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しおりを挟むエルザ・バウムガルトはオーレリア国唯一の女騎士だ。
他国では女騎士など珍しくもない。男性の騎士に比べれば人数は圧倒的に少ないが、それでも騎士として活躍する女性は一定数存在する。
しかしオーレリア国では、女性が騎士になる事を禁じられているわけではないが、それを快く思わない者が大多数を占めていた。
騎士は男性の仕事であり、女性が剣を振るうなどはしたない、という考えが国民に深く根付いている。
女が騎士になるなどあり得ない。そんな国に産まれ、どうしてエルザが騎士になろうと思ったのか。 それは、子供の頃に読んだ絵本の影響だった。
他国からの輸入品のその絵本には、女騎士が活躍するシーンが多く描かれていた。
気高く、強く、勇敢で、美しい。そんな絵本の中の女騎士にエルザは酷く惹かれ、憧れを抱いた。
絵本に登場する王子様や勇者よりも、女騎士のカッコいい姿に胸を踊らせた。
何度も何度もその絵本を読んだ。そして自分も絵本に出てくる女騎士のようになりたいと、強く思うようになっていった。
剣の代わりに木の枝を振り、運動をして体力をつけ、エルザはひたすらまっすぐに騎士を目指した。
両親には猛反対された。両親からすれば、娘が騎士になるなど恥でしかなかったのだ。
貴族の令嬢であるエルザはしかるべき身分の相手と結婚する事を求められた。女は結婚し夫を支える事が義務であるのだと、両親は言って聞かせようとする。
けれどその反対を押し切りエルザは騎士になるための努力を続けた。
そして十六の年に、試験に受かり念願の騎士になる事ができた。
しかし周りの反応は冷たかった。
女のくせに。女がでしゃばるな。女に何ができる。
女。女。女。女。女。
聞こえてくる陰口には「女」の言葉がつきまとう。
正当に試験を突破して騎士になった。だというのに誰もがエルザを騎士と認めず、恥知らずな女として見ていた。
エルザの騎士団入団を好意的に受け入れてくれる者は一人もいなかった。
こうなるだろうと予想はできたので、エルザは気にしなかった。
悪意を向けられようと、腫れ物扱いされようと、エルザは騎士として自分にできる事を全うするだけだ。
そして騎士になって数年後、エルザは王女であるコルネリアの護衛騎士に抜擢された。
王女の護衛として同性の方が何かと都合がよかった。もちろんそんな理由もあったのだろう。
けれど、王女の護衛なのだから、剣の腕を買われたのも事実だ。
だがエルザが王女の護衛に選ばれたのを面白く思わない者達はこぞって妬み嫉みをぶつけてきた。
ただ女という理由だけで選ばれただけだ。色目を使ったんだ。金を積んだんだ。
エルザに聞こえるように、そんな噂話が出回っていた。
周りから何を言われようと、どんな扱いを受けようと、エルザは騎士を辞めようとは思わなかった。
そんな事でエルザの気持ちは揺るがない。
コルネリアの護衛として精一杯努めた。
それから一年後、エルザは変わらずコルネリアの護衛騎士だった。
コルネリアは可愛らしい少女だ。夢見がちで世間知らずなところもあり、度々彼女の言動に困惑させられる事もあるが、彼女の護衛として働く日々はとても充実していた。
そんなコルネリアは今、婚約者であるロルフ王子と城の庭を散歩している。
コルネリアは隣国のミラヴェル国に嫁ぐ事になっている。その場合、エルザも彼女に付いていく事になるかもしれない。
現在、ロルフはコルネリアに会うためにこのオーレリア国に滞在していた。
ロルフは甘いマスクの美青年だ。コルネリアは一目で彼を気に入り、婚約を喜んだ。
今も恋する乙女のように瞳をキラキラ輝かせ、隣を歩くロルフに頻りに視線を送っていた。
しかしエルザはロルフに対してあまりいい印象を抱いていない。自分に向けられる彼の視線が時折酷く不快なのだ。舐めるように絡み付く彼の視線が。
同じ騎士団の中にもそんな視線を向けてくる男はいた。エルザを女と見下し、性欲の対象として見てくる輩が。
ロルフは彼らと似た空気を持っている。エルザはそう感じていた。
そんな相手と結婚し、コルネリアは幸せになれるだろうか。不安に思いつつも、二人の結婚はエルザがどうこうできる問題でもない。
