独自ダンジョン攻略

sasina

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未定

101.原材料不明

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 春がドロップアイテムを自分のリュックに仕舞ったのを確認してから先に進む。

「肩が痛い」

「痛めたのか?」

「いや、そこまででは無いんだけど、剣が思ったより重くて少しね」

 いきなり剣を振るうのは体に無理があったか。

「春、ダンジョンに入るつもりなら今日から毎日素振りして体を剣を慣らせ」

「毎日か。私がだけがやるの?」

 そう言ってチラチラと俺を見てくる。

「俺はこれでも毎日やっているぞ」

「えっ! 本当に?」

「本当に。武器を使うなら実際に使ってみるだろ。いきなり実戦で使う訳がない。な凛」

「はい。私もいきなり使ったことも無い武器を使うのは抵抗があります」

 使えないとは言わないんだな。

 まあ、慶にオールラウンダーと言われるからには、それなりの種類の武器を扱えるという事だからな。初見の武器だとしても似た様なものを使った経験で多少は扱えてしまうのか。

「そっか。ダンジョンを楽しむ為にも努力は必要なんだね」

「勉強の努力もな」

「まあ、そっちは追々やるから大丈夫…きっと」

 本当に頑張れよ。

「まあいい、それよりも春。お前の初ドロップは何だった?」

「このチョーカーだけど」

 そう言って春が見せてきたのは、確かにチョーカーに見えた。

 どんな物か分からないから鑑定してみるか。

 鑑定

【名前:猟獣の首輪
 状態:良
 効果:モンスター相手にダメージを与えずに装着すればテイムモンスターにする事が出来る。
    成功率は相手モンスターと使用者のlv差に比例する 】

 全然チョーカーではないが、コレはかなり良い物だな。

 lvにもよるが、ダメージを与えずにこの首輪をつける事が出来れば、強制的にモンスターテイム出来る。

 難易度は高く、スライムの様な相手には通用しないと思う。

 それでも結構強力なアイテムをドロップしたな、春。

 まあ、その春は現在凛にその猟獣の首輪を自分の首につけてもらい喜んでいる。

 この首輪の効果がモンスターに限定されていなかったら、凛の奴隷になっている処だったぞ?

 効力は首輪を着けている間だけだろうが、テイムと言うくらいだから自力で外す事は出来ない様になっているのだろう。

 何の効果も発揮しないが春が着けたいと言うのなら、今は放っておいてもいいか。別に危険はないしな。

 春のlvが上がったらレッドウルフに使ってもらえば良い。

 このダメージを与えずに、がいつから適応されるのか分からないが、俺にはもうレッドウルフをテイムする事は出来ないと思うからな。

「春、コレを飲んでおけ」

 そう言ってマジックポーチから取り出した回復ポーションを春に投げ渡す。

「この赤い液体は何?」

「それはモンスターの血液から作られた回復ポーションだ」

「ゴホッゴホゴホ」

 春に向けて言った冗談だったのに、凛が青い顔をして咳き込んでいる。

 凛、昨日の回復ポーションを飲んだのか。怪我をした訳でも無いだろうに。

 多分、昨日家に帰ってから自分で傷を作って試してみたという所か。

「本当に?」

 凛は涙目でそう聞いてきた。可哀想なので冗談という事を教える。

「嘘だ。俺にポーションの中身なんて分かる訳無いだろ」

 そう答えた瞬間、殴り掛かってきたので拳を掴んで受け止める。

「凛は使ったのか。使い心地はどうだった?」

 第三開放ぐらいの勢いで攻撃してきたが、通用しないと分かっているのか諦めて力を抜くと、俺の質問に答えた。

「味は無いです。効果はちゃんとあり傷はポーションを飲んで直ぐに治りました」

「という事だ。成分は不明だがそのポーションを飲めば肩の痛みも消える」

 そう俺が春に伝えるが春は固まった状態から動かない。

「どうした春。飲まないのか?」

「いや、飲むよ。でも、それよりもさっきのは何っ? 凛さん速過ぎでしょ! それを受け止める方もおかしいって!」

 そうだったな。春は話には聞いていても実際にはダンジョンに入る事によってどう変わるのか見るのは初めてだった。

「まあ、これがダンジョンに入ると言う事だ。そしてダンジョンに入っていない一般人が今のお前だ。これがどういう事か分かるよな」

「うん、世界の法則が変わったって事でしょ」

 何そのカッコいい言い表し方。

「そうだ。低lvでは今とあまり変わらないが、これが高lvになっていくと、科学や人数では無く、lvとスキルがこの世界での力になっていく。だから国が許可をする前にスタートダッシュを切らないとな。まあ、話を大きくし過ぎたが、春は自分自身を守れる最低限のlvを手に入れろって事だ」

「うん、わかった」

「じゃあ、ウルフを狩りまくってlv上げをするか」

「おーうっ!」「はい」

 俺と春、凛の3人はダンジョンを進んでいき、ウルフ狩りを続けた。








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