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After Story
お友達
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「俺はサダン・ウェールズ。よろしくな。ユーキって呼んでもいいか?」
「はい! よろしくお願いします、サダン君」
席を引っ付けてくれた隣の子はサダン君というらしい。快活そうな子でクラスじゃ人気者なんだろうなって感じがします。隣がこういう子でよかったなぁ……
「敬語はいらねぇよ」
「でも歳上ですし……」
本当は違うけど僕13歳設定だもんね。ちゃんと敬語使っていかなくちゃ。
「同じ学年だからいーって。ほらほら、教科書見せてやんねぇぞ?」
「えっ!? うう、わかったよ……」
それはもうタメ口で話すしか無くなるよ……教科書は今日の放課後に受け取る予定なんだもん……
「ん、素直でいい子だ」
「わっ、もう、髪の毛ぐしゃぐしゃ!!」
せっかくリディアが寝癖直してくれたのに……ボサボサだよぅ……
「ははっ、わりぃわりぃ」
ポンポンと叩いてくるサダン君をジトリと見ながら手櫛で簡単に髪を整え、机の上を見て1つ気づく。サダン君の机の上には教科書とノートとペンケースが。僕の机には一切物がなし。
「……バッグ預けたままだ! サダン君、僕ちょっとラグのとこ行ってくる」
「ユーキの従者? 行ってらっしゃい」
「うん!」
すっかり忘れてたよ、これじゃ授業受けられないよ! 急いで教室の後ろへ向かうとダグ達も近づいて来てくれた。
「ラグ、ラグ、バッグ忘れてた!」
「ああ、たしかに。申し訳ありません、私も忘れていました。どうぞ」
「ありがと!」
出してくれたバッグを受け取り、席に戻ろうとしたらリディアにパパッと髪の毛をブラシで解かれました。リディア的には手櫛じゃ許せなかったみたいです。元どおりサラサラになったところでお礼を言って席に戻ればそれと同時にチャイムが鳴って先生らしき人が入って来た。どうやら授業開始のようです。
「──さあ、みんな座って。授業を始めるよ。えぇと、確か留学生がいるんだったね。私は薬草学を担当しているクリス・マグウェルだよ。クリスって呼んでね。教科書は……ウェールズ君が見せてくれるんだね。彼は成績もいいから分からないところがあれば彼に聞くといいよ」
「はい」
「じゃあ今日は教科書26ページからだね。みんな予習はして来ているかい?」
そうして始まったクリス先生の授業はなんともわかりやすいものだった。それでいて面白くて、ついつい前のめり気味で聴きこんでしまった。既に知識として持っている内容ではあったんだけどね。それくらい面白かったのです。
クリス先生がやって来てから約60分後、チャイムが鳴ると授業は終わった。
「──はい、今日はここまで。復習と予習を忘れずにね」
そう言ってクリス先生が出て行くとクラスは休み時間特有のざわめきに包まれた。なんだか懐かしい気分です。
「どうだ? わからないところとかなかったか?」
「うん、大丈夫」
「そっか。やっぱ飛び級するだけあるんだな」
「そんなことないよ」
ズルしてるしねぇ。なんだか心苦しいです。
ちょっと苦笑い気味でいるとクラスのみんなを見てサダン君がハッとした様子を見せた。
「やっべ、次移動だったわ」
「え」
「行くぞ!」
「え、わ、うん!」
ガサガサとペンケースだとか教科書だとかを掻き集めて立ち上がったサダン君にならい、僕もペンケースとノートを持って立ち上がればサダン君はそのまま急ぎ足で歩き出した。僕もリーチの差を埋めるために走ってついていこうと────
────したらダグに抱き上げられました。そのままダグは長いリーチをいかして余裕そうな様子でサダン君の横に並んだ。そうしたらサダン君がギョッとした様子で僕とダグを見てきて。
「うわ、ユーキずりぃ!」
「僕が頼んだんじゃないもん!」
「まぁユーキ小さいし仕方ねぇか! そのまま急ぐぞ!」
小さいは余計です!!
「しっかりつかまっていてくださいね」
「うん」
ダグの腕は安定感抜群だけどぎゅむっと首元に抱き付いて密着度アップ! い、いちゃいちゃしてるわけじゃないもん! 念のためだもん!
そのまま速歩きで2人が頑張った甲斐あって余裕で授業には間に合った。どうやら席は自由のようで、空いていた前の方の席におろしてもらいました。サダン君も横に座って乱れた髪を整えてます。
「ラグありがと」
「いえ」
多分僕があのまま走ってたら10秒もしないうちに転けて捻挫くらいしてたと思う。それでもって絶対間に合わなかった。
「その人ってユーキの護衛? すごいガタイだな」
「うん、ラグルスって言うの。すっごく強いんだよ」
「だろうなぁ。俺はサダン。よろしくな」
「こちらこそよろしくお願いします」
お互いに頭を下げあっている2人を微笑ましく見つつリディアとラギアスも紹介したほうがいいかな、とちらりと思う。ちなみに2人の名前はそのままです。ダグみたいに名前が知れ渡ってるわけじゃないからだそうです。
「サダン君、リディアとラギアスも紹介しておくね。僕のお世話役ともう1人の護衛だよ」
「お、よろしくな。ユーキは獣人を差別してねぇんだな」
「……サダン君は獣人嫌い……?」
それなら僕サダン君とは仲良くできないかな……せっかく優しくしてもらったけれど、僕はラギアスを嫌う人となんて一緒にいられないよ。
「安心しろ、嫌いじゃねぇよ。俺騎士志望だからよ、身体能力高え獣人にはむしろ憧れてるんだ」
「そっか……よかった! サダン君みたいな人と仲良くなれてよかった」
「おう、俺もだ」
ニカッと笑ったサダン君に僕もにっこり。優しい友達が出来て良かった!!
「ユーキ様、我々はこれで」
「ん、ありがと」
教室の後ろへ行った3人を見送って、またサダン君に向き直るとなんだか目がキラキラと……?
「あのガタイがあれば俺も騎士になれるかな……」
「サダン君はどの国の騎士になりたいの?」
「そりゃヴィルヘルム王国だ! あそこの騎士は個々のレベルが高いって有名だしよ、中でも団長と神子様の伴侶になった第1部隊隊長のダグラスさんは別格だってもっぱらの噂だ! 俺、第1部隊に入りてぇんだよなぁ……」
一瞬吹き出しかけました。ええぇえええ、サダン君ヴィルヘルムに来るの!?? 待って待って待って、それ僕の正体バレそうなんだけど……!? ……いや、留学終わった後なら別にバレたとしても……? でも騙してたのかって言われたら……うぅ、初日でまさかこんな悩みができるとは……! と、とりあえず今はこの場を乗り切って帰ってからダグに相談だ……!
「た、たしかにヴィルヘルムの騎士はレベル高いもんね!」
「おう! ユーキはどこの国から来たんだ?」
「え、と……ヴィルヘルムだよ」
「そうなのか! なら俺が騎士になったら休みの日とかに会えるかもな!」
「……ごめんね、僕留学後に遠い国の人と結婚が決まってるの。だからヴィルヘルムでは会えないと思う」
ごめんね、サダン君。すっごく優しくしてくれたサダン君に僕は嘘をつきます。僕、サダン君が騎士になってヴィルヘルムに来るの楽しみにしてるよ。
「そうなのか……ま、手紙くらい交換できるだろ! 留学終わったら会えない分期間中は目一杯遊ぼうぜ!」
「……うん!」
「それにしてもユーキも大変だな。こんなちっこいのに結婚か……相手は歳上なのか?」
「うん。もう働いてる方だよ。このブレスもその人がくれたの」
そっと右手首のブレスを見せるとサダン君はまじまじとブレスを眺めた。
「こりゃまた高そうな……幸せになれよ」
「うん、ありがとう」
ポンポンと頭を叩かれて笑いかけるとチャイムが鳴って先生が来た。休憩時間が長いと感じたけれどどうやら授業の合間の休憩時間は15分のようだ。学園の敷地が異様なほどに広いことも関係しているのだろう。
その後も教科書を見せてもらいつつ真面目に授業を受け、合計3限の授業が終わればお昼休みになった。実は食堂でワイワイと食べるのを楽しみにしていた僕なのでウキウキしてます!
「はい! よろしくお願いします、サダン君」
席を引っ付けてくれた隣の子はサダン君というらしい。快活そうな子でクラスじゃ人気者なんだろうなって感じがします。隣がこういう子でよかったなぁ……
「敬語はいらねぇよ」
「でも歳上ですし……」
本当は違うけど僕13歳設定だもんね。ちゃんと敬語使っていかなくちゃ。
「同じ学年だからいーって。ほらほら、教科書見せてやんねぇぞ?」
「えっ!? うう、わかったよ……」
それはもうタメ口で話すしか無くなるよ……教科書は今日の放課後に受け取る予定なんだもん……
「ん、素直でいい子だ」
「わっ、もう、髪の毛ぐしゃぐしゃ!!」
せっかくリディアが寝癖直してくれたのに……ボサボサだよぅ……
「ははっ、わりぃわりぃ」
ポンポンと叩いてくるサダン君をジトリと見ながら手櫛で簡単に髪を整え、机の上を見て1つ気づく。サダン君の机の上には教科書とノートとペンケースが。僕の机には一切物がなし。
「……バッグ預けたままだ! サダン君、僕ちょっとラグのとこ行ってくる」
「ユーキの従者? 行ってらっしゃい」
「うん!」
すっかり忘れてたよ、これじゃ授業受けられないよ! 急いで教室の後ろへ向かうとダグ達も近づいて来てくれた。
「ラグ、ラグ、バッグ忘れてた!」
「ああ、たしかに。申し訳ありません、私も忘れていました。どうぞ」
「ありがと!」
出してくれたバッグを受け取り、席に戻ろうとしたらリディアにパパッと髪の毛をブラシで解かれました。リディア的には手櫛じゃ許せなかったみたいです。元どおりサラサラになったところでお礼を言って席に戻ればそれと同時にチャイムが鳴って先生らしき人が入って来た。どうやら授業開始のようです。
「──さあ、みんな座って。授業を始めるよ。えぇと、確か留学生がいるんだったね。私は薬草学を担当しているクリス・マグウェルだよ。クリスって呼んでね。教科書は……ウェールズ君が見せてくれるんだね。彼は成績もいいから分からないところがあれば彼に聞くといいよ」
「はい」
「じゃあ今日は教科書26ページからだね。みんな予習はして来ているかい?」
そうして始まったクリス先生の授業はなんともわかりやすいものだった。それでいて面白くて、ついつい前のめり気味で聴きこんでしまった。既に知識として持っている内容ではあったんだけどね。それくらい面白かったのです。
クリス先生がやって来てから約60分後、チャイムが鳴ると授業は終わった。
「──はい、今日はここまで。復習と予習を忘れずにね」
そう言ってクリス先生が出て行くとクラスは休み時間特有のざわめきに包まれた。なんだか懐かしい気分です。
「どうだ? わからないところとかなかったか?」
「うん、大丈夫」
「そっか。やっぱ飛び級するだけあるんだな」
「そんなことないよ」
ズルしてるしねぇ。なんだか心苦しいです。
ちょっと苦笑い気味でいるとクラスのみんなを見てサダン君がハッとした様子を見せた。
「やっべ、次移動だったわ」
「え」
「行くぞ!」
「え、わ、うん!」
ガサガサとペンケースだとか教科書だとかを掻き集めて立ち上がったサダン君にならい、僕もペンケースとノートを持って立ち上がればサダン君はそのまま急ぎ足で歩き出した。僕もリーチの差を埋めるために走ってついていこうと────
────したらダグに抱き上げられました。そのままダグは長いリーチをいかして余裕そうな様子でサダン君の横に並んだ。そうしたらサダン君がギョッとした様子で僕とダグを見てきて。
「うわ、ユーキずりぃ!」
「僕が頼んだんじゃないもん!」
「まぁユーキ小さいし仕方ねぇか! そのまま急ぐぞ!」
小さいは余計です!!
「しっかりつかまっていてくださいね」
「うん」
ダグの腕は安定感抜群だけどぎゅむっと首元に抱き付いて密着度アップ! い、いちゃいちゃしてるわけじゃないもん! 念のためだもん!
そのまま速歩きで2人が頑張った甲斐あって余裕で授業には間に合った。どうやら席は自由のようで、空いていた前の方の席におろしてもらいました。サダン君も横に座って乱れた髪を整えてます。
「ラグありがと」
「いえ」
多分僕があのまま走ってたら10秒もしないうちに転けて捻挫くらいしてたと思う。それでもって絶対間に合わなかった。
「その人ってユーキの護衛? すごいガタイだな」
「うん、ラグルスって言うの。すっごく強いんだよ」
「だろうなぁ。俺はサダン。よろしくな」
「こちらこそよろしくお願いします」
お互いに頭を下げあっている2人を微笑ましく見つつリディアとラギアスも紹介したほうがいいかな、とちらりと思う。ちなみに2人の名前はそのままです。ダグみたいに名前が知れ渡ってるわけじゃないからだそうです。
「サダン君、リディアとラギアスも紹介しておくね。僕のお世話役ともう1人の護衛だよ」
「お、よろしくな。ユーキは獣人を差別してねぇんだな」
「……サダン君は獣人嫌い……?」
それなら僕サダン君とは仲良くできないかな……せっかく優しくしてもらったけれど、僕はラギアスを嫌う人となんて一緒にいられないよ。
「安心しろ、嫌いじゃねぇよ。俺騎士志望だからよ、身体能力高え獣人にはむしろ憧れてるんだ」
「そっか……よかった! サダン君みたいな人と仲良くなれてよかった」
「おう、俺もだ」
ニカッと笑ったサダン君に僕もにっこり。優しい友達が出来て良かった!!
「ユーキ様、我々はこれで」
「ん、ありがと」
教室の後ろへ行った3人を見送って、またサダン君に向き直るとなんだか目がキラキラと……?
「あのガタイがあれば俺も騎士になれるかな……」
「サダン君はどの国の騎士になりたいの?」
「そりゃヴィルヘルム王国だ! あそこの騎士は個々のレベルが高いって有名だしよ、中でも団長と神子様の伴侶になった第1部隊隊長のダグラスさんは別格だってもっぱらの噂だ! 俺、第1部隊に入りてぇんだよなぁ……」
一瞬吹き出しかけました。ええぇえええ、サダン君ヴィルヘルムに来るの!?? 待って待って待って、それ僕の正体バレそうなんだけど……!? ……いや、留学終わった後なら別にバレたとしても……? でも騙してたのかって言われたら……うぅ、初日でまさかこんな悩みができるとは……! と、とりあえず今はこの場を乗り切って帰ってからダグに相談だ……!
「た、たしかにヴィルヘルムの騎士はレベル高いもんね!」
「おう! ユーキはどこの国から来たんだ?」
「え、と……ヴィルヘルムだよ」
「そうなのか! なら俺が騎士になったら休みの日とかに会えるかもな!」
「……ごめんね、僕留学後に遠い国の人と結婚が決まってるの。だからヴィルヘルムでは会えないと思う」
ごめんね、サダン君。すっごく優しくしてくれたサダン君に僕は嘘をつきます。僕、サダン君が騎士になってヴィルヘルムに来るの楽しみにしてるよ。
「そうなのか……ま、手紙くらい交換できるだろ! 留学終わったら会えない分期間中は目一杯遊ぼうぜ!」
「……うん!」
「それにしてもユーキも大変だな。こんなちっこいのに結婚か……相手は歳上なのか?」
「うん。もう働いてる方だよ。このブレスもその人がくれたの」
そっと右手首のブレスを見せるとサダン君はまじまじとブレスを眺めた。
「こりゃまた高そうな……幸せになれよ」
「うん、ありがとう」
ポンポンと頭を叩かれて笑いかけるとチャイムが鳴って先生が来た。休憩時間が長いと感じたけれどどうやら授業の合間の休憩時間は15分のようだ。学園の敷地が異様なほどに広いことも関係しているのだろう。
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