EDEN ―孕ませ―

豆たん

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種付け

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「わがまま言っちゃ駄目だよ、優輝くん。ほら、もう少しで全部入るからね」

 ジェルで滑りのいい管は少しずつ尿道を遡り、ついに奥まで侵入を果たす。膨らみ部分まで呑み込んだ蜜口からは管の端が5ミリばかり覗き、そこから紅白標の付いた波形棒が飛び出していた。そそり勃つペニスが派手な標付きの棒で串刺しにされている卑猥な光景に、直視出来ない優輝の胸が激しい動悸を打つ。あんなものが、本当に自分の性器の中に入ってしまった。信じられない。
 それで終わりでは無かったようで、真柴は容器の中から更に赤い革のベルトを取り出すと、優輝の腰に装着する。ベルトの中ほど、細いベルトが数本縫い止められた部分にペニスを宛がい、一定の角度に固定した。その他細かい仕上げを施した彼が、手袋を外しながら満足げに微笑む。

「――よし。素晴らしい眺めになったよ。これでミルクが漏れる心配もないし、コレ自体が君を昇天しそうなくらい悦ばせてくれるから、後ろだけでなく同時に前でもたっぷりイけるんだ」

 優輝は必死に逃がしていた目線を恐る恐るソレに向ける。赤い革ベルトの衣装を纏い先端から長い棒を飛び出させた自身の姿は淫猥で、ゾクゾクと妙な興奮を覚えてしまうが、感覚の面から言えば今それほどの刺激を感じているわけでは無い。真柴の言う『昇天しそうなくらいの快感』を与えるものだとはとても思えなかった。

「そんなにイイものには見えない? ふふっ。じゃ、コレの凄さを教えてあげる。どのくらい気持ち良くなれるか、自分で確かめてごらん」

 嗤う真柴の手に黒い物体が握られている。彼の指がスッと動いたかと思うと、カチリという無機質な音が部屋の中に響いた。途端、無防備な優輝の中心を強い快感が襲う。

「はうっっ!」

 油断していたところへの突然の刺激に、手脚が突っ張るように伸びる。

「あっ、あぁっ、…な、何…?」

 刺激の出処を見ると、丸い紅白標が大きく上下しているのが目に入った。なんと、尿道内で波形棒がピストンさながらの動きをしているのだ。体内にある棒端が尿道の更に奥を繰り返し刺激しているのが分かる。粘膜越しではあるものの、シリコンカバーが優輝の前立腺を直に突いていた。

「どうかな? 優輝くん。気持ち良くなってきた?」

 真柴が左手の物体を見せ付けるようにひらひらと振っている。それは掌よりもひと回り小さいサイズのリモコンだった。

「この器具はただの玩具なんかじゃない、かなり高性能のマシンなんだよ。棒の中に、大容量だけどシャーペンの芯ほどの太さしかない超極細マイクロバッテリーが仕込んであってね。30分の充電で最大5時間の連続使用が可能なんだ。直接粘膜を擦るのは危険だから、棒の先端も尿道もちゃんとシリコンで保護してる。ジェルのぬめりで抜けてこないように、球状の膨らみがストッパーになって管を尿道内に留めてくれるし――、伊達に高い開発費を掛けてはいないよ」

 ウインウインと微かな機械音をさせて蜜口を出入りする淫具と、すっかり感じ入って淫具の動くまま「はぁっ、ああっ、あぁっ」と啜り啼く優輝の顔を交互に眺める真柴。

「とっても具合が良さそうだね。これほど至近距離で前立腺を刺激されるのは堪らないだろう? でも、この器具の実力はまだ半分しか発揮されてないんだよ。種付け中は100パーセントで稼働させるんだけど、いきなりだと君がびっくりすると思ったんでね。ペニスも器具に馴染んできたようだし、そろそろ器具かれの本気を味わって貰おうかな」

 真柴は期待と嗜虐心がい交ぜになったニヤニヤ笑いを浮かべながら、リモコン上の先程とは違うボタンを押す。その瞬間、優輝の体内にまるで電流が流れたかのような衝撃が走った。

「いっ、いひぃぃぃっっ!!」

 びくんっと腰を跳ねさせて、優輝が声を裏返らせる。それまでと同じリズムでやってくる刺激。しかしその強烈さは比べものにならない。


 ――ゆっくりと上下に動きつつ、波形棒が滑らかに回転している。薄い管の中で、棒の螺旋が絶妙に尿道内を嬲りながら往復していた。そして何より、深部を荒らす快感の渦――。先端のシリコンで前立腺を突かれていた先刻までの中心。そこに波形棒の回転が加わった為に、単純な上下運動だったものが、複雑に揺れ、うねるような動きに変わったのだ。突くだけだったシリコンに前立腺をグニグニと揉み込まれ、優輝の口から恥ずかしい喘ぎ声が次々に零れ出る。流されていく自分が誰より何より恐ろしいのに、勝手に反応してしまう身体を制御することが出来ない。身体ばかりか心まで浸そうとする官能のいざないに抗えず、天を衝くように腰を浮かしカクカクと上下に振りながら、恥も外聞もなく「いい、いい」とうわ言のように呟き続けた。


「『昇天』の形容が大げさだったかどうか、もう分かったよね。気持ち良過ぎて我を忘れそうだろう? 毎回こうして前を嬲られたままで、君は子作りに臨むんだ。種付けされている間、この器具は休みなく働いて最高の快楽を与えてくれる。だから我慢なんてしないで、感じるまま、悶えるままに、イきたいだけイけばいいよ。――あぁそうだ。毎回絶叫してたから今更改めて注意する必要もないとは思うけど、イく時は必ず『イく』って言うんだよ。何回イったか分かりにくくなるからね。イった回数と受精の速さ、正確さとか、細かくデータを取りたいんだ。イった数が一回増えるごとに、どれくらい受精スピードや成功率がアップするのか。調べてデータ化することで君の子作りライフに活かして、業績アップにも繋げたいんだよ。――さ、それじゃぁ準備も終わったし、種付けを開始しようか」

 淫具に弄ばれ恥態を晒す優輝が、『開始』の言葉を耳にして身を捩る。真柴は振り続けられる尻を捕らえ双丘の狭間を探ると、今はひっそりと窄まっている蕾に、唾液に濡らした二本の指を挿入した。

「あぅんっっ」

 後孔にも湧き出す快感に悦がる優輝。中を掻き回す指がグチュグチョと音を立て、その響きが彼の感度を更に上昇させていく。

「器具をペニスに挿れたまま後ろを攻められるのが怖いんだね。大丈夫、怪我なんかしないから。シリコンの管とベルト固定で、どんなに揺さぶられても中を傷付けることはないんだ。優輝くんが安心なだけでなく、相手も心置きなく君を犯すことが出来るんだよ。……まぁ、前と後ろを同時に攻められて、自分がどうなるか分からないから怖いって言うんだったら、その恐怖感を解消してあげることはちょっと難しいけどね」

 ぬぷりと指を抜かれ、優輝の腰が後を追い掛けるように揺れた。名残惜しげな後孔がヒクヒクと蠢く。無論、本人の意思とは関係無しに。

「――さてと。待たせたね、雄くん。待ちくたびれてジリジリしてたろう。思う存分イかせて孕ませてやってくれ。さぁ、記念すべき優輝くんの『孕み性活』第一日目の始まりだ!」

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