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第1章
第5話 おっさんは、穴より強し。
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さて、幸先良く(?)3人も落ちてくれたが、次はどうなるかな?
流石にこのまま、来る奴来る奴落とし穴に落ちるとかって間抜けな展開だと、テコ入れが必要になるぞ。
いや、それはそれで面白いんだけど、俺の目的は打倒退屈だから、流石に同じことばかり起きるなら、退屈凌ぎにならない。
俺が思案に耽っていると、新たな刺客。
そう、お客様の登場だ。
「ふん! 君がハッ! ここのヌンッ! 管理者ソイッ! かねフヌッ!」
うわぁ……また濃い人が来たよ。
これはこれで後々来る人が霞むから勘弁してほしいんだけど。
目の前にいるのは、半裸にブーメランパンツ。
そう、元の世界でいう、ボディービルダーの様なおっさんが立ってる。
「はい。僕がこの迷宮の受付をしております。ロストと申します。迷宮への入場は銅貨1枚を頂いております」
営業スマイルって大事だよね。
「そフンッ! うかね! ではハッ! お願いウヌッ! しよう!」
おっさんは銅貨を1枚机に置いた。
おい、おっさん、それ今どっから出した?ねぇ、どっから?
おっさんはそのままフンフンハッハッ言いながら迷宮の入り口に辿り着いた。
「これガァッ! 新しいシッ! ダンジョンッ! かハッ!」
もういい加減そのポーズ取りながら歩くのやめてほしい。
良くわからんが、誰かが一々打つのが疲れるって思ってる気がする。
あと、聞き取り辛い。
【ここからは、大人の都合でおっさんの台詞は普通に記載されます。本当はフンフンハッハッ言いながら、ポーズ取ってますよ。】
おっさんは、そのまま第一歩をポーズを取りながら歩き出した。
落ちなかった。
な、なにぃ!
おっさんは前後に足を限界まで開脚し、穴からの落下を防いでいる。
「筋肉を鍛える時は柔軟性も鍛えるのが基本だ! この程度の落とし穴等、造作もない!」
おっさんはそのまま身体をしならせて、宙を舞い、穴を一瞥する。
そして、洞窟の天井を見上げ……
ぶっ壊した。
ちょいちょいちょーい!
何してるの!?
此方の動揺等、我関せずの様子で天井を叩き割っていく。
そのまま暫く経つと、洞窟は落とし穴1号は当然の事、巻き込まれた落とし穴2号も共に埋め立てられていた。
その上、このおっさんが天井ぶっ壊したから、入り口がそもそも落とし穴1号、2号よりも先に位置する様な状態になってしまった。
「ふぅ! これで幾分か進みやすくなっただろう。先駆者たる者、後から来るものの為に遺す事も義務であるな。」
おっさんは汗を夕日に光らせながら、満足そうである。テカテカしてる。
「むっ! もうこんな時間か! そろそろ夕食と夜のトレーニングの時間ではないか。」
おっさんは、結局そのまま迷宮には潜らずに帰っていった。
いや。おい!
確かに退屈じゃなかったよ!
ただ、迷宮の罠の解除方法ってこんな力業だった!?
落とし穴1号、2号よ。
君達の出番は使い捨てになってしまったよ……
ま、いっか。
創り直す事も出来るけど、おっさん面白かったし、テコ入れは必要だったしな。
このまま続けよう。
時間も遅くなってきたし、今日の営業はここまでだな。
俺は店仕舞いをし、迷宮前を去った。
流石にこのまま、来る奴来る奴落とし穴に落ちるとかって間抜けな展開だと、テコ入れが必要になるぞ。
いや、それはそれで面白いんだけど、俺の目的は打倒退屈だから、流石に同じことばかり起きるなら、退屈凌ぎにならない。
俺が思案に耽っていると、新たな刺客。
そう、お客様の登場だ。
「ふん! 君がハッ! ここのヌンッ! 管理者ソイッ! かねフヌッ!」
うわぁ……また濃い人が来たよ。
これはこれで後々来る人が霞むから勘弁してほしいんだけど。
目の前にいるのは、半裸にブーメランパンツ。
そう、元の世界でいう、ボディービルダーの様なおっさんが立ってる。
「はい。僕がこの迷宮の受付をしております。ロストと申します。迷宮への入場は銅貨1枚を頂いております」
営業スマイルって大事だよね。
「そフンッ! うかね! ではハッ! お願いウヌッ! しよう!」
おっさんは銅貨を1枚机に置いた。
おい、おっさん、それ今どっから出した?ねぇ、どっから?
おっさんはそのままフンフンハッハッ言いながら迷宮の入り口に辿り着いた。
「これガァッ! 新しいシッ! ダンジョンッ! かハッ!」
もういい加減そのポーズ取りながら歩くのやめてほしい。
良くわからんが、誰かが一々打つのが疲れるって思ってる気がする。
あと、聞き取り辛い。
【ここからは、大人の都合でおっさんの台詞は普通に記載されます。本当はフンフンハッハッ言いながら、ポーズ取ってますよ。】
おっさんは、そのまま第一歩をポーズを取りながら歩き出した。
落ちなかった。
な、なにぃ!
おっさんは前後に足を限界まで開脚し、穴からの落下を防いでいる。
「筋肉を鍛える時は柔軟性も鍛えるのが基本だ! この程度の落とし穴等、造作もない!」
おっさんはそのまま身体をしならせて、宙を舞い、穴を一瞥する。
そして、洞窟の天井を見上げ……
ぶっ壊した。
ちょいちょいちょーい!
何してるの!?
此方の動揺等、我関せずの様子で天井を叩き割っていく。
そのまま暫く経つと、洞窟は落とし穴1号は当然の事、巻き込まれた落とし穴2号も共に埋め立てられていた。
その上、このおっさんが天井ぶっ壊したから、入り口がそもそも落とし穴1号、2号よりも先に位置する様な状態になってしまった。
「ふぅ! これで幾分か進みやすくなっただろう。先駆者たる者、後から来るものの為に遺す事も義務であるな。」
おっさんは汗を夕日に光らせながら、満足そうである。テカテカしてる。
「むっ! もうこんな時間か! そろそろ夕食と夜のトレーニングの時間ではないか。」
おっさんは、結局そのまま迷宮には潜らずに帰っていった。
いや。おい!
確かに退屈じゃなかったよ!
ただ、迷宮の罠の解除方法ってこんな力業だった!?
落とし穴1号、2号よ。
君達の出番は使い捨てになってしまったよ……
ま、いっか。
創り直す事も出来るけど、おっさん面白かったし、テコ入れは必要だったしな。
このまま続けよう。
時間も遅くなってきたし、今日の営業はここまでだな。
俺は店仕舞いをし、迷宮前を去った。
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