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悲しみを思い出に、心を剥き出しに
しおりを挟む初めてだというのに、まるで飢えを埋めるみたいに、何度も何度も熱を重ねた。
抱き潰されるように強く抱かれ、そのたびに体も心も溶けていく。講義の鐘の音など、とっくに耳には届かなくなっていた。
ひとつ、またひとつと授業をすっ飛ばし、時間の感覚さえ曖昧になる。気づけば、窓の外は夕焼けの茜を通り越し、深い紺色に染まっていた。
長い一日だったのだと、ようやくそこで思い知らされる。
ベッドの上、互いの体温を分け合うように抱き合いながら、俺たちは静かに息を整えていた。さっきまでの激しい熱はひとまず脇に置かれ、部屋には穏やかな静けさが戻っている。
ヒューゴの腕が、背を包む。その重みが心地よく、寝不足と疲労で瞼が落ちそうになる。
「……なあ、あんたの同室者が何を言ってたのか、教えてくれねぇか」
低く促され、俺はピートの胸元に額を預けたまま、ぽつりと口を開く。ピートから聞いた話を、ありのままに。断片的に、思い出す順番のままに。
疲労と眠気が混ざった頭で、途切れ途切れに言葉を紡ぐ。声は掠れ、ところどころで間が空く。それでもヒューゴは急かさない。ときおり背を撫でる手が、「聞いてる」と静かに伝えてくる。
話し終えるころには、部屋の空気はもう夜の色をしていた。先ほどまでとは違う意味で、胸が重くなる。けれど、その不安も、ヒューゴの体温の中では少しだけ薄まる気がした。
彼の鼓動が、規則正しく耳に響く。その音に身を預けながら、俺はゆっくりと息を吐いた。
「……そうか。オレへの嫉妬心が……悲劇の引き金を引いたんだな」
ヒューゴは、先ほどまでの熱が幻だったかのように、ひどく静かな声でそう言った。淡々と。感情を削ぎ落としたみたいに。その静けさがかえって胸に重く落ちる。
夕暮れを越えた紺色の光が、彼の横顔に影を落としていた。伏せられた瞳の奥で、どれほどの感情が渦巻いているのか、想像するだけで息が詰まる。
やるせのない怒り。防げたかもしれないという後悔。失われたものへの悲しみ。
長い年月、彼を支え、縛り、動かしてきた感情の積み重ねが、いま行き場をなくして胸の内で暴れているのだろう。
そのすべてを、彼は表に出さない。だからこそ、余計に痛い。
俺は何か言おうとして、口を開きかけて、やめた。慰めの言葉はどれも軽すぎて、上滑りしてしまいそうだった。正しさも、優しさも、今はきっと届かない。
代わりに、ヒューゴの手を強く握る。その大きな手は、ほんのわずかに冷えていた。
胸元に頬を押し付ける。鼓動が聞こえる。さっきまで荒れていたそれは、今は静かで、けれどどこか重たい。
言葉の代わりに、体温を伝える。
「……姉貴は、最後までアイツを信じたんだな」
小さく漏れた声が、髪の上で震えた。俺はただ、さらに強く抱きつくことしかできなかった。
それでも、この腕の中にいることが、ほんの少しでも彼の行き場になればと願いながら。
「信じた結果が……死、だったのだとしても…きっと姉貴は、天国でアイツを……赦してんだろうな。お人好しだったから」
ヒューゴの口から、義姉のことがこんなにも深く語られるのは、初めてだった。
恋によって、あの優しくてあたたかな人が変わってしまったのだと、彼は思い込んでいたこと。恋が、義姉を奪ったのだと信じたこと。だからこそ、恋を恐れ、憎み、遠ざけてきたこと。
ひとつ、またひとつと、堰を切ったように本心が溢れていく。言葉にするたび、長年胸の奥に沈めていた感情が、ゆっくりと形を持っていくのが分かった。
「でも姉貴は……最後まで、オレの信じた姉貴のままだったんだな」
その声は、ひどく震えていた。
強くあろうとする彼の中で、何かが崩れた音がした気がする。
次の瞬間、彼の頬を一筋の涙が伝った。灯りを受けてきらりと光り、静かに落ちる。胸が締めつけられる。
繋いでいる手とは反対の手を伸ばし、俺は彼の頭を抱き込むようにして強く抱き締めた。大きな体が、腕の中でわずかに震える。
ヒューゴは、抵抗することなく身を委ねる。俺の首元に額を預けるようにして、静かに息を吐いた。
その吐息は熱を帯びているのに、どこか頼りなくて、幼い。
「……よかった」
かすれた声が、耳元で溶ける。
彼の重みを、すべて受け止めるように、さらに腕に力を込める。
言葉はいらない。ただ、この体温だけは離さないと、そう誓うみたいに。
ピートへの怒りも、憎しみも、それはきっと、彼の中で一生癒えぬ傷として残り続けるだろう。けれど、それ以上に。
義姉が最後まで、彼の信じた姿のままであったこと。それこそが、ヒューゴにとっての救いなのだと分かった。
だから彼は、怒りに身を焦がすのではなく、もっと深い場所で、静かに悲しみに染まっている。
失ったことそのものよりも、守れなかったと悔やむ心よりも、「信じていたものは本物だった」という事実が、かえって彼の胸を締めつけているのだ。
腕の中の体温が、じわりと伝わる。
その熱に触れた瞬間、まるで彼の悲しみが移ったみたいに、俺の視界も滲んだ。こぼれ落ちた涙が、彼の肩を濡らす。
ひとりで背負うには、あまりにも深すぎる。長い時間をかけて積み重なった痛みを、たったひとりで抱え続けるなんて、あまりにも残酷だ。
だから、俺は彼を抱き締める。ふたりで、背負えばいい。
俺たちが受けた数々の悲しみは、きっと一生、胸のどこかに残るだろう。消えることはない。忘れることもない。
それでも、俺たちの人生は、まだ終わっていない。この先も、長い。
だからこそ、悲しみが襲う夜は、こうしてふたりで分け合えばいい。何度も、何度も。
抱き合って、涙を流して、声にならない痛みを溶かしていく。
いつか、その悲しみを振り返ったとき、胸を締めつける傷ではなく、乗り越えてきた証として思い出せるように。
その日が来るまで、その日が来てからも、俺は彼の隣にいる。離さない。
どんな夜も、ふたりで越えていくのだ。
涙に濡れたまま、俺たちは強く抱き締め合った。
胸と胸が重なり、鼓動がぶつかり合う。互いの痛みを確かめるように、逃げ場をなくすように、腕に込める力が自然と強くなる。
ヒューゴの指先が、そっと俺の頬をなぞった。涙の跡を辿るその仕草は、不器用なくせに、ひどく優しい。
そして俺たちは、まるで傷口を舐め合う獣のように、ゆっくりと唇を重ねた。
慰めるためなのか、確かめるためなのか、それともただ、ここにいると証明するためなのか――分からない。ただ、離れがたい衝動に突き動かされるまま、何度も角度を変え、深く、深く、口づける。
涙の塩味と、彼の熱が混ざり合う。悲しみを溶かすように、触れ合うたびに、体温が少しずつ上がっていく。
抱き締める腕が、次第に慰めのそれから、求めるそれへと変わる。ヒューゴの吐息が、俺の唇を震わせた。
さっきまで胸を締めつけていた悲しみは、形を変え、別の熱へと姿を変える。失うことの怖さも、抱えきれない痛みも、すべてを飲み込むような、抗えない熱。
俺たちは、再びその中へと身を沈めていく。互いの存在を確かめるように、強く、激しく。
夜はまだ、長かった。
悲しみも、欲望も、体温も――すべてを抱えたまま、終わる気配を見せずに、静かに更けていくのだった。
***
次に目を覚ましたとき、窓の外はすでに白く明るんでいた。
昨夜の熱と涙の名残が、まだ肌の奥にくすぶっている。隣で眠るヒューゴの寝息は静かで、穏やかだった。
あれほど荒れていた胸の内が、ほんのわずかでも凪いでいるのならいいと、そう思いながら、俺はしばらく天井を見つめていた。
だが――。
その頃、俺たちの知らぬところで、学園には大きな衝撃が走っていたのだと、後から知ることになる。
チロ殺しを自白したピートのもとへ、突如、フィリオン様が乱入したらしい。
そして、その場に居合わせた教師や警備員たちの前で、きっぱりと言い放ったのだという。
すべては自分が計画し、ピートに実行させたのだ、と。
場は一瞬、凍りつき、次の瞬間には蜂の巣をつついたような騒ぎになったという。椅子が倒れ、書類が散らばり、誰もが信じられないという顔でフィリオン様を見つめた。当然だ。
ピートは即座に、強く否定した。そんな命令は受けていない、自分の判断だったと。だがフィリオン様も、一歩も譲らなかった。
静かな声で、しかし揺るぎなく、自らの罪を主張し続けたという。
そして、罰として退学すること。実家である伯爵家にすべての裁きを委ねることを、その場で宣言した。
教師たちは慌てて事実確認に奔走した。だが、ベラドンナという物的証拠を持っていたピートと違い、フィリオン様が命令を下していたという事実は、ピートが認めない限り立証できない。
発言を撤回するよう、何度も説得されたらしい。それでも彼は、断固として首を縦に振らなかった。
「自分の言葉で父に説明する」とだけ告げ、その日のうちに馬車で学園を後にしたという。誇り高い横顔のまま。
そして、それから――フィリオン様が学園に戻ってくることは、二度となかった。
実行犯であるピートは、言うまでもなく学園を退学となった。そのまま市牢へ送られたと聞く。石造りの壁に囲まれた、冷たく湿った場所だ。
そこで、過去の事件も含めて徹底的に洗い直されるらしい。すべてが明るみに出てから、正式な裁きが下される――そんな見方が大勢を占めていた。
学園の廊下では、ひそやかなざわめきが絶えない。怒り、恐怖、好奇心。さまざまな感情が入り混じった声が、風のように流れていく。
俺は、その中でひとり、複雑な思いを抱えていた。ピートに、まったく同情の余地がないかと言えば、嘘になる。
追い詰められ、歪んだ選択をしてしまったのだとしたら、その過程には、きっと誰にも見えなかった葛藤があったはずだ。
けれど、ヒューゴの胸に刻まれた傷を思う。チロのことを思う。
ヒューゴに盛られた毒や彼の義姉の重い命、そしてあの小さな命が失われた事実を思えば、軽々しく擁護などできるはずもない。
どれほど事情があろうと、越えてはならない一線はある。俺にできることは、ただ見届けることだけだった。
あとは、彼自身の反省と、下される裁きに委ねるしかない。
これらの詳細を、いともあっさりと教えてくれたのはエヴァドネ様だった。
長い一日を終えた2日後の昼、ざわめく廊下を歩いていた俺を強引に引っ張り、空き教室に連れ込まれた。
どうやら、あの場にいた教師のひとりから、巧みに話を引き出したらしい。問い詰めるでもなく、責め立てるでもなく、ただ優雅に微笑みながら、気づけば相手のほうが勝手に口を滑らせている。そういう人だ。
もちろん、フィリオン様との婚約は白紙。その事実を告げる彼女の声音は、驚くほど軽やかだった。
「彼が学園を去る前に、私のところへ来たわ。謝罪を受けたの。ロランを愛しているから家令にすることは出来ない、自分の罪を償うから婚約はなかったことにしてほしいって」
白磁のカップを傾け、紅茶をひとくち。指先まで完璧に優雅で、揺らぎがない。
「ロランが家令にならないのなら、あの男に用はないもの。すぐに了承してやったわ」
淡々と、しかし辛辣に言い切る。
「まったく、とんだ愚か者だったわね。どう見てもロランを愛していたのに、まさか自分の気持ちにすら気付いていなかっただなんて」
その言葉に、俺の喉がひくりと鳴る。
彼女の表情に動揺はない。驚きも、悲しみも、ほとんど見えない。ただ、ごく薄く、苛立ちの影が差しているだけだ。
強い。この人は、本当に強い。
てっきり、このまま自国へ戻るのだろうと思っていた俺の予想は、次の瞬間、粉々に砕かれた。
「まさか」
即座に否定される。そして、彼女は身を乗り出し、俺の手を取った。ひやりとした指先なのに、握る力は驚くほど強い。
「ロランを自分の家令に出来るチャンスなのよ?この機会を逃すわけにはいかないわ!むしろ、こうなってくれて不謹慎だけど嬉しいくらいよ」
きっぱりと言い放つその瞳は、獲物を見つけた猛禽のように鋭い。
「あの男、何を考えているのかちっとも分からなかったし、ロランを傷付けたんだもの。許せるはずがないわ」
ぐっと、さらに手を引き寄せられる。
「ねぇロラン。私の家令になって、常に私のそばにいなさい」
有無を言わせぬ圧。華奢なはずの身体から放たれる気迫に、俺は完全に気圧されていた。
頬がひきつるのが自分でも分かる。逃げ場を探すように視線を彷徨わせながら、ただ、たじたじとすることしか出来なかった。
「……なに浮気してんだ、ロランちゃん。まさか揺らいでなんかねーよな?」
その場の空気を、鋭く引き裂く声。振り向くより早く、背後から漂う気配で分かった。ヒューゴだ。
いつもの軽やかでニヒルな笑みを浮かべている。けれど、その瞳の奥には、隠す気もない剣呑な光が宿っていた。
次の瞬間、エヴァドネ様の手から俺の手がするりと奪われる。
「――あ」
抗議の声を上げる暇もなく、ヒューゴはそのまま俺の手の甲に口づけた。わざとらしいほど丁寧に、見せつけるように。
「わりぃけど、コイツはオレの恋人で、将来はオレの助手にすっから。諦めな」
挑発的な笑み。エヴァドネ様は一瞬だけ目を細めたが、すぐに涼しい顔で紅茶のカップを置いた。
「あら、恋人は他にいても結構よ。私の家令になってくれればそれでいいもの」
さらりと言ってのけるあたり、この人も本当に動じない。
「だから家令としてのロランちゃんもやらねーっつってんだよ」
ヒューゴの腕が、するりと俺の腰に回る。引き寄せられ、背中が彼の胸に触れた。低く、しかしはっきりとした声が続く。
「コイツのすべてはオレのもんだから、少しもやらねぇよ」
一瞬、呼吸が止まる。所有物みたいに言うな、と突っ込みたいのに、妙に熱を帯びた声音のせいで言葉が出てこない。
エヴァドネ様は、そんな俺たちをしばらく眺めたあと、ふっと小さく息をついた。
「……ロラン、あなたは本当に厄介な男ばかりを惹き付けるのね」
ご愁傷さま、と言わんばかりの視線が、ヒューゴと俺の間を行き来する。俺は、ただ苦笑するしかなかった。
否定できない。否定しようにも、腰に回された腕はびくともしないし、手の甲に残る唇の感触も消えない。
彼女の言う通りなのかもしれない。しかし、その厄介さを、愛おしいと思っている自分がいることも、また事実だった。
「話はまた今度にするわ」
そう言い残して、エヴァドネ様は踵を返した。諦めたのか、それとも次の一手を考えているのか――判別のつかない声音。
けれど、その背中は少しも迷いを見せない。背筋に一本、鋼の芯が通っているかのように、まっすぐで、凛としている。
揺るがない強さ。あの気高さに、どうしても目を奪われてしまう。憧れのようなものが胸の奥で静かに灯るのを、自分でも止められない。
ぽうっと、その後ろ姿を見送っていた、その瞬間。不意に顎を掬われた。
「――っ」
強引に顔を上げさせられ、押し付けるような口づけが降ってくる。深く、容赦なく。
「ん、……ひゅ、」
言葉は唇の奥に飲み込まれた。
ここは空き教室だ。確かに人の気配はない。けれど、廊下からは食堂に向かう生徒たちの話し声が絶え間なく聞こえてくる。
扉一枚隔てた向こうには、いつ誰が通ってもおかしくない世界がある。
誰かに見られたら、そんな焦りが込み上げ、ヒューゴの胸を押して距離を取ろうとする。
だが、その抵抗が逆効果だったらしい。彼の腕に込められる力が、さらに強まる。
「よそ見してんじゃねぇよ」
低く、かすれた声。怒っているわけじゃない。けれど、嫉妬と独占欲が、隠そうともせず滲んでいる。
再び唇が重なる。さっきよりも深く、執拗に。逃がすつもりはないと言わんばかりに。
心臓がうるさい。廊下の足音がやけに近く感じるのに、彼の熱がそれ以上に濃くて、思考が揺さぶられる。
「……ヒューゴ、誰かに……」
ようやく息継ぎの隙に絞り出すと、彼はわずかに口角を上げた。
「だったら、オレから目ぇ離すな」
その言葉とともに、もう一度、奪うようなキスが落ちる。
背徳と熱が絡み合い、逃げ場のない空き教室の空気が、じわりと甘く濁っていった。
冷たい風が窓辺を鳴らす。昨夜も深く愛し合った余韻が、再び急浮上する。
ここは誰に見られるとも分からない空間でありながら、不思議と心がむき出しになる場所だった。それは、彼の腕の中だからと気付いたのは、ふたりの熱が混ざりあったときだった。
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