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42話 温泉は混浴でした
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次の目的地デイルに行く前にランシード王国武器屋で銀の剣を二つ購入した。
合計金貨四枚。
その際俺も少しでもサポート出来て戦えるよう投擲用に短剣を購入した。
名前はグラディウス。
そして現在――
俺達は割と広い馬車で揺られている。
ランシード王国を出国する際エレキレッドのメンバーや、エーディンに別れの挨拶をした。
お互い冒険者で別のパーティーに属しているので別れが来るのは当たり前だ。
だからスッキリと別れることができた。
またいつか会えるといいな。
「それでデイルってどんな所なの?」
「さあ俺も行ったことないから知らないな。山頂付近にあるしか情報ないしな」
「地図見せて」
「ああ」
俺は受付嬢から貰った地図をリアに渡す。
リアはその地図を広げて見るがうーんと首を捻って頭を悩ましている。
「この地図だけじゃ分からないわね」
「ああ。行ってみるしかないだろうな」
俺達がそんな会話を繰り広げていると御者から話を振られる。
「デイルなら少しばかり知っていますがお話しましょうか?」
「頼む。事前に情報を入れておくのと入れておかないのでは違うからな」
「ではお話ししましょう」
御者が俺達に馬車を走らせながら話す。
「デイルには一つの伝説があります」
「伝説?」
「猫人族と呼ばれる一族がこの山のどこかに住んでおられるそうなのです」
「猫人族?」
聞いたことのない種族だ。
一体どんな種族なのだろうか。
「私も詳しくは分かりませんが、猫人族はさぞ美しい容姿の持ち主だそうです」
「へえー」
「と、話しているうちにどうやらデイルが存在する山に到着したようです」
デイルが存在する山にいつの間にか到着していた。
馬車で結構揺られていたからな。
相変わらず俺にもたれかかりラフレアは寝ている。
ヴィクトリカはランシード王国の露天商の食料市場で購入したリーゴ飴を舐めている。
「お着きになられましたので馬車からゆっくりと降りてください」
「ありがとう。感謝する」
「会えるといいですね。猫人族に」
「ははっ、期待はしていないけどな」
俺は御者に冗談っぽく返して馬車から降りる。
馬車は来た道を戻っていった。
「意外と大きいですね」
「そうね大きいわね。登るの大変そう」
「うむ、すぐお腹がすいてしまうのじゃ」
「私は少し寝たから平気」
いやラフレアお前はかなり寝てるだろ。
まあそんな突っ込みは内心だけにして、俺達はデイルが存在する山へと足を踏み入れる。
これ登るの面倒だな。
「セーブ」
=========================
スロット1 ランシード王国宿屋
スロット2 デイルが存在する山の前
スロット3 空き
=========================
俺はスロット2に上書きセーブをした。
「さあ登るか」
「はい」
俺達は山を登り始める。
山の手前には看板が立っており『フィーフィーマウンテン』と書いてある。
どうやら名前の由来はフィーフィーと鳴く鳥が山の近くにいるからだ。
現にうるさい程フィーフィーと鳴き声が聞こえてくる。
「どのぐらいで着くの?」
「今半分位だから後一時間位?」
「ちょっと休憩したい」
「オッケー。俺も疲れた」
俺達は整備された山道の脇にある地面に座る。
ふぅー、疲れた。
「疲れたぁ」
「妾もじゃ」
「私も疲れた。眠くなってきた」
「皆さんもう少しですから頑張りましょう」
「少し休憩したら行くぞ。日が暮れると厄介だ」
俺達は日が暮れる前にデイルまで頑張って向かう。
というか整備された山道なら馬車で行けたのでは?
Bランク程度ではそこまでの待遇はないということか。
三十分後――
「ついたあああ!!」
「はあはあ、疲れたのじゃ」
「もう限界」
「流石に疲れましたね」
「全くだ」
俺達は無事にデイルへと到着する。
そして検問所でチェックを受けた後デイルへと入国する。
「意外と人いるじゃない」
「本当だな。でも民族衣装を着用している人も多いな」
「そうね。可愛らしい服ね」
水色の泡模様の民族衣装と思われる物を着用した人々の姿も多く見える。
冒険者より元々のここに住んでいる人々の方が多いのかもしれないな。
「取り敢えず宿を探そうか」
「ええ、そうね」
俺達は宿を探す。
そして温泉付きの宿を見つける。
そこで宿を一室取った。
「温泉じゃあ!!」
「私も入りたい!!」
リアとヴィクトリカのテンションが上がっている。
まあ今日は疲れたし冒険者ギルドは明日行こう。
「じゃあ温泉入るか」
「ええ」
「うむ」
「はーい」
「はい」
俺達は温泉へと向かう。
そして俺は驚愕した。
こ、混浴だと!?
「いや、じゃあ俺はシャワーでいいや」
「え!? 何で? 一緒に入りましょう」
「入るのじゃ、入るのじゃ!!」
「私は全然構わないけど」
「私も全然構いません!!」
いや俺が構うんだが。
こ、混浴は流石にやばいだろ。
だって裸を見てしまうのだから。
「さあ行くわよラーク」
「お、おいちょっと待て」
俺は半ば強引に温泉へとリア達に連れられる。
その後俺はなるべくリア達から視線を逸らし温泉へと浸かる。
心臓が高鳴る。ドキドキする。
油断すれば意識を失いそうだ。
「顔真っ赤よ。大丈夫?」
「当たり前だろ。お前異性だぞ」
「私はラークと入れて嬉しいけどな!!」
「くっつくな」
リアがニヤニヤと笑いながら俺に体をくっつけてくる。
俺は理性を保つので精一杯だった。
「そう言えば猫人族ってどんな姿なんだろう?」
「さあな。美しい容姿だという事しか知らないからな」
「今もいたりして」
「怖い事言うな」
俺達は温泉に浸かりながら疲れを癒す。
俺達は一応温泉を金貨で貸し切りにした。
だからリア達の裸が他に見られることはないのだ。
そこは一安心。
その後もリア達が俺にくっついて来た。
嬉しいのだが男としての何かが壊れそうで怖かった。
魅力的すぎる。
その後俺達は今日一日疲れを癒した。
「セーブ」
=========================
スロット1 ランシード王国宿屋
スロット2 デイルの宿
スロット3 空き
=========================
スロット2に上書きセーブをした。
食事を宿で取った後、俺達は疲れてベッドで五人くっついてぐっすり眠る。
今日はリアとアリスの間で寝た。
ああ幸せだな。
俺は眠りについた。
合計金貨四枚。
その際俺も少しでもサポート出来て戦えるよう投擲用に短剣を購入した。
名前はグラディウス。
そして現在――
俺達は割と広い馬車で揺られている。
ランシード王国を出国する際エレキレッドのメンバーや、エーディンに別れの挨拶をした。
お互い冒険者で別のパーティーに属しているので別れが来るのは当たり前だ。
だからスッキリと別れることができた。
またいつか会えるといいな。
「それでデイルってどんな所なの?」
「さあ俺も行ったことないから知らないな。山頂付近にあるしか情報ないしな」
「地図見せて」
「ああ」
俺は受付嬢から貰った地図をリアに渡す。
リアはその地図を広げて見るがうーんと首を捻って頭を悩ましている。
「この地図だけじゃ分からないわね」
「ああ。行ってみるしかないだろうな」
俺達がそんな会話を繰り広げていると御者から話を振られる。
「デイルなら少しばかり知っていますがお話しましょうか?」
「頼む。事前に情報を入れておくのと入れておかないのでは違うからな」
「ではお話ししましょう」
御者が俺達に馬車を走らせながら話す。
「デイルには一つの伝説があります」
「伝説?」
「猫人族と呼ばれる一族がこの山のどこかに住んでおられるそうなのです」
「猫人族?」
聞いたことのない種族だ。
一体どんな種族なのだろうか。
「私も詳しくは分かりませんが、猫人族はさぞ美しい容姿の持ち主だそうです」
「へえー」
「と、話しているうちにどうやらデイルが存在する山に到着したようです」
デイルが存在する山にいつの間にか到着していた。
馬車で結構揺られていたからな。
相変わらず俺にもたれかかりラフレアは寝ている。
ヴィクトリカはランシード王国の露天商の食料市場で購入したリーゴ飴を舐めている。
「お着きになられましたので馬車からゆっくりと降りてください」
「ありがとう。感謝する」
「会えるといいですね。猫人族に」
「ははっ、期待はしていないけどな」
俺は御者に冗談っぽく返して馬車から降りる。
馬車は来た道を戻っていった。
「意外と大きいですね」
「そうね大きいわね。登るの大変そう」
「うむ、すぐお腹がすいてしまうのじゃ」
「私は少し寝たから平気」
いやラフレアお前はかなり寝てるだろ。
まあそんな突っ込みは内心だけにして、俺達はデイルが存在する山へと足を踏み入れる。
