67 / 171
第三章 毒娘、色々と出会う
57:新人パーティーですがギルドマスターから呼び出しくらいました
しおりを挟むいかれたメンバーを紹介するぜ!
【毒殺屋】!
【セクシーギャル】!
【ニート(の魔女)】!
以上だ!
はい、ということで私、【毒殺屋】のピーゾンです。
白ウサギ装備に身を包み、魔剣の大鉈を担いだ十歳の美少女。Dランク冒険者です。
「じゃあ候補は南のアルフェト山か、東のベット湿地ですね。ボクは賛成ですよ、ピーゾンさん」
かわいい仕草でそう言うのは【セクシーギャル】のポロリン。
ピンクのノースリーブミニスカチャイナにトンファーという武術スタイル。
超絶美少女の外見を持った十歳の男子。同じくDランク冒険者。
「もぐもぐ」
肯定も否定もせず無表情で食べ続けているのは【ニートの魔女】ネルト。
黒猫のローブと杖を装備した黒髪日本人形のような美少女。こちらはEランク。
以上、我らDランクパーティー【輝く礁域】です。どうぞヨロシク。
昨日は王都セントリオからすこし離れた狩場に遠征しようかという話になり、その情報収集をした。
ついでに【唯一絶対】とかいう固有職ばっかの大手クランと、隣国である帝国の固有職狩りに襲われたりして散々な一日だった。
さらに言えばポロリンには『男湯禁止』という世間からの厳しい洗礼があり、私とネルト以上に散々な一日となった。
もうこれはパーティーホームを手に入れ、風呂を付けるしかあるまい。
最初から私は狙っていたわけだけども。
そして翌日の今日、こうして宿の朝食の席で話し合っているわけだ。
遠征に行くのはいいけどもう少し情報が欲しいところ。
今のところ候補としては幾分か難易度が低そうな南の山と東の湿地。
西の砂漠と北の鉱山はちょっと怖い。こちとら初遠征の新人ですから。
だからギルドの依頼とか受付嬢さんの意見とか聞いてから判断しようとなった。
んじゃ行こうか。ん? あ、ネルトまだ食べるの? おかわり? うん、いつものことだね。
♦
「【輝く礁域】の皆さーん! ちょっと来て下さーい!」
ギルドに入って早々、受付嬢さんから声を掛けられた。
これだけ冒険者が賑わう朝のギルドで、なぜすぐ見つけたし。
……ええ、言わなくても分かりますよ、ウサミミですよね。私の。目立ちますもんね。
私たちは呼ばれるまま依頼ボードも見ずに受付へ。
すると三階のギルドマスター室に行ってくれとの事。
おいおい、ギルドマスターから呼び出しですか?
私とポロリンに緊張が走る。ネルトは無表情のままです。
ともかくトップからの命令とあらば従わざるを得まい。我ら新人冒険者なり。
初めて上がるギルドの三階。どうやらほぼ職員専用のフロアらしい。
私は後ろに二人を引き連れ、ギルドマスター室の扉をノックする。
――トントントン
「【輝く礁域】の三名ですがギルドマスターはいらっしゃいますか」
「おお来たか、入っていいぞ」
と、おばさんのような声がしたので「失礼します」と入る。
中は広めの執務室といった感じで、手前にはローテーブルを挟むようにソファーがある。
奥の執務机にはデスクワークをする男性二人と、立ち上がってこちらに向かう女性。
婚期を逃したキビキビ系キャリアウーマンのような人だ。
温和そうにも見えるが眼鏡越しの目つきは鋭い。
「ハハッ! 本当にウサギとネコだな! 噂通りだ! まぁ座れ」
そう言われて女性の向かいに並んで座る。ポロリンはガチガチだ。
しかし噂って何ですかね。聞きたくないけど気になります。とりあえずウサミミをピコらせておこう。
「じゃあ改めてギルドマスターのリムリラだ」
「Dランクのピーゾンです」
「お、同じくポロリンですっ」
「ん。ネルト。Eランク」
「うむ、【毒殺屋】と【セクシーギャル】と【ニートの魔女】だな。いやはやなんとも奇妙な面子だ」
奇妙言うなし。
「お前らを呼び出したのは二つ……いや三つあってな。まずは昨日の一件だ」
朗らかな印象だったリムリラさんの顔が一気に険しくなる。
あー、それもあって呼び出されたのか。わざわざギルマスから説明とはね。
「【唯一絶対】の幹部の一人、Bランクのベルバトス。それとクランメンバーのCランク、ギャレオ。この二名がお前らを襲った。すでに裏はとれているが相違ないな?」
「はい、でも他に六人……いや、斥候含めて七人いましたよ?」
「そいつらはお前らの報告の通り、帝国の密偵だった。王国の冒険者として登録はないので今は省いておく。そいつらは取り調べ後に国の牢屋行きだろう。管理局にも情報は行っているはずだ」
「じゃあ問題ないです」
固有職狩りの連中は冒険者っぽい恰好をしていたけど、偽装して冒険者ギルドに登録していたという事もないらしい。
単に筋肉ダルマに協力して私たちを狙っていたからギルドに居たって事かな。
まぁ偽装で登録とか出来るのか知らんけど。バレるのかもしれないね。
ともかく今回の報告に、そいつらは無関係だと。
と言うか、筋肉ダルマは幹部でBランクだったのか。
そんな強くはなかったと思うんだけど、やっぱ固有職って優遇されるんだろうか。はたまたクランの力か。
オーフェンの戦闘講習で戦った教官が元Bランクって聞いたけど、あの人より全然戦闘技術ないと思う。
クラマスのミルローゼさんがAランクって言ってたから幹部でBランクというのは妥当なのかもしれないけど。
「うむ、それでその二人に関しては冒険者ギルドから除名。これはすでにクランマスターであるミルローゼにも伝えてある。やった事は重罪なのだが固有職である以上、極刑や犯罪奴隷のようにはならないだろう。が……おそらくもう日の目を見ることはあるまい」
「「うわぁ……」」
スキル研究の実験材料ですね分かります。
牢屋か研究施設か……ろくでもない未来しか見えません。ご愁傷さまです。
「とまぁ、その報告が一つだな。当事者であるお前らは知る権利があるし、一応伝えておく」
「ありがとうございます」
「それで二つ目だがな、お前らに指名依頼をしたいと思う」
「「はっ?」」「?」
指名依頼? なんか急に変な話になったぞ?
あれ、Dランクで指名依頼って受けられるんだっけ?
リムリラさんが言う依頼とはこんな感じだ。
毎年、この時期に『国立職業専門学校』の郊外演習があるらしい。私たちも勧められた学校だね。
入学して一年経った成果を魔物相手にぶつけよう的な目的とか、遠足気分の目的とかあるらしいけど、要は新二学年の生徒たちが王都の外で戦うわけだ。
で、そこの護衛をして欲しいというのが依頼内容。
私たち以外にも何組かが指名を受け、各クラス・各グループの護衛につくらしい。
私たちはその中のSクラスの一部、つまり固有職のグループのうち一つを担当してもらいたいのだとか。
「固有職の生徒に対して固有職の冒険者を当てるのは、アドバイスの側面が強い。生徒に比べ冒険者のほうがスキル成長が早いのだからな。年中魔物と戦っているから当然だが」
アドバイスねぇ。生徒相手に冒険者が。
「生徒にしてみれば誰しも自分の職が不透明な中で、今後の成長の目安や指針になったりするわけだ。他にも職について相談しやすいだとか、万が一自分たちの固有スキルを見られても問題ないとか、理由としては色々とある」
「それを私たちに? 私たちまだ新人ですし、二学年ってことは年上ですよね?」
「そ、そうですよ! それこそ【唯一絶対】の人たちとか……」
「もちろん【唯一絶対】からも出すぞ? と言うかここ数年は【唯一絶対】に任せていた案件でもある。ただここへ来てなぁ……」
あー、幹部を含めた逮捕者が出たと。クランが不安定な状態だと。
クラマスのミルローゼさんも慌ただしいと。数が足りないと。
私は謝りませんよ? 悪いのは向こうだし。
おまけにいきなりこんな依頼まで回されて困ってますし。
「護衛って私たちも戦ったりするんですか? 生徒さんが固有職でも私たちの職は教えたくありませんし、出来れば戦闘方法とかも見せたくないんですけど」
「基本的には生徒たちが魔物の相手をする。危ない場面があればお前らが助けに入る、という事だな」
「生徒の皆さんって魔物と戦った事はあるんですか?」
「すでに都内のダンジョンに演習には行っているから魔物と戦った事がないという生徒はいない。ただ屋外の魔物と戦った者は少ないだろう。だからこそ勝手が違うし、万が一を考える必要があるという事だ」
なるほど。護衛と言うより″お守り″って感じなのかな?
「ん? Sクラスって非戦闘職の固有職も居るんじゃないんですか?」
「居るな。そういう生徒は当然不参加だ。今回の演習に来る生徒は全員が戦闘職だと思っていてくれ」
じゃあとりあえず戦えないって事はないんだね。一安心。
ポロリンとネルトの顔を見て反応を見つつ頷く。
まぁギルマスからの指名依頼だしね。元から断るという選択肢はない。
報酬もいいし、貢献ポイント的にも美味しい。
ただ二日後だっていうから、遠征は出来なさそうだなぁ。
「で、三つ目の要件ってのは何なんです?」
「ああ、これは実際に会ってみての個人的な疑問なんだが……」
そう言ってリムリラさんは一層険しい表情になった。
これまで以上に緊張感のあるお話なんだろうか……。
「その……ポロリンは資料で″男″となっているが、本当なのか? いや、実際見てみて本当かと一層疑問が……どう見ても……」
「本当ですよっ! ボクは男ですっ!」
ポロリンは両手をグーにして胸前に持って行き、立ち上がって顔を真っ赤にして叫ぶ。
もうソレが女の子なんだけどなぁ。せめて内股やめい。
「まじで? チ〇コついてんのか?」
「チ〇コついてるらしいですよ」
「<グリッド>……ん。ちゃんとチ〇コついてる」
「ちょっとおおお!! 何言ってんですか!! ネルトさん覗かないで!!」
リムリラさんは「まじか……」と頭を抱えていた。よほどショックだったのだろう。
「ウサギと猫以上に珍妙生物じゃないか……」そう呟くリムリラさんを後目に私たちは退室した。
11
あなたにおすすめの小説
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい
寿明結未
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。
ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。
ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。
時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。
だから――。
「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」
異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ!
============
小説家になろうにも上げています。
一気に更新させて頂きました。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる