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第10章 結婚式
結婚式の会場は……
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ここで式の会場の紹介をしておこう。
色やなんかの希望は出したが、基本的な会場の準備は女性陣が担ってくれた。
というより。衣装と装飾品以外、俺たちの口出しは許されなかったというのが正しい。
門から会場に向かい、花のアーチが作られていた。
白い花でできたアーチをくぐってゆけば、目の前が急に開ける。
そこに作られていたのは、巨大な東屋だ。
といっても屋根はなく(雨だった場合には天幕が張れるようになっていた)、骨組みだけ。
かるで巨大な鳥かごを被せたような造りになっている。
それぞれの柱に緑魔法でツタがからませ、まるで森の中にいるかのような心地よさを演出していた。
サフィールの緑魔法、土魔法の集大成ともいうべき芸術品である。
東屋の奥には季節外れの白い花を咲かせた二本のベンジャミンの木が5メートルほど間をあけて配置されている。その木と木の間に20センチほどの高さの石づくりの丸い台のような場所があった。恐らく俺たちはあそこで「愛を誓う」ということなのだろう。
ベンジャミンの花言葉は、永遠の愛、結婚、家族の絆、友情だから、式にピッタリだ。ちなみにこの木は記念植樹してこのままここに残すのだそう。
俺とフィオの木がここに根を張るというのは、面映くもあるがやはり嬉しい。
青と緑を基調とした花で飾り付けた白いテーブルが各所にあり、それぞれに違う料理が。
客は好きな場所で料理と取って、東屋の周りの庭で好き勝手に寛げる。
勿論、料理は見るからに美味そう。
味はもちろん見た目にも力を入れたのだろう。
野菜などを花のように飾り付けたもの、いつもはドカンと出してくる肉にも色鮮やかな野菜を彩りに加えてある。
野菜は可愛らしく鳥の形。頑張ったな!
肉を多めにと頼んだからか、鶏肉、牛、豚、魚、各種取り揃えてある。
男どもは大喜びだろう。
酒についてはいうまでもない。樽で用意した。
ウチで用意したものもあるが、大半は聖女公表した後、結婚祝いだとおっさん共がドカンドカン送りつけてきたものだ。あいつら、俺が酒なら受け取ることを見越してやがる。遠慮なく飲み尽くしてやるつもりだ。
さらには余興?もバッチリ。
何故かかわいい白うさぎが10羽ほど放たれ、あちこちでクローバーを食んでいる。
「こいつら、あそこにいていいもんなのか?」
「演出よ。癒されるでしょ?抱っこしてもいいし」
確かに「かわいいは正義」だが…。
招待客がどんな奴らか分かってねえなあ。
冒険者連中には「愛玩だから食うな」と言っておかねえとな。
衣装はお披露目会で着た白い衣装。
胸元にはクラバットではなくお揃いの真っ白な太いリボンを巻いた。
それに、俺だけエリアナが勝手に用意した長いレースのベールを被っている。
こっぱずかしいから嫌だといったんだが
「何言ってるの⁈誓いのキスで花嫁のベールを上げてはにかむ花嫁にそっとキスをするのが式の醍醐味でしょう⁈
ベールがなくちゃできないじゃないの!!」
とエリアナが主張。
それにフィオが
「ああ…それは素晴らしいですね」
と目をキラキラさせて喜んだから、我慢してつけることにした。
一生に一度のことだからな。少しの我慢で喜んでくれるなら安いもんだろ?
準備万端、空も快晴!
フィオも最高にかわいいし、いうことなしの結婚日和だ!
色やなんかの希望は出したが、基本的な会場の準備は女性陣が担ってくれた。
というより。衣装と装飾品以外、俺たちの口出しは許されなかったというのが正しい。
門から会場に向かい、花のアーチが作られていた。
白い花でできたアーチをくぐってゆけば、目の前が急に開ける。
そこに作られていたのは、巨大な東屋だ。
といっても屋根はなく(雨だった場合には天幕が張れるようになっていた)、骨組みだけ。
かるで巨大な鳥かごを被せたような造りになっている。
それぞれの柱に緑魔法でツタがからませ、まるで森の中にいるかのような心地よさを演出していた。
サフィールの緑魔法、土魔法の集大成ともいうべき芸術品である。
東屋の奥には季節外れの白い花を咲かせた二本のベンジャミンの木が5メートルほど間をあけて配置されている。その木と木の間に20センチほどの高さの石づくりの丸い台のような場所があった。恐らく俺たちはあそこで「愛を誓う」ということなのだろう。
ベンジャミンの花言葉は、永遠の愛、結婚、家族の絆、友情だから、式にピッタリだ。ちなみにこの木は記念植樹してこのままここに残すのだそう。
俺とフィオの木がここに根を張るというのは、面映くもあるがやはり嬉しい。
青と緑を基調とした花で飾り付けた白いテーブルが各所にあり、それぞれに違う料理が。
客は好きな場所で料理と取って、東屋の周りの庭で好き勝手に寛げる。
勿論、料理は見るからに美味そう。
味はもちろん見た目にも力を入れたのだろう。
野菜などを花のように飾り付けたもの、いつもはドカンと出してくる肉にも色鮮やかな野菜を彩りに加えてある。
野菜は可愛らしく鳥の形。頑張ったな!
肉を多めにと頼んだからか、鶏肉、牛、豚、魚、各種取り揃えてある。
男どもは大喜びだろう。
酒についてはいうまでもない。樽で用意した。
ウチで用意したものもあるが、大半は聖女公表した後、結婚祝いだとおっさん共がドカンドカン送りつけてきたものだ。あいつら、俺が酒なら受け取ることを見越してやがる。遠慮なく飲み尽くしてやるつもりだ。
さらには余興?もバッチリ。
何故かかわいい白うさぎが10羽ほど放たれ、あちこちでクローバーを食んでいる。
「こいつら、あそこにいていいもんなのか?」
「演出よ。癒されるでしょ?抱っこしてもいいし」
確かに「かわいいは正義」だが…。
招待客がどんな奴らか分かってねえなあ。
冒険者連中には「愛玩だから食うな」と言っておかねえとな。
衣装はお披露目会で着た白い衣装。
胸元にはクラバットではなくお揃いの真っ白な太いリボンを巻いた。
それに、俺だけエリアナが勝手に用意した長いレースのベールを被っている。
こっぱずかしいから嫌だといったんだが
「何言ってるの⁈誓いのキスで花嫁のベールを上げてはにかむ花嫁にそっとキスをするのが式の醍醐味でしょう⁈
ベールがなくちゃできないじゃないの!!」
とエリアナが主張。
それにフィオが
「ああ…それは素晴らしいですね」
と目をキラキラさせて喜んだから、我慢してつけることにした。
一生に一度のことだからな。少しの我慢で喜んでくれるなら安いもんだろ?
準備万端、空も快晴!
フィオも最高にかわいいし、いうことなしの結婚日和だ!
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