欲しがり屋さん-サキュバスと子作りする話-

よくうつ

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第二章 あなたが欲しいの

スティルトンチーズ

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「えー、チーズ?サキュバスの〇クルトみたいに怪しいもんじゃないよな?」
「これはちゃんとしたチーズですよ。ちょっと変な夢を見るだけで。しっかり休んで明日もイチャイチャしましょう?」

エヴィが差し出したのはスティルトンチーズ。
変な夢を見るということで有名なブルーチーズだ。

「たまには休憩もしたいです。」
「はは。わかったよ。赤ワイン持ってくるね。」

芹栄はカジュアルなデザインのグラスに赤ワインを注ぎ、チーズをスプーンの先で一掬いして食べた。

「ん。おいしい。」
「おいしいですね。どんな夢を見るんでしょうか?」
「さあ?でも、俺はえっちな夢がいいなー」
「ははは。私はどんな夢でもあなたと見たら幸せですよ。」
「もう!ははは!」

エヴィが細い腕を絡ませ、たわわな胸が腕に当たる。
お風呂上がりのいい香りでくらくらしてしまう。

 *

その日の深夜。夢うつつの中、エヴィが芹栄にキスしてきた。
喉を鳴らして、舌でまさぐりあうようなキスを。

「気持ちよくしてあげるわ。」

エヴィは舌で皮膚をなぞり、芹栄の胸の突起を舐めながら手で股間を扱き始めた。

「……」(こ、声が出ない!)

金縛り状態で芹栄はかすれた声で喘いだ。
ちゅくちゅくという音を立てて、股間からは汁があふれ出ている。
胸からは甘い刺激がエヴィの舌先から伝わり、その伏し目がちの横顔はとても切なげな表情に見えた。

「そろそろいいかしら」

芹栄の脳髄がとろけ始めたころ、エヴィはあろうことか芹栄の亀頭を咥え、先端のみをぺろぺろと舐め始めたのだ。

「あっ……や……、……!」
「気持ちいいでしょう?」

射精できぬ苦しさと、先端を舐められる快楽で狂いそうになっている。
かすれた声で喘ぎ、動かぬ体を動かそうとして頭がおかしくなりそうな芹栄がいた。

大量のカウパーを垂れ流しながら、体の熱に狂いながら、芹栄の出した言葉は、

「や、めて……」

であった。

「やめちゃうの?じゃあ、もっときもちよーくしてあげる。」

エヴィはそう言うと、薄手のラテックスの手袋をはめ、芹栄をM字開脚させた。

「!」
「やめてって言ったから、お口はもうおしまい。その代わり、気持ちいい秘密の場所、教えてあげる」

ローションを手に垂らし、ぬるりと芹栄のアナルに指を入れた。
そして、奥の得体のしれない気持ちいいところを撫で始めた。

「あ……え……」
「Pスポットはお好きかしら?」

暫く芹栄は事態が呑み込めなくて、目を白黒させていたが、やがて襲い来る快楽の波に流されることになった。

「あ……い、イク……イクッ、いく……イク……!」
「そのままメスイキしなさいな。かわいい旦那様」

芹栄は快楽の洪水に腰を動かしながら……ここで彼の記憶は途絶え、気が付けば朝になっていた。

「エヴィさん、昨日はすごかったね。」
「何が?変な夢みた?」
「夢?……そうか、夢か。エヴィさんが俺のちんぽ欲しがらないわけないもんな」
「それどういうことよー!」

エヴィが笑いながら、冷えたさんぴん茶と羊羹のかけらをもってきた。
甘くて冷たかった。

「ちなみにエヴィはどんな夢見たの?」
「マンゴー食べ放題だった。」
「果物の?」
「果物の。」

ぷっ、あははははは!たまらず芹栄は噴出した。
エヴィは困った顔でニコニコしていた。
朝日はやたらにさわやかだった。
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