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59話 Sランク冒険者に出会いました
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俺達は【リミットギア】というAランクパーティーと戦った。
そしてその戦いの最中で覚醒した。
セーブ&ロードの能力の一つに分裂が加わった。
魔力消費量が激しいがその分チート級の能力だ。
だがこれにも弱点がある。
それは数が多すぎる相手には効果が無い。
先に魔力が底を突く。
それと聞いたことは無いが相手の魔法を無効化する能力の持ち主がいた場合も通用しないだろう。
まあそれでも最強クラスに変わりはないが。
そして現在――
「俺は冒険者ギルドに行くけど一緒に行く人いるか?」
「妾が行くのじゃ!!」
「私も行きます!!」
「わったしもー!!」
ラフレアは寝ている。
ネールもぐっすり寝ている。
リアは「パス」と言った。
どうやら今日は動きたくない気分のようだ。
「じゃあここでセーブしておくから、何かあったらすぐに呼んでくれ」
「オッケー!!」
「じゃあセーブ」
=========================
スロット1 ファイシード国冒険者ギルド
スロット2 ファイシード国宿屋
スロット3 ファイシード国宿屋
スロット4 空き
=========================
俺はスロット3に上書きセーブをした。
そしてヴィクトリカ、アリス、ナーフィと一緒に冒険者ギルドへと向かう。
ナーフィは俺の肩に止まっている。
「色々ありましたがここまで来ましたね!!」
「そうだな。これからも頑張ろうな!!」
「はい!! 宜しくお願いします!!」
「ああ!!」
俺達は多くの人々が賑わう市街を歩きつつ雑談を交わす。
途中の露天商の食料市場で美味しそうなホットドッグを発見したヴィクトリカは涎を垂らして興奮して近づいていく。
「これ買ってよいか? 良いじゃろ?」
「ああいいよ」
「やったのじゃ!! ホットドッグなのじゃ!!」
俺はヴィクトリカと欲しがっていたナーフィに買ってあげた。
ナーフィは小さい体だが滅茶苦茶食べる。
一体どこにそれだけの物量が入ったのか。
世界七不思議の一つに数えられるかもしれない。
因みに残りの六個は知らない。
「旨いのじゃ!! このパンとソーセージのハーモニーがたまらぬのじゃ!!」
「マスタードとケチャップもいい味出してるよね!!」
「そうなのじゃ!! 口が幸せなのじゃ!!」
ヴィクトリカとナーフィは凄くご機嫌なようだ。
俺とアリスはそれを見て微笑んだ。
冒険者ギルドに到着すると何かざわざわしている。
一体何だ?
何が起こっている?
「何かあったんでしょうか?」
「何だろうな。冒険者たちがざわざわしているが」
俺達は冒険者ギルド内が騒々しい理由を知りたくて他の冒険者に聞いた。
すると驚きの事実が発覚した。
「今このファイシード国冒険者ギルド支部にSランク冒険者のリーエルが来てるのよ!!」
「リーエル!?」
「そうそう。凄い魔導士なんだよね。憧れる!!」
俺はリーエルを知っていた。
過去【デビルメイデン】に所属していた時出会ったソロ冒険者。
当時からSランク冒険者だった。
男なのに凄い美少女顔で誰が見ても少女だと思い込むレベルだ。
俺に優しくしてくれた一人だ。
俺は事情をアリス達に話すと急いでリーエルを探した。
リーエルにお礼を言いたかった。
俺を見下してくる奴らが多い中、俺の実力を正当に評価して優しくしてくれたリーエルに。
「リーエル。久しぶりだな!!」
「ラークか!! 久しぶりだな!! 元気そうじゃないか!!」
「ああ。お陰様で!!」
「随分と表情豊かになったな!! デビルメイデンを追放されたと聞いたが今は別のパーティーに所属しているんだな!!」
「ああ。ホワイトアリスって言うんだ。横に居るのがリーダーのアリスだ!!」
アリスはリーエルに挨拶する。
「私がホワイトアリスのリーダーです!! アリスと言います!!」
「そうか。僕はソロ冒険者のリーエル。宜しくな!!」
「はい!!」
相変わらず美少女だな。
凄い周囲から注目を集めている。
それと全然変わらないな。
いい奴だ。
「ここに何しに来たんだ?」
「近頃魔獣がこの国に被害を及ぼしていてな。貴族に頼まれて僕が魔獣退治をしている。もう終わったから出国する所だけどね」
「そっか。あの時はありがとうな!! 俺を正当に評価してくれて!!」
「何を言っている。君は凄い魔導士だ。僕よりも遥かにね!!」
「Sランクに言われると嫌味にしか聞こえないな!!」
「ははっ。僕は運が良かっただけだよ!! あ、そうだ。二つほど君に伝えなくてはいけないな!!」
「俺に?」
「ああ。一つはリミットギアと呼ばれる悪名高いAランクパーティーがいる。特に年頃の女を狙うそうだ。アリスは気を付けた方がいい。まあ君なら大丈夫そうだが!!」
「それなら昨日戦って勝ったぞ。俺達を狙ってきたからな」
「そうなのか!? すまない僕も手助けできていれば?」
「いやいいって!! 気持ちだけで十分だ!!」
俺の言葉にリーエルは笑って見せた。
銀色の髪が風に靡く。
銀色の瞳が相変わらず綺麗で吸い込まれそうになる。
また雪のように白い肌だ。
「二つ目は君がいたデビルメインだが、Bランクへと降格している。逆恨みには気を付けた方がいい!!」
「デビルメイデンがBランクに!?」
「知らなかったようだな。ラーク、君がいたからデビルメイデンはSランクまで昇格できたんだ。君を追放した報いだ。だけど逆恨みする連中だ。気を付けろ!!」
「そうか。気を付ける。話してくれてありがとうな!!」
「ああ。また会おうラーク。それとラークを支えてくれアリス!!」
アリスは「はい!!」と力強く真剣な表情で言った。
そしてリーエルは忙しそうにすぐに手を振っていなくなる。
Sランク冒険者は忙しいようだ。
「いい人でしたね!!」
「ああ。凄いいい奴なんだ!!」
「それにしてもデビルメイデンの件ですが」
「ああ。まさかBランクまで降格していたとはな」
まあ自業自得だろう。
正直ざまぁとしか思わない。
だが【デビルメイデン】のメンバーが【ホワイトアリス】のメンバーに手を出すことは許さない。
絶対にそれだけは許さない。
何か仕掛けて来れば殺してやる。
俺はそう内心誓った。
俺が【ホワイトアリス】を守るんだ。
俺達は帰り道お土産を買って宿屋へと戻る。
そして事の顛末を全て伝えた。
「へえー。Sランク冒険者に出会ったんだ。凄い強いのよね?」
「勿論だ。リーエルはかなり強い!! そしていい奴だ!!」
「流石Sランク冒険者ってところね」
「そうだな」
俺達は帰りに買ったホットドッグを皆で食べて雑談を交わす。
「デビルメイデンとかいうパーティーはリミットギア同様きっとねちっこいのじゃ!!」
「そうね。絶対ラークを逆恨みしているわよ!!」
「私達が戦わないとね!!」
「そうですね。何か仕掛けて来れば戦いましょう!!」
「アリスに賛成!!」
「妖精の勘がデビルメイデンはろくでもないと言っているわ!!」
皆【デビルメイデン】から俺を守ろうと話し合ってくれている。
凄く嬉しいな。
俺も絶対に【ホワイトアリス】には手を出させない。
バレッド達はどう動いてくるだろうか?
「セーブ」
=========================
スロット1 ファイシード国冒険者ギルド
スロット2 ファイシード国宿屋
スロット3 ファイシード国宿屋
スロット4 空き
=========================
俺はスロット3に上書きセーブをした。
それにしても今日はリーエルと会えて良かったな。
そう思いながら俺は雑談に加わった。
そしてその戦いの最中で覚醒した。
セーブ&ロードの能力の一つに分裂が加わった。
魔力消費量が激しいがその分チート級の能力だ。
だがこれにも弱点がある。
それは数が多すぎる相手には効果が無い。
先に魔力が底を突く。
それと聞いたことは無いが相手の魔法を無効化する能力の持ち主がいた場合も通用しないだろう。
まあそれでも最強クラスに変わりはないが。
そして現在――
「俺は冒険者ギルドに行くけど一緒に行く人いるか?」
「妾が行くのじゃ!!」
「私も行きます!!」
「わったしもー!!」
ラフレアは寝ている。
ネールもぐっすり寝ている。
リアは「パス」と言った。
どうやら今日は動きたくない気分のようだ。
「じゃあここでセーブしておくから、何かあったらすぐに呼んでくれ」
「オッケー!!」
「じゃあセーブ」
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スロット1 ファイシード国冒険者ギルド
スロット2 ファイシード国宿屋
スロット3 ファイシード国宿屋
スロット4 空き
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俺はスロット3に上書きセーブをした。
そしてヴィクトリカ、アリス、ナーフィと一緒に冒険者ギルドへと向かう。
ナーフィは俺の肩に止まっている。
「色々ありましたがここまで来ましたね!!」
「そうだな。これからも頑張ろうな!!」
「はい!! 宜しくお願いします!!」
「ああ!!」
俺達は多くの人々が賑わう市街を歩きつつ雑談を交わす。
途中の露天商の食料市場で美味しそうなホットドッグを発見したヴィクトリカは涎を垂らして興奮して近づいていく。
「これ買ってよいか? 良いじゃろ?」
「ああいいよ」
「やったのじゃ!! ホットドッグなのじゃ!!」
俺はヴィクトリカと欲しがっていたナーフィに買ってあげた。
ナーフィは小さい体だが滅茶苦茶食べる。
一体どこにそれだけの物量が入ったのか。
世界七不思議の一つに数えられるかもしれない。
因みに残りの六個は知らない。
「旨いのじゃ!! このパンとソーセージのハーモニーがたまらぬのじゃ!!」
「マスタードとケチャップもいい味出してるよね!!」
「そうなのじゃ!! 口が幸せなのじゃ!!」
ヴィクトリカとナーフィは凄くご機嫌なようだ。
俺とアリスはそれを見て微笑んだ。
冒険者ギルドに到着すると何かざわざわしている。
一体何だ?
何が起こっている?
「何かあったんでしょうか?」
「何だろうな。冒険者たちがざわざわしているが」
俺達は冒険者ギルド内が騒々しい理由を知りたくて他の冒険者に聞いた。
すると驚きの事実が発覚した。
「今このファイシード国冒険者ギルド支部にSランク冒険者のリーエルが来てるのよ!!」
「リーエル!?」
「そうそう。凄い魔導士なんだよね。憧れる!!」
俺はリーエルを知っていた。
過去【デビルメイデン】に所属していた時出会ったソロ冒険者。
当時からSランク冒険者だった。
男なのに凄い美少女顔で誰が見ても少女だと思い込むレベルだ。
俺に優しくしてくれた一人だ。
俺は事情をアリス達に話すと急いでリーエルを探した。
リーエルにお礼を言いたかった。
俺を見下してくる奴らが多い中、俺の実力を正当に評価して優しくしてくれたリーエルに。
「リーエル。久しぶりだな!!」
「ラークか!! 久しぶりだな!! 元気そうじゃないか!!」
「ああ。お陰様で!!」
「随分と表情豊かになったな!! デビルメイデンを追放されたと聞いたが今は別のパーティーに所属しているんだな!!」
「ああ。ホワイトアリスって言うんだ。横に居るのがリーダーのアリスだ!!」
アリスはリーエルに挨拶する。
「私がホワイトアリスのリーダーです!! アリスと言います!!」
「そうか。僕はソロ冒険者のリーエル。宜しくな!!」
「はい!!」
相変わらず美少女だな。
凄い周囲から注目を集めている。
それと全然変わらないな。
いい奴だ。
「ここに何しに来たんだ?」
「近頃魔獣がこの国に被害を及ぼしていてな。貴族に頼まれて僕が魔獣退治をしている。もう終わったから出国する所だけどね」
「そっか。あの時はありがとうな!! 俺を正当に評価してくれて!!」
「何を言っている。君は凄い魔導士だ。僕よりも遥かにね!!」
「Sランクに言われると嫌味にしか聞こえないな!!」
「ははっ。僕は運が良かっただけだよ!! あ、そうだ。二つほど君に伝えなくてはいけないな!!」
「俺に?」
「ああ。一つはリミットギアと呼ばれる悪名高いAランクパーティーがいる。特に年頃の女を狙うそうだ。アリスは気を付けた方がいい。まあ君なら大丈夫そうだが!!」
「それなら昨日戦って勝ったぞ。俺達を狙ってきたからな」
「そうなのか!? すまない僕も手助けできていれば?」
「いやいいって!! 気持ちだけで十分だ!!」
俺の言葉にリーエルは笑って見せた。
銀色の髪が風に靡く。
銀色の瞳が相変わらず綺麗で吸い込まれそうになる。
また雪のように白い肌だ。
「二つ目は君がいたデビルメインだが、Bランクへと降格している。逆恨みには気を付けた方がいい!!」
「デビルメイデンがBランクに!?」
「知らなかったようだな。ラーク、君がいたからデビルメイデンはSランクまで昇格できたんだ。君を追放した報いだ。だけど逆恨みする連中だ。気を付けろ!!」
「そうか。気を付ける。話してくれてありがとうな!!」
「ああ。また会おうラーク。それとラークを支えてくれアリス!!」
アリスは「はい!!」と力強く真剣な表情で言った。
そしてリーエルは忙しそうにすぐに手を振っていなくなる。
Sランク冒険者は忙しいようだ。
「いい人でしたね!!」
「ああ。凄いいい奴なんだ!!」
「それにしてもデビルメイデンの件ですが」
「ああ。まさかBランクまで降格していたとはな」
まあ自業自得だろう。
正直ざまぁとしか思わない。
だが【デビルメイデン】のメンバーが【ホワイトアリス】のメンバーに手を出すことは許さない。
絶対にそれだけは許さない。
何か仕掛けて来れば殺してやる。
俺はそう内心誓った。
俺が【ホワイトアリス】を守るんだ。
俺達は帰り道お土産を買って宿屋へと戻る。
そして事の顛末を全て伝えた。
「へえー。Sランク冒険者に出会ったんだ。凄い強いのよね?」
「勿論だ。リーエルはかなり強い!! そしていい奴だ!!」
「流石Sランク冒険者ってところね」
「そうだな」
俺達は帰りに買ったホットドッグを皆で食べて雑談を交わす。
「デビルメイデンとかいうパーティーはリミットギア同様きっとねちっこいのじゃ!!」
「そうね。絶対ラークを逆恨みしているわよ!!」
「私達が戦わないとね!!」
「そうですね。何か仕掛けて来れば戦いましょう!!」
「アリスに賛成!!」
「妖精の勘がデビルメイデンはろくでもないと言っているわ!!」
皆【デビルメイデン】から俺を守ろうと話し合ってくれている。
凄く嬉しいな。
俺も絶対に【ホワイトアリス】には手を出させない。
バレッド達はどう動いてくるだろうか?
「セーブ」
=========================
スロット1 ファイシード国冒険者ギルド
スロット2 ファイシード国宿屋
スロット3 ファイシード国宿屋
スロット4 空き
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俺はスロット3に上書きセーブをした。
それにしても今日はリーエルと会えて良かったな。
そう思いながら俺は雑談に加わった。
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