国のために政略結婚しましたが王子と愛人達にイジメられたので復讐したら悪女になりました

四十九・ロペス

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1 幸せな結婚生活など来ないのです

③ 結婚パーティー

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帝国の結婚パーティは華々しく、両親がパメラの為に精一杯準備してくれたドレスも、他の女性の衣装の前では、劣って見える。
きらびやかなドレスに光り輝く宝石を身に着けた各地の豪族、貴族、大商人の奥方や娘たちに圧倒されながら、この時初めて帝国王室の三男ラファエル=ジスカールと対面する。
歳は30歳。一応身なりはキチンとしているが、どこか斜めに構えたような表情と俗っぽい笑いが、あまりいい印象を与えない。
(ダメダメ!私はこの人に嫁ぐんだから、ちゃんと彼を愛さないと)
頭の中で無理矢理自分に言い聞かせる。
どうせ、もう断ることは出来ないのだ。ならば精一杯彼の事を好きになったほうが幸せになれる。
そう心に決めて
「はじめまして。パメラと申します」
ドレスのスカートの裾をつまみ、社交界的に挨拶をする。
「ん?あ、ああ」
ラファエルは初めて気づいたように、こちらに向きを変える。
周りに三人、ひときわ豪華なドレスと宝石に身をくるんだ、女性たちが居たが、全員すっと離れていく。
三人とも年齢もタイプも違うが、全員美人でスタイルの良い女性たちだ。
彼女らを見たパメラのコンプレックスが刺激される。
年齢もあり、まだまだ成長途中な身体なのだ。
(ああゆう女性が好きなのかしら?)
もやもやしていると、ラファエルがこちらに近づきながら、全身を舐めるように見回してくる。
「あー君が、たしかパメラだっけ?ふーん、まあ貧国だから仕方ないか。にしてもガキだな。これじゃあ抱き気にもならんな」
何かもの凄い失礼な事を言われている気がする。
「まあいいや。とりあえず明日からよろしく。田舎から出てきて色々戸惑うことも有るだろうけど、すぐ慣れるよ」
またまた失礼な事を言われた。
(きっと王子様だし相手に気を使うことが今まで無かったのね)
そう思い無理矢理に笑顔を作りごまかしておく。多分かなり引きつっていたと思うが。
「じゃあ僕は女性たちが待っているし、そろそろいくね」
そう言ってラファエルが離れていく。
(えっと…私ってこの人の妻になるのよね。いきなり堂々と浮気?あ、でも大国だし側室の一人や二人いても、おかしくないのかしら)
そんな風に悩んでいるとパーティーが終わり、自室に戻る。
彼女に与えられた2人のメイドに手伝ってもらいながら、着替えを済ませ風呂につかりベットに潜り込む。
高級品の寝心地の良いベットの中で悶々と今日のラファエルの態度に悩みつつも、疲れていたのか、すぐに意識が闇の中に落ちていく。
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