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第四章 毒娘、潜り始める
94:新人パーティーですけどこれから禁域に潜ります
しおりを挟む指名依頼を受けた後、二階の資料室で『禁域』のお勉強をし、探索に必要なものを買い出しした。
その翌日には早速、『禁域』に向けて出発する。
出発と言っても今日はほぼ下見のようなもので、適度に間引きつつ、余裕のあるうちに帰宅するつもりではいるけどね。
王都の西門。この門を使うのは初めてだ。
見える景色は東や南と大差なく、平原に敷かれた幅広の道と、左右を見れば林や森が広がる。
この街道を二~三日ほど歩いて進めば、『シープロ砂漠』というエリアに入るらしい。
砂漠と言っても王都寄りの方は岩石砂漠のような荒野っぽい感じだと言う。
さらに進めば本格的に砂ばかりになると。
いずれにせよ、こうして西門を出てみても砂漠感は全くない。
いつか一度は行ってみたいけどね。まだ見ぬ魔物とか居るだろうし。
目的地の『禁域』までは二時間ほど歩くだけで行ける。
″だけ″と言える私はすっかりこの世界の交通事情に慣れ切っているとも思うけど。
前世だったら三〇分歩くとか言われただけでも「遠っ!」って感じだったしね。
ともかく街道を一時間ほど歩き、そこから森、徐々に山道へといった具合だ。
出て来る魔物もコボルトやワイルドコッコ、角ウサギなど非常に弱い。
森に入ればそれこそオークやブラックウルフなども出て来るが数も少ないし。
やはりまだまだ王都の近くという事なのだろう。危険性は全くない。
道に関しても、街道から『禁域』に続く枝道が出来ている。
別にこの道の先に街や村があるわけではない。あるのは管理されていないダンジョンだけだ。
それでもこうしてちゃんと道を整備し、そこに挑む探索者や、警備の衛兵が進みやすくしているのだろう。
こうした手間や維持費・人件費が掛かるからダンジョンは討伐推奨なのだ。コアは割れと。
王都内の四つと周囲にダンジョンをいくつも囲っている王都が異常って事だね。
森の中の道を行き、それは段々と山道になって行く。
そうして進んだ先に見えて来るのは森の中の岩壁だ。
岩壁には寝床に丁度良さそうな横穴――洞穴が開いていて、その中が『禁域』の入口となっているらしい。
山賊(偽)の住処に出来たダンジョンと似たような感じだね。
ただ、私たちの目に、その洞穴は見えない。
塞ぐように宿屋級の建屋があるからだ。小規模ながら堅牢な石造りの砦。
さすがに王都内にあるダンジョンのように「ザ・砦!」という威圧感はないが、それでもこうして防ぐ事が必要なのだろう。
そりゃ洞穴むき出しのまま放置はしないか。いくら未管理ダンジョンとは言え。
「うわぁ……なんか物々しいですね……」
「ん。衛兵がいっぱい」
「さすがに増員しているのではないでしょうか」
砦の前には槍や剣を持った衛兵が多い。王都内のダンジョンとは比較にならない。
いつもこれだけの人員を使っているとは思えないね。
今はそれだけ危険という事なんでしょう。
それを眺めつつ砦に入ろうとすると、ギルド職員のおっさんが声を掛けて来た。
どうやら王都内の管理ダンジョンと違い、砦の入口で女性の受付嬢が座っているというわけではないらしい。
「おっ、【輝く礁域】だな。指名依頼の件は聞いている。よろしく頼むぞ」
「はい。記帳とかはいらないんですか?」
「今は指名依頼された探索者以外は立ち入り禁止だからな。俺の方で確認するだけだ」
なるほど。誰が指名依頼を受けているのか分かっていれば、誰が潜っているのかすぐに分かると。
「地図とか売ってますか?」
「一応な。中の食事処と一緒になってるからそこで買ってくれ」
疑問符を色々と浮かべつつ砦の中へと入る。
チラリと見回せばおっさんの言っている意味はすぐ分かった。
王都内のダンジョンの建屋は入口に受付があり、奥に売店がある。そこで地図やダンジョンの情報が買える。
あとは休憩所やトイレなどがあるだけで、その先は鉄格子に囲まれたダンジョンの入口だ。
ここの場合、受付は砦の外のおっさんだし、中にはギルドの酒場のようなスペースが広がっている。
カウンターでご飯や飲み物を買って席で食べる、フードコート形式のやつだ。
考えてみれば王都内のダンジョンのように周りに商店や飯屋があるわけでもないので、こうして食事処を用意する必要があるって事だろう。
探索者以外にも衛兵さんや職員さんの食事もあるし。
んで、ご飯を注文するカウンターで、一緒に地図とかも売っている。何ならポーションとかも売っている。
地図も管理ダンジョンではないので、詳細な事が書かれた冊子というわけではない。
階層ごとに切り売りされ、浅層はともかく深層は明らかに全てを回りきれていない。
なのにどれも高額に設定されているという……調査させる気あるのか、オラァン!? 用意しとけよ、オラァン!?
