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第二章
17 愛する人のため、公爵夫人は逃げ出した。
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故郷についたら、公爵夫人の誘拐と死亡事件の偽装開始だ。
嫁入り前に懇意にしていた者たちに事前に話を通してあり、しっかり変装して賊の役をしてもらう手はずになっている。
デュライト公爵から逃げたい、結婚生活がとても苦しいのだと涙ながらに語れば、彼らはカレン側についた。
妊娠の可能性があることまでは、話していない。
「お嬢、本当にやるんですか?」
「ええ。もう決めたの」
「今からでも考え直しませんか。ジョンズワート様は、こんなこと、望んでいないはずです」
「……あなたになにがわかるのです」
計画の実行を目前にして、カレンとチェストリーがぶつかる。
それもそうだろう。チェストリーから見れば、カレンが姿を消す必要などないし、やり方も過激すぎる。
チェストリーは、カレンがこれからやろうとしていることの全貌を、知っているのだ。
「俺はずっと、貴女とジョンズワート様を見てきました。だからわかります。こんなことをする必要はありません。だって、ジョンズワート様は、ずっと貴女を……」
「ねえチェストリー。知っている? あの人が、一度しか私を抱いていないこと」
「え……?」
二人の寝室が別なことは、チェストリーも知っていた。
だが、嫁入りしたばかりのカレンに配慮してのことだと思っていた。
結婚してからも二人がぎくしゃくしていることだってわかっていたが、まさか、一度しか――初夜のことだろう――交わっていないだなんて。
幼い頃からカレン大好きなジョンズワートのことだ。カレンに負担がかからないよう気を付けながらも、それなりに、夜の営みは行っているものだと、勝手に思い込んでいた。
チェストリーの黒い瞳は、驚きに見開かれて。
誰にも話したことのなかった事実を暴露したカレンは、自嘲気味に笑っていた。
「……私から誘っても、ダメでした。もう、つらいんです」
カレンの緑の瞳から、つう、と涙が流れていく。
主人の涙に、チェストリーが怯む。
「ですが……なにもこんなやり方で」
「こんなやり方だからいいんじゃありませんか。公爵夫人ですから、ただ姿を消しただけでは長く捜索が続きますし、いつかは見つかってしまうかもしれません。でも、このやり方なら」
「お嬢……」
「すぐに捜索は打ち切られ、みな、私のことは諦めるはずです」
涙を流しているのに、唇は弧を描いていて。
そんな主人を見ながら、チェストリーはぐっと拳を握った。
なんとかして、主人を止めたい。でも、どうすれば。彼女の意思は固いし、それほどまでに追い詰められているのも、事実だろう。
彼女の話が本当なら、カレンは、自分からジョンズワートを夜の営みに誘ったのだ。
それでも、抱かれることはなかった。
もしもジョンズワートがこの場にいたら、主人が受けた屈辱への怒りと悲しみで、彼を殴っていたかもしれない。
「……あなたは、ここで降りてもいいんですよ。ジョンズワート様を納得させるために護衛が必要だったから、ここまで連れてきてしまいましたが……。できれば、巻き込みたくないとは思っていましたから。でも、私の計画のこと、秘密にしていてくださいね」
そう言って、カレンが無理に作った笑顔を自分に向けてくるものだから。
チェストリーは深く息を吐いてから、勢いよくこう言った。
「――ああもう! どうせ止めたって無駄なんだろ!? あんたを一人で行かせるぐらいなら、一緒に行く。あんたに救われた人生だ、とことん付き合ってやるよ!」
従者に対して、カレンは、やっぱり泣きそうになりながら、笑って。
「……ありがとう」
***
祭の最中、人混みの中でカレンが誘拐され、カレンを探して駆け回るチェストリーも、人目につかない場所で賊に捕まる。そんな筋書きだ。
チェストリーを自由にしておけば、誘拐事件の話はすぐにデュライト公爵に知られる。
だから、口を封じるためにチェストリーも捕まえておくのだ。
二人を乗せた馬車は、普通ならこの季節には通らない山道を無理に進み……。
雪で車輪を滑らせて、崖から落ちた。
悪事を働いているのだ。リスクがあっても、なるべく人目につかず、追いかけることも難しい道を選ぶのも、不思議ではない。
これは偽装事件であるから、落ちた馬車には誰も乗っていないし、馬だって保護してあるのだが……。
馬車の中に、ジョンズワートから贈られたアクセサリーをいくつか落としておけば、カレンがそこにいたと思わせることはできるだろう。
カレンの瞳の色と同じエメラルドのブローチや、髪飾り。大好きな人が贈ってくれたものをこんな風に扱うのは苦しいことだったが、カレンがいた証を残す必要がある。
カレンは、泣きそうな気持になりながら、それらを馬車に放り込んだ。
雪国の冬に、馬車とともに崖から落ちたことにすれば、あとは雪が全てを覆いつくしてくれる。
誘拐事件が発覚し、それと思わしき馬車を発見したときにはもう、二人の行方を捜すのは難しく。
夫人と従者は、雪の下に埋まっているのではないか。結論づけるところまではいかなかったが、多くの人はそう考えた。
こうして、公爵夫人のカレン・アーネスト・デュライトと、その従者・チェストリーは賊にさらわれて、命を落とした。……そういう話になった。
当然、カレンもチェストリーも生きている。
崖の下で捜索が行われている間、カレンたちは安全な道を通って別の国へ。
念のため、いくつか国境を越えた国まで移動。行き先のない困った夫婦のふりをして、とある農村に身を寄せた。
住む場所が確保できた頃、妊娠していることが発覚。
周期の乱れではなく、カレンはジョンズワートの子を宿していたのだ。
村の人から見れば、カレンたちは妊娠しながらもなんとかこの村に流れついた夫婦。
みな、カレンたちによくしてくれた。
おかげで、カレンは無事に出産。
生まれてきた子は、ジョンズワートそっくりのクリーミーブロンドに、深い青色の瞳をした、男の子だった。
カレンの色とは違ったが、幸い、チェストリーが金髪であったため、二人の子だと言っても不自然ではなかった。
ジョンズワートはいなくとも、彼との間にできた子がいれば、カレンは十分に幸せだった。
初夜の一度きりであっても、カレンはジョンズワートに愛された。
その一度で子を授かり、出産し、育てていける。
カレンは逃げたから、子が生まれてもジョンズワートを縛ることはない。
ジョンズワートとサラに気を遣うことなく、子に愛情を注ぐことができた。
愛しい愛しい、自分たちの息子。ジョンズワートによく似ているものだから、本当にもう、可愛くてたまらない。
村の人が協力してくれるおかげで、思ったほどは苦労せず済んだ。
チェストリーには、夫と父親の役をやらせることになってしまい、申し訳なく感じている。
けれど、カレンは確かに幸福だったのだ。デュライト公爵家にいたときより、ずっと。
***
「チェスター。カレリアとショーンは元気にしてるか?」
「ああ。おかげさまで。ショーンがまだ幼いから、カレリアは大変そうだけどな」
「夫婦二人だもんなあ。なにかあったら、周りを頼れよ? うちの嫁も、カレリアのことは大好きだからさ。慣れない土地で二人じゃ大変だろうって、よく心配してるんだ」
「ありがとう。そうさせてもらうよ」
山に向かうチェストリーに声をかけてきたのは、この村で親しくしている青年だ。
チェスターとカレリアというのは、チェストリーとカレンの偽名。
ショーンは、カレンとジョンズワートの息子の名だ。
二人は偽装夫婦であったが、元より付き合いが長く仲もよかったため、周囲の人に関係を疑われることはなく。
仲のいい家族として扱われていた。
この国は、ホーネージュ王国とは全く違う環境で。
冬になってもさほど雪は降らず、どの季節であっても比較的穏やかな気候をしており、土壌も豊かだった。
海産物がよくとれたホーネージュとは違い、こちらでは農業や、山での狩りや採集が盛んだ。
チェストリーはこれまでに培った身体能力を活かして、山に入るようになった。
彼が受けてきた訓練は主に対人戦闘だったが、この村で山での動き方を指導してもらえたから、なんとか適応できた。
長かった金髪は、一思いに切り落とした。
伯爵家や公爵家にいたときのように手入れをするのは難しいし、山で動きまわることを考えると、邪魔だったのだ。
三人は、これからもこの村で暮らしていく。
ジョンズワートに、知られることさえなければ。
思うところはあったが、チェストリーにとっては、今のカレンの笑顔がなによりも大切だった。
恋愛感情ではないけれど、主人であるカレンの幸せは、チェストリーの幸せだ。
デュライト公爵家にいるときのカレンに元気がなかったことは、チェストリーにだってわかっている。
でも、今は。愛しい人の子を抱いて、従者である自分と暮らし、周りの人のサポートも受け。
子育てに悪戦苦闘しながらも、心からの笑顔を見せることもある。
カレンにとっては、デュライト公爵家にいた頃よりも、今のほうがよい環境なのだろう。
だからチェストリーは、偽の夫であり続ける。自分を救ってくれた、カレンのために。
ただ――「カレンのため」が違う形に変わっていく可能性は、ゼロではない。
彼は、なにが主人のためになるのか考えながら、暮らしていた。
嫁入り前に懇意にしていた者たちに事前に話を通してあり、しっかり変装して賊の役をしてもらう手はずになっている。
デュライト公爵から逃げたい、結婚生活がとても苦しいのだと涙ながらに語れば、彼らはカレン側についた。
妊娠の可能性があることまでは、話していない。
「お嬢、本当にやるんですか?」
「ええ。もう決めたの」
「今からでも考え直しませんか。ジョンズワート様は、こんなこと、望んでいないはずです」
「……あなたになにがわかるのです」
計画の実行を目前にして、カレンとチェストリーがぶつかる。
それもそうだろう。チェストリーから見れば、カレンが姿を消す必要などないし、やり方も過激すぎる。
チェストリーは、カレンがこれからやろうとしていることの全貌を、知っているのだ。
「俺はずっと、貴女とジョンズワート様を見てきました。だからわかります。こんなことをする必要はありません。だって、ジョンズワート様は、ずっと貴女を……」
「ねえチェストリー。知っている? あの人が、一度しか私を抱いていないこと」
「え……?」
二人の寝室が別なことは、チェストリーも知っていた。
だが、嫁入りしたばかりのカレンに配慮してのことだと思っていた。
結婚してからも二人がぎくしゃくしていることだってわかっていたが、まさか、一度しか――初夜のことだろう――交わっていないだなんて。
幼い頃からカレン大好きなジョンズワートのことだ。カレンに負担がかからないよう気を付けながらも、それなりに、夜の営みは行っているものだと、勝手に思い込んでいた。
チェストリーの黒い瞳は、驚きに見開かれて。
誰にも話したことのなかった事実を暴露したカレンは、自嘲気味に笑っていた。
「……私から誘っても、ダメでした。もう、つらいんです」
カレンの緑の瞳から、つう、と涙が流れていく。
主人の涙に、チェストリーが怯む。
「ですが……なにもこんなやり方で」
「こんなやり方だからいいんじゃありませんか。公爵夫人ですから、ただ姿を消しただけでは長く捜索が続きますし、いつかは見つかってしまうかもしれません。でも、このやり方なら」
「お嬢……」
「すぐに捜索は打ち切られ、みな、私のことは諦めるはずです」
涙を流しているのに、唇は弧を描いていて。
そんな主人を見ながら、チェストリーはぐっと拳を握った。
なんとかして、主人を止めたい。でも、どうすれば。彼女の意思は固いし、それほどまでに追い詰められているのも、事実だろう。
彼女の話が本当なら、カレンは、自分からジョンズワートを夜の営みに誘ったのだ。
それでも、抱かれることはなかった。
もしもジョンズワートがこの場にいたら、主人が受けた屈辱への怒りと悲しみで、彼を殴っていたかもしれない。
「……あなたは、ここで降りてもいいんですよ。ジョンズワート様を納得させるために護衛が必要だったから、ここまで連れてきてしまいましたが……。できれば、巻き込みたくないとは思っていましたから。でも、私の計画のこと、秘密にしていてくださいね」
そう言って、カレンが無理に作った笑顔を自分に向けてくるものだから。
チェストリーは深く息を吐いてから、勢いよくこう言った。
「――ああもう! どうせ止めたって無駄なんだろ!? あんたを一人で行かせるぐらいなら、一緒に行く。あんたに救われた人生だ、とことん付き合ってやるよ!」
従者に対して、カレンは、やっぱり泣きそうになりながら、笑って。
「……ありがとう」
***
祭の最中、人混みの中でカレンが誘拐され、カレンを探して駆け回るチェストリーも、人目につかない場所で賊に捕まる。そんな筋書きだ。
チェストリーを自由にしておけば、誘拐事件の話はすぐにデュライト公爵に知られる。
だから、口を封じるためにチェストリーも捕まえておくのだ。
二人を乗せた馬車は、普通ならこの季節には通らない山道を無理に進み……。
雪で車輪を滑らせて、崖から落ちた。
悪事を働いているのだ。リスクがあっても、なるべく人目につかず、追いかけることも難しい道を選ぶのも、不思議ではない。
これは偽装事件であるから、落ちた馬車には誰も乗っていないし、馬だって保護してあるのだが……。
馬車の中に、ジョンズワートから贈られたアクセサリーをいくつか落としておけば、カレンがそこにいたと思わせることはできるだろう。
カレンの瞳の色と同じエメラルドのブローチや、髪飾り。大好きな人が贈ってくれたものをこんな風に扱うのは苦しいことだったが、カレンがいた証を残す必要がある。
カレンは、泣きそうな気持になりながら、それらを馬車に放り込んだ。
雪国の冬に、馬車とともに崖から落ちたことにすれば、あとは雪が全てを覆いつくしてくれる。
誘拐事件が発覚し、それと思わしき馬車を発見したときにはもう、二人の行方を捜すのは難しく。
夫人と従者は、雪の下に埋まっているのではないか。結論づけるところまではいかなかったが、多くの人はそう考えた。
こうして、公爵夫人のカレン・アーネスト・デュライトと、その従者・チェストリーは賊にさらわれて、命を落とした。……そういう話になった。
当然、カレンもチェストリーも生きている。
崖の下で捜索が行われている間、カレンたちは安全な道を通って別の国へ。
念のため、いくつか国境を越えた国まで移動。行き先のない困った夫婦のふりをして、とある農村に身を寄せた。
住む場所が確保できた頃、妊娠していることが発覚。
周期の乱れではなく、カレンはジョンズワートの子を宿していたのだ。
村の人から見れば、カレンたちは妊娠しながらもなんとかこの村に流れついた夫婦。
みな、カレンたちによくしてくれた。
おかげで、カレンは無事に出産。
生まれてきた子は、ジョンズワートそっくりのクリーミーブロンドに、深い青色の瞳をした、男の子だった。
カレンの色とは違ったが、幸い、チェストリーが金髪であったため、二人の子だと言っても不自然ではなかった。
ジョンズワートはいなくとも、彼との間にできた子がいれば、カレンは十分に幸せだった。
初夜の一度きりであっても、カレンはジョンズワートに愛された。
その一度で子を授かり、出産し、育てていける。
カレンは逃げたから、子が生まれてもジョンズワートを縛ることはない。
ジョンズワートとサラに気を遣うことなく、子に愛情を注ぐことができた。
愛しい愛しい、自分たちの息子。ジョンズワートによく似ているものだから、本当にもう、可愛くてたまらない。
村の人が協力してくれるおかげで、思ったほどは苦労せず済んだ。
チェストリーには、夫と父親の役をやらせることになってしまい、申し訳なく感じている。
けれど、カレンは確かに幸福だったのだ。デュライト公爵家にいたときより、ずっと。
***
「チェスター。カレリアとショーンは元気にしてるか?」
「ああ。おかげさまで。ショーンがまだ幼いから、カレリアは大変そうだけどな」
「夫婦二人だもんなあ。なにかあったら、周りを頼れよ? うちの嫁も、カレリアのことは大好きだからさ。慣れない土地で二人じゃ大変だろうって、よく心配してるんだ」
「ありがとう。そうさせてもらうよ」
山に向かうチェストリーに声をかけてきたのは、この村で親しくしている青年だ。
チェスターとカレリアというのは、チェストリーとカレンの偽名。
ショーンは、カレンとジョンズワートの息子の名だ。
二人は偽装夫婦であったが、元より付き合いが長く仲もよかったため、周囲の人に関係を疑われることはなく。
仲のいい家族として扱われていた。
この国は、ホーネージュ王国とは全く違う環境で。
冬になってもさほど雪は降らず、どの季節であっても比較的穏やかな気候をしており、土壌も豊かだった。
海産物がよくとれたホーネージュとは違い、こちらでは農業や、山での狩りや採集が盛んだ。
チェストリーはこれまでに培った身体能力を活かして、山に入るようになった。
彼が受けてきた訓練は主に対人戦闘だったが、この村で山での動き方を指導してもらえたから、なんとか適応できた。
長かった金髪は、一思いに切り落とした。
伯爵家や公爵家にいたときのように手入れをするのは難しいし、山で動きまわることを考えると、邪魔だったのだ。
三人は、これからもこの村で暮らしていく。
ジョンズワートに、知られることさえなければ。
思うところはあったが、チェストリーにとっては、今のカレンの笑顔がなによりも大切だった。
恋愛感情ではないけれど、主人であるカレンの幸せは、チェストリーの幸せだ。
デュライト公爵家にいるときのカレンに元気がなかったことは、チェストリーにだってわかっている。
でも、今は。愛しい人の子を抱いて、従者である自分と暮らし、周りの人のサポートも受け。
子育てに悪戦苦闘しながらも、心からの笑顔を見せることもある。
カレンにとっては、デュライト公爵家にいた頃よりも、今のほうがよい環境なのだろう。
だからチェストリーは、偽の夫であり続ける。自分を救ってくれた、カレンのために。
ただ――「カレンのため」が違う形に変わっていく可能性は、ゼロではない。
彼は、なにが主人のためになるのか考えながら、暮らしていた。
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