【嫌われ者の僕は、ぼっちでチート無双】

黒羽 零士(くろば れいじ)

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第10話 目覚めと危機

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【星龍太】うっ……あ、あぁ…そういえば、俺は、夢の中にいたんだっけ……?それにしても実感無いな……昨日の出来事が、今日あった出来事みたいな感じなんだよな……

【琉星】おはよ!龍太…それよりも昨日から色々あった訳だけど…身体の方は大丈夫なの?

【星龍太】あぁ……まぁ大丈夫だよ……その時だった伏せろ!!琉星!!みんなは伏せてるか…

【レイ】おいっ!カノープスのギルドここにいるんだろ?あ?でてこいよ……

【星龍太】や、やばい…マスターであるライス呼んでこい…琉星頼める…?あいつなら何とかやれるんじゃないかと思ってる…あいつならこの部屋の奥にいるはずだ!読んできてくれその前に音立てたらまずいからサイレントかけとく…のこれで…音は消えるはずだから…頼んだぞ!!

【琉星】了解した…それじゃあ呼んでくるから…待っててね…

【星龍太】さてここはどうするか……その時こんな事言われた…

【レイ】おいおい…お前らの魔力など分かりきってるんだよ…だからさ…出てこいよ……じゃないとさ…ここ消し炭にするよ…?

【星龍太】や、やばい…そんなこと言われたら俺と…不味すぎるよ……どうしたら…ってあれは…!?

【ライス】おいおい朝っぱらからうるせーよ……?なんなんだよ…お前はさ……まじでそこまでうるさいとさ潰すぞ?あ…?

【レイ】威勢の良い人間だな…お前勝負しろよ!俺が勝てば、お前を殺す……お前が勝てば俺は今回逃してやろう…まぁお前を殺したら……あとは弱い奴らだけだろう…だから俺はしゃあないから見逃してやるよ?その代わりお前の命と引き換えだ!……

【ライス】おうおう…威勢がいいねぇ~……そんなんだったらやっちゃうよ…?俺のスキル使っちゃうけど…!

【レイ】やってみろよ…弱そうだな……ふっ…お前のスキルなんて小指で消してやるよ!だからほらどうした……?打ってこいよ!!

【ライス】ならいくぜ!スキルコピー発動!!お前が使ってたデビルクラッシュ~!!
これはどうかな!魔族には倍に食らう技なんだろ…これコピーされるとかお前は馬鹿だな……

【レイ】ふっ……あぁ~すまんな…小指すら使うはめではなかった…お主雑魚や……とりあえず死んでくれる?デットレクイエム……ふっはは…お前の命も…あともうあと10分で死に至る……くたばれ…

【ライス】ぐはっ……はぁ…はぁ…お前ら聞け……俺は長く持たない…だからここから逃げろそのあとギルドの転送は俺が破壊しとく…だから逃げろ……俺のことはいいから!!

【琉星】そ、そんな…無理だよ…泣い、いやだ…ライスさんが死ぬぐらいなら私が死んだほうがましなの……!!! 

【ライス】ば、馬鹿言え!お前はまだ希望もある…だから無理矢理でも琉星を連れていけ!!はやく!!

【オリト】はぁ…お前ってやつはカッコよすぎるだろ……俺のエクストラヒールでも治せないこの力は……呪われてるし……だから…すまん…お前のことは一生忘れない…琉星!!ライスのこの繋いでくれた時間を無駄にするな……!星龍太もいくぞ…ほらワープへ……

【ライス】みんな元気でな(ニコッ)

【琉星】いやぁぁぁぁぁぁぁ………うっ…うぅ……

【星龍太】琉星…そんな泣かないでくれ…俺が弱いからごめんな……

【オリト】お前ら…辛いのはわかる…分かるがここもまだ危険だ…とりえず、メーシギルドに戻ろう……

……一方……
【ライス】あはは、あいつら元気かな…それじゃ…死ぬ前に最後の力でお前に呪いかけてやる……デットレクイエムと異常耐性封印…黒点烈火……この技は命を燃やす代わりお前も食わせてやるよ……

【レイ】ふったわけが……こんなの聞くと……うっ…な、なぜだ………

【ライス】言っただろ俺はコピーの能力そしてお前の能力とそれと今俺がかかってる状態をそのまま移したという…それによりお前も普通の力は出せなくなった!それは呪いだ治らない…ざまぁみろ……あとは頼んだばたっ……

【レイ】死ねグサッ……

【ライス】うァァァァァァァ………あっあっ…俺はここまでだな………

【レイ】さて俺は戻るかな……

【オリト】!?…(あいつの魔力が消えた…でもこいつらには黙っておこう…)

【星龍太】どうしたんですか?オリトさん…?なにかまずいことでもあったんですか?

【琉星】ライスさんとはもう会えないのね……

【オリト】琉星諦めるのはまだ早いんじゃないか?あいつは強いだろう…?だから…気長に待ってあげようぜ……?

【琉星】こ、怖いけど信じる……龍太…手をぎゅっと握ってよ……

【星龍太】ぎゅっ…大丈夫俺が君を守って見せるから……だから怖がらないで…

【オリト】俺いるんだけどなぁ…こいたらほんとに両思いだよな…はよくっつけよと思いながらメーシギルドに着いたのであった………
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