273 / 421
第十一章 黒の主、博物館に立つ
263:最凶の見た目詐欺軍団、現る!
しおりを挟む■パティ 小人族 女
■13歳 セイヤの奴隷
「では今日の迷宮組はこのような形で」
「おお? なんかすごいメンバーになったな」
「問題はないと思いますが」
「うん、バランスもいいし戦力的にも問題はないんだが……」
あたいは今日も迷宮組に選ばれた。
やっぱりレベルが低いって言うのと、迷宮に数多く潜る事で実戦経験を積ませたいという師匠からのお願いも考慮されているらしい。
なんか一日置きに潜っているような気がする。
師匠との訓練を経て、迷宮への初探索をし、三階層の【領域主】マラソンを経験した。
それからもCP稼ぎの名目で魔物部屋マラソンをやっているわけだが、さすがに小慣れてきた感がある。
ろくに戦う事をしらなかったあたいがここまで出来るようになるなんて、考えもしなかったなーと遠い目をしたくなる時も多い。
と言っても、未だに師匠の索敵範囲には敵わないし、魔物を倒すにしても攻撃面では一番弱いんだよな。多分。
あたいより後に入ったリンネさんも、魔物と戦っていた経験があり、レベルもあたいみたいに1だったわけじゃない。
それでも【黒屋敷】のみんなの中に入って戦うのは苦労しているみたいだ。
あたいは戦う事自体がここに来てからだったから、リンネさんよりも出遅れている感じがする。
逆に言えば、そんなあたいでも少しは戦えているんだから、やっぱり師匠の特訓と、ご主人様の<カスタム>のおかげなわけだけど。
元々、逃げ足は速い方だと思ってたけど、今じゃ全然違うからなー。それは最初に<カスタム>して貰った時にすでに驚いた。
それから毎日のように<カスタム>され、自分の身体の動きに慣れつつ、みんなとの戦闘や迷宮自体にも慣れつつ。
誰かも言ってたけど、やっぱ数をこなすと非日常も日常になるようで、今じゃあたいも普通に魔物部屋マラソンしていたりする。
さて、そんなわけで今日も迷宮に行くのだが、迷宮組としてエメリーさんが選んだメンバーにご主人様が少し不安気な顔をしたのだ。
前衛:ネネ【短剣・斥候】、ティナ【細剣】、パティ【短剣・斥候】
後衛:サリュ【神聖・斥候】、ポル【水土魔法】、マルティエル【神聖・弓】
「パラダイスか!? ちょっと、私も一緒に行くわよ!」
「貴女は今日はお屋敷ですよ、ラピス」
「ちくしょおおおおお!」
ラピスさんが身を乗り出して叫んだ所をエメリーさんに止められた。
ラピスさんはよくあたいの頭を撫でたり、抱っこしてきたりする。ちょっと恥ずかしい。
あたいはスラムの孤児だから王女様とか恐縮しまくってたのに、ラピスさんのおかげであんまり緊張しなくなった。
「見事にちびっ子どもが揃ったのう」
「戦力的には十分すぎるのに、なーんか心配になるな」
「この六人だけで四階層にも行けるんですがね。なぜか不安になるでございます」
フロロさん、ツェンさん、シャムさんが追従する。
あたいはチビの小人族で年齢も若いから不安なのも分かるんだが、他の五人はとんでもなく強いんだけどな。
確かに他の人に比べて背は低いけど、あたいの数倍強いってのは、もう嫌ってほど身に染みている。
とは言え、お屋敷で家事だったり、警備だったり、買い出しだったり色々とあるからこの面子なんだけど。
リンネさんは訓練だし、ジイナさんとユアさんは工房で忙しい。
ご主人様は例の博物館とやらの件で忙しそうだ。
そんなわけで見送られながら屋敷を出て、組合へと向かう。ちびっ子六人衆(フロロさんが言ってた)でテクテクと。
いつも迷宮組はパーティー規定の六人で行く事が多い。二パーティーを装って行く事もあるけど。
それはパーティーで潜ってますよという組合に対するアピールも目的の一つらしい。
Sランクだし、組合員が大勢いる組合ホールの中で、変な事してませんよと体裁を保つためだとか。
んで、迷宮に入ってから、二~三人に分かれる。
それぞれ一階層の魔物部屋を順々に回って、マラソンするという流れだ。
さすがに受付嬢さんには「【黒屋敷】は魔物部屋を回って変な探索をしている」とバレているそうだが、組合員の人たちの前では「六人パーティーで探索しているだけ」という認識がされているだろうと。希望的観測も含む。
という事で、組合までは六人が一塊で行く。
あたいが言うのも何だが、本当に子供の集団みたいだ。
いつもよりも、どこか楽し気にワイワイしているから余計にそう見える。
「サリュお姉ちゃん、今日は二組に分かれる? 三組?」
「うーん、斥候が三人いるから三組でもいいんですけど、パティちゃんも居るし安全に二組ですかね。みんなどう思う?」
「私はどっちでも大丈夫です。誰と組んでも速い人ばっかなんでそっちのが心配です」
「私は二組でいいと思うでござる。回復役は二人でござるし」
「んー、パティを二人で回らせるのが不安。経験って意味でいいとは思うけど」
あたいはやっぱ二人より三人がいいかなー。何があるか分からないし。油断出来るほどあたいは強くない。
そんな感じで話し合った結果、三人二組で回る事になった。
ちなみに今回の迷宮組のリーダーはサリュさんだ。結構気合いが入ってるっぽい。
そうこうしているうちに組合に到着。
もう大通りに出た時点から「【黒屋敷】だ」と騒がれたり、遠目でヒソヒソ言われてたりする。
最近はさすがに目立つ事にも慣れてきた。奇異の視線にも。
「あー【黒屋敷】は今日も探索か。勤勉だな……って、何この面子!?」
「うわぁ……この六人は初めてじゃねえか? 思い切るなぁ……」
「【黒屋敷】じゃなかったら許されざるな」
「背だけ見れば鉱人族のパーティーとかも変わらないんだが、あいつら髭もじゃだからな」
「対してこっちは見事に子供だ。いや、年齢がよく分かんないのが混じってるけど」
組合に入ればヒソヒソ話はもっと多くなる。
やっぱ【黒屋敷】はSランクだし変な目で見られる事も多いらしいんだが、その上であたいたちみんな侍女だからな。
さすがにこれが変だって事はあたいだって分かる。
さらにちびっ子六人衆で来れば、いつもよりヒソヒソ話が多いのも当然。
そして受付嬢さんがあたいたちを見つけるなり、声を出した。
「ちょっ! ちょっと!? サリュちゃん、ネネちゃん! きょ、今日はこの六人で潜るの!?」
「こんにちはメリーさん。そうですよ?」
「ん。問題ない」
「い、いや、問題ないのかもしれないけど問題だらけって言うか何と言うか……」
受付嬢さんはあたいたちを止めたいけど、止められないみたい。
この羊人族の受付嬢さんは、みんなに一番近しい受付嬢さんなんだそうだ。
だから力を知っている反面、心配しているのだろう。
でも、受付嬢さんに言われたからって探索を止めるわけがない。
リーダーのサリュさんが受付嬢さんに「大丈夫ですよ」と説明し、渋々納得させる。
と、そんなやりとりをしている時に、組合の入口から笑い声が聞こえた。
「ガハハハハ! おい見ろよ! メイドがいるぜ! ガキのメイドだ!」
「おいおい、ガキの遊び場じゃねえんだよ! ここが組合だって分かってんのか!?」
「わざわざカオテッドくんだりまで来たかいがあるじゃねえか! いきなり面白い見世物だぜ!」
「笑わせてくれるよ! こんなガキの遊び場が組合本部だってんだからな! ハハハ!」
うわぁ……ここまで面と向かって嘗められたのは、あたいは初めてだな。【レッドなんとか】の時とは少し違うし。
いくらあたいが弱っちい小人族でも、【黒屋敷】の名前が売れてたから喧嘩を売られた事はない。
ご主人様には最初から「俺が基人族ってだけで絡んでくるやつがいる」とは言われてたが。
どうやらカオテッドに来たばかりっぽい、背の高い岩人族を中心としたパーティー。
そいつらはニヤニヤしながら大股で近づいてくる。
周りの組合員の「うわぁ」という声があちこちから聞こえた。
「ん。ちょうどいい。パティ、よく見てて」
「えっ」
小声で師匠からそう言われた。
イブキさんがやったように、また投げ飛ばすんだろうか。師匠が? この体格差で?
