどうですか?」
とレインハルトが聞き、長官に回ってくる。
長官殿は綺麗な眉をぎゅっと寄せ、
「自信はありませんし、詳しくは分かりませんが、大雑把には記憶しています。」
てな、答えを返した。
他に当ても無いわけですし、
アルの言う通り時間も無いので。長官を先頭にしてずいずい進むことにしました。
馬は四つしかないので、騎乗経験のない私はレインハルトと相乗り。他の三人は一対一での行進です。
~それからしばらく、馬を走らせ、他愛名の無い話に花を咲かせる。そして、成り行きで、話の話題は山の民の事へと変っていた~
話を切り出したのは長官殿。
「今さらですが、貴方達は山の民についてどの程度ご存知ですか?情報は共有しておいた方がいいでしょう。」
「ええ」「まあ」「うん」「そうだな」
私達は各々に相槌を打ちます。
正直なところを言えば、そこまで詳しくは知らないのです。
アルバート領のすぐ西にあるとはいえ、ここ百年近くマジで交流断絶してたわけですから・・・
だから、知ってることと言えば百年前の話・・・・
「家の書庫で読んだ報告書の話だけど・・・・120年くらい前だっけ・・・?・・・ボア王国とココナッツ王国とで、戦争になったことがあったでしょ・・・?」
「たしか、あれはアルバート領の北平原でしたか?」
レインハルトの相槌に私は首肯で答える。
「うん、その北平原でね、王国軍が公国軍に苦戦・・・いや、負けそうになっていたんだけど・・・その時、援軍五百を引きつれた山の民がやってきて、三千の公国軍を蹂躙したらしいわ。」
「「じゅ、蹂躙!?」」
アルと長官の声が重なった。
まあ、気持ちは分かるわ。
子供のころの私でも分かるほどあり得ないことですものね・・・
でも、事実なのです。
うんうんと、二人の反応に共感している私に背後から声が掛けられた。
「それで、どんな奇策を使ったんですか?」
レインハルトだ。
私はまたまた共感した。
「そう思いますわよね。・・・・でも、奇策なんて何も使っていないの。正面から、ただ純粋に圧倒的な戦闘力を持って殴殺して回ったのよ。」
「「「「・・・・・・」」」」
数秒の沈黙が流れた。
ようやく自分達が地獄の門をたたいてることに気付いたのでしょう。
長官殿なんて世界の終わりのような顔をしています・・・・
斯く言う私も・・・・
うー・・・だから行きたくないっていたんですよ。
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