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第四章 毒娘、潜り始める
89:新人パーティーですが「はじまりの試練」走破しました
しおりを挟む■サッチモ 【隠密剣士】 34歳
【輝く礁域】一行はどんどんと進み、どんどんと下層へと下る。
人気の少なくなった三階層からそれは顕著になった。
だいたい鐘二つ分までいかない程度か、現在は地下八階層まで来ている。
多少の休憩はとるものの、ほとんど走りっぱなしだ。
……えっ、ちょっと走り過ぎじゃないですか?
お嬢、いつの間にそんな体力つけたんです?
私、もうポーション十本目でおなかタポタポなんですけど?
お嬢たちポーション飲んでませんよね?
なんか走りながら時々ポリポリ食べてますけど。
「これはスタミナ回復剤ですわ」
休憩時にゼエゼエ言いながら聞いてみたら、涼しい顔でそう答えられた。
ベテランを自負していた自分が恥ずかしくなる。
それはともかくスタミナ回復剤……聞いたことがある。
錬金術師の見習いが手慰みで作るような代物で、売値は二束三文。
普通の道具屋などにも並ばず、錬金術ギルドくらいでしか売られないほど見向きもされないアイテムだ。
しかし聞けば、単に疲労の回復だけを考慮するならばポーション以上にコストパフォーマンスが良く、使いやすいとの事。
どうやらパーティーの戦術方針として重要視されているらしい。
これもピーゾンの考えによるものなのだそうだ。
「サッチモも使うといいですわ。ワタクシのを分けて差し上げます」
「今回の勝負用に錬金術ギルドに頼んで百個ほど仕入れたからねぇ。これ食べながら走るの想定して。だから少しくらい分けても大丈夫だよ」
「あ、ありがとうございます」
スタミナ回復剤を多用しながらダンジョンを走り抜ける事を想定している。
そうピーゾンは言った。
確かにダンジョン勝負なのだから、いかに疲労を少なくするか、いかに探索時間をとるかを考えるのは正しい。
が、それ以上に罠や魔物への対処に重きを置くのが正攻法の探索戦術思考だろう。
なにせ一歩間違えれば死ぬ危険があるのがダンジョンだ。
それが例え初級ダンジョンだとしても。
それを踏まえた上で戦術を練っているのか、罠や魔物以上に継戦能力の維持を重要視しているのか、非常に気になるところだ。
個人的には後者のような気がしている。
ピーゾンはパーティーの力量を完全に把握し、ダンジョンに出て来る魔物や罠を考慮した結果、走り抜けることを選択した。そう思えてならない。
なぜならば、ピーゾンはサフィーお嬢を始め、パーティーメンバー全員の職とスキルについてアドバイスを施したと聞いている。
自らも【毒殺屋】という未知の職に就きながら、他人の職やスキルまでをも考察し、アドバイスし、訓練させていると。
眉唾物の調査情報であったが、すでに現実味は帯びてきている。
ならばメンバーの力量の把握など容易いだろう。
それを以ってどういった勝負をするのか、考えていてもおかしくはない。
(やはり、この少女……只者ではない)
私は改めてピーゾンという少女の才覚に驚愕し、それに着目した頭領の目に感嘆し、その仲間となれたサフィーお嬢に嬉しく思ったのだ。
■ピーゾン 【毒殺屋】 10歳
初級ダンジョン『はじまりの試練』の探索は順調そのもの。
すでに他の冒険者たちの姿もまばらとなり、進むのに難はない。
というのも地下五階辺りからFランクの魔物は姿を消し、基本的にEランクの魔物ばかり。
時々Dランクまで混ざっているのだから、低ランクの冒険者が安全に魔石を集めるのには適していないのだろう。
そうは言ってもEランクの魔物くらいであれば私たちがいつも狩っている、南の森の訓練場、その少し奥辺りの魔物だ。
オークの集落があった周辺は、ブラックウルフなどのEランクやファングボアなどのDランクが出る。オークもDランク。だから割とさくさく倒せる。
ぶっちゃけ最後尾に居る私が最前線まで躍り出て魔剣を振るう機会もない。
ほとんどネルトとサフィーで片付くし、二列目のポロリンとリーナが時々前に出ればそれで片付く。
私は後方から指示を出すだけだ。
うーん、良きかな良きかな。みんな強くなってるねぇ。
やっぱ地力がある上に集団での実戦を重ねると成長が早い。
軽く休憩を挟みつつ、探索を続ける事、七時間くらいだろうか。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、気が付けば地下十階へと到達していた。
「ふぅ、やっと着きましたわね」
「サフィーさんお疲れさま。ネルトさんもね」
「ん」
「お二人のおかげでここまで順調に来れました。ありがとうございます」
「今日の功労者は間違いなくネルトとサフィーだね。戻ったら今日は外食でパーッとやりますか」
さすがに今日はポロリンに自炊させる気もないし、豪華な外食という事にしましょう。
そう言うと、ネルトが歓喜の無表情を浮かべる。あんたは量的に少し自重して下さい。
あとリーナとサフィー、豪華と言っても一流シェフのレストランとかじゃないからね。
庶民感覚での話だから。勘違いしないように。
階段を下りて十階のフロアに降り立つと、そこはまっすぐな通路と、その先にボス部屋の扉があるのみ。いかにもな構造だ。
そして扉の前には二組ほどのパーティーが列を成している。
「順番待ちかな」
「ボスドロップもザザルディの依頼に出されていたと言ってましたわ。低層の魔石狙いではなくそれがお目当てなのでしょう」
「わたくしたちが朝一から駆け抜けて来たのに、それよりも早いのですか」
「おそらく昨日の夜からでしょ。依頼書が貼り出されたのが昨日だって話だし。夜を徹してここまで来て、ボスに挑み続けていると。まぁご苦労な事だよ」
そんな事を話しつつ、並んだ列の後方へと向かう。
するとその冒険者が私たちに気付いたようだ。
「ウサギ!?」「ポロリン!?」「ダンデリーナ王女!?」とか聞こえる。
あー、やっぱりリーナの事バレてんだなぁ……。
実は冒険者ギルドの中じゃ常識になってんのかもしれないね、声掛けられないだけで。
すると各パーティーのリーダーと思われる二人が近づいてきた。
いかにも盾役ですって感じの大柄な男性と、ワイルドな大剣使いの女性。
そろって、リーナに頭を下げた。
膝は突かないまでも冒険者なのにしっかりした礼だと感じる。
「お初にお目に掛かります、ダンデリーナ殿下」
「どうぞ頭を上げて下さい。わたくしはただの新人冒険者。先達に頭を下げるのはこちらの方です。よろしくお願いします。どうぞ気軽に接して頂けるとありがたいです」
二人が私を見て「いいの?」と無言で問いかける。
私が「大丈夫ですよ」と頷くと、途端に顔を綻ばせた。
「ふぅ、いやぁ俺も礼儀には自信がないもんで、そう言って貰えると助かりますわ」
「あたしも。噂じゃ聞いてたんだけど面と向かうと王女様のオーラがビンビンだからさ、正直ビビってたんだ」
「リーナもサフィーもそうですけど、私たち全員新人冒険者ですから。畏まる必要ないですよ」
「知ってるよ【輝く礁域】だろ? 何かと話題だしな」
「まさかこんな所で会うとは思ってなかったけどね。あんたらも例の依頼かい?」
依頼ではなく、単純にダンジョン攻略に来ただけだと言っておいた。ボスを周回するつもりはないと。
で、軽く自己紹介をした。
男性の方は【蒼き風】というBランクパーティー。
女性の方は【蜘蛛糸の綱】というこれまたBランクパーティーだそうだ。
随分と高ランクな人たちが初級ダンジョンなんかに来ているもんだと思ったら、ボスの周回をするにはそれ相応の力量が必要らしい。
少なくとも本来ならばDランクパーティーではボスに挑戦すらしないらしい。
私たちDランクパーティーなんですけどね。
「お前らは王女様とか入る前からオークキングとか倒してるだろうが」
「あ、そうだ。あの時助けたレイナって娘が居ただろ? あの娘は同郷なんだ。あたしからもちゃんと礼を言っておきたかったんだよ。ありがとうね」
おお、そう言えばそんな娘も居たな。
あの時の思い出がオークキングの美味さしかない。
あれはもう一度食べたいなぁ。
「お前ら周回しないんなら、俺たちの前にボス部屋入るか?」
「えっ、そんな悪いですよ」
「あたしたちはどうせ何回も戦うんだからね。一回くらい譲っても問題ないさ。あんたにゃレイナの借りもあるしね」
「俺だってお前らに譲ったって他のパーティー連中に言ったら羨ましがられるだろうさ。あの【輝く礁域】に貸しを作ったのかってな。だからまぁ打算も少しはあるし、先輩が新人を労うのだって普通だろう?」
まぁそう言ってもらえると助かるね。
何より自分から打算と言い出すのは好感度が高い。
こっちはダンジョン勝負で時間を競っているわけだし。
……ん? これゴミ野郎の方も十階まで制覇したら当然掛かった時間で競うわけだよね? 合ってるよね?
とりあえず譲ってくれるのならばありがたく、と一番前に行かせてもらう。
今は別のパーティーが戦っているはずだから、その人たちが出て来るまでに最終確認だ。
何が出て来るのかは分かっている。情報は資料室で入手済み。
それをパーティーとしてどう対処するのか、改めて話し合う。
やがて扉が開き、一組のパーティーが出て来た。
目の前の私たちを見るなり「えっ、なんで!?」という顔をされる。
それをしれっとスルーして、入れ替わりで私たちがボス部屋に入った。
しれっと立会人のサッチモさんも付いて来ている。
今頃彼らは【蒼き風】と【蜘蛛糸の綱】の面々に説明を受けているだろう。
さて、ボス部屋に入るとそこは石造りの大部屋だ。
たった今倒されたばかりであろうボスが、部屋の中心の黒いモヤと共に現れる。
「んじゃ作戦通り行くよ!」
『了解!』
『グルルル……』
形を成して唸り声を上げる獣の群れ。
Eランクのブラックウルフが十二体、そして最奥に居る一際大きなブラックウルフ。
黒狼王と呼ばれるボス個体。ランクは単体でもCだ。
これだけの群れとの戦い、なるほど周回するならばBランクパーティーでなければきつい。
このダンジョン、『はじまりの試練』とか銘打ってるけど、ここだけ見れば試練ってレベルじゃないね。
狼たちは冒険者にとって嫌な相手だ。理由はいくつかある。
群れが基本であったり、連携してきたり、速度で翻弄してきたり、そのくせ攻撃力もあったりと戦いづらいのだ。
私たちはこのボス戦に挑むにあたり、どうすべきか。戦術を考えればそれは無数にあった。
それはやはりリーナとサフィーが加入した事でとれる選択肢が急増したのが大きい。
今までならば私が単独でボスに当たって、雑魚をみんなに任せるというのがテンプレだったが、あえてやめた。
ボスの対処を考えるより、周りの雑魚を優先して倒すべきだと思ったからだ。
いくらDランクの魔物とは言え、狼が十二体も居る。
先にこれを倒してからボスと向かう合うべきだ。
事前情報で調べた時からそれは考えていた。
ということで、ボスへの対処は――
「はあーーっ! <挑発>!」
ポロリン一人に任せる。
私たち四人は雑魚狼からポロリンを守るように背中を預け合って迎え討つ。
頑張れポロリン! 男一人の見せ場だぞ! ハーレムパーティーの真骨頂だ!
「<ぶつ斬り>!」
「<アサシンエッジ>っ! ですわっ!」
「<グリッド><ルールシュレッド>」
「ネルト! <ルールシュレッド>は出す方向と味方との間隔に気を付けてね! 何なら<念力>で押さえるだけでも良し!」
「ん」
次々に襲い掛かる雑魚狼を屠る。
私も周りに注意を払いつつ、魔剣を振るう。
「よっ! ほっ! せいっ!」
「ポロリン、大丈夫!?」
「大丈夫ですけど重いです! 受け流ししか出来ません!」
「それでいいよ! 足止めだけで十分! 攻撃は後回し!」
「はいっ!」
黒狼王は攻撃速度こそ模擬戦での私以下っぽいけど、やはり巨体から繰り出される攻撃力はかなりのものがあるらしい。
受け止めたり、弾いたりは出来ないから捌いての対処しか出来ない。
それでも押されないのはポロリンの防御力と装備性能によるものだ。
とは言え盾代わりにしているトンファーは白銀製。
Cランクの魔物相手には少々心許ない。
これがもっと強い武器だったら弾いたり出来たのかもなぁ、と益体もない事を考える。
「サフィー! そっち片付いたらボスに<影縫い>して!」
「了解ですわっ!」
「ネルトは<念力>でポロリンのフォローね!」
「ん」
「リーナと私は雑魚狼を掃討したらボスの側面から突くよ!」
「承知しました!」
その後すぐに雑魚狼を全て倒し、五人での蛸殴りによりボスを倒した。
後に残されたドロップアイテムは、黒狼王の毛皮と魔石。
そしてボスを倒した事で、コアルームへと続く道と地上へと戻る転移魔法陣が出現する。
周回する人たちはどちらにも行かず、入口の扉を出るのだろう。
私たちはもちろん転移魔法陣だ。
管理されているダンジョンにはコアはあれども魔剣がない。行く意味がないしね。
そういったわけで帰還である。
久しぶりに見た地上の光は、徐々に太陽が傾き始めようとしていた。
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