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1 幸せな結婚生活など来ないのです
⑫ とある朝
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それから十日が過ぎた。
毎晩続く屈辱的な行為と懇願。
パメラの精神はかなり摩耗していった。
だが、もう泣かなくなった。
涙が枯れてしまった様に出なくなってしまった。
その日も朝起きると非常に気分が悪かった。
昨晩の余韻の感覚。
昨日な、ラファエルの足を舐めながら、出来る限り卑猥な言葉で懇願してみた。
(まぁ無駄な努力なんだけど)
そう自虐的に思い出しながら、ベットをでる。
「あら?」
珍しくリリーが居ない。
アンジェルが一人困ったようにキョロキョロしている。
(どうしたのかしら?)
そう思いながら、アンジェルに尋ねる。
「あの、リリーは…」
言い終わる前にドアが開きリリーが飛び込んでくる。
「申し訳ありません!遅くなりました」
(あら、珍しい寝坊かしら?)
微笑ましく思いながらリリーを見る。
そうとう焦ったのだろう。髪は乱れているし、メイクも少し雑だ。というより違和感がある。
(なんでしょう?)
じっくりと観察すると、目が真っ赤に腫れている事に気付く。
まるで一晩中泣き続けたように。
「ちょっと!リリーどうしたの!?」
思わず叫んでします。
「え、あの、いえ!大丈夫です」
しまったという表情でリリーが答える。
「本当に大丈夫ですので。遅くなって申し訳ありませんでした」
改めて念を押してくる。
聞かれたくないという拒絶。
どうしようか悩む。
いくらメイドとはいえ、人のプライベートに入り込むのはマナー違反だ。
(でも!)
だが、つらい時リリーには何度も助けられた。
(何が有ったか分からないけど、お話をするだけでも少しは気が紛れるはず)
パメラ自身、リリー達とのお喋りが有るから、何とか心を保てているのかもしれない。
「とりあえず朝食にしましょう。」
そう切り出す。
リリーはホッとした表情で
「はい。かしこまりました奥様」
といつも通り返してくる。
そこで
「あ、その後お茶でもしましょう。家庭教師が居なくなってしまったので最近暇なんです。リリー良かったら付き合ってくださいね」
などとワザとらしく言ってみる。きっと意地悪そうな顔になっているだろう。
それを聞いたリリーが驚いた表情の後、諦めたような声で
「…はい。かしこまりました奥様」
と返事を返してくる。
それを見ていたアンジェルが何故か嬉しそうな声で
「では朝食をお持ちしますね」
と言って部屋を出ていく。
毎晩続く屈辱的な行為と懇願。
パメラの精神はかなり摩耗していった。
だが、もう泣かなくなった。
涙が枯れてしまった様に出なくなってしまった。
その日も朝起きると非常に気分が悪かった。
昨晩の余韻の感覚。
昨日な、ラファエルの足を舐めながら、出来る限り卑猥な言葉で懇願してみた。
(まぁ無駄な努力なんだけど)
そう自虐的に思い出しながら、ベットをでる。
「あら?」
珍しくリリーが居ない。
アンジェルが一人困ったようにキョロキョロしている。
(どうしたのかしら?)
そう思いながら、アンジェルに尋ねる。
「あの、リリーは…」
言い終わる前にドアが開きリリーが飛び込んでくる。
「申し訳ありません!遅くなりました」
(あら、珍しい寝坊かしら?)
微笑ましく思いながらリリーを見る。
そうとう焦ったのだろう。髪は乱れているし、メイクも少し雑だ。というより違和感がある。
(なんでしょう?)
じっくりと観察すると、目が真っ赤に腫れている事に気付く。
まるで一晩中泣き続けたように。
「ちょっと!リリーどうしたの!?」
思わず叫んでします。
「え、あの、いえ!大丈夫です」
しまったという表情でリリーが答える。
「本当に大丈夫ですので。遅くなって申し訳ありませんでした」
改めて念を押してくる。
聞かれたくないという拒絶。
どうしようか悩む。
いくらメイドとはいえ、人のプライベートに入り込むのはマナー違反だ。
(でも!)
だが、つらい時リリーには何度も助けられた。
(何が有ったか分からないけど、お話をするだけでも少しは気が紛れるはず)
パメラ自身、リリー達とのお喋りが有るから、何とか心を保てているのかもしれない。
「とりあえず朝食にしましょう。」
そう切り出す。
リリーはホッとした表情で
「はい。かしこまりました奥様」
といつも通り返してくる。
そこで
「あ、その後お茶でもしましょう。家庭教師が居なくなってしまったので最近暇なんです。リリー良かったら付き合ってくださいね」
などとワザとらしく言ってみる。きっと意地悪そうな顔になっているだろう。
それを聞いたリリーが驚いた表情の後、諦めたような声で
「…はい。かしこまりました奥様」
と返事を返してくる。
それを見ていたアンジェルが何故か嬉しそうな声で
「では朝食をお持ちしますね」
と言って部屋を出ていく。
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