357 / 396
After Story
完治とリディア
しおりを挟む
例の小説は一応ダグにも僕達がモデルっぽい内容になってることは伝えておいて、そのままザザッと読み終えた。正直自分がモデルかもしれない物を読むのはちょっと苦痛だったけど、ラスは感想を求めてくるタイプだからちゃんと読んでいないとダメなのです……
これは別人、これは別人……と言い聞かせて読んだけれど、正直読めば読むほど僕とダグじゃない? って思えてきて微妙な気持ちになりました。でも騎士さんが格好良く描かれてたから良し! ダグを格好悪く書くなんて許せないからね!
とりあえずラスから借りた小説は読み終わったし休憩することにして本を脇に避けるとダグが温かいお茶をテーブルに置いてくれました。この香りは間違いなくリディアのオリジナルブレンド……! 魔法収納に入れてたのかな? 何はともあれこれは飲まずにはいられません!
火傷しないように少し冷ましながらクピリと飲むとふわりといい香りが広がって……やっぱりお茶はリディアが入れてくれたものに限ります! 本当に美味しくてついそのままカップとソーサーをテーブルに戻すことなく一気に飲み干してしまいました……うー、もっと飲みたい……
チラリとダグを見てみるとくつくつと笑いながらおかわりを注いでくれました! 今度は味わって飲みます!
飲む前に香りを楽しんで、口に含んだら少しそのまま止まって口に広がる香りも楽しんでからゴクリ。どう味わっても最高です……! リディアのお茶がここまで美味しいのは茶葉のブレンドの仕方はもちろん、お湯の温度とか蒸らす時間とかが完璧なんだろうなぁ。リディアのブレンドした茶葉を使ってもここまで美味しく入れられる人はいないんじゃないかなって思います。
「は~……美味しい……魔法収納に入れてたの?」
「いや、リディアがさっき入れた物らしい。神官がワゴンに乗せて持ってきたんだ」
「そうなの? じゃあリディアにお礼のメッセージ書いて届けてもらおっと」
掌サイズのメッセージカードを取り出して、お気に入りのペンを走らせる。
美味しいお茶をありがとう。やっぱりリディアのお茶が1番だよ! 栄養たっぷりの飲み物もありがとうね。風邪が完全に治ったらまたリディアと一緒にお茶でもしながらのんびりしたいな。リディアも風邪には気を付けてね。
こんな感じかな? 神官さんに言えば届けてくれるだろうから、とりあえずテーブルの上に置いておいて今はお茶を楽しみましょう! 流石に3杯も飲んじゃったらお腹がチャポチャポになっちゃうから、今日のところはこれでお終いにするつもり。だからしっかり味わわないと……!
とはいえ冷めちゃえば味は落ちちゃうから、じっくり味わいつつ冷めないうちに飲み干しました。空になったカップを見るとなんだか物寂しい気分にもなるけれど、今日のところは我慢です……! 飲み過ぎも身体に良くないだろうし……明日また飲めたらいいなぁ。
お茶も飲み終えたしメッセージカードも神官さんに預けられた。何をしようかな、と考え始めるとダグからは寝ろっていう無言の圧が漂い始めました……だんだんその圧は近付いてきて、ついにはすぐ後ろから感じるように……
チラリと振り返るとじぃっと見下ろしてくるダグの圧に負けてカウチに寝転べば、満足げな表情でダラスを渡されてさらに毛布をかけられました。起き上がることは許してくれなさそうなので大人しく寝ることにします……
あ、寝転びながら本を読むのは……だ、ダメですよね! ごめんなさい、大人しく寝るから許してください!! 慌てて目を閉じればポンポンと撫でられて、その優しい手にうっとりしているうちにゆっくりと意識が解けるように眠りについたのでした。
* * * * * * * * * *
さらに4日ほど過ごして、ようやくダグから部屋の外へ出ることを許されました。とはいえもちろん庭に長時間出ることは許されないけども。温室に行くくらいなら何も言われないようになりましたよ! リディアもまた今日から部屋に来るようになって、日中を2人でのんびりと過ごす生活の再開です!
