レベルカンストとユニークスキルで異世界満喫致します

風白春音

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09.お風呂

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冒険者ギルドで情報収集をミラと行っている。塔について何か情報収集できればいいのだが。

 「この中立都市エルグランに描かれている壁画を知ってる?」

 「あ、ああ。ゴブリンと人間の対立を描いた壁画だろ?」

 面白い壁画だよな。RPGならイベントの伏線になっていてもおかしくはない。

 「実はその壁画のゴブリンは塔を守護するゴブリンなのよ。人間は塔に侵略する側」

 桃太郎かよ。鬼ヶ島に住む鬼と鬼ヶ島から宝を持ち帰ろうとする桃太郎一派の戦いに似ているな。いや似ていないか。桃太郎はよく知らない。

 「塔の場所は分かってるんだろ? 行ってみないか」

 「危険よ、ゴブリンだって弱いモンスターじゃないし」

 「その辺は大丈夫。俺強いから」

 レベルカンストとユニークスキル持っている俺に負けはない。強いてあげるなら幸運が低すぎて物理攻撃が当たらないところだろう。

 「ステータスオープン」


 ステータス
 レベル:∞
 名前:イズモ・リゼル・アルフォード
 種族:人族
 武器:鋼の剣
 防具:布の服
 職業:チーター

 攻撃力:∞
 防御力:∞
 魔法力:∞
 俊敏性:∞
 幸運 :1

 ノーマルスキル:落雷

 スキル説明:視認した対象に雷を落とす

 ノーマルスキル:エネルギーチャージ

 スキル説明:体力全回復

 ノーマルスキル:生産スキル

 スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。

 ノーマルスキル:鑑定スキル

 スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。

 レアスキル:錬金術

 スキル説明:素材の合成や分離などができる

 エクストラスキル:ダンジョンマスター

 スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる

 ユニークスキル:視認強奪ストック

 スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。

 アイテムボックス:巨大グレムリンの肉
         :ノコギリ
         :斧
         :燃料石×11
         :金属石×8
         :魔法石×2
         :身分証明書(パスポート)

 所持金20000ゴールド


 攻撃スキルが落雷しかないのは少し心許ないか。よし先ずはミラのスキルを奪うか。

 「スキル発動、視認強奪ストック

 『どのスキルを奪いますか』

 ================

 奪取可能スキル

 ノーマルスキル

 基本属性魔法スキル
 武具スキル
 身体強化スキル

 レアスキル

 暗殺スキル
 闘争スキル
 逃走スキル

 エクストラスキル

 隠蔽スキル
 
 魔獣使い

 =================


 ノーマルスキルはいらないな。あれ!? 基本属性魔法スキルって魔法だよな。この世界の魔法って魔力の事で魔法の代わりがスキルだったよな。

 マリアに確認するか。

 「おいマリア基本属性魔法スキルは魔法なのか、スキルなのかどっちだ?」

 「はいはいマリアです。只今ラノベを読破しました。泣けましたよイズモさん」

 どうでもいい情報ありがとう。さっさと質問に答えろ駄女神が。

 「質問に答えろ」

 「基本属性魔法スキルはスキルですね。スキルで魔法を発動します。例えば基本属性魔法スキルで火を扱えたりします。魔力は消費しますが」

 「じゃあ燃料石いらなくない?」

 「燃料石は燃料石で使い道はあると思いますよ。ですが殆どは魔法で補えますね。イズモさんは魔力量がカンストしていますから」

 成る程、通常はスキルを連発できないためアイテムで補う必要があるのか。だが俺はレベルカンスト状態な為スキル連発し放題だと。

 「ありがとうマリア、また何かあれば連絡する」

 「はいはいいつでも連絡受け付けています」

 
 さてスキルは少し多くなるが、いくつかスキルを奪うとするか。

 「基本属性魔法スキル、魔獣使いを奪う」

 『畏まりました。では奪取したスキルをステータスボードで確認してください』

 よしいつもの決め台詞を詠唱するか。

 「ステータスオープン」


  ステータス
 レベル:∞
 名前:イズモ・リゼル・アルフォード
 種族:人族
 武器:鋼の剣
 防具:布の服
 職業:チーター

 攻撃力:∞
 防御力:∞
 魔法力:∞
 俊敏性:∞
 幸運 :1

 ノーマルスキル:基本属性魔法スキル

 スキル説明:基本五属性の魔法を扱える

 ノーマルスキル:落雷

 スキル説明:視認した対象に雷を落とす

 ノーマルスキル:エネルギーチャージ

 スキル説明:体力全回復

 ノーマルスキル:生産スキル

 スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。

 ノーマルスキル:鑑定スキル

 スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。

 レアスキル:錬金術

 スキル説明:素材の合成や分離などができる

 エクストラスキル:ダンジョンマスター

 スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる

 エクストラスキル:魔獣使い

 スキル説明:魔界から魔獣を召喚できる。

 ユニークスキル:視認強奪ストック

 スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。

 アイテムボックス:巨大グレムリンの肉
         :ノコギリ
         :斧
         :燃料石×11
         :金属石×8
         :魔法石×2
         :身分証明書(パスポート)

 所持金20000ゴールド


 おお無事に2つスキルを奪えたぞ。これで攻撃の手段は整った。さて明日の明朝ラミルとアフィアにも伝えてミラと共に塔の頂上を目指そう。

 今日は色々なクエストを受注しクリアして、アイテムとお金を稼ごう。

 「ミラ一緒にクエスト回らないか?」
 
 「いいわよ。あまり難易度の高いクエストでなければ」

 「よしクエスト受注しよう」


 俺とミラはイノシシ狩りのクエストから、フロッグ型のモンスター、つまりカエルのモンスターを討伐してお金とアイテムを手に入れた。

 今回のクエストで手に入れたアイテムは幾つかを除き全て売却した。だってアイテムボックスは無限だけど、暫くこの都市に滞在するなら、宿屋で提供される食事や、食堂での食事で十分だからだ。

 むしろお金のほうが必要だ。何せアイテムを購入したいしな。格好いいアクセサリーとか、服とか。


 「ステータスオープン」


 ステータス
 レベル:∞
 名前:イズモ・リゼル・アルフォード
 種族:人族
 武器:鋼の剣
 防具:布の服
 職業:チーター

 攻撃力:∞
 防御力:∞
 魔法力:∞
 俊敏性:∞
 幸運 :1

 ノーマルスキル:基本属性魔法スキル

 スキル説明:基本五属性の魔法を扱える

 ノーマルスキル:落雷

 スキル説明:視認した対象に雷を落とす

 ノーマルスキル:エネルギーチャージ

 スキル説明:体力全回復

 ノーマルスキル:生産スキル

 スキル説明:素材から生産可能な物質を生産することができる。

 ノーマルスキル:鑑定スキル

 スキル説明:この世界のあらゆる物質を鑑定することができる。

 レアスキル:錬金術

 スキル説明:素材の合成や分離などができる

 エクストラスキル:ダンジョンマスター

 スキル説明:ダンジョンの管理者権限が与えられる

 エクストラスキル:魔獣使い

 スキル説明:魔界から魔獣を召喚できる。

 ユニークスキル:視認強奪ストック

 スキル説明:視認した対象の能力を奪うことができる。無限ストック。

 アイテムボックス:巨大グレムリンの肉
         :ノコギリ
         :斧
         :光石×5
         :燃料石×15
         :金属石×10
         :魔法石×2
         :身分証明書(パスポート)

 所持金50000ゴールド


 よし少しだがお金が増えたな。お金は大事に扱っていこう。

 因みに光石とは何か分からないので鑑定スキルで鑑定することにした。

 「スキル発動、鑑定スキル」

 ================

 光石

 レア度星5

 説明 この世界に存在する光エネルギーを内蔵した石。

    例:閃光弾などの材料に使える

=================


 おお閃光弾に使えるのか。これは便利すぎる、一度はモンスター相手に閃光弾を使ってみたいものだ。

 某モンスターを狩るゲームにも登場するアイテムだからな。トラップアイテムも欲しいところだ。

 
 ミラと別れて宿屋に戻った。ミラとは明日の明朝冒険者ギルドで待ち合わせをしている。

 はあ~疲れたな。この宿にはお風呂がセットでついていたな。お風呂でも入るか。

 俺は脱衣所で服を脱ぎ、浴槽に貯めたお湯に体をゆっくりと倒す。

 はあ~一日の疲れがとれる気分だ。

 暫くお風呂に浸かりウトウトしていると、何やら脱衣所から二人の声が聞こえる。

 これは少女の声だ。アフィアとミラか? なぜミラがここに。

 待てよ脱衣所には俺の服がある筈、俺が入っていることに気がついているはずだ。

 まさか混浴目当てか。よし試してみよう。

 俺は試しに浴槽から出て、脱衣所へと顔を出す。

 「な、何やってるんですか変態」

 「な、イズモじゃない!? どうしてここに」

 あれ!? もしかして気づいていなかった。

 まあいいアフィアとは裸の付き合いをした仲だ。ミラさえよければこのまま混浴しよう。

 「どうだ少し狭いが混浴なんて」

 「変態ですね。ま、まあ……どうしてもと言うのなら」

 「嫌に決まってるでしょ。何で今日会ったばっかの異性と……いつまで私の裸見てるのよ」

 流石の巨乳だ。二人並ぶと格差が凄い。これが俗にいう格差社会か。

 「俺が先に入ってたし、お前らが勝手に入ってきたんだろ」

 「一理あるわね。気づかなかったわ」

 「だろ。そもそもミラお前がなぜここにいるんだよ? 明日の朝冒険者ギルドで待ち合わせだろ」

 「偶然イズモと別れた後アフィアと会ってね。私達昔からの顔なじみだから」

 何!? 昔からの顔なじみだと。それは盲点だった。

 
 どうやら子爵家の娘のアフィアと商売人の娘のミラは親同士が親密な関係であるらしい。

 ミラは商売人の娘なのか。商魂逞しいかもしれないな。

 
 「取り敢えず裸も見られたし、隠すことはないしやっぱり混浴してもいいわよ」

 「え、いいの!? 冗談のつもりだったが」

 「S○Xはしないわよ」

 「しねえよ」

 いやしたいけど、童貞卒業したいけど、ミラとなら全然ありだけど、でも流石に今はしねえよ。

 こうして俺はアフィアとミラと一緒にお風呂を楽しんだ。

 乳首の色がピンク色で綺麗だった。

 誰かの視線を感じたが気にしないでおこう。きっと変態メイドラミルだからだ。

 ラミルも見てないで入って来ればいいのに。昔ラミルの裸は見たことあるが、美しい。

 
 その晩何故か一つのベッドで四人で眠ることになった。

 相変わらずラミルの寝癖が悪く苦しい思いをした。

 「寝相悪すぎだろ」

 翌朝俺はラミルに雁字搦がんじがらめにされて起きた。
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