私は脇役でしょう?

Snowdrop

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幼少期

お兄様

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さて。

いつまでもベッドでごろごろしているわけにもいかないので、さっさと起き上がるかな。

というか今は朝七時なのだ。
幼児的にはいいのかもしれないが、元高校生としては非常に焦る時間。
前は五時に起きて七時には出ていたからね。
文化部なのに我ながらお早いことで、とは思う。
けど遅刻が大の苦手だったのだから仕方ないではないか、と誰にともなく言い訳をする。

話がズレた。

まぁそういうことで、ベッドから出るとうーんと伸びをする。

因みに今は秋っぽくなってきた夏ぐらいなのでほんのりと肌寒い。
だが私は前世も今世もこのくらいの気温が一番好きなので、とても心地が良い。
この空気の澄んだ感じがなんとも言えない。
空気に癒されつつ、メイドを呼ぶ。

そうするとすぐに来てくれるメイド。
瑞野といって、昔から仕えてくれる内の一人だ。

「着替えたいの」

「わかりました」

それだけ言うと、服を決めて、髪を整える。
そのまま朝食へ向かうと、既にお兄様が席についていた。

「お兄様!おはようございます」

「おはよう、都。誕生日おめでとう」

「はい。ありがとうございます」

ちょっと忘れてたけど、そういえば今日私の誕生日か。
笑って誤魔化したけど、危ない。

「お父さんとお母さんは午後帰って来るらしいよ。その分朝早めに出かけたみたい」

すると私は顔を明るくさせた。

「じゃあ今日は皆でだんらんですね!うれしいです!」

...子供だから舌っ足らずなのは当たり前だ。
ちょっと恥ずかしいけど気にしなーい。

でも五歳児で団欒なんて言葉知らなかったなぁ。
こんな語彙をもっている五歳児は変だけど、それを気にしない人もどうかと思う。お兄様、君のことね。

そんなことを考えているとお兄様はさっさと食べ終わって出ていってしまった。
私も慌てる。

今日は家庭教師が来るのだ。それまでに食べ終わってあわよくば乙女ゲームについて考える時間を...!

急いで食べると私も部屋へと戻って行った。



──────────

更新遅くなったくせに短いとかすみません...!
単純に忙しがったのと、文章が気になって中々進まなかったからです。
流石にそろそろ更新しないと、と後半はちょっぴり雑です。
誤字脱字、文章への不満等もありましたらご指摘してくださいませm(_ _)m

♦補足♦
このお話は元々ノベルバにて載せていたものを文章や構成を変えつつ載せたものです。(今はこっちが追いつくまで停滞中。追いつき次第アルファポリスさんに恐らく完全移行します。)
名前も一部変えますので、今度プロフィールを書きますね。
瑞野と凪がイニシャル被っていたので瑞野の名前が変わります。
ノベルバで見ていた方いましたら申し訳ありません。






...あれ、いつの間にかあとがきがちょっと堅苦しい。
何故にこうなった?






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