僕の昨日の出来事を君は知ることはない。

もちうさぎ

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■の形

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とくに出かけない僕だけど、部活くらいは夏休みでも行く。
僕は写真部で部員は一人。昨年度は顧問の先生目当てで入ってた部員も多かったらしい。
今は顧問の先生は変わったし、そこまで人気の高い部活とは思わない。でも、素朴な感じが僕は好きだ。運動もできるほうではないし。。。
そう思いながら家を出る。今日も庭には猫がいる。

高校は家から少し遠くなので、電車に乗って行く。
たったの4駅しかないが、この時間が僕は好きだ。短いのか長いのか正直言って分からない。地下鉄とかだったら、すぐなのかもしれない。
この時間は決まって本を読む。しっかり集中できる・・・って思ったらもう降りなければならない。

駅から少し歩いて学校についた。下駄箱に靴を置き職員室に向かう。
部室のカギを取りに行った。
「1年7組本抄海翔ほんしょうかいとです。写真部のカギを取りに来ました。」
ひとつだけやけに古臭いカギを握りしめる。

丸いドアノブの鍵穴にカギを刺す。大体、顧問の加藤先生がいるか僕だけだから静かだ。

・・・・・・・・。

だれ?・・・

「もう、そんなに驚かないでよ。こっちがびっくりするっ。」

彼女は窓の方を見つめながらこう話した。

優芽乃 志桜ゆめのしおり写真部に入部します。」

まさかの展開だった。
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