892 / 1,197
第三十二節「熱き地の再会 真実は今ここに 目覚めよ創世」
~襲い掛かりし獣の唄~
しおりを挟む
遂に始まった、ゲーム【モンスターランサー】の本番戦闘。
早速の勇当人のリタイアではあるが、他の参加者も居るという事もあって戦いは続けられた。
当然、勇を含めた訓練対象者が生き残って倒すまで、次のモンスター挑戦に進む事は出来ない。
その目標が達せられるまでは……最初のモンスターである【ブンブラドン】だけをひたすら倒し続けなけれなならないのだ。
ちなみに【ブンブラドン】は全長五十メートル程もある、四足歩行のトカゲ型モンスターだ。
丸々太った巨体、森林にもよく混ざる青々とした体表、そして巨木の様な手足。
当然潰されれば一撃即死は免れないが……動きは最も鈍く、初心者でも二回目ともなれば簡単に攻撃を躱す事が出来る様になると言われている。
だが、勇達にその常識は通用しなかった。
そう、勇だけではない。
マヴォやイシュライトもまたゲームそのものに慣れていないからこそ……散々な結果が待ち受けていたのである。
「待て!! 違う!! そうじゃない!! 隙だらけじゃないかあッ!!」
マヴォが画面に映る自身のアバターに怒声を浴びせる虚しい姿があった。
マヴォがアバター用武器に選んだのは当然、斧だ。
人並みの大きさを誇る大斧を振り回すという、攻撃力に特化した武器である。
だが、それが彼を苦しめる事になるとは思っても見なかった様だ。
それも当然か……ゲームでは武器によってモーションこそ異なるが、動き方は決まっている。
決まった動きの中で自分に合った装備を探し、適した戦いを行うのがこのゲームの醍醐味。
しかしマヴォはそんな事を知りはしない。
そして彼が達人だからこそ……アバターの動きに納得がいかなかったのだ。
本当の戦いにおいて隙は死に繋がる。
武を嗜む者にとって隙を見せずに戦う事は当然であり、美徳でもあるからこそ……隙だらけなアバターの動きにどうにも不満を隠せないマヴォなのであった。
もちろんその後、彼のアバターが再起不能したのは言うまでもない。
イシュライトは何とか操作を憶え、動く事に関してはどうやら問題無く。
そんな彼が迫りくる【ブンブラドン】相手に余裕の表情を浮かべて対峙する。
「一度動かし方さえわかってしまえばこの様な遊び、造作も無い事でしょう」
目の前に居るのは素人ですら遅いと思わせる程の鈍い怪物。
未だ操作はぎこちないが、武芸の達人として洞察力に優れた彼にとってはその動きなど止まって見える様なものだ。
「フッ……その程度の動きで、この私が捉えられるハズもないでしょうッ!!」
ズズゥン!!
『デッドエーンド!!』
「何故だああああああ!!!! 今のは避けられるハズだああああああ!!!!!」
確かにイシュライトは武芸の達人、例え実際に【ブンブラドン】と対峙しても一人で倒すなど容易い事なのかもしれない。
だが戦うのは画面の中に居るアバターであり、イシュライトではない。
ゲームの世界でも常人に近い能力しか無いアバターがイシュライトの様に動くなど無理な話なのである。
普段見せた事の無い彼の荒ぶれっぷりに、後ろで観ていた瀬玲達の笑いが止まらない。
そんなこんなで戦い続ける事、なんと五時間……ようやく来たるべき時が訪れた。
勇達訓練者勢がとうとう【ブンブラドン】を相手に生存して討伐完了したのである。
その途端、周囲から喝采が沸き起こった。
それほどまでに皆、同じ相手に飽き飽きしていたのだ。
ここまでに一体何匹の【ブンブラドン】が犠牲になった事か、言うに堪えない。
だがまだたった一種類だけだ。
この先にまだ十九種類の、しかも更に強いモンスターが控えているのだから。
それを聴いた途端、勇達訓練者勢の表情が凍り付く。
最弱モンスターでさえこれだけ苦戦したのだ。
この先どうなってしまうのか……もはや誰も予想など付きはしない。
しかしここで勇達のモンラン訓練は軌道に乗り……ようやく光明が見え始めて来た。
無数の【ブンブラドン】が犠牲になったおかげか、勇達訓練者勢の操作が慣れて動きが安定してきたのだ。
次の相手は翼獣【ランバルドン】。
全長百メートルを超す、超巨大翼竜型モンスターだ。
今までの二倍の大きさともあり、勇達の衝撃は計り知れない。
しかもおまけに空を飛び、なかなか攻撃が当たらないという強敵っぷり。
これもまた悩ましい程に苦戦し……彼等に空中の敵の恐ろしさを存分に知らしめさせた。
とはいえ、一度戦い方を憶えれば……結末は早かった。
戦い始めてからおおよそ二時間後、【ランバルドン】は地に堕ちた。
勇がここにきてようやく、心輝や茶奈の指示に気付き始めて来たのだ。
今までは気付かず突貫し、そのまま帰ってこなかったのだから大きな成長である。
そうなると比較的安定して戦えるようになり、耐久力の低い【ランバルドン】を伏せるに足る動きを見せたのだった。
とはいえ、気付けば十時間連続戦闘……仲間達の疲労は重なるばかり。
ついでにギャラリーも既にその場から消え、勇達プレイ組だけとなっていた。
それからどれだけの時が経っただろうか。
勇達は寝る間も惜しんで戦い続けていた。
時には人員不足での戦いの時もあった。
寝落ちしそうになり、叩き起こされた事もあった。
疲労が重なり、ミスを誘発し、効率さえ下げさせる。
だがそれでも彼等は諦めず、ただひたむきにゲームに打ち込み続けたのだった。
そして翌日、朝。
「や……った……やっと……【デュラダンドン】を倒した……ぞ……!!」
【デュラダンドン】……それは約十種類目のモンスターの名。
勇はそこでようやく、折り返し地点へと辿り着いたのだった。
もう既に仲間達は満身創痍だ。
元気の塊である心輝すら既に空いた机に突っ伏して寝ている。
茶奈は勇に負けじと戦い続けた所為で疲労困憊し、血走った目を見開いたまま気絶している。
前田と渡部は一旦帰宅した為、この場には居ない。
瀬玲がこの場に居るはずも無い。
ナターシャは竜星と共に朝早くから参戦し、割と元気気味。
ディックや獅堂は夜間、勇と付きっきりで既に眠気も限界突破へ。
カプロもイアンさんも仕事があるのでだいぶ前に帰還済みである。
キッピーが空いたコントローラーを齧っているが、微塵も助けになる訳は無く。
勇もマヴォもイシュライトも、後半にはもはや意地と根性でプレイを止めず……仲間のレスポンスが低下した中でも善戦し続けた。
その成果がようやく今、こうして身になったのであった。
「お、おぉ……なんか結構進んでるじゃねぇか……」
そこでようやく心輝が目を覚まし、寝起きながら状況の好転に思わぬ驚きを見せる。
「これでようやく半分だな……だが……まだ……」
ガタン……
そこで緊張の糸が切れたのだろう……勇が机に頭を打ち付け、気を失う。
マヴォとイシュライトも、彼の意思が途切れた事に気付いた途端に崩れ落ちたのだった。
「まぁ……急ぐ必要もねえもんな。 これからが本番みたいなもんだから」
場の解散の雰囲気を感じ取った心輝が不吉な言葉を残してその場を去る。
崩れ落ちた仲間達の介抱もせず、勇ましく戦った事への敬意だけ払いながら。
そう……彼等の戦いはこれからが正念場だったのだ。
今までのは通常種と呼ばれる、恒常的に現れるという設定のモンスター達。
しかしこれから現れるのは別格とも言える超常種……自然災害級のモンスター達なのである。
早速の勇当人のリタイアではあるが、他の参加者も居るという事もあって戦いは続けられた。
当然、勇を含めた訓練対象者が生き残って倒すまで、次のモンスター挑戦に進む事は出来ない。
その目標が達せられるまでは……最初のモンスターである【ブンブラドン】だけをひたすら倒し続けなけれなならないのだ。
ちなみに【ブンブラドン】は全長五十メートル程もある、四足歩行のトカゲ型モンスターだ。
丸々太った巨体、森林にもよく混ざる青々とした体表、そして巨木の様な手足。
当然潰されれば一撃即死は免れないが……動きは最も鈍く、初心者でも二回目ともなれば簡単に攻撃を躱す事が出来る様になると言われている。
だが、勇達にその常識は通用しなかった。
そう、勇だけではない。
マヴォやイシュライトもまたゲームそのものに慣れていないからこそ……散々な結果が待ち受けていたのである。
「待て!! 違う!! そうじゃない!! 隙だらけじゃないかあッ!!」
マヴォが画面に映る自身のアバターに怒声を浴びせる虚しい姿があった。
マヴォがアバター用武器に選んだのは当然、斧だ。
人並みの大きさを誇る大斧を振り回すという、攻撃力に特化した武器である。
だが、それが彼を苦しめる事になるとは思っても見なかった様だ。
それも当然か……ゲームでは武器によってモーションこそ異なるが、動き方は決まっている。
決まった動きの中で自分に合った装備を探し、適した戦いを行うのがこのゲームの醍醐味。
しかしマヴォはそんな事を知りはしない。
そして彼が達人だからこそ……アバターの動きに納得がいかなかったのだ。
本当の戦いにおいて隙は死に繋がる。
武を嗜む者にとって隙を見せずに戦う事は当然であり、美徳でもあるからこそ……隙だらけなアバターの動きにどうにも不満を隠せないマヴォなのであった。
もちろんその後、彼のアバターが再起不能したのは言うまでもない。
イシュライトは何とか操作を憶え、動く事に関してはどうやら問題無く。
そんな彼が迫りくる【ブンブラドン】相手に余裕の表情を浮かべて対峙する。
「一度動かし方さえわかってしまえばこの様な遊び、造作も無い事でしょう」
目の前に居るのは素人ですら遅いと思わせる程の鈍い怪物。
未だ操作はぎこちないが、武芸の達人として洞察力に優れた彼にとってはその動きなど止まって見える様なものだ。
「フッ……その程度の動きで、この私が捉えられるハズもないでしょうッ!!」
ズズゥン!!
『デッドエーンド!!』
「何故だああああああ!!!! 今のは避けられるハズだああああああ!!!!!」
確かにイシュライトは武芸の達人、例え実際に【ブンブラドン】と対峙しても一人で倒すなど容易い事なのかもしれない。
だが戦うのは画面の中に居るアバターであり、イシュライトではない。
ゲームの世界でも常人に近い能力しか無いアバターがイシュライトの様に動くなど無理な話なのである。
普段見せた事の無い彼の荒ぶれっぷりに、後ろで観ていた瀬玲達の笑いが止まらない。
そんなこんなで戦い続ける事、なんと五時間……ようやく来たるべき時が訪れた。
勇達訓練者勢がとうとう【ブンブラドン】を相手に生存して討伐完了したのである。
その途端、周囲から喝采が沸き起こった。
それほどまでに皆、同じ相手に飽き飽きしていたのだ。
ここまでに一体何匹の【ブンブラドン】が犠牲になった事か、言うに堪えない。
だがまだたった一種類だけだ。
この先にまだ十九種類の、しかも更に強いモンスターが控えているのだから。
それを聴いた途端、勇達訓練者勢の表情が凍り付く。
最弱モンスターでさえこれだけ苦戦したのだ。
この先どうなってしまうのか……もはや誰も予想など付きはしない。
しかしここで勇達のモンラン訓練は軌道に乗り……ようやく光明が見え始めて来た。
無数の【ブンブラドン】が犠牲になったおかげか、勇達訓練者勢の操作が慣れて動きが安定してきたのだ。
次の相手は翼獣【ランバルドン】。
全長百メートルを超す、超巨大翼竜型モンスターだ。
今までの二倍の大きさともあり、勇達の衝撃は計り知れない。
しかもおまけに空を飛び、なかなか攻撃が当たらないという強敵っぷり。
これもまた悩ましい程に苦戦し……彼等に空中の敵の恐ろしさを存分に知らしめさせた。
とはいえ、一度戦い方を憶えれば……結末は早かった。
戦い始めてからおおよそ二時間後、【ランバルドン】は地に堕ちた。
勇がここにきてようやく、心輝や茶奈の指示に気付き始めて来たのだ。
今までは気付かず突貫し、そのまま帰ってこなかったのだから大きな成長である。
そうなると比較的安定して戦えるようになり、耐久力の低い【ランバルドン】を伏せるに足る動きを見せたのだった。
とはいえ、気付けば十時間連続戦闘……仲間達の疲労は重なるばかり。
ついでにギャラリーも既にその場から消え、勇達プレイ組だけとなっていた。
それからどれだけの時が経っただろうか。
勇達は寝る間も惜しんで戦い続けていた。
時には人員不足での戦いの時もあった。
寝落ちしそうになり、叩き起こされた事もあった。
疲労が重なり、ミスを誘発し、効率さえ下げさせる。
だがそれでも彼等は諦めず、ただひたむきにゲームに打ち込み続けたのだった。
そして翌日、朝。
「や……った……やっと……【デュラダンドン】を倒した……ぞ……!!」
【デュラダンドン】……それは約十種類目のモンスターの名。
勇はそこでようやく、折り返し地点へと辿り着いたのだった。
もう既に仲間達は満身創痍だ。
元気の塊である心輝すら既に空いた机に突っ伏して寝ている。
茶奈は勇に負けじと戦い続けた所為で疲労困憊し、血走った目を見開いたまま気絶している。
前田と渡部は一旦帰宅した為、この場には居ない。
瀬玲がこの場に居るはずも無い。
ナターシャは竜星と共に朝早くから参戦し、割と元気気味。
ディックや獅堂は夜間、勇と付きっきりで既に眠気も限界突破へ。
カプロもイアンさんも仕事があるのでだいぶ前に帰還済みである。
キッピーが空いたコントローラーを齧っているが、微塵も助けになる訳は無く。
勇もマヴォもイシュライトも、後半にはもはや意地と根性でプレイを止めず……仲間のレスポンスが低下した中でも善戦し続けた。
その成果がようやく今、こうして身になったのであった。
「お、おぉ……なんか結構進んでるじゃねぇか……」
そこでようやく心輝が目を覚まし、寝起きながら状況の好転に思わぬ驚きを見せる。
「これでようやく半分だな……だが……まだ……」
ガタン……
そこで緊張の糸が切れたのだろう……勇が机に頭を打ち付け、気を失う。
マヴォとイシュライトも、彼の意思が途切れた事に気付いた途端に崩れ落ちたのだった。
「まぁ……急ぐ必要もねえもんな。 これからが本番みたいなもんだから」
場の解散の雰囲気を感じ取った心輝が不吉な言葉を残してその場を去る。
崩れ落ちた仲間達の介抱もせず、勇ましく戦った事への敬意だけ払いながら。
そう……彼等の戦いはこれからが正念場だったのだ。
今までのは通常種と呼ばれる、恒常的に現れるという設定のモンスター達。
しかしこれから現れるのは別格とも言える超常種……自然災害級のモンスター達なのである。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる