15 / 20
15.盗賊
しおりを挟む
俺たちは今雪降る都市スノータウンに向けて冒険している。スノータウンに行くにはエルグランから北へまっすぐ進むしか無い。
途中何故か砂漠が存在するらしい、いや存在しやがった。
「イズモさん疲れました、暑いです」
「私も右に同じ。喉渇いたわ。水余ってたっけ?」
水はエルグラン出国前に大量に買っておいた。
「ほら、水なら沢山あるぞ」
「ありがとうございますイズモさん。イズモさんが変態ではなく天使に思えますよ」
「右に同じ、また一緒にお風呂に入ってあげてもいいわよ」
水をあげたのに、酷い言われようだな。何か棘がある言い方だぞ。大体変態は俺じゃなくラミルだ。
「ラミルとミリアは水飲まないのか?」
アフィアやミラと比べてラミルは頼りがいがある。ミリアもどうやら意外と高レベルな気がする。
「イズモ様頂きます」
「イズモ私も頂く」
二人に水を渡し、俺も水分補給をした。
てか俺も喉は渇くぞ。レベルカンストだが餓死や脱水からの熱中症にはならないんだろうか? まあ病気にはならないので、熱中症はならないと思うが。
一応マリアに確認とるか。
「マリア今大丈夫か?」
「今日は朝からゾンビゲームをプレイしていました。ゾンビとは恐ろしい存在ですよイズモさん」
今度はゾンビものかよ。ゾンビと言えば有名なゲームがあるな。恐らくマリアがプレイしているゲームは、俺がイメージしているゲームと一致しているだろう。
てか俺はゾンビより勝手に転生させたマリアや前世のブラック企業のほうがこええよ。ゾンビなんて実在しないんだし。
「聞きたいことがあるんだが?」
「はいはい、いいですよ。何ですかイズモさん?」
「俺ってレベルカンストだが餓死や脱水症状は起きるのか?」
「一応可能性はありますね。何せ不老不死のアイテムを入手していませんから」
「病気や怪我とは別物なのか?」
「はいそうですね。ただ餓死するレベルになるには人間、相当の時間飲まず食わず状態でないと餓死しませんので大丈夫ですよ」
これは重大な問題だな。俺の唯一の弱点になりそうだな。早く不老不死になれるアイテムを入手しないとな。寿命もあるだろうし。
テロメアが短くなるのはレベルカンストでも防げないだろうな。問題はどこに不老不死のアイテムがあるかだな。もしかして魔王倒すと手に入ったりだったりして。
だとしたら魔王討伐しないといけないが。
「今更ですがイズモさん幸運の種入手おめでとうございます。一つ耳寄りな情報がありますけど聞きますか?」
うん!? 耳寄りな情報だと!? これは聞くしか無い。
「今砂漠にいますよね。その砂漠で商人がいますのでもし出会えたら宝の地図を貰えますよ。何の宝かは自分の目で確認してくださいね」
何!? 宝の地図だと!? これは本当に耳寄りな情報だ。是非商人に会おうではないか。
つうか意外とゲームしたりしてる駄女神なくせに、俺のことちゃんと見ててくれてるんだな。
お祝いの言葉も貰ったし、駄女神だがいいやつだ。
「ありがとう、商人探してみせるよ」
「頑張ってくださいね。ではまた」
さて商人見つけるか。
砂漠を横断していると何やら襲われている大きいカバンを背負った女性がいる。
何に襲われているんだ? 俺はよく観察すると盗賊だった。
「イズモ様あれは盗賊ですね。襲われているのは商人でしょうか」
何!? 商人だと!? ラッキー。早速幸運値を上げたことで、幸運が俺に舞い込んできた。
よし商人を助けよう。盗賊を追い払うか。流石に人殺しは不味いよな。いや悪人なら殺しても仕方ないか。
「俺が盗賊を退治する。皆は商人を護衛で」
『はい』
全員の返事が出揃った。何かパーティー感があっていいな。全員の気持ちがまとまってる気がする。
「おいお前盗賊だろ悪さはやめろ」
「あ!? 誰だてめえ。ガキが大人に文句言ってんじゃねーぞ」
うぜえな殺すか。仲間もいそうだしな。早めに対処しよう。
