これがホントの第２の人生。

０歳！異世界ライフ始まるよ！

さぁ、遊びましょう！！3

｢...ルーフェン。｣

｢わぅーぅ！！
[なにして遊ぶのだ！！]｣

名前を呼ばれたフェンちゃんが、レイ兄様の所にスキップしながらじゃれてるのは可愛いのです。
可愛いのですが......、レイ兄様？？狼の扱い上手いな！！
ウチ、ペットとか飼ってたことありましたっけ？
聞いたことないんですけどー？？

｢ん？狼くんはルーフェンという名前になったのか？格好良いじゃないか！！｣

｢わぅーぅ！！わぅっ！！
[そうであろう、そうであろう！！
気に入っているのだ！！]｣

｢リーンはフェンちゃんと呼びたいみたいですから、私達が幾つか候補を出してその中からリーンが選びましたのよ？｣

｢ハッハッハッ！！
今日は楽しい１日になりそうだな！！｣

｢そうね！！沢山遊びましょうね！！｣

｢んぅーっ。きゃーーぁっ！！｣

｢なぬっ！！いつの間に！！？｣

皆がフェンちゃんを構い始めたので、こっそり庭のベンチにえっちらおっちら登って、背もたれを掴んで立ってみました。
初の掴まり立ちというやつです。
予想外に高い視点に思わず喜びの雄叫び？をあげると、お父さんが慌ててベンチまで来ました。

あ、ご心配おかけしてすみません。
はい、そろそろ座りますのでご安心を...と、ぺったんとベンチに座ります。
家族皆がホッとした顔をして、撫でてくれます。
あぁ...マグ兄様は未だに凹んでます。

｢...まだタッチは早いよ。
１人でやってはいけないよ？｣

｢あぃ！！｣

｢もうタッチ出来るのー！！
リーンったら、パパに見せたかったのかしら？？
いままでしたこと無かったのにー。ウフフ！｣

｢んにゃ？｣

｢あら、違うの？？｣

｢あぃ！！｣

｢わぅ？
[遊ばないのか？]｣

｢リーン！！パーパは感動したよ！！
凄いねー！リーン、君の成長がとっても嬉しいよ！！！｣

やってみたら出来まして...私も驚いております。
今度からは、誰か支えてくれる人がいるときにします。...はい。
足はふるふるするし、頭が重くてフラッとしますもの...恐かったわー。
でも、またやりたいのよ。その時は、よろしくお願いしまぁーす！！

お父さんの大きい手で、ムギュッとほっぺたを両側からサンドされました。
そのままムニュムニュムニュンっと、ほっぺたを捏ね繰り回されます。
結構やりたい放題してくれますねぇ、お父さん？？
忘れた頃に仕返ししてあげますから、ご覚悟していてくださいませ！！

｢...リーンが、怒ってるから。｣

｢ん？そうか？皆にしてたんだけど？？｣

｢...したのか......。｣

レイ兄様が止めてくれたけど、お父さんはキョトンとしてます。
自分の子供皆にでしょうか？それとも、友人知人の子供も含めて皆に、でしょうか？ちょっと気になります。

それにしても、マグ兄様？そろそろ復活しませんかね？？








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