9 / 111
ゲイル、やらかし済み?
俺とボルゾイ3
しおりを挟む
俺はそのまま子供をしばらく抱きしめていた。
子供も嫌がるでもなくじっとしている。
最後にポン、と1回その背を叩き、俺は殊更に明るく言った。
「さあて!腹が減っただろう。
メシにするか?」
グウ、と子供の腹が返事をした。
「はははは!正直だな!」
立ち上がると頭を撫でてやる。
今度は怯えることなく大人しく撫でられていた。
「名前…は言いたくないんだよな?
お前のことは、ボルゾイって呼ぶから。
俺のことはゲイルでいいぞ」
犬扱いに嫌だと怒るかと思ったら、黙ってこくりと頷く。
なんだよこいつ!
かわいいじゃねえか!
よしよし、と髪をぐちゃぐちゃにしたら、困ったように小さく「やめてください」っていうのが妙にツボった。
嫌がりながらも、最初は鈍く曇っていた目が今は深い湖のように澄んでいる。
よし!こいつ俺の!
まずは餌付けだな。
待ってろよ、と言って、予め作っておいたポトフと柔らかなパンを出してやる。
うちの料理人の飯もうまいが、たまにシンプルな庶民の飯が食いたくなるとこっそり作るんだ。
今日はこいつが起きるのを待ちながら煮込んでおいた。
薬草入りの特製だ。ポトフの肉はホロホロになるまで煮込んでおいた。これなら胃の負担にもならないだろう。
「ゆっくり食えよ」
お育ちのいいお坊ちゃんは、こんなメシはあまり食ったことがないらしい。
崩れた野菜をじっと見つめ、聞いてきた。
「これは?」
「あん?ポトフだ。庶民の飯屋でよく出すやつだな。
俺のは薬草入りだから栄養があるぞ。
肉もよく煮込んだから胃にも優しい。
野菜もそれ、崩れてんじゃねえぞ。崩してあるんだ」
自慢してやれば、ボルゾイが目を丸くする。
「え?これをあなたが?」
「ゲイル」
「…あなたが自ら作ったのですか?」
「ゲイル」
「……ゲイルが」
「ああ。そうだ。まあ趣味…みたいなもんかな?
たまにシンプルなメシが食いたくなるんだよ。
まあ、食ってみな」
ほい、あーん、とスプーンで運んでやると、びっくりしたようにフリーズして、恥ずかしそうにおずおずと口を開けた。
ひとくち。
目が見開かれる。
うんうん。美味いよな。
ボルゾイはその言葉を噛み締めるようにゆっくりと口にした。
「……味がします」
「そりゃするだろ」
「……屋敷で出される食事は味がしません。
これは、味がします」
ストレスからくる味覚異常か。
マジで…マジで。
よく生きてたなあ、こいつ。
「良かったな。美味いか?」
こくり。
「沢山食えよ。おかわりもあるからな」
スプーンを持たせてやると、不思議そうに首をかしげた。
え?
まさか…
渡したスプーンを取り返し、スープをすくう。
「あーん」
待っていたように口が開けられた。
これが正解だったらしい。
いきなりデレやがった!
ゆっくりゆっくり噛み締めるように味わうと。
「…美味しいです。とても美味しい」
幸せそうに目を細めた。
もうさあ。
もうさあ!!
こんなの、たまらんだろう!かわいいかよ!!
俺はまるで雛に餌をやる親鳥のようにせっせとスープを口に運んでやった。
こんなことくらいでそんなに嬉しそうに。
すっかり寛いだ様子を見せる子供が、可哀想で可愛くて。
コイツの親は、なんでこんな子を鞭打てるんだ⁈
ボルゾイは2回もおかわりし、その後は俺にくっついて満ち足りた顔でニコニコしている。
「お前、いつもそうやってニコニコしてな」
頭を撫でながら言えば、わけがわからないという顔。
「私は…ニコニコしていますか?」
あ。無表情に戻った。
「?ああ。してるな。
日向で昼寝中の猫みたいだったぞ?」
「いつも表情がない、可愛げがないと言われているのですが…」
「確かに表情豊かってほどじゃねえが、意外とわかりやすいぞ、お前」
「…そうですか。
ゲイルは…とても不思議な人ですね?」
「そうかあ?」
「はい。会ったばかりなのに……とても…とても安心します」
「ふは!そうか!そりゃよかった!」
これが俺とボルゾイの出会いだ。
ボルゾイはこの後、名残を惜しむように何度も振り返りながら帰って行った。
そして、約束どうり次の週になると、ちょこんと門の前で待っていた。
そこから毎週のようにうちに来て。
たまに下町の病院にも着いてくるようになった。
クソの暴力は止まったようで、見違えるほど元気になり、みるみる育っていく。
気づけば俺のかわいいわんこは俺の身長を超え、立派な美丈夫に。俺より3つも下のくせに生意気にも護衛面するようになった。
ここしばらくウチが立て込んでるとかで、チラッと顔を見せて帰っていくようになったのだが…。
まさか、先日事故死したグランディールの息子だったのかよ!
忙しいってのは、代替わりか!
嘘だろーーーー⁉︎
子供も嫌がるでもなくじっとしている。
最後にポン、と1回その背を叩き、俺は殊更に明るく言った。
「さあて!腹が減っただろう。
メシにするか?」
グウ、と子供の腹が返事をした。
「はははは!正直だな!」
立ち上がると頭を撫でてやる。
今度は怯えることなく大人しく撫でられていた。
「名前…は言いたくないんだよな?
お前のことは、ボルゾイって呼ぶから。
俺のことはゲイルでいいぞ」
犬扱いに嫌だと怒るかと思ったら、黙ってこくりと頷く。
なんだよこいつ!
かわいいじゃねえか!
よしよし、と髪をぐちゃぐちゃにしたら、困ったように小さく「やめてください」っていうのが妙にツボった。
嫌がりながらも、最初は鈍く曇っていた目が今は深い湖のように澄んでいる。
よし!こいつ俺の!
まずは餌付けだな。
待ってろよ、と言って、予め作っておいたポトフと柔らかなパンを出してやる。
うちの料理人の飯もうまいが、たまにシンプルな庶民の飯が食いたくなるとこっそり作るんだ。
今日はこいつが起きるのを待ちながら煮込んでおいた。
薬草入りの特製だ。ポトフの肉はホロホロになるまで煮込んでおいた。これなら胃の負担にもならないだろう。
「ゆっくり食えよ」
お育ちのいいお坊ちゃんは、こんなメシはあまり食ったことがないらしい。
崩れた野菜をじっと見つめ、聞いてきた。
「これは?」
「あん?ポトフだ。庶民の飯屋でよく出すやつだな。
俺のは薬草入りだから栄養があるぞ。
肉もよく煮込んだから胃にも優しい。
野菜もそれ、崩れてんじゃねえぞ。崩してあるんだ」
自慢してやれば、ボルゾイが目を丸くする。
「え?これをあなたが?」
「ゲイル」
「…あなたが自ら作ったのですか?」
「ゲイル」
「……ゲイルが」
「ああ。そうだ。まあ趣味…みたいなもんかな?
たまにシンプルなメシが食いたくなるんだよ。
まあ、食ってみな」
ほい、あーん、とスプーンで運んでやると、びっくりしたようにフリーズして、恥ずかしそうにおずおずと口を開けた。
ひとくち。
目が見開かれる。
うんうん。美味いよな。
ボルゾイはその言葉を噛み締めるようにゆっくりと口にした。
「……味がします」
「そりゃするだろ」
「……屋敷で出される食事は味がしません。
これは、味がします」
ストレスからくる味覚異常か。
マジで…マジで。
よく生きてたなあ、こいつ。
「良かったな。美味いか?」
こくり。
「沢山食えよ。おかわりもあるからな」
スプーンを持たせてやると、不思議そうに首をかしげた。
え?
まさか…
渡したスプーンを取り返し、スープをすくう。
「あーん」
待っていたように口が開けられた。
これが正解だったらしい。
いきなりデレやがった!
ゆっくりゆっくり噛み締めるように味わうと。
「…美味しいです。とても美味しい」
幸せそうに目を細めた。
もうさあ。
もうさあ!!
こんなの、たまらんだろう!かわいいかよ!!
俺はまるで雛に餌をやる親鳥のようにせっせとスープを口に運んでやった。
こんなことくらいでそんなに嬉しそうに。
すっかり寛いだ様子を見せる子供が、可哀想で可愛くて。
コイツの親は、なんでこんな子を鞭打てるんだ⁈
ボルゾイは2回もおかわりし、その後は俺にくっついて満ち足りた顔でニコニコしている。
「お前、いつもそうやってニコニコしてな」
頭を撫でながら言えば、わけがわからないという顔。
「私は…ニコニコしていますか?」
あ。無表情に戻った。
「?ああ。してるな。
日向で昼寝中の猫みたいだったぞ?」
「いつも表情がない、可愛げがないと言われているのですが…」
「確かに表情豊かってほどじゃねえが、意外とわかりやすいぞ、お前」
「…そうですか。
ゲイルは…とても不思議な人ですね?」
「そうかあ?」
「はい。会ったばかりなのに……とても…とても安心します」
「ふは!そうか!そりゃよかった!」
これが俺とボルゾイの出会いだ。
ボルゾイはこの後、名残を惜しむように何度も振り返りながら帰って行った。
そして、約束どうり次の週になると、ちょこんと門の前で待っていた。
そこから毎週のようにうちに来て。
たまに下町の病院にも着いてくるようになった。
クソの暴力は止まったようで、見違えるほど元気になり、みるみる育っていく。
気づけば俺のかわいいわんこは俺の身長を超え、立派な美丈夫に。俺より3つも下のくせに生意気にも護衛面するようになった。
ここしばらくウチが立て込んでるとかで、チラッと顔を見せて帰っていくようになったのだが…。
まさか、先日事故死したグランディールの息子だったのかよ!
忙しいってのは、代替わりか!
嘘だろーーーー⁉︎
734
あなたにおすすめの小説
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
過労死転生した公務員、魔力がないだけで辺境に追放されたので、忠犬騎士と知識チートでざまぁしながら領地経営はじめます
水凪しおん
BL
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる