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豊穣祝祭期間
276: 地味令嬢と悪役令嬢の女子会
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とまぁ、気絶するまで攻められて、まぁまぁ、大丈夫ではなかった気はするね。………。
ぼんやり、揺れる木漏れ日を見つめながら、あの尋常じゃない快楽の夜を思い返していると、
サンストーンがカップをカト、と静かに置いて、嘆息混じりに木漏れ日を見つめる。
暫く、無言で木漏れ日を見つめる。
揺ら揺らと金に銀に煌めく光が、会話の続きを促すようで……。
「…………そっちは?……デクスターったら、
カメリアァァ!って凄い剣幕だったけど。」
問うと、目の前のカメリアさんは真っ赤になった。
オホホ……お可愛らしいこと。
「も、もう!ムンストーンはイジワルだわね…!」
真っ赤な頬を手で抑えて恥じらうカメリアは、この世界で見たどの令嬢より愛らしく、
正直、私ならヒロインよりカメリアだわ。なんて思ったり、
あんまりアレックスに会わさないようにしよう。なんて思ったり、
ちょっと色々な思いが過ってしまった。
「……ねぇ、貴方はもう、その、花は散らしているの……?」
「………………………花…、あ、セックスした事があるかって事か。」
「ムンストーン!?」
ちょっと婉曲表現が判らなくてキッパリ言ったら、サンストーンが真っ赤になって口をパクパクとさせた。
嘘。
この顔がみたくてワザとやりました。後悔はしていない。
「あの、チビのヤツが言ってたもんね。……うん。したよ。」
今日の明け方位まで………。
あ、もしかして……?
「お??もしかして、デクスターと??!」
「違うわ!違うったら!まだ何もしてない!」
ふーーーん、まだ、ね。
「まぁ、まだ、パライヴァの婚約者だもんね……。」
私がそういうと、ずうぅんとサンストーンの気分が落ち込んだのが判った。
「………大丈夫。婚約解消出来るよ。絶対。だから、それまで
デクスターとは我慢して、お金いっっぱい踏んだくろ♪」
「……ムンストーンたら、お金の話ばっかり……。」
「お金大事だよ♪
お金が無いと出来ない楽しいこといっぱいあるもん。
まぁ、お金がなくても楽しいことはいっぱいあるけどさ……。」
ふと、プラチナ区域のデートを思い出す。
お金は掛かってただろうけど、スッゴい楽しくて、幸せだった。
「そう、お金の話ばっかり、なんて言っておいてなんだけど、
その、お金の話が聞きたくて、声を掛けたの。
ほら、私、自分のお金って持ってなくて……。」
聞いてビックリ。
もし、駆け落ちしたりした場合の為、資金を蓄えておきたいって事だった。
取り敢えず、その時は絶対声を掛けてほしいと伝えておいた。
サンストーンの為に、認識阻害系魔道具を作らなきゃ。
取り敢えず、マジックボックスを2個と、
スマートブレスレット1対作ってあげよう。金は取るけど。
後、駆け落ちするなら、我が領地で匿うことも伝えておいた。
もし、だけど、もし、駆け落ちするなら、絶対幸せになってほしいもの。
サンストーンの手を握ってそう言うと、とても嬉しそうに微笑んでくれて。
うっかりときめいた。
その後、私達は投資の話を少しして、
恋ばなというか、エロばなというか?みたいな話をして
キャッキャと盛り上がった。
思いがけない女子会に、
何だかこんな日もいいね、なんて思ったり。
だって、じょしこーせーだもんね、私達。
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