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同期の美少女Vtuberと同じ学校?そんなことあるわけ……
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「皆さん声聞こえてますでしょうか?それではいつものように配信始めていきます。どうも海野源うみのげんです~。いや~明日から高校せいということでね……」
僕はいつもと同じように配信を始める。僕は男子高校生Vtuberとして活動している、海野源だ。海野は芸名で本名(旧名)は天野源あまのげんという。
この活動は14歳で初めたのだが、なんだかんだで人気が出て、気づいたら大手事務所、「ほわいとぱれっと」からスカウトを受け、人気Vtuberになっていた。
今日は明日から高校一年生ということで配信を行なっている。
「今日は高校入学記念ということでね、まあエスカレーター式で入れるんだけど、今回は凸待ち配信をしていこうと思います!」
その後はたくさんの先輩から「頑張れよ」などの激励や、「おめでとう」などの祝福を受けた。
そろそろ一時間経つし、配信終わるか~などと考え、「もうそろそろ閉じようかな~?」などと言ってる時、誰かから通話がかかってきた。
誰かな?と思い、画面を見ると、そこには森宮咲という名前が表示されている。(本名は七宮)僕は「ラスト、森宮咲さんからかかってきました!」とマイクに向かって言うと、通話に出て森宮と話し始める。
「あ、森宮?僕だけど、」
「海野さんですか?なんかやってるなって思って電話かけちゃいました。実は私も明日入学式なんですよ。」
「まあそりゃ同い年だもんね。森宮もおめでとう。」
この森宮咲という人は僕と同期にあたる人で、あまり話したことはないのだが、一度同期ということで顔合わせをした時めちゃくちゃ美人だったというのを覚えている。はっきり言って美少女だ。
「ありがとうございます。ちなみに海野くんの学校はどの辺にあるんですか?」
「あー、言っていいのかな?特定とかされない範囲で言うと、千葉の学校だね。」
「本当ですか?私も千葉の学校です。」
「マジか!もしかしたら同じ学校だったりするかもね。」
「もしかしたら隣の席、とかもありえるかもしれませんよ。」
その日はその後も軽い雑談を交わした後、配信を終えた。
その時はまさかこの言葉が本当になるとは思わなかった。
翌日、既に三年間通った学校に行き、新しいクラスの新しい席に座る。うちの学校は中高一貫校で、高校から入ってくる生徒は珍しい。大体のメンバーは中学からエスカレーターで上がってきた奴らであるため、高校に上がったからといって対して変わるものではない。
中学の頃は色々事情があって学校には行けてなかったから、高校生活は普通にエンジョイしたいな……。
その後たまたまクラスが同じだった内田と言う僕の親友と雑談をしていると、教室のドアが開き、1人の美少女が入ってきた。皆が目を奪われる中、僕はその少女が誰なのか理解した。珍しい銀髪、整っていて美人系の顔、透き通るような紫色の目。森宮(七宮)じゃん!
七宮は座席表を確認すると、僕の隣の席に座る。僕がおはようと声をかけると七宮は僕のことを2度見する。そして「えっ海野くん!?」と驚いたような声を上げたのであった。
これが僕の高校生活の始まりだった。
僕はいつもと同じように配信を始める。僕は男子高校生Vtuberとして活動している、海野源だ。海野は芸名で本名(旧名)は天野源あまのげんという。
この活動は14歳で初めたのだが、なんだかんだで人気が出て、気づいたら大手事務所、「ほわいとぱれっと」からスカウトを受け、人気Vtuberになっていた。
今日は明日から高校一年生ということで配信を行なっている。
「今日は高校入学記念ということでね、まあエスカレーター式で入れるんだけど、今回は凸待ち配信をしていこうと思います!」
その後はたくさんの先輩から「頑張れよ」などの激励や、「おめでとう」などの祝福を受けた。
そろそろ一時間経つし、配信終わるか~などと考え、「もうそろそろ閉じようかな~?」などと言ってる時、誰かから通話がかかってきた。
誰かな?と思い、画面を見ると、そこには森宮咲という名前が表示されている。(本名は七宮)僕は「ラスト、森宮咲さんからかかってきました!」とマイクに向かって言うと、通話に出て森宮と話し始める。
「あ、森宮?僕だけど、」
「海野さんですか?なんかやってるなって思って電話かけちゃいました。実は私も明日入学式なんですよ。」
「まあそりゃ同い年だもんね。森宮もおめでとう。」
この森宮咲という人は僕と同期にあたる人で、あまり話したことはないのだが、一度同期ということで顔合わせをした時めちゃくちゃ美人だったというのを覚えている。はっきり言って美少女だ。
「ありがとうございます。ちなみに海野くんの学校はどの辺にあるんですか?」
「あー、言っていいのかな?特定とかされない範囲で言うと、千葉の学校だね。」
「本当ですか?私も千葉の学校です。」
「マジか!もしかしたら同じ学校だったりするかもね。」
「もしかしたら隣の席、とかもありえるかもしれませんよ。」
その日はその後も軽い雑談を交わした後、配信を終えた。
その時はまさかこの言葉が本当になるとは思わなかった。
翌日、既に三年間通った学校に行き、新しいクラスの新しい席に座る。うちの学校は中高一貫校で、高校から入ってくる生徒は珍しい。大体のメンバーは中学からエスカレーターで上がってきた奴らであるため、高校に上がったからといって対して変わるものではない。
中学の頃は色々事情があって学校には行けてなかったから、高校生活は普通にエンジョイしたいな……。
その後たまたまクラスが同じだった内田と言う僕の親友と雑談をしていると、教室のドアが開き、1人の美少女が入ってきた。皆が目を奪われる中、僕はその少女が誰なのか理解した。珍しい銀髪、整っていて美人系の顔、透き通るような紫色の目。森宮(七宮)じゃん!
七宮は座席表を確認すると、僕の隣の席に座る。僕がおはようと声をかけると七宮は僕のことを2度見する。そして「えっ海野くん!?」と驚いたような声を上げたのであった。
これが僕の高校生活の始まりだった。
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