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38話 ホワイトアリスがBランクに昇格しました
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祝勝会をエレキレッドの皆と行った翌日の事である。
「ふぁあ、頭痛い」
「も、もう食べられないのじゃ」
「ううん」
ヴィクトリカとラフレアが寝言を言っている。
ヴィクトリカは昨日の祝勝会で滅茶苦茶食べたのだ。
金貨三十枚と元々持っていた少しの金貨。
そのうちの少しの金貨を全て食事へと使用した。
飲み物もかなり飲んだのだ。
リーゴジュースは美味しかった。
「おはようございます。昨日は夜遅くまで騒ぎましたね」
「おはようアリス。お陰で寝不足だ」
「ふふっ、私もです」
俺とアリスが会話を繰り広げているとシャワー室からリアが出てきた。
俺は咄嗟に目を逸らした。
別に着替え終わっているのに。
理由は昨日間違って飲んだアルコールのせいで俺に凄くスキンシップしてきた為だ。
男として我慢するのがかなりきつかった。
あの胸の感触、吐息などが忘れられない。
因みにアルコールはその国や町によって法律が違うので飲んでも構わない場合もある。
「おはよう二人とも。頭痛いわ」
「あ、ああ」
「昨日の事気にしてるの?」
「お、覚えていたのか!?」
「まあ記憶はあるわよ。どうだった私とのスキンシップ」
「魅力的だった」
「そんなストレートに言われたら逆に照れるわよ」
「じゃあ何て言えばいいんだ? 俺は本音を言ったつもりだぞ」
「さあ」
そう言ってご機嫌になったリアが鼻歌を歌いながらベッドの二人を起こし始める。
俺はその隙にシャワーを浴びた。
シャワーを浴びた後俺達は宿屋でこれからの事を話し合う。
金貨三十枚ある為少しだけ余裕が出てきたのだ。
暫しの休息があってもいいかもしれない。
「どうするこれから」
「そうね。金貨三十枚は大事に使いたいわね」
「毎日沢山食べていればすぐ無くなってしまうのじゃ。もっと稼ぐ必要があるのじゃ」
「私は眠い。ふぁあああ。でも稼いだ方がいいんじゃない。腕も鈍るし」
「私もクエストもっと受注するべきかと」
休息は適度に入れればいいか。
腕が鈍るってのも事実だしな。
「よし取り敢えず冒険者ギルドに行こう」
俺達は冒険者ギルドへと向かった。
後で防具も新調しないとな。
少しずつ耐久性が落ちてきている筈だ。
「ホワイトアリス様少しお話があります」
「うん?」
「どうぞこちらへお掛けください」
そう言ってランシード王国冒険者ギルド支部の受付嬢から冒険者ギルドの中にある客室のソファへと座らされた。
また何か直々の依頼か?
「この度ホワイトアリス様の実力が冒険者ギルド本部に認められた為、Bランクへと昇格させて頂きます」
「本当か!?」
俺達はお互い顔を見合わせ喜びを顔に出した。
やった昇格だ。
「Bランクへと昇格したからと何か特別な事が起きるわけではありませんが冒険者ギルド本部側から今まで以上に信頼度が高くなったと認識してください」
「ああ。これからも頑張るよ」
「信頼を積み重ねるのは時間が掛かりますが、信頼を落とすのは一瞬。その言葉をお忘れなきよう」
「肝に銘じておくよ」
「貴族などからも依頼が舞い込む可能性がありますので、その時は宜しくお願いします」
「ああ」
俺達は冒険者ギルドの外に出ると全員で喜んだ。
「やった。やった、私達Bランクへと昇格した」
「やったのじゃああ」
「やったね」
「やりましたね」
「やったな」
俺に何故か全員抱き着く。
多くの人が見ていた。
凄い恥ずかしい。
「お、おい落ち着け。まだBランクだ」
「ラークのお陰」
「違うって。俺はサポートしか出来ていない。殆ど皆のお陰だ」
「それでもラークがいなかったら私達は今こうしてBランクへ昇格できていない」
そう言って全員俺にくっつく。
全員の顔や胸が密着してドキドキする。
でも取り敢えず良かった。
Bランクに昇格できて。
「ランシード王国でクエスト受注して、さっさと次の場所に移動しようか」
「そうね。そろそろ次に行きたくなったし」
「ああ。まだまだこれからだぞ」
俺の言葉に皆力強く頷いた。
さてセーブしよう。
「セーブ」
=========================
スロット1 ランシード王国冒険者ギルド前
スロット2 ランシード王国冒険者ギルド
=========================
俺はスロット1に上書きセーブをした。
こうして【ホワイトアリス】は無事にBランクへと昇格した。
それと同時に脳内に感情が籠っていない無機質な声が響く。
『セーブ&ロードの能力がレベルアップしました。セーブスロットを追加します』
『スロットが増えるのか?』
『スロット3が追加されます。その他にもロードの速度が速くなりました』
『ロードの速度?』
『今までよりロードの速度が速くなりました』
どうやら俺のセーブ&ロードの能力はまた進化したようだ。
一体どのくらい速くなったんだ?
「ふぁあ、頭痛い」
「も、もう食べられないのじゃ」
「ううん」
ヴィクトリカとラフレアが寝言を言っている。
ヴィクトリカは昨日の祝勝会で滅茶苦茶食べたのだ。
金貨三十枚と元々持っていた少しの金貨。
そのうちの少しの金貨を全て食事へと使用した。
飲み物もかなり飲んだのだ。
リーゴジュースは美味しかった。
「おはようございます。昨日は夜遅くまで騒ぎましたね」
「おはようアリス。お陰で寝不足だ」
「ふふっ、私もです」
俺とアリスが会話を繰り広げているとシャワー室からリアが出てきた。
俺は咄嗟に目を逸らした。
別に着替え終わっているのに。
理由は昨日間違って飲んだアルコールのせいで俺に凄くスキンシップしてきた為だ。
男として我慢するのがかなりきつかった。
あの胸の感触、吐息などが忘れられない。
因みにアルコールはその国や町によって法律が違うので飲んでも構わない場合もある。
「おはよう二人とも。頭痛いわ」
「あ、ああ」
「昨日の事気にしてるの?」
「お、覚えていたのか!?」
「まあ記憶はあるわよ。どうだった私とのスキンシップ」
「魅力的だった」
「そんなストレートに言われたら逆に照れるわよ」
「じゃあ何て言えばいいんだ? 俺は本音を言ったつもりだぞ」
「さあ」
そう言ってご機嫌になったリアが鼻歌を歌いながらベッドの二人を起こし始める。
俺はその隙にシャワーを浴びた。
シャワーを浴びた後俺達は宿屋でこれからの事を話し合う。
金貨三十枚ある為少しだけ余裕が出てきたのだ。
暫しの休息があってもいいかもしれない。
「どうするこれから」
「そうね。金貨三十枚は大事に使いたいわね」
「毎日沢山食べていればすぐ無くなってしまうのじゃ。もっと稼ぐ必要があるのじゃ」
「私は眠い。ふぁあああ。でも稼いだ方がいいんじゃない。腕も鈍るし」
「私もクエストもっと受注するべきかと」
休息は適度に入れればいいか。
腕が鈍るってのも事実だしな。
「よし取り敢えず冒険者ギルドに行こう」
俺達は冒険者ギルドへと向かった。
後で防具も新調しないとな。
少しずつ耐久性が落ちてきている筈だ。
「ホワイトアリス様少しお話があります」
「うん?」
「どうぞこちらへお掛けください」
そう言ってランシード王国冒険者ギルド支部の受付嬢から冒険者ギルドの中にある客室のソファへと座らされた。
また何か直々の依頼か?
「この度ホワイトアリス様の実力が冒険者ギルド本部に認められた為、Bランクへと昇格させて頂きます」
「本当か!?」
俺達はお互い顔を見合わせ喜びを顔に出した。
やった昇格だ。
「Bランクへと昇格したからと何か特別な事が起きるわけではありませんが冒険者ギルド本部側から今まで以上に信頼度が高くなったと認識してください」
「ああ。これからも頑張るよ」
「信頼を積み重ねるのは時間が掛かりますが、信頼を落とすのは一瞬。その言葉をお忘れなきよう」
「肝に銘じておくよ」
「貴族などからも依頼が舞い込む可能性がありますので、その時は宜しくお願いします」
「ああ」
俺達は冒険者ギルドの外に出ると全員で喜んだ。
「やった。やった、私達Bランクへと昇格した」
「やったのじゃああ」
「やったね」
「やりましたね」
「やったな」
俺に何故か全員抱き着く。
多くの人が見ていた。
凄い恥ずかしい。
「お、おい落ち着け。まだBランクだ」
「ラークのお陰」
「違うって。俺はサポートしか出来ていない。殆ど皆のお陰だ」
「それでもラークがいなかったら私達は今こうしてBランクへ昇格できていない」
そう言って全員俺にくっつく。
全員の顔や胸が密着してドキドキする。
でも取り敢えず良かった。
Bランクに昇格できて。
「ランシード王国でクエスト受注して、さっさと次の場所に移動しようか」
「そうね。そろそろ次に行きたくなったし」
「ああ。まだまだこれからだぞ」
俺の言葉に皆力強く頷いた。
さてセーブしよう。
「セーブ」
=========================
スロット1 ランシード王国冒険者ギルド前
スロット2 ランシード王国冒険者ギルド
=========================
俺はスロット1に上書きセーブをした。
こうして【ホワイトアリス】は無事にBランクへと昇格した。
それと同時に脳内に感情が籠っていない無機質な声が響く。
『セーブ&ロードの能力がレベルアップしました。セーブスロットを追加します』
『スロットが増えるのか?』
『スロット3が追加されます。その他にもロードの速度が速くなりました』
『ロードの速度?』
『今までよりロードの速度が速くなりました』
どうやら俺のセーブ&ロードの能力はまた進化したようだ。
一体どのくらい速くなったんだ?
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