「俺には仲間が数百人いるんだぜ。ガキはおねんねしてればいいんだよ。ああ、あっちの美少女は性奴隷にし――」
俺は盗賊の男が喋り終える前に盗賊を鋼の剣で切り裂いた。
理由は俺の仲間を侮辱したからだ。単純にむかついたからだ。
「幸運の種を使用したことで物理攻撃も当たるようになったな」
盗賊の死体は消失していた。そして盗賊からアイテムがドロップしていた。
何だよゲームと変わらねえな。だったら悪人は殺して構わないし、罪悪感を感じる必要性はないな。
盗賊団と思われる集団が俺の殺しを見ていたのか、砂漠の奥から一斉に群がり俺に襲いかかる。
「スキル発動、魔獣使い」
『畏まりました。どの魔獣を召喚いたしますか?』
======================
ケルベロス
グリフィン
アーマーン
ドゥン
ウルスラグナ
…………
======================
「全部呼べるか?」
『はい召喚できます』
「なら全部召喚する」
『畏まりました。全ての魔獣を召喚致します』
俺は数百体、いやもっといただろうであろう魔獣を全部召喚して盗賊団を壊滅させた。
いや爽快爽快。悪人は殺しても構わないだろう。
てか魔獣使いはチートすぎるスキルだな。まあ本来なら魔力消費量が激しいスキルなのだろう。しかし俺はレベルカンストだ、問題ない。
善人や一般人は殺さない。だが悪人には容赦ない。このスタイルで生きよう。
仲間を侮辱するやつや俺の目標を妨げるやつは許さない。てか盗賊はあからさまにクズ野郎だったしな。
「おいマリア人間もモンスター同様死体は残らずドロップするんだな?」
「はいそうですね。伝え忘れていました。この世界はAIが作った世界ですから、ゲーム世界のようなものです。なので罪悪感は感じなくても大丈夫ですよ」
いや意外と罪悪感は感じてないぞ。何せアイテムに変わったからな。
『ハイポーション×200を拾得しますか?』
一応アイテムを拾得しておこう。ハイポーションってポーションのグレードアップ版だよな。
「大丈夫か?」
「はい助かりました。盗賊団に襲われて私の商売道具を奪われるところでした。お礼に宝の地図を差し上げます。これは私の父が持っていた物でして私には不要ですから」
ゲームのイベントみたいだな。まあ何にせよ宝の地図ゲットだ。
ミラと商人の女性が少し雑談をしていた。商人の娘同士気が合うのだろうな。
その後商人の女性と別れて俺たちは砂漠を見事横断した。
「ステータスオープン」
アイテムボックス:ポーション
:ハイポーション×200
:ミノタンの鱗
:ミノタンの肉
:ゴブリンの肉×10
:ノコギリ
:斧
:光石×5
:燃料石×15
:金属石×10
:魔法石×2
:宝の地図
:身分証明書(パスポート)
ハイポーション多すぎるな。積極的に使っていこう。そして宝の地図は嬉しすぎる。
それともう一つステータスを確認するか。
「ステータスオープン」
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1000
うんやはり幸運の値が1000でも物理攻撃は当たるようだ。
一体幸運の値をカンストしたらどんな幸せが訪れるのだろうか、凄く気になる。
こうして俺たちは砂漠を無事に横断して雪降る都市スノータウンに入国した。
因みにマリアが最後に伝え忘れていたと俺に連絡してきやがった。
「ゾンビはいますよ」
え!? いるのかよ!? この世界ゾンビいるのか。
「ゾンビは銃でどんどん撃ち殺しましょう」
発言が女神とは思えないんですがそれは。
因みに俺はナイフ派です。
いやグレネードランチャーもありだな。
どうでもよすぎるな。
途中何故か砂漠が存在するらしい、いや存在しやがった。
「イズモさん疲れました、暑いです」
「私も右に同じ。喉渇いたわ。水余ってたっけ?」
水はエルグラン出国前に大量に買っておいた。
「ほら、水なら沢山あるぞ」
「ありがとうございますイズモさん。イズモさんが変態ではなく天使に思えますよ」
「右に同じ、また一緒にお風呂に入ってあげてもいいわよ」
水をあげたのに、酷い言われようだな。何か棘がある言い方だぞ。大体変態は俺じゃなくラミルだ。
「ラミルとミリアは水飲まないのか?」
アフィアやミラと比べてラミルは頼りがいがある。ミリアもどうやら意外と高レベルな気がする。
「イズモ様頂きます」
「イズモ私も頂く」
二人に水を渡し、俺も水分補給をした。
てか俺も喉は渇くぞ。レベルカンストだが餓死や脱水からの熱中症にはならないんだろうか? まあ病気にはならないので、熱中症はならないと思うが。
一応マリアに確認とるか。
「マリア今大丈夫か?」
「今日は朝からゾンビゲームをプレイしていました。ゾンビとは恐ろしい存在ですよイズモさん」
今度はゾンビものかよ。ゾンビと言えば有名なゲームがあるな。恐らくマリアがプレイしているゲームは、俺がイメージしているゲームと一致しているだろう。
てか俺はゾンビより勝手に転生させたマリアや前世のブラック企業のほうがこええよ。ゾンビなんて実在しないんだし。
「聞きたいことがあるんだが?」
「はいはい、いいですよ。何ですかイズモさん?」
「俺ってレベルカンストだが餓死や脱水症状は起きるのか?」
「一応可能性はありますね。何せ不老不死のアイテムを入手していませんから」
「病気や怪我とは別物なのか?」
「はいそうですね。ただ餓死するレベルになるには人間、相当の時間飲まず食わず状態でないと餓死しませんので大丈夫ですよ」
これは重大な問題だな。俺の唯一の弱点になりそうだな。早く不老不死になれるアイテムを入手しないとな。寿命もあるだろうし。
テロメアが短くなるのはレベルカンストでも防げないだろうな。問題はどこに不老不死のアイテムがあるかだな。もしかして魔王倒すと手に入ったりだったりして。
だとしたら魔王討伐しないといけないが。
「今更ですがイズモさん幸運の種入手おめでとうございます。一つ耳寄りな情報がありますけど聞きますか?」
うん!? 耳寄りな情報だと!? これは聞くしか無い。
「今砂漠にいますよね。その砂漠で商人がいますのでもし出会えたら宝の地図を貰えますよ。何の宝かは自分の目で確認してくださいね」
何!? 宝の地図だと!? これは本当に耳寄りな情報だ。是非商人に会おうではないか。
つうか意外とゲームしたりしてる駄女神なくせに、俺のことちゃんと見ててくれてるんだな。
お祝いの言葉も貰ったし、駄女神だがいいやつだ。
「ありがとう、商人探してみせるよ」
「頑張ってくださいね。ではまた」
さて商人見つけるか。
砂漠を横断していると何やら襲われている大きいカバンを背負った女性がいる。
何に襲われているんだ? 俺はよく観察すると盗賊だった。
「イズモ様あれは盗賊ですね。襲われているのは商人でしょうか」
何!? 商人だと!? ラッキー。早速幸運値を上げたことで、幸運が俺に舞い込んできた。
よし商人を助けよう。盗賊を追い払うか。流石に人殺しは不味いよな。いや悪人なら殺しても仕方ないか。
「俺が盗賊を退治する。皆は商人を護衛で」
『はい』
全員の返事が出揃った。何かパーティー感があっていいな。全員の気持ちがまとまってる気がする。
「おいお前盗賊だろ悪さはやめろ」
「あ!? 誰だてめえ。ガキが大人に文句言ってんじゃねーぞ」
うぜえな殺すか。仲間もいそうだしな。早めに対処しよう。
「俺には仲間が数百人いるんだぜ。ガキはおねんねしてればいいんだよ。ああ、あっちの美少女は性奴隷にし――」
俺は盗賊の男が喋り終える前に盗賊を鋼の剣で切り裂いた。
理由は俺の仲間を侮辱したからだ。単純にむかついたからだ。
「幸運の種を使用したことで物理攻撃も当たるようになったな」
盗賊の死体は消失していた。そして盗賊からアイテムがドロップしていた。
何だよゲームと変わらねえな。だったら悪人は殺して構わないし、罪悪感を感じる必要性はないな。
盗賊団と思われる集団が俺の殺しを見ていたのか、砂漠の奥から一斉に群がり俺に襲いかかる。
「スキル発動、魔獣使い」
『畏まりました。どの魔獣を召喚いたしますか?』
======================
ケルベロス
グリフィン
アーマーン
ドゥン
ウルスラグナ
…………
======================
「全部呼べるか?」
『はい召喚できます』
「なら全部召喚する」
『畏まりました。全ての魔獣を召喚致します』
俺は数百体、いやもっといただろうであろう魔獣を全部召喚して盗賊団を壊滅させた。
いや爽快爽快。悪人は殺しても構わないだろう。
てか魔獣使いはチートすぎるスキルだな。まあ本来なら魔力消費量が激しいスキルなのだろう。しかし俺はレベルカンストだ、問題ない。
善人や一般人は殺さない。だが悪人には容赦ない。このスタイルで生きよう。
仲間を侮辱するやつや俺の目標を妨げるやつは許さない。てか盗賊はあからさまにクズ野郎だったしな。
「おいマリア人間もモンスター同様死体は残らずドロップするんだな?」
「はいそうですね。伝え忘れていました。この世界はAIが作った世界ですから、ゲーム世界のようなものです。なので罪悪感は感じなくても大丈夫ですよ」
いや意外と罪悪感は感じてないぞ。何せアイテムに変わったからな。
『ハイポーション×200を拾得しますか?』
一応アイテムを拾得しておこう。ハイポーションってポーションのグレードアップ版だよな。
「大丈夫か?」
「はい助かりました。盗賊団に襲われて私の商売道具を奪われるところでした。お礼に宝の地図を差し上げます。これは私の父が持っていた物でして私には不要ですから」
ゲームのイベントみたいだな。まあ何にせよ宝の地図ゲットだ。
ミラと商人の女性が少し雑談をしていた。商人の娘同士気が合うのだろうな。
その後商人の女性と別れて俺たちは砂漠を見事横断した。
「ステータスオープン」
アイテムボックス:ポーション
:ハイポーション×200
:ミノタンの鱗
:ミノタンの肉
:ゴブリンの肉×10
:ノコギリ
:斧
:光石×5
:燃料石×15
:金属石×10
:魔法石×2
:宝の地図
:身分証明書(パスポート)
ハイポーション多すぎるな。積極的に使っていこう。そして宝の地図は嬉しすぎる。
それともう一つステータスを確認するか。
「ステータスオープン」
レベル:∞
名前:イズモ・リゼル・アルフォード
種族:人族
武器:鋼の剣
防具:布の服
職業:チーター
攻撃力:∞
防御力:∞
魔法力:∞
俊敏性:∞
幸運 :1000
うんやはり幸運の値が1000でも物理攻撃は当たるようだ。
一体幸運の値をカンストしたらどんな幸せが訪れるのだろうか、凄く気になる。
こうして俺たちは砂漠を無事に横断して雪降る都市スノータウンに入国した。
因みにマリアが最後に伝え忘れていたと俺に連絡してきやがった。
「ゾンビはいますよ」
え!? いるのかよ!? この世界ゾンビいるのか。
「ゾンビは銃でどんどん撃ち殺しましょう」
発言が女神とは思えないんですがそれは。
因みに俺はナイフ派です。
いやグレネードランチャーもありだな。
どうでもよすぎるな。
1
あなたにおすすめの小説
神は激怒した
まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。
めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。
ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m
世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる