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害竜
第43話
しおりを挟む「町長から町ぐるみでお礼をしたいと連絡があったっス」
部屋に入ってきた自警団長の青年が言いました。
コリオと名乗った団長さんは丸刈りの日焼けマッチョで、相変わらずのふんどし姿。
「旅の途中で急いでるからいらないと伝えといて」
ラミアさんが答えます。
お礼をした相手が逆賊と後で分かったら、どれだけややこしいことになるでしょう。
「まぁ、その分も家を壊された人の救済に回してよ。治安隊に壊された人も含めて」
軽傷者だけで重篤な人的被害がなかったのは本当に幸いです。
僕達の宿の部屋。
ラミア軍の皆の他に自警団長さんと、そしてあの大剣の人がいます。
ドラゴンワーム退治組は体を洗って着替え済みです。
「またお洗濯しなくてはなりませんわねぇ」
血の臭いのする赤い衣服の山を前にルキナさんはちょっと嬉しそう。
「まさかねぇ、町の向こう端まで行ってる間にそんなことになってるなんてねぇ」
口を歪ませたのはフィンさん。
「ボクの活躍場面がないなんて有り得なくない?」
何でも馬に乗ってマニア人気の高い遠方の刀剣店まで足を延ばしていたそうです。
「それはわたくしも同じですわ」
ルキナさんが言います。
僕を宿から送り出した後、郊外の神殿へお詣りに行っていたとのこと。
「ルキナがいればもっと楽だったね!」
トーマさんの発言にフィンさんが拗ねます。
「ボクは? ボクはいてもいなくても特に問題なし?」
「あはは! 分かりません!」
現場にいても大したことが出来なかったのが僕です。自警団の人達のようにすごい力持ちってわけでもない。ついうつむいてしまいます。
「私もよ?」
まるで僕の気持ちを読み取ったかのようにトリアさんが声を掛けてきました。
「はーっ! せっかく買ってきたロープ、またダメにしちゃったなぁ。ちょっと買い直してくるね」
立ち上がったラミアさんを自警団長さんが慌てて止めます。
「買い物くらい、うちの者に行かせるっス。ちょっとお話させて欲しいっス」
「そう?」
再び腰を下ろすラミアさん。
自警団長さんは部屋の扉を開け、外にいる団員さんを呼んで指示を出す。
そしてまた、部屋の中へ向き直りました。
「ラミアさんっスよね?」
皆の顔付きがシリアスになる。
まさか、今行った人は国軍へ連絡に? いや、それならもうとっくに。
「そうよ」
普段の格好に戻っていたラミアさんは、ようやくガミガミ女の仮面を外しました。
仮面の下の素顔にはもちろんいつもの包帯を巻いています。
「フ、ファンでっスっっ!!」
顔を真っ赤にして雄叫ぶ自警団長さん。
途端にトーマさんとルキナさんの顔が崩れ、満面の笑みが浮かぶ。
「ほぅ、ラミアやったかい」
部屋の隅から呟く声。
「で、わしゃぁ何でここにおる?」
暗い目をして黙って壁にもたれ胡座をかいていた大剣の人が初めて発言しました。
「あ、ごめんなさい。話を聞きたくて」
自警団長さんにサイン色紙を渡し終えたラミアさんが大剣の人の横にぺたんと座ります。
「そうだ、あんたは町のお礼受け取れば?」
「いらんちゃ、そんなもん。どうせすぐにお尋ね者やき」
「どういうこと?」
「次に治安隊が来た時ゃ、そん時こそぶった斬ってやるからじゃ!」
「へぇ。何か面白そうだから事情話してみようよ?」
フィンさん、面白そうって……。
「わしの名はガンプ。この一年、諸国を巡って武者修行をしちょった」
今さらのように名乗るガンプさん。誰も尋ねてなかったのも問題ですけど。
「そのせいで色んな地方のなまりが混ざってしもた」
微妙な情報から話は始まります。どうやら影響を受けやすい人のようです。
「この町には許嫁がおってな、修業から戻ったら結婚するはずだったんじゃ」
ええと、出征ではなく修業ですからセーフですね。
「それがよおおっっっ!!!」
いきなり大声を出すので皆びくりとしました。
「少し前に戻ってきたらよお、許嫁の家は商売が傾いて税を払えず、許嫁が税のカタに治安隊に連れていかれちまったっつうじゃねぇか」
床を睨むガンプさんの両目から涙が零れます。
「許嫁の親は金の工面に走り回っとったつうのに待ってもくれねぇ!!」
「その方、美人だったんでしょ? 税を取るよりもっと金になると踏んだのね」
トリアさんが言います。
「ああ。そん通りやろうな。奴らに連れていかれた女の運命は決まっとるき。遠い異民族の国に奴隷として売られるんじゃ!」
ガンプさんの辛い言葉を聞いて、自警団長さんがぼそぼそと言いました。
「半年前に王都治安隊長が今の人に変わってから、やり方がいっそう酷くなったんスよ」
そうなんだ。
ハンク……。
部屋の中がしんとする。
僕は震えを抑えきれない。
怒りの震えです。
国が領民を外国に売るなんて!
「く……う……」
ガンプさんの忍び泣き。
ルキナさんにトリアさんも、もらい泣きをしています。
「だから! カタキを取る! 治安隊の連中を細切れ肉にしてやるぜよ!」
「あの……」
自警団長さんが再び口を開きます。
「許嫁さんが連れていかれたのはいつ頃っスか?」
「半月ほど前じゃ。わしがもう少し早う帰ってれば……」
「あのっ、それなら許嫁さんはまだ売られてないかもしれねっス!」
ガンプさんがガバッと顔を上げました。
「何?」
「親父が町の役員なんで治安隊を接待することあるんス。で、酒の席で酔った隊長が言ってたらしいんスけど……税のカタに連れ去られた人達はまず、人の売買を仲介する奴んとこに集められるんだって」
「く、詳しく教えてくれんね!」
「へえ。で、数ヶ月に一度、まとめて船で出荷されるって。だからまだ国内の収容所にいるかもっス」
ガンプさんの目に光が宿る。
ラミアさんが自警団長さんをじっと見つめます。
「それはあたしも初耳だった」
顔を赤らめる自警団長さん。
「くっ、国が公に人身売買するのは体裁悪いっスから。いわば業務を委託してるわけっスね」
「収容所がどこにあるか知ってるの?」
「収容所がどこんあるか知っちょっとか?」
ラミアさんとガンプさんが同時に聞きます。
「どうも、ドモラのどこかにあるらしいっスよ」
ドモラだって?
ラミア軍の皆が顔を見合わせました。
「ドモラ? 国に敵対するミノスが支配しとるはずやが?」
ガンプさんの声色に疑念が宿る。
「それはそうなんスけど。だからこそ人身売買は賊の所業という、周辺国に対する体裁を保てるわけっスから」
「つまり、王宮とミノスは裏で繋がってるってこと?」
ラミアさんが静かに聞きます。火のように静かに。
「多分そうっス。ミノスは地元の娘を売ってるって聞くし、そん中に国から送られてくる娘を混ぜるだけ。国の娘が売れた分の金は王宮に納め、見返りにミノスは支配地を国軍から攻められる心配もない。自分は何も損せずに」
「一方王宮は、人身売買は逆賊によるもので国は被害を受けている、という形を保ちながら莫大な利益を得ているわけね」
「そういうことっスね」
「互いに利がある。だから王宮は、建前ではミノスのドモラ支配を認めてないけど実質見逃して放置してるんだ」
ラミアさんは色々と腑に落ちたようです。
僕はもう、今の王宮への絶望が深まるばかりで辛い。
「話は分かったぁ!!」
ガンプさんが吠えながら立ち上がりました。
「カタキ討ちは後回しじゃあ!」
「どうするんだい?」
フィンさんが尋ねます。
「決まっちょる! ドモラへ行って収容所を探す!」
「ドモラは鎖国状態だからね。容易には入れないんじゃないかなぁ?」
「行ってから考えるき!」
「ボク達もね、ドモラに行くとこなんだよ」
「……ん?」
僕達とガンプさんの行き先と基本的な目的は完全に一致しています。
話し合った末、ガンプさんは僕達に同行していくことになりました。
「でも大剣は目立つから困るかな」
ラミアさんが言うと、ガンプさんはあっさりと大剣は置いていくと返事しました。
「わしゃ別に大剣専門の使い手やないがね」
結局僕達はもう一晩ホゾンに泊まり、翌朝出立することになりました。
早朝、いったん家に帰ったガンプさんが馬を引いてやってきます。
宿の前で待っていた僕達はギョッとしました。
「! 何、その格好?」
目を丸くするトリアさん。
「カッコイイね!」
トーマさんは気に入ったようです。
「修業中に港で手に入れた異国の服やがな」
ガンプさんはドヤ顔で言いました。
そう、ガンプさんが着てきた灰色のその珍妙な服は僕達が見たことのないもの。
袖の豊かな前開きのロングドレス……の変種?
格子柄のガウンにも似てますが、腰に巻いた紐がやたらと幅広くリボンのようなのです。
「キモノという。異国の戦闘服やき、わしも死地に赴く時には身に纏うんじゃ」
「別にいいけどね」とフィンさん。
まぁ、フィンさんも道化みたいな格好してますし、ラミアさんはガミガミ女の仮面、僕は麻袋。
ある意味変な格好の集まりの方が旅芸人か見世物の一座として認識してもらえる……かもしれません。
「その背の荷物は?」
トリアさんの質問です。
ガンプさんが斜めに背負う細長い包みが気になったようです。
「これも異国の物じゃき。剣の一種でカタナというぜよ」
「へええ! 異国の剣!」
フィンさんは今度は瞳孔を開いて食いつきました。
大いに興味をそそられたようです。
「見せてもらってもいいかなぁ」
「よかじゃが」
包みを解いてロングソードに似た変わった剣を差し出すガンプさん。
受け取ったフィンさんは子供みたいに歓声を上げました。
「ひゃあ、何これ? 反ってるね。片刃なんだ? この綺麗な波模様は?」
「ハモンちゅうぜよ。剣とは違う作り方やき出来るんちや」
「初めて見たなぁ。これはボクらの剣とは使い方も違いそうだねぇ」
「引いて切るとよ。シャムシールちゅう砂漠の民の曲刀ば知っちゅうか?」
マニアックな会話が始まりました。
ついていけません。
やがて出発の直前。
自警団長さんが走ってきました。
「やあ! お見送りかい?」
トーマさんが言うと、自警団長さんは頭を横と縦と両方に振りました。
「あ、それもあるっスけど、ちょっと情報を」
「なぁに?」
トリアさんが聞きます。
「昨夜、親父がまだ町にいる治安隊の接待に行くってんで、頼んでそれとなく聞いてきてもらったんス」
皆、興味深そうに自警団長さんに注目します。
「直近でドモラから奴隷が出荷されたのは一ヶ月前。で次は二ヶ月後くらいらしいっスよ」
「ありがとう!」
ラミアさんがぐいと右手を差し出しお礼を言いました。
おずおずとその手を握る自警団長さん。
「助かるよ」
「いっ、いえ、お役に立てて光栄っス」
「まだ時間的に余裕がありますわね」
ルキナさんの声は明るい。
「うん! 偵察後に兵を出しても充分間に合う。可能なら収容所の解放だけでもあたし達で済ませていきたいけどね」
ラミアさんはうなずく。
「ヘレネは確実にドモラにおる……」
ガンプさんは握りしめた両拳を固く震わせました。
これはもう、ある程度の戦闘は避けられないのかもしれません。
だとしても、ここまできたら覚悟を決めなきゃ。
領民を奴隷として売るなんて許せません。
僕達は手を振る自警団長さんを後にして出発しました。
いよいよ王都圏を離れます。
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