「お風邪が良くなって本当に安心しましたよ。ユキ様がお辛い時にお側にいられない苦しさは語り尽くせるものではありませんでした」
「リディアったら大袈裟だなぁ」
「大袈裟などと! 初日なんてお昼を全て戻されたそうではありませんか。何度お部屋へ突撃しようと思ったことか……」
「駄目だよ!?」
と、突撃して来なくてよかった……! もしそれで万が一にもリディアに風邪がうつってたら申し訳なさすぎてアルバスさんにも顔向けできないところだったよ……
「アルバスとダグラスにも止められました。私がこちらへ来て万が一うつって仕舞えばユキ様がご自分を責めるだろうからと」
「うん、正しいよ。もしまた風邪ひいても来ちゃ駄目だからね!」
ダグとアルバスさんナイス! リディアを止めてくれて良かったです。是非とも次も止めてもらわなくちゃ。
「……ではもしもの時はまた栄養満天のお飲み物を神官に届けさせることで我慢します……」
「うん、そうしてね。リディアの飲み物、すっごく助かったよ。特に今回は喉がすごく痛かったけど、リディアの飲み物のおかげですぐ良くなったもん」
「それはよろしゅうございました。いつでもお作りしますからね」
「ありがとう!」
美味しくて身体に良い物ならいくらでも飲みたいです。それに、風邪ひいた時に飲むリディアの特製ドリンクは一つの楽しみでもあるのです。風邪ひいた時ってご飯もあんまり食べられないし、動き回ることが許されないのは勿論、大人しく本を読むのも少しだけしか許してもらえないから楽しみが本当にないんだよね。
1日目とか2日目の1番しんどい時は寝ることしかできないからそれで問題ないんだけど、微熱に下がって元気になってくると暇で仕方なくなるのです。そんな時にリディアの飲み物が毎日届くとなると、今日はどんなのかな、とかこれには何が入ってるのかな、とか考えられて楽しいのです。貴重な楽しみの一つなのですよ!
でもまぁもうはしゃぎ過ぎたりしない限りは動くことも問題なくなったから他にも色々できることはあるし、わざわざ特製ドリンクを作ってもらうのも手間がかかるだろうから他のことをして楽しみます。またリディアとのんびり編み物するのとかもいいよね。動き回らないから長時間ぶっ通しでやったりしない限りダグもなにも言わないだろうし。
そういえば僕もリディアもマフラーをダグとアルバスさんに編んだんだけど、リディアはちゃんと渡したのかな? 勿論僕は12月中に渡して、すごく喜んだダグにベッドに連れ込まれましたよ。いつもより格段に甘くて次の日は自力で歩けなかったけど、マフラーを巻いて幸せそうに微笑むダグを見て来年も編んであげることを決めました。
「リディア、マフラーは渡したの?」
「う……」
「……渡してないの? もう1月だよ? アルバスさんも寒いんじゃないかなぁ」
「あ、あれだけ筋肉がついていればきっと寒くなんてありませんよ。それに私が編んだものなど……」
「リディアの手作り料理で大喜びするアルバスさんだよ? 形に残るものなんてもっと喜ぶと思うなぁ」
愛する人が自分のためにって編んでくれたものだよ? アルバスさんってリディアのこと溺愛してるし絶対喜ぶと思うけどなぁ。たしかにアルバスさんはマフラーどころかコートもいらなさそうなくらい筋肉ついてるけどそれとこれとは別だと思うのです。
「それに……」
「なんでしょう?」
「もしも渡さなかったとして、渡さなかったことがバレたらどうなるかなぁって……」
いや、うん……リディアは妊娠中だから無茶なことはしないだろうけど、何もなしとはならなさそうな気が……どうやらこの世界の妊娠方法だと妊娠中にえっちしても問題ないどころか、むしろ夫側の魔力が渡せるからって事で度を越さない限り推奨されてるらしいし……
「……すぐに渡します。今日にでも。ですので私が渡すことを躊躇っていたことはどうか内密に」
どうやらバレた時のことが想像出来たらしく、リディアの顔は若干青ざめてます。
「う、うん。ダグも内緒ね?」
「わかった」
「くれぐれもお願いしますよ!?」
「わかったわかった。今日完成したマフラー、ちゃんと渡すんだよ」
「……はい。ありがとうございます」
こっそり作ってたマフラーの作り方でわからないところが出てきたけど、僕が風邪ひいている間は聞きに来れなくて完成できなかった。でも漸く今日聞きに来れたから無事完成したよっていう設定でいきましょう! まぁ聞かれることは無いとは思うし、リディアがうっかりしない限りバレないでしょう。
……普段はしっかりしてるリディアだけどアルバスさんのことになると途端に挙動不審になることもあるからちょっと心配だなぁと思った僕でした。
これは別人、これは別人……と言い聞かせて読んだけれど、正直読めば読むほど僕とダグじゃない? って思えてきて微妙な気持ちになりました。でも騎士さんが格好良く描かれてたから良し! ダグを格好悪く書くなんて許せないからね!
とりあえずラスから借りた小説は読み終わったし休憩することにして本を脇に避けるとダグが温かいお茶をテーブルに置いてくれました。この香りは間違いなくリディアのオリジナルブレンド……! 魔法収納に入れてたのかな? 何はともあれこれは飲まずにはいられません!
火傷しないように少し冷ましながらクピリと飲むとふわりといい香りが広がって……やっぱりお茶はリディアが入れてくれたものに限ります! 本当に美味しくてついそのままカップとソーサーをテーブルに戻すことなく一気に飲み干してしまいました……うー、もっと飲みたい……
チラリとダグを見てみるとくつくつと笑いながらおかわりを注いでくれました! 今度は味わって飲みます!
飲む前に香りを楽しんで、口に含んだら少しそのまま止まって口に広がる香りも楽しんでからゴクリ。どう味わっても最高です……! リディアのお茶がここまで美味しいのは茶葉のブレンドの仕方はもちろん、お湯の温度とか蒸らす時間とかが完璧なんだろうなぁ。リディアのブレンドした茶葉を使ってもここまで美味しく入れられる人はいないんじゃないかなって思います。
「は~……美味しい……魔法収納に入れてたの?」
「いや、リディアがさっき入れた物らしい。神官がワゴンに乗せて持ってきたんだ」
「そうなの? じゃあリディアにお礼のメッセージ書いて届けてもらおっと」
掌サイズのメッセージカードを取り出して、お気に入りのペンを走らせる。
美味しいお茶をありがとう。やっぱりリディアのお茶が1番だよ! 栄養たっぷりの飲み物もありがとうね。風邪が完全に治ったらまたリディアと一緒にお茶でもしながらのんびりしたいな。リディアも風邪には気を付けてね。
こんな感じかな? 神官さんに言えば届けてくれるだろうから、とりあえずテーブルの上に置いておいて今はお茶を楽しみましょう! 流石に3杯も飲んじゃったらお腹がチャポチャポになっちゃうから、今日のところはこれでお終いにするつもり。だからしっかり味わわないと……!
とはいえ冷めちゃえば味は落ちちゃうから、じっくり味わいつつ冷めないうちに飲み干しました。空になったカップを見るとなんだか物寂しい気分にもなるけれど、今日のところは我慢です……! 飲み過ぎも身体に良くないだろうし……明日また飲めたらいいなぁ。
お茶も飲み終えたしメッセージカードも神官さんに預けられた。何をしようかな、と考え始めるとダグからは寝ろっていう無言の圧が漂い始めました……だんだんその圧は近付いてきて、ついにはすぐ後ろから感じるように……
チラリと振り返るとじぃっと見下ろしてくるダグの圧に負けてカウチに寝転べば、満足げな表情でダラスを渡されてさらに毛布をかけられました。起き上がることは許してくれなさそうなので大人しく寝ることにします……
あ、寝転びながら本を読むのは……だ、ダメですよね! ごめんなさい、大人しく寝るから許してください!! 慌てて目を閉じればポンポンと撫でられて、その優しい手にうっとりしているうちにゆっくりと意識が解けるように眠りについたのでした。
* * * * * * * * * *
さらに4日ほど過ごして、ようやくダグから部屋の外へ出ることを許されました。とはいえもちろん庭に長時間出ることは許されないけども。温室に行くくらいなら何も言われないようになりましたよ! リディアもまた今日から部屋に来るようになって、日中を2人でのんびりと過ごす生活の再開です!
「お風邪が良くなって本当に安心しましたよ。ユキ様がお辛い時にお側にいられない苦しさは語り尽くせるものではありませんでした」
「リディアったら大袈裟だなぁ」
「大袈裟などと! 初日なんてお昼を全て戻されたそうではありませんか。何度お部屋へ突撃しようと思ったことか……」
「駄目だよ!?」
と、突撃して来なくてよかった……! もしそれで万が一にもリディアに風邪がうつってたら申し訳なさすぎてアルバスさんにも顔向けできないところだったよ……
「アルバスとダグラスにも止められました。私がこちらへ来て万が一うつって仕舞えばユキ様がご自分を責めるだろうからと」
「うん、正しいよ。もしまた風邪ひいても来ちゃ駄目だからね!」
ダグとアルバスさんナイス! リディアを止めてくれて良かったです。是非とも次も止めてもらわなくちゃ。
「……ではもしもの時はまた栄養満天のお飲み物を神官に届けさせることで我慢します……」
「うん、そうしてね。リディアの飲み物、すっごく助かったよ。特に今回は喉がすごく痛かったけど、リディアの飲み物のおかげですぐ良くなったもん」
「それはよろしゅうございました。いつでもお作りしますからね」
「ありがとう!」
美味しくて身体に良い物ならいくらでも飲みたいです。それに、風邪ひいた時に飲むリディアの特製ドリンクは一つの楽しみでもあるのです。風邪ひいた時ってご飯もあんまり食べられないし、動き回ることが許されないのは勿論、大人しく本を読むのも少しだけしか許してもらえないから楽しみが本当にないんだよね。
1日目とか2日目の1番しんどい時は寝ることしかできないからそれで問題ないんだけど、微熱に下がって元気になってくると暇で仕方なくなるのです。そんな時にリディアの飲み物が毎日届くとなると、今日はどんなのかな、とかこれには何が入ってるのかな、とか考えられて楽しいのです。貴重な楽しみの一つなのですよ!
でもまぁもうはしゃぎ過ぎたりしない限りは動くことも問題なくなったから他にも色々できることはあるし、わざわざ特製ドリンクを作ってもらうのも手間がかかるだろうから他のことをして楽しみます。またリディアとのんびり編み物するのとかもいいよね。動き回らないから長時間ぶっ通しでやったりしない限りダグもなにも言わないだろうし。
そういえば僕もリディアもマフラーをダグとアルバスさんに編んだんだけど、リディアはちゃんと渡したのかな? 勿論僕は12月中に渡して、すごく喜んだダグにベッドに連れ込まれましたよ。いつもより格段に甘くて次の日は自力で歩けなかったけど、マフラーを巻いて幸せそうに微笑むダグを見て来年も編んであげることを決めました。
「リディア、マフラーは渡したの?」
「う……」
「……渡してないの? もう1月だよ? アルバスさんも寒いんじゃないかなぁ」
「あ、あれだけ筋肉がついていればきっと寒くなんてありませんよ。それに私が編んだものなど……」
「リディアの手作り料理で大喜びするアルバスさんだよ? 形に残るものなんてもっと喜ぶと思うなぁ」
愛する人が自分のためにって編んでくれたものだよ? アルバスさんってリディアのこと溺愛してるし絶対喜ぶと思うけどなぁ。たしかにアルバスさんはマフラーどころかコートもいらなさそうなくらい筋肉ついてるけどそれとこれとは別だと思うのです。
「それに……」
「なんでしょう?」
「もしも渡さなかったとして、渡さなかったことがバレたらどうなるかなぁって……」
いや、うん……リディアは妊娠中だから無茶なことはしないだろうけど、何もなしとはならなさそうな気が……どうやらこの世界の妊娠方法だと妊娠中にえっちしても問題ないどころか、むしろ夫側の魔力が渡せるからって事で度を越さない限り推奨されてるらしいし……
「……すぐに渡します。今日にでも。ですので私が渡すことを躊躇っていたことはどうか内密に」
どうやらバレた時のことが想像出来たらしく、リディアの顔は若干青ざめてます。
「う、うん。ダグも内緒ね?」
「わかった」
「くれぐれもお願いしますよ!?」
「わかったわかった。今日完成したマフラー、ちゃんと渡すんだよ」
「……はい。ありがとうございます」
こっそり作ってたマフラーの作り方でわからないところが出てきたけど、僕が風邪ひいている間は聞きに来れなくて完成できなかった。でも漸く今日聞きに来れたから無事完成したよっていう設定でいきましょう! まぁ聞かれることは無いとは思うし、リディアがうっかりしない限りバレないでしょう。
……普段はしっかりしてるリディアだけどアルバスさんのことになると途端に挙動不審になることもあるからちょっと心配だなぁと思った僕でした。
5
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
王子の宝剣
円玉
BL
剣道男子の大輔はあるとき異世界に召喚されたものの、彼がそこに召喚されたこと自体が手違いだった。
異世界人達が召喚したかったのはそもそもヒトでは無かった。
「自分なんかが出てきちゃってすんません」と思って居たが、召喚の儀式の中心人物だったエレオノール王子は逆に彼を巻き込んでしまったことに責任を感じて・・・
1話目の最初の方、表現はザックリ目ですが男女の濡れ場が有りますので、お嫌いな方は避けてください。
主に攻め視点。攻め視点話の率が少なめに感じたので自力供給する事にしました。
攻めは最初性の知識がほとんどありません。でもきっと立派にやり遂げます。
作者は基本甘々およびスパダリ、そしてちょっと残念な子が好きです。
色々と初心者です。
R-18にしてありますが、どのレベルからがR-15なのか、どこからがR-18なのか、いまいちよくわかってないのですが、一応それかなと思ったら表示入れておきます。
あと、バトル描写の部分で、もしかすると人によってはグロいと感じる人が居るかも知れません。血とか内臓とか欠損とか苦手な方はご注意ください。魔獣なら大丈夫だけど対人間だと苦手だという方もご注意ください。ただ、作者自身は結構マイルドな表現にしているつもりではあります。
更新は不定期です。本業が忙しくなると暫くあいだがあいてしまいます。
一話一話が文字数多くてスミマセン。スマホだと大変かと思いますがこれが作者のペースなもんで。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
淫愛家族
箕田 はる
BL
婿養子として篠山家で生活している睦紀は、結婚一年目にして妻との不仲を悩んでいた。
事あるごとに身の丈に合わない結婚かもしれないと考える睦紀だったが、以前から親交があった義父の俊政と義兄の春馬とは良好な関係を築いていた。
二人から向けられる優しさは心地よく、迷惑をかけたくないという思いから、睦紀は妻と向き合うことを決意する。
だが、同僚から渡された風俗店のカードを返し忘れてしまったことで、正しい三人の関係性が次第に壊れていく――
巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく
藍沢真啓/庚あき
BL
11月にアンダルシュノベルズ様から出版されます!
婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。
目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり……
巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。
【感想のお返事について】
感想をくださりありがとうございます。
執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。
大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。
他サイトでも公開中
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
【完結】その少年は硝子の魔術士
鏑木 うりこ
BL
神の家でステンドグラスを作っていた俺は地上に落とされた。俺の出来る事は硝子細工だけなのに。
硝子じゃお腹も膨れない!硝子じゃ魔物は倒せない!どうする、俺?!
設定はふんわりしております。
少し痛々しい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる