8 / 22
二章
◇衣裳◇
しおりを挟む
ゆらゆらと湖面が、揺れる――――。
見上げた水面はまるで万華鏡――――キラキラしている。
その光を掴むように、水面に向かって手を伸ばす――――。
あぁ――――早く岸へ戻らなければ。
戻らなければ――――。
◇ ◇ ◇
――――ピンポーン、ピンポーン!
インターフォンの音が広い部屋中に響き渡る。夢の中から引き戻された私は、外れたバネみたいに跳ね起きた。
「あ、時間!」
慌てて時計を確認すると、約束の十八時の十分前だった。
「はぁ……良かった……」
取り合えず寝過ごしてはいないようだ。
ベッドのスプリングが心地良かったせいか、目下の不安から解放された安心感か、二時間だけとはいえ、久々に気持ちよく眠れた。
もっと欲を言えば、あのまま寝ていたかったかもしれない――――。
「いやいや……甘えは禁物」
新しい人生の門出だ。最初が肝心である。
何より今自分が置かれている環境は、人が与えてくれたものの上で成り立っている。
決して自分の力ではない――――。
「シスル様。お迎えに参りました」
「はい! 今出ます!」
インターフォンを鳴らしてから、私が直ぐに出ないものだから、痺れを切らして声を掛けてきたのかもしれない。申し訳なく思いつつ、急いでドアに向う。
「すみません。寝起きでした」
「いえ、そうかとは思いました。出れますか?」
「はい。大丈夫です……あ」
大丈夫とは言ったものの、飛び起きたばかりで鏡も見ていない。頭とか寝ぐせで爆発していないだろうか。
戸惑いながら手で髪を触って寝ぐせの確認しようとすると、ドア越しから男性が声を掛けてきた。
「お待ちしておりますので、準備が整ったら出てきて下さい」
「はい……ありがとうございます」
何もかもお見通しなんですね――――。
部屋に監視カメラでも設置されていそうな気がして思わず見渡してしまうが、あったとしてもそんな簡単には見つからないだろう。
「それより先に、支度しなきゃ」
約束の時間より早めに迎えに来てくれたのも、こういうことを想定してなのだろう。本当に抜かりがない。
鏡を見たが、髪型は然程乱れていなかった。だけどこれから『主様』とやらに会うのかもしれないので、身なりはきちんとしておいた方が良いだろう。
簡単に髪を梳いて服の皺も伸ばすと、急ぎ足で男性の元へ向かった。
「すみません。お待たせしました!」
ドアを開けると同時に、深々と頭を下げて謝った。すると男性は、また少し柔らかい口調でフォローをしてくれた。
「焦らせてしまいましたかね。気にしないで下さい」
「すみません……」
「そんなに頭を振ると、折角整えた髪がまた乱れてしまいますよ」
確かにそうだった――――。男性を待たせてまで髪型を直したのに、これでは意味がない。
自分の考えなしの行動が恥ずかしくなる。だけど同時に、男性の心使いが胸に沁みた。
「あ、すみません」
「参りましょうか」
男性は少し意味深な笑みを口元に浮かべ、エレベーターに向かって歩き出した。
「シスル様の口癖なんですね」
エレベーターに乗った途端、開口一番に男性が言ってきた。
「え? 口癖……」
「すみません……て。でもまぁ仕方ないですよね」
「すみません……」
また言ってしまった私に、男性はそれ以上何も言わなかった。
人の顔色を伺ってしまう癖が付いているせいか、つい『すみません』と反射的に言ってしまう。余り言いすぎるのも良くないと、バイト先でも注意されたことがあった。
『でもまぁ仕方ないですよね』――――その言葉の真意は分からないけど、男性の一言一言に救われている自分がいる――――。
◇ ◇ ◇
チーン!
エレベーターが目的の階に着いたことを知らせる。到着まで思いのほか、時間がかかった。最上階は三十階までかと思ったら、どうやら更に上の階が存在していた。
改めて見ると、一番上に『N』と表示されたボタンが存在している。
『N』階――――ここでプロジェクトが始まるんだ。そして『主』がいる場所――――。
「着きました。参りましょう」
「はい……」
『主』とのご対面に、否応なしに緊張感が高まる。喉が渇いてきて、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「シスル様、これから皆さんとお会いする前に、着替えをして頂きます」
「着替えですか?」
「はい。ここが更衣室になっております。着替えて頂く衣裳もご用意してありますので、そちらに着替えて頂くようにお願い致します」
「……分かりました」
やっぱりまた。謎が発生した――――。だけどいちいち細かいことを確認していたら、切りがなさそうだ。取り合えず言われたまま、着替えるしかない。
更衣室の中に入ると、プライベートルームよりは流石に狭かった。そして照明も薄暗い。
部屋の中にはロッカーとかはなく、テーブルの上に黒い衣裳がたたまれているだけである。
その衣裳はマントみたいで、着替えるというよりは被るだけでよさそうな作りをしていたが、一番気になったのは顔を隠す被り物だった。まるで舞台の裏方の黒子のようだ。
「なんか秘密結社とかの集まりみたい……」
実際、秘密結社なのかもしれないけど――――かなりの徹底ぶりだと思った。
確かに男性はさっき『皆さんとお会いする』と言っていた。
――――ということは、私以外にもプロジェクトの参加者がいるというだ。コードネームまで付けられている訳だし、互いの素性を分からないようにするために、顔を隠すのかもしれない。
基本人見知りだし、顔が隠れている方が安心ではある。
着慣れない衣裳に少し時間を取ったが、何とか装着する。
テーブルの前には大きな鏡で黒尽くめの自分の姿を確認すると見るからに怪しくて、この姿をあの綺麗な男性に見せるのがちょっと恥ずかしく思えた。
「でも、用意したのはあの人なんだよね」
それに他の人も同じものを着ている筈だし、ここで恥じらってもしょうがない。
どうせ顔も見えないし――――。
少し照れながら男性の所へ戻ったが、案の定私の姿に無反応だった。反応があったとしても、複雑な気分になるだろうけど。
「では、主の元へ参ります……」
「はい……」
いよいよ、プロジェクトの全貌が明らかになる――――。
緊張感がマックスになり、絨毯を踏む足が竦んで躓きそうになった。
見上げた水面はまるで万華鏡――――キラキラしている。
その光を掴むように、水面に向かって手を伸ばす――――。
あぁ――――早く岸へ戻らなければ。
戻らなければ――――。
◇ ◇ ◇
――――ピンポーン、ピンポーン!
インターフォンの音が広い部屋中に響き渡る。夢の中から引き戻された私は、外れたバネみたいに跳ね起きた。
「あ、時間!」
慌てて時計を確認すると、約束の十八時の十分前だった。
「はぁ……良かった……」
取り合えず寝過ごしてはいないようだ。
ベッドのスプリングが心地良かったせいか、目下の不安から解放された安心感か、二時間だけとはいえ、久々に気持ちよく眠れた。
もっと欲を言えば、あのまま寝ていたかったかもしれない――――。
「いやいや……甘えは禁物」
新しい人生の門出だ。最初が肝心である。
何より今自分が置かれている環境は、人が与えてくれたものの上で成り立っている。
決して自分の力ではない――――。
「シスル様。お迎えに参りました」
「はい! 今出ます!」
インターフォンを鳴らしてから、私が直ぐに出ないものだから、痺れを切らして声を掛けてきたのかもしれない。申し訳なく思いつつ、急いでドアに向う。
「すみません。寝起きでした」
「いえ、そうかとは思いました。出れますか?」
「はい。大丈夫です……あ」
大丈夫とは言ったものの、飛び起きたばかりで鏡も見ていない。頭とか寝ぐせで爆発していないだろうか。
戸惑いながら手で髪を触って寝ぐせの確認しようとすると、ドア越しから男性が声を掛けてきた。
「お待ちしておりますので、準備が整ったら出てきて下さい」
「はい……ありがとうございます」
何もかもお見通しなんですね――――。
部屋に監視カメラでも設置されていそうな気がして思わず見渡してしまうが、あったとしてもそんな簡単には見つからないだろう。
「それより先に、支度しなきゃ」
約束の時間より早めに迎えに来てくれたのも、こういうことを想定してなのだろう。本当に抜かりがない。
鏡を見たが、髪型は然程乱れていなかった。だけどこれから『主様』とやらに会うのかもしれないので、身なりはきちんとしておいた方が良いだろう。
簡単に髪を梳いて服の皺も伸ばすと、急ぎ足で男性の元へ向かった。
「すみません。お待たせしました!」
ドアを開けると同時に、深々と頭を下げて謝った。すると男性は、また少し柔らかい口調でフォローをしてくれた。
「焦らせてしまいましたかね。気にしないで下さい」
「すみません……」
「そんなに頭を振ると、折角整えた髪がまた乱れてしまいますよ」
確かにそうだった――――。男性を待たせてまで髪型を直したのに、これでは意味がない。
自分の考えなしの行動が恥ずかしくなる。だけど同時に、男性の心使いが胸に沁みた。
「あ、すみません」
「参りましょうか」
男性は少し意味深な笑みを口元に浮かべ、エレベーターに向かって歩き出した。
「シスル様の口癖なんですね」
エレベーターに乗った途端、開口一番に男性が言ってきた。
「え? 口癖……」
「すみません……て。でもまぁ仕方ないですよね」
「すみません……」
また言ってしまった私に、男性はそれ以上何も言わなかった。
人の顔色を伺ってしまう癖が付いているせいか、つい『すみません』と反射的に言ってしまう。余り言いすぎるのも良くないと、バイト先でも注意されたことがあった。
『でもまぁ仕方ないですよね』――――その言葉の真意は分からないけど、男性の一言一言に救われている自分がいる――――。
◇ ◇ ◇
チーン!
エレベーターが目的の階に着いたことを知らせる。到着まで思いのほか、時間がかかった。最上階は三十階までかと思ったら、どうやら更に上の階が存在していた。
改めて見ると、一番上に『N』と表示されたボタンが存在している。
『N』階――――ここでプロジェクトが始まるんだ。そして『主』がいる場所――――。
「着きました。参りましょう」
「はい……」
『主』とのご対面に、否応なしに緊張感が高まる。喉が渇いてきて、ゴクリと唾を飲み込んだ。
「シスル様、これから皆さんとお会いする前に、着替えをして頂きます」
「着替えですか?」
「はい。ここが更衣室になっております。着替えて頂く衣裳もご用意してありますので、そちらに着替えて頂くようにお願い致します」
「……分かりました」
やっぱりまた。謎が発生した――――。だけどいちいち細かいことを確認していたら、切りがなさそうだ。取り合えず言われたまま、着替えるしかない。
更衣室の中に入ると、プライベートルームよりは流石に狭かった。そして照明も薄暗い。
部屋の中にはロッカーとかはなく、テーブルの上に黒い衣裳がたたまれているだけである。
その衣裳はマントみたいで、着替えるというよりは被るだけでよさそうな作りをしていたが、一番気になったのは顔を隠す被り物だった。まるで舞台の裏方の黒子のようだ。
「なんか秘密結社とかの集まりみたい……」
実際、秘密結社なのかもしれないけど――――かなりの徹底ぶりだと思った。
確かに男性はさっき『皆さんとお会いする』と言っていた。
――――ということは、私以外にもプロジェクトの参加者がいるというだ。コードネームまで付けられている訳だし、互いの素性を分からないようにするために、顔を隠すのかもしれない。
基本人見知りだし、顔が隠れている方が安心ではある。
着慣れない衣裳に少し時間を取ったが、何とか装着する。
テーブルの前には大きな鏡で黒尽くめの自分の姿を確認すると見るからに怪しくて、この姿をあの綺麗な男性に見せるのがちょっと恥ずかしく思えた。
「でも、用意したのはあの人なんだよね」
それに他の人も同じものを着ている筈だし、ここで恥じらってもしょうがない。
どうせ顔も見えないし――――。
少し照れながら男性の所へ戻ったが、案の定私の姿に無反応だった。反応があったとしても、複雑な気分になるだろうけど。
「では、主の元へ参ります……」
「はい……」
いよいよ、プロジェクトの全貌が明らかになる――――。
緊張感がマックスになり、絨毯を踏む足が竦んで躓きそうになった。
0
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢は結婚式当日に死んだ
白雲八鈴
恋愛
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの公爵令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに公爵令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、したくなかった。
婚約者のレイモンドは番という運命に出逢ってしまったという。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず公爵令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
婚約者とその番という女性に
『一発ぐらい思いっきり殴ってもいいですわね?』
そして、つがいという者に囚われた者の存在が現れる。
*タグ注意
*不快であれば閉じてください。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!
翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。
「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。
そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。
死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。
どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。
その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない!
そして死なない!!
そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、
何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?!
「殿下!私、死にたくありません!」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※他サイトより転載した作品です。
【完結】私が愛されるのを見ていなさい
芹澤紗凪
恋愛
虐げられた少女の、最も残酷で最も華麗な復讐劇。(全6話の予定)
公爵家で、天使の仮面を被った義理の妹、ララフィーナに全てを奪われたディディアラ。
絶望の淵で、彼女は一族に伝わる「血縁者の姿と入れ替わる」という特殊能力に目覚める。
ディディアラは、憎き義妹と入れ替わることを決意。
完璧な令嬢として振る舞いながら、自分を陥れた者たちを内側から崩壊させていく。
立場と顔が入れ替わった二人の少女が織りなす、壮絶なダークファンタジー。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
【3月中――完結!】
積み上がった伏線の回収目前!!
夫にも子どもにも、私は選ばれなかった。
長年の裏切りを抱え、離縁状を置いて家を出た――。
待っていたのは、凍てつく絶望。
けれど同時に、それは残酷な運命の扉が開く瞬間でもあった。
「夫は愛人と生きればいい。
今さら縋られても、裏切ったあなたを許す力など残っていない」
それでも私は誓う――
「子どもたちの心だけは、必ず取り戻す」
歪で、完全な幸福――それとも、破滅。
“石”に翻弄された者たちの、狂おしい物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる