親に愛されなかったけど孤児院のみんなと幸せに暮らします

1章 本当の家族

大学受験…？

※空想の大学を作っています。

翌日、信一さんに勉強に関する提案をされた。

月海「大学受験？」
信一「ああ、一度受けてみないか？アメリカのアカラク大学は、大学受験をして飛び
　　　級で特待生として入ることができれば、卒論が教授に認めら次第卒業資格がも
　　　らえる。だから、テストだけアメリカに行って受けて特待生になれれば、あと
　　　は日本から卒論を送ればいい。あと、普通アメリカの大学は9月から新学期だ
　　　が、特待生用の受験は、いつでも受けれるんだ。やってみないか？」

アカラク大学って、結構有名な大学じゃなかったっけ？そんな大学、僕なんかが受かるのかな…

勇次郎「自分なんかっていうな、そんなこと思うんじゃねえ。月海は月海でいいし、
　　　　きっと受かる。もし受からなくても、また勉強しなおせばいい。時間はたく
　　　　さんあるんだからな」

あ、声に出しちゃってた…でも、そんな風に思ってくれてたんだ、、なんか安心しちゃった。

月海「うん、分かった

　　　僕、テスト受けるよ」
信一「そうか、それならまず、英語の勉強をしなきゃだな、、」



それから僕は、3か月くらい英語の勉強をして、英語が大体話せるようになった。

信一「これなら、きっとテストも英語で答えられるはずだ。よく頑張ったな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

あ、頑張ってよかった、、褒められるのってすごく嬉しいな、
それに、一週間後に飛行機に乗って、アカラク大学に行くんだ。楽しみだなぁ


一週間後

月海＆佳奈「「わぁ、すごい！」」

飛行機は初めて見るけどすごく大きくて、びっくりした。

信一「二人とも、びっくりしたか？」
月海「うん、すごくびっくりした、こんなに大きいなんて思わなかった」
佳奈「私も初めて見た！」
勇次郎「今回は二人とも飛行機に乗るのは初めてだってことで、ビジネスクラスって
　　　　いう、ちょっと良い席を用意してやったぞ！」
湖々奈「ええ、どうせなら楽しみながら行きたいからね～」
佳奈「やったぁ！」

新太「さ、とりあえず乗るぞ！パスポートは忘れてないし、トイレはさっき行った
　　　し、他の用意もちゃんとしてある、、よな？」
勇次郎「ああ、だがお前はもう少しちゃんとしろ、、月海と佳奈を見習え」
新太「はは、、それにしても、自分たちでちゃんと用意できてえらいな、二人とも」
月海「佳奈おねえちゃんに教えてもらったんだ」
佳奈「私はお姉ちゃんだから、教えてあげるの！」
湖々奈「そうなの～、二人とも凄いわね！」
勇次郎「ほら、時間が迫ってきてるし、そろそろ乗るぞ！」

飛行機の中は、どんな感じなんだろう？それに、ビジネスクラスがちょっと良い席っていうことは、普通？の席はどんな感じなんだろう？

佳奈「わあ、広いね！」
信一「まあ、ビジネスクラスだからな」
勇次郎「じゃあ、みんなちゃんと座って、最後に用意を確認しておけ、、、ちゃんと
　　　　必要なものは全部あるな？」
「「「「「うん（ああ/ええ）！」」」」」

ビジネスクラスとか関係なく、飛行機の中は見た目通りすごく広くて、初めて見る者がたくさんあって面白かった。
離陸するときには、すごく速く走って、その後にちょっとだけふわっと体が浮いて、初めて感じた感覚で、なんかわくわくした。
皆は、寝たり、本を読んだり、おしゃべりをしたりしていて、あんまり景色を見ていなかった。
景色が雲と青空だけになってからも、あまり見ずにそれぞれ好きなことをして、僕は寝かけていた。

大学ってどんなところなんだろう、楽しみだなあ、、早く着かないかなあ、