少なくとも今、コルネリアはロルフとの結婚に乗り気で、その日を心待ちにしているのだ。エルザが余計な口を挟んで彼女の気持ちに水を差すわけにはいかない。
自分は自分にできる事をしよう。コルネリアに危険が及ばないよう、彼女を守る。護衛騎士として。
だがしかし、事件が起きてしまった。
エルザはもちろん、四六時中コルネリアに付きっきりというわけではない。食事、睡眠、入浴の為、彼女の傍を離れる事がある。
その、エルザがコルネリアの傍を離れている隙を狙い、ロルフが接触してきたのだ。
「おい、お前、ちょっとこっちに来てくれ」
そんな風にロルフに声をかけられ、エルザは迷った。彼は護衛もつけず、一人でいる。その時点で何かおかしいとは思った。
しかし、彼は一国の王子。コルネリアの婚約者。下手に逆らえば、オーレリア国とミラヴェル国、国同士の問題になりかねない。
そう考えて従えば、人気のない場所に連れ込まれた。そして押し倒された。
「何をなさるのですか、ロルフ殿下。お止めください」
「ふん、清純ぶるなよ。コルネリアの護衛に選ばれる為に、国王と寝たんだろ?」
ロルフは下卑た笑みを浮かべる。どうやらそんな事実無根の噂が彼の耳にまで届いているようだ。
「コルネリアの護衛を続けたいんだよな? だったら俺に気に入られておいた方がいいと思うぞ」
ロルフは顔を近づけ言ってくる。
「お前だってこういうの嫌いじゃないんだろう? だから男の騎士しかいないこの国で、女のくせに騎士になったんだろ? 聞けば色んな男に媚びて簡単に股を開くというじゃないか」
「…………」
「コルネリアと結婚した後も、たまには可愛がってやるから心配するな」
「お止めください、ロルフ殿下」
「なんだ、コルネリアより先に手を出されるなんて申し訳ないか? 気にするな、どうせあのバカ女は気づきはしない」
「…………」
やはりこの男は、コルネリアが思うような優しくてカッコいい王子様ではなかった。コルネリアを「バカ女」と呼び、エルザを手込めにしようとしている。それを悪いとも思わず、当たり前の事のように。
ロルフの手がエルザに伸ばされる。
「あまり大きい声を出すなよ? お前だってこんなところ、誰かに見られたらまずいだろう?」
彼はエルザが立場上抵抗できない事をわかっている。彼の機嫌を損ねれば、コルネリアとの婚約が破棄されてしまうかもしれない。彼は王子で、エルザは一介の騎士。エルザが彼に逆らう事など許されない。
けれど。
「っうわ……!?」
抵抗されるわけがないと思っているロルフを撃退する事は容易かった。自分を押し倒す彼を床に捩じ伏せるのに一分もかからなかった。
一瞬の出来事に何をされたのか理解が追い付いていなかったのか、ロルフが声を上げたのは少しの時間を置いてからだ。
「な、何を……こんな真似をして、許されると思っているのか……!? お前、自分の立場をわかっていないのか!? 俺にこんな事をしてっ……バカ王女の護衛もバカだったという事か……!?」
彼は屈辱に顔を赤くしエルザを罵倒する。
しかしエルザは到底彼のする事を受け入れられなかった。
エルザの憧れた女騎士は、権力に屈し、言いなりになるような人物ではなかった。
ここでロルフの蛮行を受け入れてしまえば、自分は何の為に騎士になったのか。憧れも夢も、今までの努力も何もかも、なかった事になってしまう。
たとえ死んでも、そんな事にはしたくなかった。
「誰か!! 誰か、助けてくれ……!!」
ロルフの叫び声を聞き付けた見張りの兵士がやって来て、エルザは取り押さえられた。
そうしてエルザは牢屋に入れられた。
ロルフは当然、本当の事など言わなかった。
エルザが彼を誘惑しようとし、それを拒絶したら暴力を振るわれた。
そんな、事実とは全く違う事を、事実として説明した。
もちろん、エルザは無実を訴えた。
けれど誰も女騎士の口にする真実を信じず、王子の嘘を何の疑いもなく信じた。
そしてロルフは哀れな被害者となり、エルザが卑劣な加害者となった。
「ひどいっ……ひどいわ、エルザ……! 貴女の事、好きだったのにっ……わたくしの婚約者にあんな真似をするなんて……。わたくしがどれだけロルフ様の事を思っていたのか知っていたくせに……。裏切るなんて、最低よ……!!」
コルネリアはぼろぼろ涙を零し、エルザを責めた。
「だから、騎士になるのを反対したんだ……。こんなバカな事をするとわかっていたら、殴ってでも止めていたのにっ……。この恥さらしが! 二度とバウムガルトを名乗るなよ!」
父は軽蔑の眼差しを向けてエルザを詰った。
母はエルザと目を合わせようともせず、泣いていた。
コルネリアも両親も、エルザが何を言っても聞いてくれない。
誰一人、エルザの無実を信じてくれる者などいなかった。
ロルフに貶められた悔しさはなく、誰にも信じてもらえない事がただ悲しかった。
エルザは罪人となり、奴隷として別の国に売られた。
奴隷の売買を規制する国は増えてきた。オーレリア国でも禁じられ、奴隷商は存在しない。
数は減ったが、今でも奴隷の売買を続けている国はある。そしてそういう国は決まって治安が悪かった。
エルザはその国の一つに売り払われた。胸に奴隷の焼き印を押され、劣悪な環境の奴隷商に連れてこられた。
誰に買われようと、売れ残ろうと、エルザに明るい未来はないだろう。
それでもエルザは騎士になった事を後悔していない。ロルフに抗った事も。
「さあ、ここに入れ」
奴隷用の檻の中へ促される。
エルザが一歩踏み出そうとした時。
「待ってください」
後ろから静かに声がかけられた。決して大きくはないのに、よく通る耳に心地よい声音だった。
振り返ると、一人の青年がそこにいた。
亜麻色の髪に、蜂蜜色の瞳。とても穏やかで優しげな風貌の美しい青年。
エルザは彼をどこかで見たような気がしたが、思い出せなかった。
「どちら様です? まだ開店前なのですが……」
奴隷商の店主が訝しげに問いかける。
「ああ、すみません、勝手に入ってきてしまって……。どうしても、そちらの女性を購入させて頂きたくて」
そう言って青年の視線がエルザへ視線を向けられる。
どうして自分を……。疑問は浮かぶがエルザは黙っていた。
「この奴隷ですか? 入荷したばかりで、年齢は二十歳を越えていますが、顔も体も美しくまだ手付かずの状態で、健康ですし、痛め付けてもすぐには死なないくらい頑丈に鍛えられていますから、結構値が張りますが……」
「構いません。今すぐ購入させてください」
そうしてエルザはまあまあな高額で、その青年に買われた。
店主はエルザに首輪を嵌めようとしたが、それを断り青年はエルザを連れて店を出た。
「よかったです、売り出される前に見つけられて。乱暴はされていませんか? どこか怪我は?」
青年は心配そうに尋ねてくる。しかし意味がわからない。彼とは知り合いではないはずだ。はずなのだが。
「エルザさん?」
当たり前のように名前を呼ばれて確信する。彼は自分を知っているのだ。しかし、エルザは彼の事を思い出せない。
「……どうして、私の名前を?」
「え、あ、ああ、そうですよね、すみません、自己紹介を忘れていました」
青年は足を止めエルザに向き直り、正面に立つ。
「私は、フィル・ブランドナーといいます。ナイセリオン国の魔術師です」
「…………」
ナイセリオン国。魔術師。そして、フィル・ブランドナー。
それらを聞いて、エルザは彼をどこで見たのか思い出した。
ナイセリオン国はオーレリア国と交流のある隣国だ。数年に一度、剣術と魔術の親善試合を行っている。
その親善試合に参加するため、彼はオーレリア国に来ていた。試合を観戦するコルネリアの護衛としてエルザも遠目に試合を見ていた。
直接顔を合わせてはいないが、そこでフィルを見たのだ。
彼はナイセリオン国最強と呼ばれる魔術師で、彼以上の魔術師などこの世界にいないのではないかと噂されるほどの力の持ち主だ。
「以前オーレリア国へ行った時に、貴女の事を知りました。こちらが一方的に知っていたというだけで、話をさせて頂くのははじめてなのですが……」
「はい、私も貴方をお見かけした事を思い出しました」
「私の事を知っていて下さったんですか!?」
フィルは嬉しそうに顔を輝かせる。
本当にただ存在を知っていただけで、こうして出会わなければ思い出す事などなかっただろうが。それは黙っておく。
再び歩き出す彼に倣い、エルザも足を進めた。彼は人気のない、空き家の前で立ち止まった。
「少し待っていてくださいね」
そう言って彼は空き家のドアに手を触れる。そして何か魔法を発動した。魔力の淡い光が彼を包み、触れているドアも連動するように光輝く。
それは一分にも満たない時間だった。光はおさまり、フィルが振り返る。
「さあ、こちらに。中に入ってください」
彼はにこりと微笑み、その古く汚れた、ボロボロの空き家のドアを開ける。
外観は明らかに空き家だった。けれど一歩中に入れば、そこはきちんと生活感のある清潔で綺麗な家屋の中だった。
「ここは私の家なんです」
フィルの言葉にエルザは内心首を傾げる。
「フィル、様は……ナイセリオン国に住んでいるのではないのですか?」
「あ、ここはもうナイセリオン国ですよ。今、魔法で向こうの空き家のドアと私の家のドアの空間を繋げて移動してきたので」
さらりと説明されてエルザは声もなく驚いた。
空間を繋げて一瞬で遠くへ移動できる魔法があるというのは知っていた。けれどとても難しく、使える者は極少数しかいないと聞いている。それを彼は、こんなに簡単に使えてしまうのだ。
「こちらに来てください」
フィルに促され、とある部屋の中へ通された。
クローゼットにベッドに鏡台、一人用の小さなテーブルとイスのセットなどが置かれている。
「ベッドに、仰向けに寝てもらえますか?」
そう言われてエルザは一瞬躊躇った。しかし自分は彼に買われた奴隷なのだと自覚し、素直に従った。どんな命令をされても自分に拒否する権利はない。
ベッドに上がり仰向けになる。
「失礼しますね」
フィルはエルザの服に手をかける。
胸元を露にされてもエルザはじっとしていた。何をされても耐えるしかない。
「ああ、やはり……」
エルザの胸元を見つめ、眉を顰めた。そこにあるのは奴隷の焼き印だ。
「少し触りますね」
そう宣言してから彼の指が焼き印に触れた。
魔法が発動し、淡い光がそこから放たれる。そしてくっきり肌に刻まれていた刻印が、すう……と跡形もなく消えていく。
刻印はエルザが奴隷である証だ。それがなければ、エルザは奴隷ではなくなってしまう。
「どうして……」
「エルザさんには必要のないものですから。……でも、代わりに別のものを付けさせてもらいますね」
唇に笑みを浮かべ、フィルはエルザの服を捲り腹を晒す。そして下腹部に彼の掌を軽く押し当てられた。
彼は再び魔法を発動する。じわりと温かい熱が下腹部に広がる。
ほんの十数秒の事で、すぐに彼の手は離れていった。彼の触れていた場所には何もない。だから、エルザは何をされたのかわからなかった。
しかし、フィルの目にはしっかりと見えている。エルザの下腹部に淫紋が刻まれているのが。
それは魔法をかけた本人にしか見えない。
フィルは満足げにうっそりと微笑んだ。
「もう、体を起こしていいですよ」
「はあ……」
フィルはエルザの衣服の乱れを直し、上半身を起こすように促した。
エルザはベッドに座り、彼は正面に立つ形で向かい合う。
「これから、エルザさんはここで暮らしてください。この部屋を自由に使って構いませんので」
「この部屋を……? しかし、奴隷の私には……」
「エルザさんはもう奴隷ではありませんよ」
「…………」
確かに奴隷の焼き印は消された。けれど、彼に金で買われた事実は変わらない。
「でも、フィル様……」
「あ、その呼び方もやめてください。フィル、と呼んでほしいです。それから敬語も使わなくていいです。畏まらず、普通に、友人のように接してください。あ、私の敬語は誰に対してもこうなので気にしないでください。呼び方と口調は譲れませんので、どうかお願いしますね」
「…………そう、望むのなら」
「はい、是非お願いします!」
「ただ、それならフィルも私の事はエルザ、と呼んでほしい」
「! わかりました、エルザ!」
フィルは何故か嬉しそうだ。
それから浴室を使わせてもらい、清潔な衣服に着替えさせてもらい、温かくて美味しいご飯を食べさせてもらい、宛がわれた部屋のベッドで早々に眠りについてしまった。色々考えなくてはならない事があるのに、精神的にも肉体的にも疲れきっていたエルザは何かを考える余裕もなく深い眠りに落ちていった。
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