これ登るの面倒だな。
「セーブ」
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スロット1 ランシード王国宿屋
スロット2 デイルが存在する山の前
スロット3 空き
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俺はスロット2に上書きセーブをした。
「さあ登るか」
「はい」
俺達は山を登り始める。
山の手前には看板が立っており『フィーフィーマウンテン』と書いてある。
どうやら名前の由来はフィーフィーと鳴く鳥が山の近くにいるからだ。
現にうるさい程フィーフィーと鳴き声が聞こえてくる。
「どのぐらいで着くの?」
「今半分位だから後一時間位?」
「ちょっと休憩したい」
「オッケー。俺も疲れた」
俺達は整備された山道の脇にある地面に座る。
ふぅー、疲れた。
「疲れたぁ」
「妾もじゃ」
「私も疲れた。眠くなってきた」
「皆さんもう少しですから頑張りましょう」
「少し休憩したら行くぞ。日が暮れると厄介だ」
俺達は日が暮れる前にデイルまで頑張って向かう。
というか整備された山道なら馬車で行けたのでは?
Bランク程度ではそこまでの待遇はないということか。
三十分後――
「ついたあああ!!」
「はあはあ、疲れたのじゃ」
「もう限界」
「流石に疲れましたね」
「全くだ」
俺達は無事にデイルへと到着する。
そして検問所でチェックを受けた後デイルへと入国する。
「意外と人いるじゃない」
「本当だな。でも民族衣装を着用している人も多いな」
「そうね。可愛らしい服ね」
水色の泡模様の民族衣装と思われる物を着用した人々の姿も多く見える。
冒険者より元々のここに住んでいる人々の方が多いのかもしれないな。
「取り敢えず宿を探そうか」
「ええ、そうね」
俺達は宿を探す。
そして温泉付きの宿を見つける。
そこで宿を一室取った。
「温泉じゃあ!!」
「私も入りたい!!」
リアとヴィクトリカのテンションが上がっている。
まあ今日は疲れたし冒険者ギルドは明日行こう。
「じゃあ温泉入るか」
「ええ」
「うむ」
「はーい」
「はい」
俺達は温泉へと向かう。
そして俺は驚愕した。
こ、混浴だと!?
「いや、じゃあ俺はシャワーでいいや」
「え!? 何で? 一緒に入りましょう」
「入るのじゃ、入るのじゃ!!」
「私は全然構わないけど」
「私も全然構いません!!」
いや俺が構うんだが。
こ、混浴は流石にやばいだろ。
だって裸を見てしまうのだから。
「さあ行くわよラーク」
「お、おいちょっと待て」
俺は半ば強引に温泉へとリア達に連れられる。
その後俺はなるべくリア達から視線を逸らし温泉へと浸かる。
心臓が高鳴る。ドキドキする。
油断すれば意識を失いそうだ。
「顔真っ赤よ。大丈夫?」
「当たり前だろ。お前異性だぞ」
「私はラークと入れて嬉しいけどな!!」
「くっつくな」
リアがニヤニヤと笑いながら俺に体をくっつけてくる。
俺は理性を保つので精一杯だった。
「そう言えば猫人族ってどんな姿なんだろう?」
「さあな。美しい容姿だという事しか知らないからな」
「今もいたりして」
「怖い事言うな」
俺達は温泉に浸かりながら疲れを癒す。
俺達は一応温泉を金貨で貸し切りにした。
だからリア達の裸が他に見られることはないのだ。
そこは一安心。
その後もリア達が俺にくっついて来た。
嬉しいのだが男としての何かが壊れそうで怖かった。
魅力的すぎる。
その後俺達は今日一日疲れを癒した。
「セーブ」
=========================
スロット1 ランシード王国宿屋
スロット2 デイルの宿
スロット3 空き
=========================
スロット2に上書きセーブをした。
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ああ幸せだな。
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