388 / 421
after3:纏いし炎は最強の証
3-10:纏炎族に適した剣とは
しおりを挟む■セイヤ・シンマ 基人族 男
■23歳 転生者
グレンさんとセキメイにあげる武器。
模擬戦で真剣を使っているのはグレンさんだけだから本当はグレンさんのだけでいいのかもしれないけど、ついでとばかりにセキメイ用も造ってしまう。面白そうだし。
問題は普通の竜素材の剣にするか、魔竜剣にするか、そしてその素材に何を使うかという所だ。
悩んだあげく、大人しくグレンさんとセキメイに魔竜剣に関して説明する事にした。
魔導王国の上層部はすでに知っているし、グレンさんたちもやたら吹聴するタイプじゃないし。内緒でねと言えばいいだろう。
「魔石が付いているのは分かりましたが……装飾ではなかったのですか!?」
「ふむ、竜素材の魔法剣……それで魔竜剣か。凄まじい武器があったものだな」
竜素材が大量にある事、その加工技術を持つ高レベルの鍛冶師が居る事、同じく高レベルの錬金術師が居る事、その二人の意思疎通が図れる環境である事。
これらがかみ合わないと魔竜剣なんてものは生まれない。
だから魔導王国でもメルクリオの報告を受けてパニックだったらしい。
しかし残念ながらうちの屋敷では標準装備である。
滅多に使わないエメリーのサブウェポンも魔竜剣だし、魔竜剣より強力な魔剣が六本、神器が二本もある。
さすがに神器の事は言えないが、改めて見るととんでもない装備だなーと他人事のように感じた。
で、問題は纏炎族の固有スキル<炎纏>ってやつだ。剣に炎を纏わせるやつ。
それで戦う事が多いというので、<炎纏>の状態で魔法が使えなければ魔竜剣にする意味がない。
そもそも火魔法は纏炎族の十八番らしいし、例えば『炎岩竜の剣に火魔法の魔石』とかする意味がない。
じゃあ風竜か水竜を使うか、となると<炎纏>を使っている状態で風魔法やら水魔法が使えるのか、という疑問がある。
と言うか火耐性が高いのは炎岩竜か火竜だろうし、そこまで火耐性の高くない風竜や水竜の剣で<炎纏>を十全に使えるのかとも思う。
炎岩竜や火竜の剣に火以外の属性魔石を付ける事も可能だが……うーん。
「とりあえず試すか」
「いや、セイヤ。試すと言っても下手すれば貴重な魔竜剣を痛める事になるぞ? 壊れるかもしれん」
「そ、そうです! その剣一本でどれほどの価値があるか……」
「まぁ、ダメならダメでジイナとユアに直してもらいましょう」
素材はいっぱいあるしな。二人の仕事が増えるだけだ。フォローするしかない。
というわけで訓練場に戻り、グレンさんに色々と試してもらう。
エメリーのマジックバッグに色々と入っているから素材や属性の違いを見つつ、扱えるのか検証だな。
「武器庫か……?」とセキメイが呟いていたが、エメリーのマジックバッグはまさしく武器庫だと俺も思う。
「うーん、やっぱり<炎纏>が問題ですかね。アダマンタイトの方が実は良いのかもしれない」
「竜素材の剣の方が強いは強いのだがな。火耐性となると限られるのかもしれん」
「父上の【白炎】が強すぎるのですよ。私の<炎纏>では問題ないのですから」
風竜と水竜の素材で造った剣ではグレンさんの<炎纏>に耐えられなかった。剣身が若干溶ける感じがする。
竜素材は魔法耐性が元々高い。例え風竜素材であっても風属性以外に弱いなんて事はない。もちろん風耐性は抜群に高いが。
それでも炎に負けるのはセキメイの言う通り、グレンさんの白い<炎纏>が強力すぎるのだ。
となると、魔竜剣を造るにあたっては炎岩竜か火竜の素材で造るしかない。これならばアダマンタイト以上に火耐性を持っているのは確実だ。
しかしそこに組み込む魔法が問題となる。
炎岩竜や火竜の剣に合うのは火魔法。そして纏炎族は元々火魔法が得意だと。
わざわざ魔竜剣で火魔法を使う意味がない。
そんなわけで水魔法の魔石を入れてみる事にした。火属性の剣に水属性の魔石。
火魔法に比べると魔法の威力は落ちる。しかし使えないという事もないし、普通の魔法剣と同程度の水魔法が撃てる事はすでに確認済みだ。エメリーは聖戦の時にそれで公爵級悪魔族と戦ったらしいしな。
「まさか私が魔道具以外で水魔法を扱える日が来るとはな。何ともありがたい話だ」
「威力に期待しないで下さいよ? サブとか牽制とかのつもりでいて下さい」
「火属性以外の手段というのが重要なのだよ、纏炎族にとってはな。特に魔法の属性防御に関しては纏炎族ならば誰しも思い悩む所だ」
魔石に籠める魔法は<水の壁>か<氷の壁>にするらしい。
纏炎族は<炎身>で身体を炎に変える事で物理攻撃を完全に封じる事が出来る。
だからこそ魔法防御に着目されるのだが、火耐性はどの種族よりも高い。
問題は水属性に極端に弱いという事だ。どの種族より弱いらしい。
敵が水魔法や水属性のブレスのような攻撃を仕掛けてきた場合、纏炎族は<炎の壁>などで防ぐしかない。
水魔法の威力が高く、<炎の壁>を抜けられれば終わりだ。
まぁグレンさんレベルになると<炎の壁>も強度があるだろうし、抜けられた所で躱しそうではあるが、それでも防御手段があるのとないのでは違うのだろう。
セキメイに関しては言わずもがなだ。
「んじゃそういう事でジイナとユア、頼むな」
「はいっ!」「は、はいぃ」
「すまんな、よろしく頼む」
「ご面倒お掛けします。よろしくお願いします」
よし、これで心置きなく模擬戦出来るな。
グレンさんとセキメイにはなるべく居てもらって、みんなを鍛えてもらった方が助かる。もちろん俺もだ。
しかし……。
どうやら俺は不出来な弟子らしい。
侍女たちは皆、グレンさんやセキメイと模擬戦を繰り返し、それを経験として上達しているのが目に見えて分かる。
専門的な事は分からないが、武器の振り方や体捌きとかを見る限り、非常に『巧く』なっていると。
それは集落で落ちこぼれだったネネ、戦闘経験が浅いドルチェやヒイノ、逆に長年の経験があるカイナやコーネリアにしてもだ。
皆が皆、目に見えて上達している。
もちろんグレンさんやセキメイのおかげでもあるが、【器用】への<カスタム>も効いているのではないかと予測している。
で、問題の俺だが、もちろん【器用】にもガンガン<カスタム>している。
器用特化のエメリーに勝るとも劣らないほどだ。侍女の誰よりもステータスを高くしているのは単純に主人としての威厳を保つ為である。
だと言うのに俺の剣技は一向に上達しない。
もちろん前世で剣など握った事はないし戦闘経験などない。転生して初めて戦いを覚えたわけだ。
しかしそれはドルチェやヒイノ、ティナやエメリーも同じなわけで、経験の浅さというのは理由にならない。
ではなぜこれほど差が出るのか。
あまり考えたくないが、種族特性なのではないかと思うわけだ。
戦闘技術を身に付ける事において、基人族は極端に遅い、手間が掛かると。
確かに最弱種族と言われるだけある。一番戦いから遠い種族であるが故に戦闘技術は身に付かない。
そう結論付けてしまうと種族に逃げているようで癪なんだが、ここまで差があるとそう思わざるを得ない。
同じ非戦闘系種族のエメリーやドルチェは訓練が身になっているのになぁ……いやエメリーはちょっと規格外だけども。
非戦闘系種族の中でもやはり基人族は別格という事なんだろうか。
今さらながら、神聖国の保護区から出ないというのも頷ける話だ。
ともかくそんな俺でも訓練するとしないとでは違うはずだし、少なからず経験にはなるはずだ。
結果として現状のように技術差をステータスで誤魔化す事になるかもしれないが、それでもやる。
グレンさんに若干呆れられつつ、胸を貸してもらう。
これも主人としての威厳の為なんだよ!
このままだと侍女たちにボロ負けしちゃうだろうが!
主人は侍女より強くなければならん!(使命感)
……いやもう負けそうなのが居るんだけどね。
「しかしセイヤ、ここの侍女たちは逸材ばかりだな。よくもこれだけの戦力を集めたものだ」
「自分でもそう思います。集めすぎだとも思いますけど」
「はははっ! ただ強いだけでなく伸びしろがまだまだあるというのが素晴らしい。特にティナだな。セイヤが『剣聖を継ぐ者』と推すのも分かる」
グレンさんも絶賛。ティナはセキメイ相手だと確実に勝ってしまうので、もっぱら模擬戦の相手はグレンさんだ。
グレンさんはエメリーやイブキ、ツェンあたりを強者として見ているらしいが――ミーティアは後衛と兼用だから短剣のみだとセキメイといい勝負――中でもティナは抜群だと言う。
それは現在の実力と伸びしろも含めた評価なのだろう。
ティナをレイピア二刀流とし、<流水の心得>を与えた頃から動きは見違えるようになった。
単に二刀流に慣れたという事もあるだろう。ガーブの動きを模倣したのも良かったのかもしれない。
その時点でイブキが負けそうになっていたのだが、さらに【魔剣アドラメレク】を装備してから一段と強くなった。
雷の魔剣と呼ばれるそれは、行動速度上昇のバフと攻撃力上昇のバフを常に受けているようなものだ。ついでに攻撃に雷属性付与。
その代わりに自身に継続ダメージと、近くの味方にまで通電を及ぼす。
魔剣故にピーキーで強力な力だ。
帯電状態で模擬戦をやられると、俺やエメリーも負けそうになる。
俺はステータスのゴリ押し、エメリーは多彩な戦術と器用さで何とかするしかない。
「今はまだ直線的で分かりやすい攻撃しか出来ん。その攻撃も体格通りに軽いものだ。しかし<流水の心得>を十全に使い、体捌きと剣の扱いが伸びれば――」
「そうなるともう勝てませんね」
「私もな。いや、魔剣さえ使わせなければ何とかなるかもしれんが」
と、そういう事だ。
八歳のティナにはこれから先の時間がいくらでもある。
装備はすでに最高。スキルも十分。迷宮に行く機会も多いし、模擬戦で戦う相手にも不自由ない。
これだけ土俵が出来上がっていて、本人に資質とやる気があるのだから困ったものだ。
しかしそんなティナを鍛えるのが楽しそうなグレンさん。娘以上に気に掛けているようにも思う。セキメイが嫉妬しそう。
もう一度戦いたいと言っていたガーブの面影をティナに見ているのか、将来の好敵手として楽しみなのか。
いずれにしてもティナの強化は俺たちにとっても有り難い。
しばらくはグレンさんにお任せしよう。
俺はいつまでティナの壁としていられるのか。
主人としてはなるべく高い壁でありたいものだ。
0
あなたにおすすめの小説
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
異世界帰りの英雄は理不尽な現代でそこそこ無双する〜やりすぎはいかんよ、やりすぎは〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
<これからは「週一投稿(できれば毎週土曜日9:00)」または「不定期投稿」となります>
「異世界から元の世界に戻るとレベルはリセットされる」⋯⋯そう女神に告げられるも「それでも元の世界で自分の人生を取り戻したい」と言って一から出直すつもりで元の世界に戻った結城タケル。
死ぬ前の時間軸——5年前の高校2年生の、あの事故現場に戻ったタケル。そこはダンジョンのある現代。タケルはダンジョン探索者《シーカー》になるべくダンジョン養成講座を受け、初心者養成ダンジョンに入る。
レベル1ではスライム1匹にさえ苦戦するという貧弱さであるにも関わらず、最悪なことに2匹のゴブリンに遭遇するタケル。
絶望の中、タケルは「どうにかしなければ⋯⋯」と必死の中、ステータスをおもむろに開く。それはただの悪あがきのようなものだったが、
「え?、何だ⋯⋯これ?」
これは、異世界に転移し魔王を倒した勇者が、ダンジョンのある現代に戻っていろいろとやらかしていく物語である。
【状態異常耐性】を手に入れたがパーティーを追い出されたEランク冒険者、危険度SSアルラウネ(美少女)と出会う。そして幸せになる。
シトラス=ライス
ファンタジー
万年Eランクで弓使いの冒険者【クルス】には目標があった。
十数年かけてため込んだ魔力を使って課題魔法を獲得し、冒険者ランクを上げたかったのだ。
そんな大事な魔力を、心優しいクルスは仲間の危機を救うべく"状態異常耐性"として使ってしまう。
おかげで辛くも勝利を収めたが、リーダーの魔法剣士はあろうことか、命の恩人である彼を、嫉妬が原因でパーティーから追放してしまう。
夢も、魔力も、そしてパーティーで唯一慕ってくれていた“魔法使いの後輩の少女”とも引き離され、何もかもをも失ったクルス。
彼は失意を酩酊でごまかし、死を覚悟して禁断の樹海へ足を踏み入れる。そしてそこで彼を待ち受けていたのは、
「獲物、来ましたね……?」
下半身はグロテスクな植物だが、上半身は女神のように美しい危険度SSの魔物:【アルラウネ】
アルラウネとの出会いと、手にした"状態異常耐性"の力が、Eランク冒険者クルスを新しい人生へ導いて行く。
*前作DSS(*パーティーを追い出されたDランク冒険者、声を失ったSSランク魔法使い(美少女)を拾う。そして癒される)と設定を共有する作品です。単体でも十分楽しめますが、前作をご覧いただくとより一層お楽しみいただけます。
また三章より、前作キャラクターが多数登場いたします!
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる