94 / 171
第四章 毒娘、潜り始める
83:毒殺屋ですが今はこんな感じで過ごしてます
しおりを挟むいかれたメンバーを紹介するぜ!
【毒殺屋】!
【セクシーギャル】!
【ニート(の魔女)】!
【サシミタンポポ】!
【スタイリッシュ忍者】!
以上だ!
いやもうこれ『以上』じゃなくて『異常』なんですよねー、いかれすぎでしょう、どうしてこうなった……。
ともかく五人での新人冒険者活動を始めた我ら【輝く礁域】。
新人にしては破格の魔装具を着ていたり、豪華なホームを持っていたり、王侯貴族がなぜか居たりするけど気にしたら負けだ。
大剣を担いだ白ウサギ、超絶美少女チャイナ野郎、黒猫魔法使い、二刀流エプロンの紺イヌ、金髪ドリル狐忍者という見た目でぞろぞろと歩けば、王都の皆さまからの熱い視線を感じる日々。
冒険者ギルドでも注目の的らしく、すでに有名人の模様。
困っちゃいますね、ホント……いやホント……困っちゃいますよ……。
気を取り直して、ホームを手に入れたことだし、何日かに一度は休日をちゃんと入れる事にした。
冒険者って毎日仕事するもんじゃないって最近知ったよ。
特訓と依頼ばかりじゃ気が滅入るし、買い出ししたいものもまだ多い。
王都の観光とかもしてないしね。行く所はいつも決まってるから全然王都を回れていない。
掃除と庭の管理に関してはリーナに頼んで、侍女のセラさんに毎日来てもらっている。
個人的には住み込みでもいいくらいなんだけど、セラさんから王城への報告とかもあるらしく、遠い所を毎日足を運んでもらっている。申し訳ない。
しかし当のセラさんはリーナのお世話がしたいらしく、楽しんでお掃除してくれているようだ。
気合いが入りすぎて、私たちの仕事まで奪う勢いだったから、そこは自重してもらった。
最低限は自分たちでやらないとね。我ら新米社会人なり。
リーナとサフィーにも色々と教えないといつまで経っても箱入り娘だからね。
この日も朝一から来たセラさんにホームを任せ、南門へと向かう。
いつもの特訓を終えて、昼休憩。
そこから依頼報酬になりそうな魔物や採取物を探す。
私たちはDランクパーティーなので、この王都近辺だとDかEランクの依頼が狙い目だ。
Cランク依頼も受けられるけど王都から離れるし、特訓の意味合いから少し外れる。
となると、やはりDランクのオークかファングボア、悪くてもEランクのブラックウルフが望ましい。
特訓場所から少し奥に入っての探索、もしくはポロリンの<呼び込み>を使う。
ポロリンまじ使える。あと森が拓けた場所ならネルトの<ホークアイ>ね。
連携の実戦訓練も含まれるので、色々と試行錯誤しながらの魔物討伐。
五人で話し合いながら成長できる環境というのは非常にありがたい。
特に王侯貴族の二人は新人ながらも年上だし、質問や反対意見などバンバン言うタイプなので助かる。
ポロリンは私に口答えなんてまずしないし、ネルトは「ん」か「ん?」だけだ。
そういう意味でもパーティーとして成長していると感じる。
「レベルが上がりましたわっ!」
「お? 20? って事はスキルとかアーツとかあるよね? 詳細はよ」
「ピーゾンさん、考察モードにいくの早すぎですよ……」
―――――
名前:サフィー・フォン・ストライド
職業:スタイリッシュ忍者Lv20(+1)
スキル:忍びの直感Lv3(+1)、スタイリッシュ忍術Lv3(+1)、短剣術Lv3(+1)、必中投擲Lv2(+1)、忍びの歩法(New)
S忍術=火遁、水遁、土遁、影縫い、分け身(New)
短剣術=アクセルエッジ、アサシンエッジ(New)
―――――
ぐいぐい迫りつつ聞いたり、試させたり、考察したりした結果。
まず<忍びの歩法>は普通の【忍者】でも覚えるスキルらしい。
気配遮断、臭気遮断、魔力遮断、無音歩行、跳躍強化の複合スキル。かなりぶっ壊れている。
<暗殺歩法>や<歩法術>のようなスキルもあるらしいが、完全上位互換だと言う。
【忍者】とか反則だろマジで。
<スタイリッシュ忍術>の五つ目は<分け身>。つまり分身だ。
スキル発動後にサフィーが二人になる。もちろん片方は『幻影』。
攻撃ではフェイント的に使えるが、どちらかと言えば防御で敵に『幻影』を攻撃させるといった使い方が良いかもしれない。
ちなみに『幻影』が消える時にはスターマインのような無駄なエフェクトが入る。眩しくて邪魔。
<短剣術>の新アーツは<アサシンエッジ>。
いわゆる『急所特攻』という感じで、狙い所が良ければ大ダメージが期待できる。
普通に使い勝手が良い。<アクセルエッジ>も素早く動けるし<短剣術>は有能だ。
さらに言えば<忍びの直感>の中に<急所察知>が内包されているので、併用すればクリティカル祭りになる。
やはり【忍者】は反則。QED。
これでサフィーがリーナのレベルに並んだわけだが、リーナもLv20になった時にスキルとアーツを覚えている。
―――――
名前:ダンデリーナ・フォン・ジオボルト
職業:サシミタンポポLv20
スキル:タンポポ乗せLv3、解体Lv3、包丁術Lv3、パッケージングLv2、流水の心得Lv1(New)
包丁術=ぶつ斬り・短冊斬り(New)
―――――
こんな感じ。
<包丁術>の<短冊斬り>は一閃するだけで『三閃』になるといった感じ。剣戟の数が三本になる。
非常に強力で対人だったら相手は防御するのが困難なはず。
ほぼ確実に斬れる攻撃というのは素晴らしい。
問題は<流水の心得>だ。
これはある意味固有職以上にレアな職、【剣聖】で確認されたスキルらしい。
身体の動きをまるで流水のようにし、攻撃にも回避にも絶大な効果を発揮すると。
すなわち『掴み所のない極めて滑らかな体捌き』という事だ。
それだけ聞けば「【サシミタンポポ】すげー」ってなるんだけど、私が思うにこれ……『流れ作業』からきてるんじゃね?
だって【サシミタンポポ】で【剣聖】並みに強力なスキルなんてありえないでしょ。
私には『刺身のパックを作っている流れ作業のライン工』を意識しているとしか思えん。
……まぁ言えないんですけどね。
みんなに混じって「やっぱ【サシミタンポポ】ってすごいねー!」とか言っておいた。
実際、素晴らしいスキルではあるからね。
有能なんだけどどうも『刺身にタンポポを乗せる仕事』のイメージが強すぎる。私だけの弊害です。
♦
狩りや採取が終わり、まだ夕方の混雑が始まる前の冒険者ギルドへ行く。
依頼ボードをチェックして、達成できそうな依頼があればゲット。
なければそのまま買い取り窓口へ。
ちなみに当然のように注目を浴びている。
動物モフモフシリーズの四人とチャイナ美少女である。慣れていない人には二度見・三度見される。
私、ネルト、リーナは無視。ポロリンは諦め顔。
唯一「目立ってなんぼ」とばかりに胸を張るのはサフィーだ。どこから出したんだその扇子。忍べよお前。
「おお、相変わらずいい量だな! 助かるぜ!」
買い取り窓口や解体室のおっさんもだいぶ毒されてきたらしい。喜ばしいことだ。
魔物はリーナが<パッケージング>で血抜きし、解体したものに<タンポポ乗せ>で鮮度を保ち、それを魔法の鞄に詰めている。
魔法の鞄は私の腰についているウサギポーチの他、リーナもサフィーも持っている。自前だ。
さすが王侯貴族、魔法の鞄ごとき家にいくらでもあるのだろう。
おかげで持って帰れる量が増えたのは嬉しいことだ。
オーク肉などはうちで食べる分を、これまた<パッケージング>して持ち帰る。
タンポポと一緒に<パッケージング>すれば、そのまま保存が利くのだ。リーナまじ歩く冷蔵庫。
ホームに帰ると、出迎えたセラさんとはお別れ。
セラさんは仕事帰りのリーナのお世話をしたいらしく、一緒にお風呂に入って洗ってあげたりしたいらしい。
が、勘弁してもらっている。
洗濯もお風呂も夕食も、装備の手入れも自分たちでさせて下さい。
そんなわけで、まずは部屋着に着替えて夕食……の前に色々と身綺麗にする。
お風呂を沸かすのはリーナとサフィーの仕事。
と言っても魔石に魔力を流すだけのお仕事だけどね。
何も出来ないお嬢様、でも何かやりたい、そんな気持ちを汲んだお手伝い仕事だ。
ついでに地下保冷庫や室内灯、水道やトイレの魔石に魔力注入も任せている。
尚、一番風呂はポロリンに固定させている。
一応思春期の少年(?)である事を考慮している。
十歳の少年(?)ともなればアレをナニしていてもおかしくはない。
二番目に入る私がキレイに掃除してバトンタッチするのだ。
もちろんナニかがあっても気付かぬフリでね。
少年心をちゃんと理解してあげる私ってば有能リーダー。
と言うかリーナの後の残り湯にポロリンが浸かろうものなら国王が黙っていなさそうなんで。不敬罪がありえる。
お風呂に順番に入る間に、洗濯と自室の掃除を行う。
基本的にはネルトの<生活魔法><洗浄>だ。
家事はネルトの負担が一番大きいので、出来る限りのところは自分たちでやろうと王侯貴族も魔力注入や自室の掃除をしているのだ。
シーツなども<洗浄>した後で自分たちにベッドメイクさせる。これも勉強。
セラさんがやりたがっている部分だが……多分やってないと信じるしかない。
「こう折って、こう畳むでしょ? そうすると、こんな感じで棚に仕舞いやすい。で、取る時はこっちから取ると古い順から使えるわけだよ」
「なるほど、畳み方と収納の仕方ですか。勉強になります」
「ピーゾンさん、下着の畳み方が上手くいきませんの」
<洗浄>はネルトに任せても洗濯物を畳んで仕舞って、また自分で出して使う……っていう当たり前の事が出来ない二人。
これを教えるのも私の仕事。
ホントは料理の方で貢献したかったんだけどね。なぜか出来なかったんだよね……。
一方でポロリン料理長は風呂上りからキッチンに籠っている。ふんふ~んと鼻歌交じりで楽しそう。
基本的には朝市で買ったものや狩った魔物肉などをポロリンの好みでメニュー化しているが、時々私も口を出して前世料理を作ってもらっている。
『作っている』じゃなくて『作ってもらっている』。これ重要。
「ピーゾンさん、絶対触らないで下さいね!」
料理長は厳しい。私だって本当は作りたいのに……おのれ【毒殺屋】!
え? 職のせいにするなって? HAHAHA聞こえなーい。
リーナやサフィーもすっかりポロリン風家庭料理に慣れたようで、美味しそうに食べている。
そりゃいつもコース料理とかだと飽きそうだよね。知らんけど。
食べ終わると後片付け。これは全員でやる。
と言ってもやはりネルトの<洗浄>が大活躍。一家に一台、生活魔法。
棚に食器を戻したりとかはリーナとサフィーになるべくやらせている。
それから寝るまでは装備の手入れだったり、談話室で喋ってたり、マッサージ受けたり、リバーシしたりしている。
パーティー内でリバーシが強いのは、ネルト・リーナ・私・ポロリン・サフィーの順です。今のところ。
あ、あれ? 私、考案者のはずなんだけど?
リーナは分かる。この娘天才。万能すぎるタイプの天才。
しかしネルトはその上を行くという驚愕の事実。
いや、頭は良いと思ってましたよ? 訓練とか見てても吸収力も応用力も判断力も高いわけで。
でもろくに勉強できない環境にいた孤児が天才王女を上回るかね。
どうやら無口の裏側で脳内が高速回転しているらしい。
だが、一つ言わせてほしい。
じゃあ山賊なんかに捕まるなよと。
一方で努力家の秀才、サフィーはこういったゲームに向いていないらしい。
勢いで目先の石をひっくり返そうとする。
「ほぉら御覧なさい! 黒に変えましたわ! オーーッホッホッホ! ……んなっ!?」というのがパターン。
終いには地道な凡人ポロリンにも負ける始末。見ていて面白い。
ちなみにリバーシが発売されてまだ数日ではあるが、商業ギルドのメルルさんに会ってきた。
どんなもんかなーと様子見だったが、早くもぼちぼち売れているらしい。
ベルドットさんの根回しが上手くいっているのだろう。
私の口座への入金は月を跨がないと入ってこないらしいが、メルルさんの予想だと、おそらくその入金時の税金だけでEランクへの昇格となるだろうという事だ。
おいおい、どんだけ金入ってくるんだと戦々恐々している。
ともかく、そうして寝るまで和気藹々と過ごす。
こうした時間も悪くない。改めてパーティーに入ってくれたみんなに感謝だ。
11
あなたにおすすめの小説
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
【☆完結☆】転生箱庭師は引き籠り人生を送りたい
寿明結未
ファンタジー
昔やっていたゲームに、大型アップデートで追加されたソレは、小さな箱庭の様だった。
ビーチがあって、畑があって、釣り堀があって、伐採も出来れば採掘も出来る。
ビーチには人が軽く住めるくらいの広さがあって、畑は枯れず、釣りも伐採も発掘もレベルが上がれば上がる程、レアリティの高いものが取れる仕組みだった。
時折、海から流れつくアイテムは、ハズレだったり当たりだったり、クジを引いてる気分で楽しかった。
だから――。
「リディア・マルシャン様のスキルは――箱庭師です」
異世界転生したわたくし、リディアは――そんな箱庭を目指しますわ!
============
小説家になろうにも上げています。
一気に更新させて頂きました。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる