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帰宅、アタシの居場所
15P
しおりを挟む部屋の奥にあるベッドに、1歩ずつ近づいていく。布団が盛り上がっていて、眠っているのか布団が規則正しく上下しているわ。
あともう少し、3歩くらいで顔が見える。あと2歩、あと1歩。次の足を踏み出した瞬間、ガバッ!と布団がめくれ上がった。
「もー、大げさだなぁ。僕は平気だよ、ちょっと油断しただけだって」
勢いよく……ってことはなかったけど、起き上がったシャオリンはニコッと微笑む。その顔は、青白い。
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