まぁ買いますけどね。とりあえず地下三階まで。
我ら金満新人冒険者パーティー也。
砦の中の一階にはそんな食事処の他、トイレや休憩スペースくらいしかない。
おそらく二階とか三階が衛兵さんたちの宿舎になっているのだろう。
一階を突っ切った先には金属製の扉。開いたその先には洞穴が見え、さらに鉄格子まで見える。
『禁域』の入口はすぐそこという事だ。
小さめの砦の中は意外と人の行き来が多く、何となく雰囲気が重い。
衛兵の数もそうだが、私たち以外に指名依頼を受けたであろう冒険者パーティーもちらほら。
いかにもベテランで真剣な表情の人たちばっか。
動物モフモフシリーズに身を包んだ私たちの場違い感が半端ない。
金属鎧を着た騎士が立っているのは、今も騎士団が潜っているという事なのだろうか。
その中で、休憩スペースの一角に陣取っている集団が目立つ。
シートとマットを敷いて荷物を並べ、とてもダンジョンに潜るようには見えない。
お揃いの青と白のローブを纏う六人組。既視感がある。
さらに中心に居る女性――あの水色のサラサラ長髪に温和そうな美人は……!
『聖女様!?』
ポロリンとサフィーとリーナの声が被った。ちなみに私は「聖女!?」と呼び捨てだった。ネルトは「?」だ。
「おや、まぁまぁ、そちらのウサギさんは……えっ? あら? ダ、ダンデリーナ殿下!?」
聖女の言葉でリーナの存在に気付いたのか、一斉に傅く神官軍団。
そしてこちらは冒険者として来ている事を伝え、普通に接して貰うというのがテンプレだ。
六人共が立ち上がり、普通に話せるまでには若干の時間を要した。
リーナが冒険者となった事は冒険者ギルドや商業ギルドではすでに有名らしいが、神殿までは行ってなかったのかもしれない。
未だ恐縮した表情の五人とは別に、聖女はすっかり元の表情に戻った。
間近で見ると何と言うか、ポヤポヤした感じで、「聖女」と言うより「聖母」と言った方がしっくりくる。
見た目は二〇歳程度だと思うんだけど。
「まぁまぁ、そうですか。ダンデリーナ殿下とストライド公爵家のサフィー様が冒険者に。市井の立場で魔物から民を守ろうと……素晴らしいお志だと思います。ウサギさんとご一緒におられるとは思っていなかったので驚きましたが」
「あ、私の事、知ってたんですか?」
「先日、神殿前で治療奉仕活動をしていた際にいらっしゃいましたよね? 後ろの方でピョンピョンと飛び跳ねていらっしゃったのでよく覚えていますよ、うふふ」
おぅふ、治療に群がる人が邪魔で聖女が見えなかったから、ウサウサブーツの<跳躍強化>で跳ねつつ覗き見したんだけど、どうやら目立っていたらしい。
そこから改めて私たちの自己紹介。
【輝く礁域】として活動していて、そこにリーナとサフィーが入ったんだよと。
「えっ、じゃ、じゃあ皆さんも『禁域』に入るのですか!? まだこんなに小さい女の子なのに! そんな! ダンデリーナ殿下もご一緒に!?」
様子を見に来たダンデリーナ王女とそのお付き一行と思われていたらしい。
違います。我らちゃんと指名依頼を受けた冒険者パーティーです。
ついでに言えばリーダーはウサギさんこと、私です。決してリーナの付き人じゃありません。
そりゃここを通って『禁域』へと入っていく冒険者は皆高ランクのベテランばかりだろうし、私たちが場違いな見た目だという事は承知している。
だからこそ聖女は信じられないと。私たちのような少女が『禁域』に潜るだなんて危険だと。
その心配っぷりは先輩でもなくお姉さんでもなく、まさしく聖母っぽいと感じた。
まぁ説明して納得してもらうしかないんだけどね。
納得してもらわなくても潜るけどね。こちとらこれが仕事なもんで。
「ちなみに聖女様たちはどうしてここに? 潜るんですか?」
「私たちも冒険者登録はしていますがランクが足りず潜る許可は得られませんでした。ですが王都の危機となるかもしれない今、放っておくわけにもいきません。調査に当たる皆さんは日々危険な探索を繰り返しています。ですので私たちはここで簡易的な治療院を設営し、『禁域』の調査で負傷した皆さんの治療をしているのです」
「なんと慈悲深い行動……王家を代表して御礼いたします」
リーナが頭を下げる。確かに聖女っぽい奉仕活動だね。
聖女は数名で冒険者登録をして国内各地に赴き、奉仕活動をしているって聞いた。
確かオーフェンのギルドで聞いたんだっけな? 図書委員さんに。
しかしランクはそれほど高くないようだ。
そりゃ拠点を置いてじっくり腰を据えるって感じじゃないと依頼数は稼げないか。ただでさえ奉仕活動もやってるんだし。
今回の『禁域』調査の指名依頼は浅層の間引きにしても最低でCランク上位って言ってたから、そこまで行ってないって事だろうね。
「皆さん、くれぐれもお気を付けて。もし負傷したらご遠慮なくお声掛け下さい」
「ありがとうございます、その時はよろしくお願いします」
「どうぞ起神の御加護があらん事を」
(リーナに対してだと思うけど)頭を下げる聖女軍団を後に、私たちは砦の奥へと進む。
開かれた金属扉。その先は土で出来た洞穴だ。
魔道具が照らす光に見える洞穴の奥には鉄格子。これはダンジョン共通だね。そこにも当然、衛兵が詰めている。
開いた鉄格子の中には大きく開いた穴。そこから石造りの下り階段が見える。
「よーし、じゃあ行こうか」
『おー!』
「フォーメーションはとりあえず探索陣形2-2で行くよ」
『了解!』
そうして私たちは『禁域』に足を踏み入れた。
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