「いっちょまえに武器ぶら下げて組合員のつもりか? ああん? ガキは帰っておままごとでもしてろや! おら、どきやがr――」
――ガシッ――ドゴッ――ビューン――ドシャアアアン
「え、え、な、何しやがったコラぁ!」
「ガキが! 嘗めんじゃねえぞ!」
「お仕置きしてやるよオラァァ!」
そんな事を言いながら次々に襲い掛かる輩は、次々に投げられた。
あたいとマルちゃんは後ろで見ているだけ。師匠、サリュさん、ティナちゃん、ポルちゃんが壁のように立ちはだかった。
よく見てろと言われたから集中して見てみたが、みんなこういった荒事に慣れているのか、とてつもなく速い。
イブキさんが獅人族の人を投げた時と大差ないように見えた。
師匠はともかく、年下のティナちゃんや後衛のサリュさん、ポルさんまで同じように攻撃出来るなんて……やっぱとんでもないな。
投げられた人たちは強制的に組合の外に放り出され、寝たまま起きる気配はない。気絶しているようだ。
そして周りからは拍手喝采。
「さすが【黒屋敷】!」「小さくてもやっぱ投げるんだな!」「久しぶりに見たぜ!」などなど遠くから褒める。
近くに居た受付嬢さんも特に心配はしていなかったようで、「大丈夫?」と軽く確認してから放り出された組合員の処理をしていた。
「はぇ~、私、また何も出来なかったでござる」
マルちゃんが隣でそんな呑気な事を言っている。
あたいが今のをやれと言われたら出来るだろうか。……自信がない。
しかし、いつの間にか隣に戻っていた師匠がこう言うのだ。
「だいじょぶ。パティももう投げられる」
「えっ」
「そういうステータスに、もうなってる。だから出来る」
つ、つまり、次に絡まれたらあたいが今みたいに攻撃するのか……?
出来るって言われても……。いや、師匠が「出来る」って言う時は、確実に出来るようになれって事だ。
今までの訓練でもさんざん言われた。
『だいじょぶ。もう目を瞑ってても投げられたナイフを避けられる』とか。
全力で拒否したかったけど、師匠の中では「出来る事」らしく死にもの狂いで避けたものだ。……ちょっと現実逃避したくなる。
「帰ったら投げ飛ばす訓練する。今みたいに」
「は、はぁ」
やっぱ投げるのかー、あたいも。
訓練するって言うからぶっつけ本番じゃないだけマシかな……なんか段々と師匠の考えに染まって来たようで自分が怖い。
「とりあえず今は迷宮に集中」
「はい」
「今日は魔竜剣に慣れるために、攻撃は魔法以外禁止」
「ええっ!?」
そ、そんなっ! あたいまだ短剣で普通に戦う事すら苦手なんだけど!?
ますますみんなの足手まといになるイメージしか湧かない!
ちょ、ちょっと師匠!? 考え直して……ああ、ダメですよね、そうですよね、やっぱ。
0
あなたにおすすめの小説
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
異世界帰りの英雄は理不尽な現代でそこそこ無双する〜やりすぎはいかんよ、やりすぎは〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
<これからは「週一投稿(できれば毎週土曜日9:00)」または「不定期投稿」となります>
「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。
死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。
レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。
絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、
「え?、何だ⋯⋯これ?」
これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。
【状態異常耐性】を手に入れたがパーティーを追い出されたEランク冒険者、危険度SSアルラウネ(美少女)と出会う。そして幸せになる。
シトラス=ライス
ファンタジー
万年Eランクで弓使いの冒険者【クルス】には目標があった。
十数年かけてため込んだ魔力を使って課題魔法を獲得し、冒険者ランクを上げたかったのだ。
そんな大事な魔力を、心優しいクルスは仲間の危機を救うべく"状態異常耐性"として使ってしまう。
おかげで辛くも勝利を収めたが、リーダーの魔法剣士はあろうことか、命の恩人である彼を、嫉妬が原因でパーティーから追放してしまう。
夢も、魔力も、そしてパーティーで唯一慕ってくれていた“魔法使いの後輩の少女”とも引き離され、何もかもをも失ったクルス。
彼は失意を酩酊でごまかし、死を覚悟して禁断の樹海へ足を踏み入れる。そしてそこで彼を待ち受けていたのは、
「獲物、来ましたね……?」
下半身はグロテスクな植物だが、上半身は女神のように美しい危険度SSの魔物:【アルラウネ】
アルラウネとの出会いと、手にした"状態異常耐性"の力が、Eランク冒険者クルスを新しい人生へ導いて行く。
*前作DSS(*パーティーを追い出されたDランク冒険者、声を失ったSSランク魔法使い(美少女)を拾う。そして癒される)と設定を共有する作品です。単体でも十分楽しめますが、前作をご覧いただくとより一層お楽しみいただけます。
また三章より、前作キャラクターが多数登場いたします!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる