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#17 愛しい裏切り者
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書斎に幽閉されてもなお、エイドリアンの胸にダンテへの憎しみは芽生えなかった。
暖炉の炎の温もりも、与えられた一杯の水も——すべてが彼の歪んだ愛の欠片だと、どうしても感じてしまうからだ。
だが、その愛は、彼を生かしたまま縛り付ける鎖でもあった。そして、ダンテ自身もまた、政略という名の鎖に縛られている。
シエナの名門貴族への婿入りは、人質と同じ意味を持つ。フェデリコ公爵は、敵対勢力に一族の嫡男という最大の駒を預け、シエナの抵抗を封じ込めようとしているに過ぎない。
公爵にとって、旧伯爵家の嫡男であるダンテは、いまだ影響力を持つ「潜在的な政敵」に等しい。
この任務は、シエナで少しでも過ちを犯せば、同盟を危うくした罪でフィレンツェに粛清されるか、あるいは反フィレンツェ派に暗殺されるかの「使い捨ての駒」としての役割を強いるものだった。
しかし、その直前に、政略の道具であるはずのダンテが、異国の従者に心を奪われ、その存在を隠そうとしている。
フェデリコ公爵の目にそれが映れば、ダンテは「私的な欲望を、公的な使命より優先した」と見なされ、許しがたい不忠の烙印を押されるだろう。
婚儀は破談、一族は財産も名誉も剥奪され、サントロ家はフィレンツェから消え去る——それが、エイドリアンが留まることで巻き起こる最悪の未来だった。
(この運命の鎖を断ち切るために、僕はダンテにとって、愛しい裏切り者でいるしかない)
裸のまま、ひとりベッドで目を覚ましたエイドリアンは、しばし天蓋の影を見つめていた。昨夜の余熱がまだ肌にまとわりついている。
ダンテは相変わらず多忙を極めているのか、給仕の時と愛を求めて戻る時以外は姿を見せなかった。
そして時折、ルチアーナが部屋を清めに来ることがあった。しかし、ダンテの命に従っているのか、彼女はエイドリアンと目を合わせることも、言葉を交わすことも一切なかった。
やがて彼は身を起こし、ベッドの縁に無造作に投げ捨てられた給仕服の腰帯に吊るされた小袋へ手を伸ばす。隠しておいた通信端末の冷たい感触が指先に触れた。
彼は、自分が犯した「罪」の重さを知らねばならなかった。
干渉してはならない歴史の人と、禁じられた関係を結んでしまった——それはタイムトラベラーにとって、もっとも許されぬ背信である。
だが思い返すたび、彼の胸を締めつけるのは罪悪感ではなく、温もりに満ちた記憶だった。抱き寄せられた腕の力も、囁きかける声の震えも、理性を呑み込む甘美な破片となって残り続ける。
それでも、彼は冷徹な事実で自らを打ち据え、恋に溺れかけた心を鎖で縛り直さなければならなかった。
「……AI、歴史上の人物、ダンテ・ディ・サントロでサーチ」
青白いホログラムの小窓が宙に浮かび、無音のまま淡々と文字が流れた。
『――検索中』
やがて浮かび上がった結果に、エイドリアンは目を細める。
『――「ダンテ・ディ・サントロ」という名の歴史上の人物に該当するデータはありません』
「……ない、か」
乾いた呟きが漏れる。無理もない。歴史に名を刻むのはフェデリコ公爵のような覇者であって、その傍らに生きた一人の貴族の名など、記録の片隅にすら残らないのだろう。
もし彼が歴史に名を刻む人物であったなら――その時こそ、自分は迷わず愛を切り捨てるつもりだった。干渉すべきでない偉大な存在として、理性の刃で執着を断ち切る覚悟をしていた。
だが、現実はそうではなかった。検索の結果が示したのは「名も残さぬ男」。ただそれだけだった。
そのはずなのに……どうして自分は、安堵ではなく、このどうしようもない渇望に囚われ続けているのか。
――愚かしい。結局、切り捨てられるはずもない自分を、エイドリアンは心の中で嘲笑するしかなかった。
エイドリアンは窓へと視線を移した。
ダンテの不在を狙って何度か確かめたが、そこはアーチ状の小さな開口部に厚いガラスがはめ込まれているだけで、開閉の仕組みは見当たらない。指先で押しても、揺らぎひとつない。無理に割ろうとしても、その外側には錆びた鉄格子が厳重に張りつけられていた。
それは中世から残る造りか、あるいは伯爵が意図して施した特別な備えか――いずれにせよ、逃げ道を断つ檻であることに変わりはなかった。
エイドリアンに残された最後の手段は、クロノス機関本部への救助要請だけだった。
それは同時に、ダンテとの愛を自らの手で断ち切るという、避けがたい終焉を意味していた。
「……彼の未来のために、もう終わりにしなければいけない……」
通信端末を握りしめる指が、微かに震える。
触れるだけで、彼の命が奪われるかもしれないという恐怖が、胸をぎゅっと締めつける。
(シエナへ向かうダンテは、フェデリコ公爵によって差し出された――いつ暗殺されてもおかしくない、使い捨ての駒だ……)
自分がここに留まろうと、離れようと。
彼の歩む道が血と陰謀に満ちた茨の途であることに、変わりはない。
それでも、彼の愛を裏切り、死地に置き去りにする痛みが、喉の奥をきつく締め上げる――。
瞼の奥に浮かぶのは、絵筆を握る彼の後ろ姿。
優しい眼差しの奥に、すべてを諦めたような切なさが宿っている。
目が合うと、誤魔化すようにそっと笑ったり、視線を逸らしたりする仕草。
力強くも繊細な唇と掌——どれもが、無言の愛を伝えていた。
どれほど深く、彼を愛していたか——
その痛みを、エイドリアンはまざまざと思い知らされる。
涙が頬を伝い、冷たい床にぽたりと落ちる。その滴は、失われる未来と、今ここに残された痛切な想いの証のようだった。
息を整え、決意を振り絞って端末の画面に触れようとした――その瞬間、書斎の扉から、外側で閂がガチリと外れる音が響いた。
反射的に体が硬直する。心臓が喉を塞ぐように高鳴り、世界が一瞬、音だけで満たされた。
だが、そこに立っていたのはダンテではなかった。
エイドリアンは、予期せぬ訪問者の姿に息を呑む。
そこにいたのは、神妙な面持ちをしたルチアーナと――カルロ伯爵だった。
暖炉の炎の温もりも、与えられた一杯の水も——すべてが彼の歪んだ愛の欠片だと、どうしても感じてしまうからだ。
だが、その愛は、彼を生かしたまま縛り付ける鎖でもあった。そして、ダンテ自身もまた、政略という名の鎖に縛られている。
シエナの名門貴族への婿入りは、人質と同じ意味を持つ。フェデリコ公爵は、敵対勢力に一族の嫡男という最大の駒を預け、シエナの抵抗を封じ込めようとしているに過ぎない。
公爵にとって、旧伯爵家の嫡男であるダンテは、いまだ影響力を持つ「潜在的な政敵」に等しい。
この任務は、シエナで少しでも過ちを犯せば、同盟を危うくした罪でフィレンツェに粛清されるか、あるいは反フィレンツェ派に暗殺されるかの「使い捨ての駒」としての役割を強いるものだった。
しかし、その直前に、政略の道具であるはずのダンテが、異国の従者に心を奪われ、その存在を隠そうとしている。
フェデリコ公爵の目にそれが映れば、ダンテは「私的な欲望を、公的な使命より優先した」と見なされ、許しがたい不忠の烙印を押されるだろう。
婚儀は破談、一族は財産も名誉も剥奪され、サントロ家はフィレンツェから消え去る——それが、エイドリアンが留まることで巻き起こる最悪の未来だった。
(この運命の鎖を断ち切るために、僕はダンテにとって、愛しい裏切り者でいるしかない)
裸のまま、ひとりベッドで目を覚ましたエイドリアンは、しばし天蓋の影を見つめていた。昨夜の余熱がまだ肌にまとわりついている。
ダンテは相変わらず多忙を極めているのか、給仕の時と愛を求めて戻る時以外は姿を見せなかった。
そして時折、ルチアーナが部屋を清めに来ることがあった。しかし、ダンテの命に従っているのか、彼女はエイドリアンと目を合わせることも、言葉を交わすことも一切なかった。
やがて彼は身を起こし、ベッドの縁に無造作に投げ捨てられた給仕服の腰帯に吊るされた小袋へ手を伸ばす。隠しておいた通信端末の冷たい感触が指先に触れた。
彼は、自分が犯した「罪」の重さを知らねばならなかった。
干渉してはならない歴史の人と、禁じられた関係を結んでしまった——それはタイムトラベラーにとって、もっとも許されぬ背信である。
だが思い返すたび、彼の胸を締めつけるのは罪悪感ではなく、温もりに満ちた記憶だった。抱き寄せられた腕の力も、囁きかける声の震えも、理性を呑み込む甘美な破片となって残り続ける。
それでも、彼は冷徹な事実で自らを打ち据え、恋に溺れかけた心を鎖で縛り直さなければならなかった。
「……AI、歴史上の人物、ダンテ・ディ・サントロでサーチ」
青白いホログラムの小窓が宙に浮かび、無音のまま淡々と文字が流れた。
『――検索中』
やがて浮かび上がった結果に、エイドリアンは目を細める。
『――「ダンテ・ディ・サントロ」という名の歴史上の人物に該当するデータはありません』
「……ない、か」
乾いた呟きが漏れる。無理もない。歴史に名を刻むのはフェデリコ公爵のような覇者であって、その傍らに生きた一人の貴族の名など、記録の片隅にすら残らないのだろう。
もし彼が歴史に名を刻む人物であったなら――その時こそ、自分は迷わず愛を切り捨てるつもりだった。干渉すべきでない偉大な存在として、理性の刃で執着を断ち切る覚悟をしていた。
だが、現実はそうではなかった。検索の結果が示したのは「名も残さぬ男」。ただそれだけだった。
そのはずなのに……どうして自分は、安堵ではなく、このどうしようもない渇望に囚われ続けているのか。
――愚かしい。結局、切り捨てられるはずもない自分を、エイドリアンは心の中で嘲笑するしかなかった。
エイドリアンは窓へと視線を移した。
ダンテの不在を狙って何度か確かめたが、そこはアーチ状の小さな開口部に厚いガラスがはめ込まれているだけで、開閉の仕組みは見当たらない。指先で押しても、揺らぎひとつない。無理に割ろうとしても、その外側には錆びた鉄格子が厳重に張りつけられていた。
それは中世から残る造りか、あるいは伯爵が意図して施した特別な備えか――いずれにせよ、逃げ道を断つ檻であることに変わりはなかった。
エイドリアンに残された最後の手段は、クロノス機関本部への救助要請だけだった。
それは同時に、ダンテとの愛を自らの手で断ち切るという、避けがたい終焉を意味していた。
「……彼の未来のために、もう終わりにしなければいけない……」
通信端末を握りしめる指が、微かに震える。
触れるだけで、彼の命が奪われるかもしれないという恐怖が、胸をぎゅっと締めつける。
(シエナへ向かうダンテは、フェデリコ公爵によって差し出された――いつ暗殺されてもおかしくない、使い捨ての駒だ……)
自分がここに留まろうと、離れようと。
彼の歩む道が血と陰謀に満ちた茨の途であることに、変わりはない。
それでも、彼の愛を裏切り、死地に置き去りにする痛みが、喉の奥をきつく締め上げる――。
瞼の奥に浮かぶのは、絵筆を握る彼の後ろ姿。
優しい眼差しの奥に、すべてを諦めたような切なさが宿っている。
目が合うと、誤魔化すようにそっと笑ったり、視線を逸らしたりする仕草。
力強くも繊細な唇と掌——どれもが、無言の愛を伝えていた。
どれほど深く、彼を愛していたか——
その痛みを、エイドリアンはまざまざと思い知らされる。
涙が頬を伝い、冷たい床にぽたりと落ちる。その滴は、失われる未来と、今ここに残された痛切な想いの証のようだった。
息を整え、決意を振り絞って端末の画面に触れようとした――その瞬間、書斎の扉から、外側で閂がガチリと外れる音が響いた。
反射的に体が硬直する。心臓が喉を塞ぐように高鳴り、世界が一瞬、音だけで満たされた。
だが、そこに立っていたのはダンテではなかった。
エイドリアンは、予期せぬ訪問者の姿に息を呑む。
そこにいたのは、神妙な面持ちをしたルチアーナと――カルロ伯爵だった。
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