moon child

那月

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決意と意志

9P

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 普通の16歳の女の子とは思えない。無論、犯罪レベルで研究が好きすぎるただの科学者というわけでもある、まい。


 彼女が何者なのか?問いただすのは今ではない。今は、月子達がもう決断してしまった作戦についてだ。


 月子達はひそかに、繋がっている心の中で話し合いをしていたらしい。ミレイナは聞くだけだったが、賛成のようだ。レンマの手をギュッと握っている。


 結局、ライトが神から聞いた最初の作戦に戻った。だがしかし、この作戦を成功させるにはかなり無理がある。


「邪神を倒す確率を上げるには、この方法が1番なんです。問題はありますが、それも僕達がなんとかします」


「行き当たりばったり。でも頑張る、それがあたし達」


「心が壊れてしもうても、ライトやったら邪神を倒すっちゅー強い想いは体に残っとるはずや。てか待ちぃ、壱号ってアーシル言うんや!?」


「ライトニフレテワカッタ。カムイアーシル。オトコノコミタイナカンジ」


「ボーイッシュな女の子ってことか。多少胸が小さくてもそれも可愛いんだろうなぁ。俺が華麗に口説いて改心させ――」


「ザンネン、ペッタンコ」


「ぺっ!?で、でも、脚がスラッと――」


「いい加減にしなさい!!全く、ライトがいないとあなた方の漫才を止めるのは僕ですかっ…………つい、いつものようにツッコミを待ってしまったじゃないですか……」


 ショックでチユニが自分の世界に引きこもってしまっていると、プチ漫才が発生。こんな時でも笑顔になれるのは、もう癖なのかもしれない。


 ミレイナまで、話せるようになったから参加するなんて。いつもならライトがパンパンッと手を叩いて止めるのだが、彼はいない。


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